
4月1日に発表・発注開始された衝撃のアイテム、遂に手許に届きました!
注文殺到により、発送が4月19日以降になると云われていましたが、それから1週間で届きました。フットワークが軽いですね♪
(画像置き場はこちら<検閲中>)
過去関連記事はこちら。
4/1【レゴ製品:トレイン】Me-modelsの本気? 9Vトレインレール! 9Vは不滅……いや新時代!
4/2【レゴ製品:トレイン】Me-modelsレールの写真入りレビュウ
4/5【考察】Me-modelsの「革命」。レゴトレインは「鉄道模型」になれるのか?
4/10【考察】あれが欲しいこれが欲しい。Me-modelsとかにもとめるもの

こんな箱で届きました。
大きい箱ですが、USPSのファーストクラス(名前に反して一番安い航空便)は、制約サイズまでなら料金は純粋に重量のみでの課金だったりしますので料金には無関係。

中身。今回は茶色枕木の6本入ボックスと、ハーフ長の1パックをオーダー。

パッケージは予想以上に立派なもので驚かされます。箱やパックも格好良いので飾って置きたくなる。ちゃんと「商品」としての体裁が整えられているのですね。
これを店頭に並べているところがあったら……一度、行ってみたいです。

中身。左の枕木はレゴ純正品です。パッキングはジップロックというところが良心的であり、中小メーカー的であり……。

通電補助用のアルミテープとその使い方。
「ひょっとして、レール同士のつなぎ目での接触に難があるのでは?」と不安にさせられます。飽くまで補助用のようですが?
「英文」のドキュメントが堂々と入る辺りは、国際性重視で文字情報を排している本家とは違うところです。

組み立ては簡単です。そしてレールと枕木を合わせていくのが凄く、楽しい!
なお、一度組み立てたら9Vレール同様に「軌框」状態にしておけます。完全に解体する必要のあった4.5V/12Vのような取り扱いの面倒はありません。
この意味でも、4.5V/12Vと9Vの「イイトコどり」した規格ですね。

レールそのものはアルミにしては硬度があり、組み立てで曲がるようなことはありません。また手にアルミ粉がつくようなこともありません。金属の質感が心地良いです。

ルックスは素晴らしいの一言! あとで記す重量感も含めてレールが金属無垢であることの嬉しさよ。アルミの渋さもあり、純正9Vよりずっと高級感があります。
9V環境持っていない方でもディスプレイ用レールとして導入の値打ちありましょう。

機関車乗せるとこんな感じ。蒸機には茶枕木が似合います。
リアルな鉄道というより、良い意味での「鉄道模型的」雰囲気かもしれません。
さて、懸念の通電性能です。
先の「通電補助用テープ」の件がありましたので、取り敢えず6本つないで通電確認 なんの問題もありません! 純正品同様の走行性能です。
なお、まだ未確認なのは以下の点です。
・耐久性
・長くつないだ場合の通電性能
・ステンレス製レールとの間の「電蝕」問題
ここは今後のレポート待ちですね。

