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2011年09月11日

【歴史】レゴトレイン製品史17 1980年その5 灰レール12V(下)。列車セットに単品車両。

 灰レール時代の白眉にして革命、#7740インターシティは前回紹介しました。

 実は筆者は1980年代当時#7740の存在は知る由もありませんでした。が、2002年ころに存在を知り、こんな素晴らしきものがあったことに強く衝撃をうけたのでした。無論欲しくて堪りませんでした……。
 まぁ、自作にはまってくると物欲は収まりましたが。
(9Vでこんなの作りましたし)

 余談ですが、12V関連は今世紀に入り、ebayやbricklink等により日本にも中古品が或る程度入ってくるようになりました。読者諸兄のなかには、1970年代の4.5Vよりもこちらを身近に感じる方もいらっしゃるのでしょうね。

 今回は#7740以外の12Vのセット・車輌群の紹介になります。これも伝説に残るセットが多いのです。



●#7730 Electric Goods Train

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7730-1

 12Vの列車セット。
 曲線レール1周分。直線レール4本(2対)。蒸気機関車と貨車3両(同型)という構成。フォークリフトとミニフィグ2体入り。
 12Vセットではトランスフォーマー(パワーパック)が別売なのは青レール時代と同様。これは全ての12Vセットに当てはまります。

 蒸気機関車はCタンク。手押しセット#7710に単品の#7810とはやはり別のタイプ。注目すべきは12Vトレインモーターの「オプション」たる、ロッドを2組(4本)使って、「サイドロッド+メインロッド」を実現しているところでしょうか。12Vならではの本格性というか、本気を感じさせるところです。
 また、次の単品蒸機#7750もそうなのですが、12Vトレインモーターが特製の赤成形でした。こうした茶目っ気は9V以降では失われてしまったのが残念でなりません。

 貨車……無蓋車は赤1色でなんとなくリアル。制動室付き冷蔵車?もいま見ても良い造形です。サイロ車(粉末用ホッパー車)もユニーク。
 
 なお、組換インストも同梱であり、こんなディーゼル機関車にすることも出来ました。

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?i=4745451
 より。


●#7750 Steam Engine

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=451628

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7750-1

 単品の蒸気機関車。12Vモーター付。ヘッドライトも標準で点灯。
 この製品も#7740インターシティと共に、灰レール12Vという時代を象徴する「鉄道模型的」モデルになっていました。
 B+Bタイプの中型マレー式のテンダー機は、これまでのレゴ蒸機では勿論最大サイズ。貨物用機に見えつつも、堂々とした姿は#7740のインターシティ客車を牽かせても様になったことでしょう。勿論、ありったけの貨車を牽かせて重貨物機としても使えたでしょう……。
 パイピング関係に関しては今よりも精細なディテール。例によって組換インストもあり、3C形のタンク蒸機と、3B形のディーゼル機関車が考慮されていたようです。

 そして圧巻は当時なりの大動輪パーツ4180c05が含まれていたこと!

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=4180c05
 この部品は、このセットのみの固有部品!
 そして、BBBホイール、或いはエメラルドナイト大動輪が出てくるまでレゴには蒸機用の大動輪パーツが25年以上も供給されない時代が続いてしまったのです……。

 この路線の製品がこれのみで終わってしまったことが惜しまれてなりません。
 アイディアブック#7777には、このB-Bマレーを1C2のパシフィックにする改造例が載っておりましたが、そうした製品が引き続きリリースされていればなぁ……と思ってしまったりもするのです。
(そうして考えると、レゴトレイン初のパシフィック、#10194の偉大さが最認識されましょう……やっぱり、今はいい時代なのです)


●#7760 Diesel Shunter Locomotive

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7760-1

 単品のディーゼル機関車。トレインモーター付。
 やはり鉄道模型的な単品車両を狙った製品でした。12Vが車輌のコレクションという方向性も意識していたことが伺えます。
 ディーゼル機関車ながらロッドドライブの古目のタイプであるのは、12Vモーターの特長を生かした良いデザインですね。可愛らしくも力強くまとまった形状です。このセット自体は極めてレアなものですが、9Vなどでの再現作品も時折brickshelfで見かけます。
(但し、3幅の旧規格窓の「青」はこのセット固有ゆえ、入手は大変に難しいのですが)

