http://www.flickr.com/photos/fbtbnet/sets/72157625941937951/
やはり情報源はfbtb殿のflickrフォルダより。
今回はじめて発表されたという、アメリカの玩具大手ハスブロ社のブロック玩具。

http://www.flickr.com/photos/fbtbnet/5451223194/
なんというか、いろいろなことを考えさせられます。
まず、ポッチ周りはレゴとの互換性あるのでしょうか?
(以下、互換ありを前提に話を進めます)
レゴのポッチに関しては意匠権やら特許権は否定する判決が既に出ておりますので、大手の玩具メーカーがレゴ互換ブロックに進出(再進出。nintendoとかw)しても可笑しくはないのです。まぁ既に日本では天下のバンダイがメガブロック扱って久しいので、何を今更なのかもしれませんけど。
その意味で考えるとレゴ互換ブロックはさして驚異にはならないのかもしれません。
メガの大味さや設計センスの皆無さ。
メガの触ってわかる品質の低さ、ならですが(スチロール樹脂じゃなかろうか? レゴのABSと違って)。
でも、上の写真見る限り設計センスはメガよりずっと良さそうです。大味感控えめで幾らかの精細感はありますから。
ただ……フロントのバンパー部の2×8プレートでいきなり湯口が確認できるのはちょっと引っ掛かりますね。品質面においてはやはり驚異足りえないのかも。

http://www.flickr.com/photos/fbtbnet/5450607573/
上のトラックはこのロボットに変形するようですね。というかトランスフォーマーがテーマなのですね。
ロボ状態だと頭とか拳とかが「メガ的」な印象が強くなります。やはり驚異にあらず?

http://www.flickr.com/photos/fbtbnet/5451520586/
ミニフィグ。足の可動範囲はレゴのより大きそうです。まぁほかはツッコミどころだらけですが。
上半身と下半身の接合には精度の低さを感じますし、色使いや雰囲気にも品格がない。
そんなわけで、正直ほっとした気分です。
ほっとすると同時に残念な気もしています。
企画力でもデザインでも、そして品質でもレゴを脅かすようなレベルの互換ブロック玩具はあってもよいんじゃないかというのが個人的な意見。
今のレゴ社が実現出来ていない数々のテーマ。1980年代的なシンプルな造形とか、パラドゥサ的な女児向けミニフィグスケール路線、単品の鉄道車両、マイナーな版権作品(日本のアニメや特撮、ゲームも含む)。
そうしたテーマを#10000番代、或いはクリエイター的な精細な路線でデザインし、高品質なパーツで世界に供給。内外価格差だって控えめに(笑)。
もちろん、製品の供給だけではダメです。
レゴ同様にファンコミュニティを育てること。
ファンコミュニティが「bricklink」「peeron」的な情報及びパーツ流通サイトを作るまでになること。もちろん数々のイベントも公式非公式に……。
……ああ、やはり我々はレゴに期待し続けるしかないのですね(苦笑)。
上の妄想をいくら推し進めても、レゴ以外の企業(に限らず個人でもNGOでも何でもいいのですが)がレゴの世界に食い込む方法はちょっと思いつきませんから。
結局、ハスブロやバンダイでさえ「焼畑農法」になってしまうのでしょうね(笑)。
>ほっとすると同時に残念な気もしています。
他の玩具会社の意識の違いもあると思います。
所詮『おもちゃ』の他所と妥協を許さなかったLEGO創業者。
今もその意識のままであるかと問われれば、
LEGOも決して完璧ではなく、このキットは………orzなモノも
ありますが、立っている階層がそもそも違うと思います。
LEGOがあるから他所もある…とは言い過ぎかも知れませんが、
他所がやっていける(商売になってるのか?ですが)のはLEGOがあったから、
と時々拝見するパチモンレゴの画像を見ていて感じます。
まぁ頑張りたまへと苦笑を禁じ得ませんが┐(´ー`)┌
それにしても画像のミニフィグ(テストショットかプロダクトモデルかは?)は
ヒドいです(笑)
たしかに、意識というか階層が違いすぎますよね……。
(レゴより高尚な?プレモとかもありますけど、レゴほど市場が大きくないのが現状ですしね)
一時期のアレとかアレにしても(笑)、やはりレゴはレゴでしたし。
やはりレゴは孤高なんだと思います。それ故のファン層なのでしょうね。
残念?なのは日本の河田はいいとこいけそうなのに、その先にいけないところ。パーツバラ売りとか過去製品のデータベースの欠如がダイヤの限界なんだなぁと思ったりするわけですがこの辺は別の機会にでも……。
◆アンドレ様
そんな互換品メーカーが? と思って調べてみたらショップで2002頃の製品売ってるんですね。今のレゴトレインの充実は嬉しいのですが、単品客貨車に関しては2002−2004頃のほうが恵まれてたんだなぁといまさらながら。
トランスフォーマーは昔から好きなジャンルだったので、
不鮮明な画像が出た時は、「いよいよ実写TFのレゴが出るのか!?」と、
ちょっと期待してた時期もあったり(笑)
>ロボットに変形
ダイヤブロック版は完全変形でしたが、こちらは組み換えでロボットモードになるようですね。
TFとしては少々物足りなく感じてしまいますが、TF自体がハズブロのブランドなので、
「完全変形するトイが欲しい人は通常ラインのものを買ってね」とうことなのかも?
>フィグの色使いや雰囲気に品格がない。
ファンの目で見ると結構欲しくなっちゃうんですけどねー(苦笑)
スタースクリームは悪のTF軍団「ディセプティコン」のNo.2にあたり、
「謀反を企ててNo.1になろうとするも毎回失敗ばかりな野心家」、
といった具合のキャラクターなので、雰囲気(特に表情)は狙ってのものかと思います。
配色もやや簡略化はされていますが、概ね初代に準じたものになっています。
http://www.takaratomy.co.jp/products/TF/products/mp/mp-usa.html
運転会ではすごい作品見せていただきました。
トランスフォーマーはさすがにレゴに版権でてこないだろうと思ったら、ダイヤには既にあったんですね。それは知りませんでした。
今度のは組換変形ですか……更にがっかり。
(で、河田への評価も上がりそうです。ただ、ダイヤはレゴほどにファンが組織化されておらず、そこで差がつけられているような気がします。ほんとに惜しい。レゴの次に偉大なブロック玩具ですのに。ああこの辺でも「考察」1本書けますね)
品格に関しては誤解があったかもしれません。ファンの方には申し訳ない書き方になってしまいました。
表情とかは良いのですけど、本文にも記した精度の低さであるとか、またレゴとは違うカラーパレットとか、微妙に感じられる素材差異とかで品がなく見えてしまったと言う感じで。
だからスタースクリームというキャラをレゴ社がミニフィグにしたら、もっと素敵なものになると思うのです。高い精度に欧州的なカラーパレット、手慣れたディフォルメで。