なお、意外な欠点がありました。レール底面形状が異なりますので、レゴ社純正のフィーダー線(9V給電ケーブル)がハマらないです。給電部分は純正品の9Vレール使う必要があります。まぁこの種の社外品使う方ならなんとでも出来る部分ですが(笑)。
あと、精度はレゴ社基準ではやや難ありです。机の上など平面上に置くと数本で1ミリ程度「浮く」のが分かります。
でも、これは部品の精度というよりは「組立式」という構造に起因しているのでしょう。どうしても組み立て部は隙間がコンマミリ単位で発生しますから。
勿論基礎板などに貼りつけてしまえば気にならない問題です。絨毯や畳の上でも(たぶん)同様。
そんなわけで、実用には差し障りありません。
アルミ無垢のレールですから、それなりに重量があります。
棚から足の上に落とすとかなり痛いので注意! 特にレール先端が裸足の上に落ちると(涙)。ここは純正9Vとは違うところです。
あと、意外と送料が掛かってしまうのも問題。Me-modelsのサイトで送料も計算できるのですが、初めは「高すぎる!」と思いました。でも、アメリカの郵便のサイトで重量とか確認すると請求通りで間違いないのですね。ここは大量購入時に問題になるかもしれません。
(物凄い大量だと、送料も格安になってくるのですが)
でも、質感とか重量感というメリットも大きい。ここはトレードオフと考えましょう。
以上を踏まえての結論ですが、オススメです。
プレミア価格の純正9V直線レールの代替としても、優れたルックス活かしてディスプレイ用レールとしても、またジオラマ用レールとしても。まだ試していませんがナローゲージ用にも使えそうですし。
ハーフや2倍規格のレールも嬉しいところ。そして5月にリリースの大曲線レールも期待できそう!
http://www.me-models.com/store/index.php?cPath=22_57&osCsid=1ae8cdd7bcc6b32fb748f8d831079c7c
現在のシステムリストはこちら。
購入は以下へ(Me-Models。英語。支払Paypal)。
http://www.me-models.com/store/index.php
また、直接購入に自信のない方はカンザンブリックでも扱います(日本語日本円)。
http://kanbri.ocnk.net/
個人的にはこの種の事業は応援したい。売れれば次の企画だって通りやすくなるでしょう。
命運を分けるのは貴方のクリックですよ?
枕木のカラーも二色あるのはとても良いと思います。
レビューにあるようにフィーダー線が入らないのは盲点でした。
まぁ外見重視でレイアウト全てをこのレールだけで組むなら考えないとならないですが、延長用なら問題ないですね。
あとはラインナップが揃う事を願います。
そうすれば日本でも買う人は出てくるでしょう♪
と気になっていたところでした。
人気商品なので、入手まで時間がかかったと言うのは、
画像の質感を見る限り納得です。
「棚から足の上に落とすとかなり痛いので注意!」と言うのは、
その姿を想像して、思わず笑ってしまいました。(失礼しました。)
茶色、いいですよ! 今後撮影用は全部コレにしたいくらい。
フィーダー線ですが、よく考えればレールの裏面にポッチ入りますから、通常の通電ポッチケーブル使う手もありますね。
(まだ試してないですが)
ラインナップ、大径カーブは取り寄せテストしてみたいところです。予定品というと、×4直線はなかなか破壊力ありそうですよね……重量とか(笑)。
◆エフ様
出たばかりですから、ウチのように「お試し」購入も多いのでしょうね。試されるのは寧ろ今後なのでしょう。
質感は素晴らしいです。ステンレス薄板貼りの9Vレールと比べてでさえそれですから、全プラのRC/PFレールとは比較になりません……。
棚の上から……というのは実話です(笑)。軽い9Vレールのつもりで3本か4本組んだまま持ち上げたらレールのジョイントが自重で外れて以下略。レールというのが元来は「重い」物であることを文字通り痛感させられた次第(笑)。
フィーダーがだめですか。
今後のラインナップに接点のしっかりしたフィーダーレールも出るといいな。
>足の上に落とす
床に落としても変形しないのか気になりました。裸足の上でよかったのかも。
>「電蝕」問題
ここにアルミの腐食について記述あります。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/33986.html
アルミナ被膜となってないなら他の金属と水分には非常に弱いってことですね。このレールはアルミナ被膜になっているかどうか気になりました。
>通常の通電ポッチケーブル使う手
通電ポッチケーブルで済むなら、うまくやればレゴ社純正のフィーダー線より目立たなくできるし、台車の装飾にも干渉しないので良い方法に思えますね。
箱からして舶来の鉄道模型の雰囲気があります。
高い割にやすっちい感がする舶来物は買ったことはありませんでしたが、日本の模型と少し違った雰囲気は好きでした。
このレールを見ていてちょっと前にリークされていた貨物列車に12Vのレールが一部使われていたことを思い出しましたよ。
フィーダーはユーザの「各自工夫のこと」で何とかなってしまうものですから、あんまり考えなくてもいいような気はしますが……。
カタログは小さなポストカードですが、このメーカーの雰囲気をうまく伝えています。ただ、今後はレールラインナップのカタログも欲しくなってきますよね。
◆Tn-factory様
床に落として変形はありませんでした。アルミと云っても硬いです。表面加工に関しては分かりませんが、粉っぽくはないので何らかの処理は行っていると思いたいです。
>台車の装飾にも干渉しない
たしかに! 切実な問題です。
ところでフィーダー線に関する一番荒っぽい解消方法は「レールに直に半田付け」ですが(爆)、アルミにハンダは付くんでしょうか……? 純正のステンレスの方は付いてくれましたけど。
◆shipwreck様
いや、いろいろな意味で鉄道模型的だと思います。
箱の雰囲気は凄く良いんですよ。これなら鉄道模型中心のお店の店頭にあってもおもちゃっぽく見えないでしょうね。そういうルートでも流通したらさぞかし……。まぁ日本では無理でしょうけれど。
http://www.me-models.com/store/newsdesk_info.php?newsdesk_id=17&osCsid=n2ijiofcq8k1qptgem1ra3svm3
ははははは。本家で紹介していただきました。というか、ウチが読まれているのか……文字通り世界は狭すぎます。ああ迂闊なことは書けません(笑)。それに「記事書くからサンプル呉れ」なんて云うのも書けませんね(爆)。
願わくは、こんな記事でも売上に貢献できますことを!