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2010年08月31日

【鉄道作品】改造キハユニ一番の美形? 国鉄キハユニ16


[制作2010年4月]


 他の写真は以下に。
http://www.brickshelf.com/gallery/sekiyama/clocodile/JNR/JNR-DMU/KiHaYuNi16/

 キハユニ16は1953年に製造された電気式気動車(キハ44100)を、1956年に液体式に改造。その際に郵便荷物合造車(キハユニ)化した車で、広義のキハ17系に入ります。
 多々形式・形状のあった電気式改造のキハユニの中では、前面二つ窓の湘南顔に2扉というスタイルが実に端正な印象。外形だけ見るとヨーロピアンな印象もあり、惚れ惚れとさせられます。
 しかし、郵便・荷物を一つの扉で扱ってた訳ですから使い勝手はさぞかし悪かったそうで。そのうえ台車は醜悪と言える乗り心地だったらしいDT19、クロスシートは背の低い簡易型……荷扱者にも郵政担当者にも客にもさぞかしハズレ車だったに違いありません。まぁ、その割には1980年ころまで長生きしてるんですが。

 なお、1978年ころには急行「きのくに」の先頭に連結された姿が多く記録されています。仮にも湘南顔、仮にも流線型で二つ扉の車は急行列車の先頭でサマになっていたに違いありません……さすがに荷物車代用で客扱いはしていなかったようですが。

 で、マイナーな車の割に妙に人気はあるのか、画像検索はヒットしやすいですね。「きのくに」の先頭で風切ってる写真も出てきます。



●制作にあたって
 先のキハ55編成作ったときに、なんか編成美を微妙に賑やかにしちゃう車は欲しいなぁと考えてました。急行形と通勤形、最新型と最旧型でも平気で繋いでしまうカオスこそが国鉄気動車の編成美ってやつですから。
 当然、なるべくヘンなのをと考えてました。ほぼ1両ごとに形状違うキハ17系の荷物車郵便車合造車あれこれ検討しましたが、スタイルの端正さでわりとあっさりキハユニ16に決定。
 いや、荷物扉とかあると面倒で正直レゴで作りにくいなというのも本音ですが(苦笑)。

 さて……湘南顔はレゴで作りにくいと云われてきた形状です。
 だからこそ2006年に京急500、2007年にEF58で克服してきたのですが、流石にあの頃の手法は無理を感じてました。66度スロープ使うと角度が急になり過ぎてしまうんですね。スマートすぎて別の車に見えてしまう。湘南顔はもっと田舎臭いんですよ!
 で、今回はやや手を変え、スロープ抜きで表現しました。上半分で出来る隙間は「三角マド」と割りきっています(国鉄の湘南顔気動車にはないけどw)。下半分の隙間は……まぁ今後の課題ということで。あと、それこそ京急500とか600とか700のような車体裾まで傾斜している形状なのは……こればかりはどうしょうもない。個人的に京急500とかの顔が好きなんで、制作者の嗜好からなおさないと無理かも(笑)。


 湘南顔の内部構造はこんな感じでし。割とあっさりパーツ数控えめで。

 もうひとつの問題はバス窓。窓廻り・窓枠はクリーム色ですからキハ55と同じ手は使えません。ここで大得意?の「ハンドル付きタイル」が登場! ガラスなし吹き抜けで開放状態の再現になりますが(笑)、17系気動車特有のどこか重苦しい窓まわりが再現できたんじゃないかと……。また、この系列の特徴ウインドシルは黒線表現で誤魔化していますが、実物写真見ても黒い細線が塗装してあるように見えますしね(苦しい言い訳)。


 端正なサイドビュー。郵便室の窓埋めも高ポイント。


 背の低いクロスシートの、ショボ目の車内。右手は郵便室。
 どうでもいいんですが、板張りの床をフローリングと高そうな言い方するようになったのはいつ頃からなのやら? 昔はリノリュウムの方がずっと高級品でしたのに。
 

 ショボい台車DT19。事実上軸ばねのみで枕ばねなし。レゴだと残念ながら鞍つきの軸ばね部まで再現できず。
 
 床下機器は床下に伸びる排気管がポイント。


●あとがき 気動車は楽し!
 古くは1950年代かそれ以前の車、新しくは1980年代かそれ以降の車でも。
 通勤形・一般形・準急形・急行形。更には社車。
 一般ツートン・首都圏色・急行色。
 普通車・郵便車・荷物車にその辺の合造車、急行ならグリーン車もあり。

 このへんをゴチャ混ぜに繋いで走らせられる全盛期国鉄形気動車の魅力はヤバイですね。まぁ自分がカメラ持って一人旅する頃にはキハ17系列はおろかキハ20系列・キハ55系列まで消えたあとでしたから、これまで気動車の魅力は忘れかけていたというか、「手の届かなかったご馳走」だったのですが……。
 でも、手が届かなかったからこそ手許でモデルで楽しめばいいということでもあります。
 そして、1両ごとを手作りしなければならないLegoゲージに向いた題材なんだなとも。好きな特定形式を1両だけ造っても編成に組み込める。そんな車をかき集めて何時かは長大編成にだってできる。この辺は「固定編成」を一気に仕立てること考えねばならない電車の類よりも敷居は低く楽しめる。
(厳密に考えるとは実物の配置区とかも意識する必要はあるんですが。製品ならともかく、「作品」なら「好き」が優先でいいような気がします……)

 現状、未だ着手していませんが造りたいのが数形式あります(で、それができた頃には更に造りたいネタが出てくるんでしょう……)。急行に普通、さらなるゴチャ混ぜ編成目指して……。


 社車を先頭に、キハユニを中間に組み込んだヘンな編成。これでも可笑しくないのが気動車の魅力。
(……キハユニ16は長崎とか早岐とかの配置無かったぞとマニアックに突っ込むの禁止)

 ところで、皆様はこの編成ではどの車に乗りたいですか? 回転クロスのキハ26 400か、はたまた冷房車でエアサスのキハ2600か……敢えてDT19の硬い乗り心地にショボい座席のキハユニをマニアックに選ぶか?
posted by 関山 at 04:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 先頭正面の斜面部分の台車への結合方法は参考になります。当方は80年代の組み方から成長していなので。

 床下機器へのこだわり、さすがです。実物を知らないとできないですね。
Posted by honobono at 2010年10月23日 11:06
◆honobono様
 全面2枚窓の半流線型というのは1950−70年代の鉄道車両ではお約束のようによくある形状なので(有名になったのが湘南電車……今の東海道線普通列車用の国鉄80系後期車ゆえ、「湘南顔」という俗名があります)、克服は重要課題でした。

 それはそうと、1980年代の組み方順守は今の目で見ると却って新鮮であり、また伝統遵守の価値があるようにも思うのです。その辺を意識・意図されるのもまた作風ではないかと思う由です。
(トリッキーなことに慣れると、トラッドを忘れます。自戒の意味で……)

 床下機器はエンジンとか変速機などの機械の役割理解していると作ってて楽しいですし、また実物にもマニアックな知識付いてきますね。
Posted by sekiyama at 2010年10月24日 01:29
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