 なお、12Vのロッドドライブのディーゼル機関車としては1985年のトレインセット、#7735のもあります。
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7735-1
 こちらの方がいくらか近代的なタイプになっていますね。


●#7820 Mail Van

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7820-1

 単品のボギー客車。
 用途として、明らかに#7740インターシティの増結車を想定していたのでしょう。ツートンカラーの編成に赤1色の郵便車は良きアクセントになっていたことでしょう。

 まだスライドドアはなかった時分ですから、側面ドアは倉庫やガレージなどに使われているものの流用。但し、裾の処理がうまいので違和感はありません。簡素ながらインテリアがあり、郵便パレットも付いているのは楽しいところです。
 
 なお、12Vの#7740増結用郵便車は1983年に#7819が早くも?後継品としてリリースされています。

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7819-1
 お好みは、どちら?


●#7822 Railway Station

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7822-1
 跨線橋のある、近代的な駅。
 立派ではあるのですが、跨線橋部分にパーツを取られるため、駅舎としてはシンプルな印象になってしまうのが残念ではありますね。
(なお、このセットのレールは4.5V仕様です。但し日本での発売がなかったので12Vのカテゴリに含めました)
 


●#7834 Level Crossing Manual

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7834-1
 踏切。後に驚愕の電動版もリリースされますが、まずは手動版の方から。
 警手小屋がいいデザインというか、当時の「LEGOLAND」まんまですね。もちろん踏切警手のミニフィグ付き。ロードプレートも当時の「LEGOLAND」とのシームレスを感じさせます。
 レールはなんと12V用です。無論ふさぎ板部品も含まれますので4.5V環境に組み込むことも可能ですが。


●#7861 Lighting Set Electric 12v

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7861-1
 12V専用の、ヘッドライト点灯化ユニットセット。
 1セットにライトブロック4個入りという贅沢さ?で、ヘッドライト・テールライト両方点灯で2両分の内容です。


●#7865 12V Motor

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7865-1
 自作、若しくは補充用の12Vトレインモーター単品。
 ウエイトブロックに、シリンダ1組2個、ロッド4本、中間軸1組がセット。完璧な12V動力車が造れた由。

 12Vのトレインモーターは、所謂「パワートラック」。
 これまでは12Vでも4.5V同様のごっついパックモーターに縛られていましたが、これでずいぶんスマートな形になったわけです。完全に床下に収まります。
 パワートラック形状のトレインモーターは、9V・RC・現行PowerFunctionと定着し、レゴトレインの標準であり続けています。


 さて、12V用のトレインモーターには9V用とは幾つか異なる部分があります。
・中間軸が取り付けられ、3軸台車にできます。中間軸は回転するだけのダミーで動力は伝達されませんが。
・専用のロッドが取り付けられます。ロッドは2本使えば「サイドロッド+メインロッド」の再現が可能でした。
・赤バージョンが存在しました(セットのみ)。

 なお、今から見れば4.5Vもパワートラック形状にしといてくれればなぁ……とか思うのですが、4.5Vでは基本2軸車のみ・小型車両のみの展開でしたからコスト面で見送られてしまったのでしょうね。1966年以来のごついモーターがずっと使われることになるのでした……。
 1980年の12Vの革命は偉大でしたが、4.5Vに関してはバッテリーカーが1972年登場時の古いままであったりするなど、徹底していない印象もあるのです。
posted by 関山 at 17:26| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴトレイン製品史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
月曜日ということもあり、ちょっと忙しいのでまた熱い思いは改めて語るとして・・・

青いディーゼル機関車は僕にとって卒倒ものというか、垂涎の一品です。
これですよ!これ!

今じゃデュプロにおまかせしてしまっている感のあるこの感じ。
これがほしいんです!!

ではまた改めて。
Posted by かう゛ぇ at 2011年09月12日 09:30
◆かう゛ぇ様
 青いディーゼル機関車は窓部分を工夫すれば他のシステムでも何とかはなりそうですね。PowerFunctionだとバッテリー車を別にしないと苦しいかもしれませんけど。

 ただ、この雰囲気が「製品」で欲しいというのはよく分かります。その意味で申せば翌1981年はもっと業の深そうな製品が出てきますよ(笑)。
 #7740のインターシティに#7750の大型蒸機はなんだかんだで後継製品に恵まれてますのね……。
Posted by sekiyama at 2011年09月12日 22:01
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