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2010年11月12日

【鉄道作品】ドイツ国有鉄道78形。高速タンク機関車を自走させる

[制作:2010年11月]
 先に予告記事「蒸機造りながら……」で扱った機関車がこちらになります。


●先ずはプロトタイプについて


http://en.wikipedia.org/wiki/Prussian_T_18
(英語。他にも実物写真あり)
 1912−1927年(日本で言えば8620/9600の世代)に534両が製造された高速旅客用タンク機関車。タンク機関車は支線区用や入換用というイメージが強いのですが、ドイツには78形のほか数形式の高速旅客用タンク機関車が存在しています(究極は流線型の61形でしょうか)。78形は1975年のドイツ蒸機の末期まで活躍しましたが、それだけ万能に使いやすい機関車だったのでしょう。勿論、今も動態保存機があります。

 スタイリング的には後の制式機群よりも細くてスマートな缶胴、丸みの大きなユニークなキャブ、前後で一直線に通ったランボードが特徴でしょうか。優雅な古典機と、力強くもマッチョな制式機の過渡期の機関車というのが推し量れましょう。

 なお都市間の(中距離)高速列車用のタンク機関車というのは日本ではおなじみなさそうにみえて、実はC11の元来の製造意図もこうした高速列車用でした。電化前(或いは戦後の電力事情が悪い状況下)の関西や中京ではC11が「快速列車」として使われていました。C11は動輪径も1520mmあり、D51等の1400mmよりも大きかったのも忘れてはなりません。その意味でC10/C11とBR78は通じるものを感じます。



●レゴ化にあたって





http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=451531
(他にも写真あり。検閲済)

 Masai氏に先は越されてしまったものの「PowerFunctionならできる! 一両で自走できるタンク機関車」というのが命題でした。ただプロトタイプの78形はPF以前から何となく目をつけていた形式でしたが。後の制式機群よりやや設計が古くて好みの形状であること、都市間高速用ということでタンク機にしては大きな動輪が魅力的でしたから。
 78形が都合よいのは2C2という車軸配置のお陰でタンク機にしては比較的大柄であること。これなら「電池BOX」「受光ユニット」「PF-Mモーター」を比較的容易に?押しこむことができそう? 但し、缶胴部を4幅にしたいがため電池BOXの収容隠蔽に気を配る必要があるのは自明でした。
 そんなわけで、先ずは電池BOXの収容位置から機関車の形を詰めることになります。幸いにもサンドタンクで隠せて重量配分的にも理想的な中央部に押し込み、サイドタンクで隠せない部分はパネル部品で覆うことで外から見えないようにできました。
 受光ユニットはキャブの後半+コールバンカー部分に押し込んでいます。ここもはみ出した部分はパネルで隠蔽です。受光部は炭庫上部に顔を出すように。
 モーターはキャブ内に縦置きも考えたものの、縦置きモーターは既に何例もやってて技術的チャレンジ感がありません(苦笑)。機関車前部、先輪と第一動輪の上に横置きとしました。この微妙なポジションだとモーターの殆どがランボードとメインロッドのスライドバーで隠せて好都合でした。
 

 機関車の足回りのみ。左が後ろ、右が前。
 余裕があるようで、意外とキツキツです。箱モノ(電機など)だともっと配置に自由度あるのでしょうが。
 あと、モーターの真下で先台車が余裕持って動くのも分かりますかと。


 モーター周辺。12歯ギアから8歯ギア、再度12歯ギアへ下ろし、12歯の小べへルギアで第一動輪に伝達。あとはロッド駆動で。実は縦置きならべへルギア1段で済みますのでもっとシンプルに出来るのですが(苦笑)。
 ギア比はMモーターからの等速ですが、速度・パワー共に不満ありません。やはりPF-Mモーターは史上最も扱いやすくて低価格なレゴモーターでしょう。


 機関車を裏から。先台車と従台車はほぼ同じ造りです。左右旋回と、左右褶動の2自由度持たせています。
 なお、従台車は取り付けにあたり上部に1プレート隙間を入れています。こうしないと動輪に重量が十分に掛からず空転しがちになりますので。

 動輪・従輪は手持ち品の関係でBBBホイール使っています。ゴムなどはありませんがバッテリーの重量の関係できっちり「粘着」します。
 メインロッドはシリンダバーとスライドバーを兼ねた簡易な造りで妥協しています。まぁ実績のある確実な方式ということで。


 上まわりはそっくりそのまま外すことができます。メンテナンス性抜群♪
 ディテールは極度には凝らず、「それらしく見えりゃ」程度。一直線のランボードは動輪に阻害されないようバーを側面につけて再現しました。
 ちょっと気になっているのは煙室扉が些か小さめのこと。Φ4のプレートも今はありますから何らかの改修は考えています。


 電池BOXのスイッチ部に簡単にアクセス出来るのは自慢。ただいま電源ON!


