(そのあたり理解されて、「検閲」で通してくださったbrickshelfの管理者にも感謝をば)


http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=475090
入り口はこちらから。「87〜89年ころ」と「88〜90年ころ」が上がっています。どちらも製品封入と思しきミニサイズカタログで、どうやら当時のラインナップ全収録の模様。云うまでもなく第一線級の一次資料です。
まずは最も気になる「バーコードシステムリニアカー」より入りましょう。
当時の目玉商品であったようで、カタログでも冒頭ページの収録です(余談ですがレゴのカタログで、汽車シリーズ〜トレインが最初のページに載ってるのって、大昔のからみたことありません(笑))。

「87〜89年ころ」と「88〜90年ころ」では後者のほうが充実していますので、後者基準で解説します。
セットは既に確認されている「基本セット」「スタンダートセット」の二種。デラックスセットは流石に無かったのですね。まぁ高架駅・高架線のスタンダートセットは今見ると立派にデラックスですが。

バーコードの機能は8種類が用意されていました。Uターンが2つあれば、エンドレスではなくポイントtoポイントの直線的コースも楽しめるということになります。電源OFFなどはポイントが用意されていて留置線など作れれば機能として有効だったでしょうね……。惜しい。

こちらは「87〜89年ころ」のカタログより。「3回通過後にUターン」と「10回通過後に電源OFF」は後から追加されたということでしょうか?

部品セットも市販されていました。本気さが伺えます。
直線・曲線の他、90度のクロスレールも用意されていました。バーコードは6個で980円とやや高価だったのですね。
しかし、ポイントと単品車両がないのが今となっては惜しまれることです。リニアカーのせめて色違いがあればとか、理想を云えば形違い(貨物列車セット等)もあれば、とか。

夢のシステム大拡張! こうした画像は見たいものの一つでした!!
螺旋状のタワーはプラレールのカタログでおなじみ(笑)。プラレールだと実現されるマニアも多々おりますが、ダイヤリニアカーだと実現された方はいらっしゃるのででしょうか? プラレールやレゴは後世のマニアによって「カタログ写真以上の夢の世界」が個人レベルでも現実になってしまうケースは少なくないのですが……(苦笑)。

鉄橋はよく見るとブロックを組んで作っているのですね。
こんな複数列車運転したら絶対に衝突するでしょ! と無粋に突っ込むのはやめておきましょう。いや、バーコードシステムなら複数列車運転システムも構築不可ではありませんが。
(1本の線路を複数のセクションで区切り、セクションごとにUターンさせれば良い。簡単なようでレゴの9VとかPFでは無理。4.5Vならできますけど)
さて。
資料として分量が多大であるため、「長期シリーズ」になりますことお赦しください。
また、併せてmo-bo様のブログからのダイヤブロック史紹介も続けさせていただきます。こっちも書きたいこと多々ですので。
資料と機会を下さった、mo-bo様、Mugen様の両氏に改めて感謝を申し上げます。
今後も、引き続きお願い申し上げます。
カタログはとても良いですね!!
正確な情報と、ブロックのレイアウトに夢が詰まっていて、素晴らしい資料です。
貴重なものを拝見させていただきました。
ダイヤブロックの99〜00年のカタログが出てきましたが、この時代の電車は小さくて自動で動かず、組み立てた物をマット上で遊ぶ物でした。
デラックスはありませんでしたか。
以前のお話の8000円のデッドストック品は、一応定価より安いのですね笑
返信して頂いたコメントに「シールタイプのゴムシートを貼るのはどうか?」とアドバイスをして下さりましたが、シールタイプのゴムシートはどのような場所で購入出来るのでしょうか?
私のブログの記事を使用される時に、欲しい写真アングルや、何か要望があれば可能な限り(ほとんど何も出来ませんが)対応するので、何かありましたら声を掛けて下さい。
全然関係ないですけど今回のウィンタービレッジは郵便局#10222らしいですよ楽しみですね(^^)
cbb(クリックブリックブック)によるとCITYのアドベントカレンダーは10月発売とのこと(´艸`)
年代は特定できなかったので推測です。(90年では無さそう?)見ての通り87〜89年のは表紙がないです(汗)。表紙の裏にはスタンダードセットが載っていたのだと思われます。サイズはレゴのカタログと同じ位で、当時は店頭に毎年置いてありました。今では中々見かけなくなりましたが・・・(寂)。
レールやバーコードセットは一年後位に出たようで、その時にバーコード2種類が追加されたようです。
レイアウトの写真は楽しいですね〜。勾配レールはバラ売りされてなかったので、タワーを再現するのは大変そう(笑)。リニアカーが踏切で止まっている所もちょっと面白いです。
シリーズ化されるのですね。今後も楽しみにしております(^^
車軸が外せて、径が合うものがあればO-リングがいいかもしれません。東急ハンズの材料コーナーにあります。水中カメラの防水ケースのパッキンや、日用品にも使われているので他のところで見つかるかも知れません。
似たようなものはプラレールの補修部品にもありますが径や幅が合うかわかりませんね。これはビックカメラで売られているのを見たことがあります。
シールタイプがあるかはよくわかりませんが、ゴムシートなら、よくあるDIY店にあると思います。両面テープで貼り付ければ安上がりではないでしょうか。幅に合わせて切断できるか、あるいは最初から幅が合うものがあるかどうかですね。
あとは卓球のラケットのラバーも、自転車のチューブも使えそうな気がしますね。
今もダイヤブロックには蒸機と新幹線がありますが、これも電動じゃない小さなモデルになってしまいましたね。低価格で買いやすくという方向なのでしょうが……。
ダイヤの現行品に関しては、機会を見て記したいなぁと思っています(みんなのまちや未来冒険シリーズに関しては完全に縮小してしまっていますが……)。
リニアカーの価格は当時の電子回路てんこ盛りにしては頑張っているでしょうね。今ならもっとコストダウンも出来るのでしょうけれど。
ゴムシートに関してはTN-FACTORY氏のレスのほうが参考になります。薄いゴム系素材なら何でもいけそうな気はするのですが……。車輪が外せるか外せないかで使える素材も変わってきてしまいそうです(外せるなら極端な話、輪ゴムでも使えそうですね)。
あと、写真に関してご配慮ありがとうございます。いや、もう十分すぎるほどのボリュームであると思います。如いて申せば、箱のあるものは箱裏画像があると製品の特徴や、レゴにもあった「箱裏組換モデル」も分かって好都合ではあるのですが。
◆アンドレ様
#10222は初耳でした。早速調べましたが未だ画像は出てきていないのですね。あのウィンターシリーズも定着しつつ有りますね。
◆Mugen様
ほんとうに貴重です。この種のものは残存数が少ない上に、公表されるケースも少ないので、brickshelfという見やすい場所で公開される意義は大きいと思います。
サイズは思ったより大きいのですね。あと店頭配布でしたか。最近では、ダイヤのカタログは自分も見つけたことはありません
リニアカーに踏切というのはナイスなツッコミですよ(笑)。あと、坂レールの別売もあってもよかったかもですね。
シリーズ化はゆっくり展開ですがお赦しください。レゴブログなのにダイヤの記事が続くのもまずいですから(笑)。
(でも、ナノブロックのアフィ貼ったら意外とクリックしてもらえるのかしら?)
◆TN-FACTORY様
ゴム系の製品って、身近な割に、この種の修繕に使おうとしたらベストなものが見つかりにくい……という性格ありますよね。詳細なアドバイスありがとうございます。
実はレゴの4.5v辺りもゴムリングの劣化は重要な問題ですし、9Vも車輪にゴムがある以上、地雷は抱えているわけで……。レゴな人も基にしなければいけないのかも。
リニアカーは非分解タイプなので、ゴムを切ってタイヤの溝に合わせて貼るしか出来ないようです。
ゴムはDIY店で探してみます。
ご丁寧な回答ありがとうございましたm(_ _)m
リニアカーしか完全な状態で箱は残っていないのですが、説明書や切り抜きした箱の写真を見る限り、組換モデルは写っていないようです。
リニアカーの箱裏は後々載せてみます。
リニアカー修理出来ればいいですね。動力車のモーターは元気なようですから、フルに走れれば楽しそうです。
箱裏画像、ご協力お願いします。
なお、組換モデルですがリニアカーベーシックセットの箱画像を見ると、右下に掲載されているみたいです。
だからダイヤでも、当時のレゴ同様に載っているものと思っておりましたが……?