 キャブは殆ど機器で埋まっていますが、申し分程度にフィグを載せるスペースあり。
 それにしても、ドイツ蒸機の「黒+赤」は限りなくレゴの原風景的配色じゃありませんか! この色の機関車がレゴの製品から消えて20年も経ってしまっているんですね……。

 さて。残る問題は客車ですか(笑)。
 この機関車に似合いそうなダークグリーンのちょっと野暮ったい客車(3等車と2/3等の合造車みたいな編成)が欲しいところなんですが、レゴ的には未だ敷居高い題材なんですよねぇ(苦笑)。
 エメラルドナイトの後継製品は、是非とも黒と赤のドイツ蒸機がダークグリーンのドイツ客車を牽くような構成にしていただきたいものです(勿論、客車は別売ありで)。
posted by 関山 at 19:33| Comment(10) | TrackBack(0) | 鉄道作品(欧州形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
格好良すぎます。
特に私のツボではまったところは、ガワだけの画像です。
しっかり組んであるのが一目瞭然ですね。

それとPFを1組しか持っていない者としては、
ガワが外れることにより
他の車両にすぐ電池ボックス等を移植可能なことです。

この蒸気機関車・・・売って下さい!(笑)
Posted by エフ at 2010年11月12日 22:06
まずいですね・・・ここのブログ閲覧してくるとどんどん機関車が美しく見えてくるから困るヽ(´ー`)ノ

その中でも特に蒸気は見慣れてくると機能美の集合体ってことが分かってきて男心を実にくすぐりますね(´ι _`;)

だがトレインに手を出せば食費が無くなるのは必定っ・・・!
Posted by ときしらず at 2010年11月13日 00:43
シンプルながら、かっこよさがにじみ出ている作品ですね♪
riskyのつぼにはまってます!!
BBBホイールがあるといいなぁ!!
やっぱり、ロッドのついている車輪は素敵です(^^

やっぱり関山さんの作品を見るとビルドの意欲がわいてきます♪
Posted by risky at 2010年11月13日 12:59
連投で申し訳ないです(^^;
客車が別売りって考えればいいですよね!
好きなだけつなげられる・・・・
客車の別売は賛成ですね!!
Posted by risky at 2010年11月13日 13:01
◆エフ様
 お売りしても宜しいですよ(笑)。冗談だとは思いますが(笑)。
 車体が完全に外せる構造は半分偶然半分必然ですね。メンテナンスは必ず必要なので要所要所は外せるように……と思って作っていったら、車体がまるごと外せることに半ばで気がついてしまったと。
 PowerFunction機器の使い回しはウチでも重要な課題です(確か4組はあるはずなんですが幾らあっても足りない)。使い回しの容易さも大事ですね。

 PowerFunction機器は国内だと高いですよねぇ……手軽な入手手段がひらければよいのですが。


◆ときしらず様
「蒸気は見慣れてくると機能美の集合体」まさにそのとおり! 自分の鉄道趣味歴には殆ど蒸機がなく、身近なのは電車と電機ばかりではありましたが、レゴで作るようになって蒸機の良さがますます分かってきたような気がします。

>トレインに手を出せば食費が無くなるのは必定っ・・・!
 あれ? 今までレゴのために食費や呑み代削られてなかったんですか(笑)。ウチは削れるだけ削ってますが……(苦笑)。


◆risky様
 ご褒め下さりありがとうございます。
 蒸機はロッドの有る無しは大違いですね。慣れるまでちょっと苦労する箇所ですが、何作も造ると「あって当たり前」になってきます(笑)。
 貴方のトレイン作品にも期待しております……。

 あと、客車別売は切実な願いです。好きなだけ繋げられるということは、それだけ売れてレゴ社も我々もwin-winになれますのに(笑)。
Posted by sekiyama at 2010年11月13日 19:44
完成おめでとう御座います。
黒と赤のコントラストが美しいです! キレイにまとまって、流石です!!
機関車だけで自走するって、良いですね。他の車両の自由度が高くなるし、取扱いし易いし。あと、先台車と従台車の組み方、これ重要ですね(^_^) 参考にさせて頂きます。
今後の客車も、期待しています!
Posted by m&m at 2010年11月13日 21:18
どこかで見たと思ったら、水曜日に見せてくれた機関車でないですか(笑
やはりドイツ機はいいですね。さらに完成度が高いとなれば最高!
この間はお世話になりました。
昨日名古屋に帰ってきてBBBXLを触って寝たAPです…
Posted by AP at 2010年11月13日 23:05
◆m&m様
 先台車と従台車の重要性、気がつかれるとは流石です。
 ここは本当に悩みどころですので。

 黒と赤というのは、1969年ころより1980年代までのレゴトレインの機関車(=蒸機)の定番でした。やっぱり良い色です。
 機関車だけの自走は理想なのですが、機器を分割するのもまた重要な割り切りですからね(笑)。ここは大事に合わせた割り切りが寛容なのでしょう。


◆AP様
 ええ、アレです。水曜日はお疲れ様でした。
 AP様のドイツ形もしばらく拝見していませんので楽しみだったりします。BBB-XL活かして是非とも!
 ちなみに自分の分のBBB-XLも手許に届きましたが、予想以上の出来の良い部品……蒸機動輪においてはBBBは未だまだ不滅と思い直した次第ですよ。
Posted by sekiyama at 2010年11月14日 00:17
ガワを付けた状態の造形美と、ガワを外した状態の機能美。いずれも素晴らしいです。
拍手!
Posted by 五十川芳仁 at 2010年11月15日 08:52
◆五十川様
 機能美という言葉を貴方から頂けるとは光栄です。最小限のスペースに機構を押し込むと必然なのかもしれませんけれど……。
 トレインとテクニックは近いように見えて遠かったのが9Vまででしたが(肝心な部分で互換性がない……!)、PowerFunctionでずっと距離が近寄ったのは嬉しいことですね。
Posted by sekiyama at 2010年11月15日 21:38
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