ただ、日本語版カタログは近年のものしかなく、昔の日本のレゴ状況を知りうるような古いものは見つからないはずでした。
あるところにはあるものです。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=128360
stevebd氏提供の、1967年(昭和43年)のレゴ日本語カタログ。
鉄道業界的には「ヨン・サン・トウ」の直前。新幹線は新大阪まで。上野駅にさえ蒸機が出入してて都電も玉電も健在。でも東北本線は全線電化で、京王線には冷房通勤車がデビウするかしないかという時代。アニメじゃTVアニメはモノクロからカラーへの転換期、劇場アニメ(まんが映画、ですね。この時代は)は東映動画で宮崎駿とかが「太陽の王子ホルスの大冒険」作ってた頃ですよ! ……って喩えがディープですか。
あらゆる面で今というか、(自分がレゴを知った)1970年代後半とは違います。 車はレゴで組むものではなく、ミニカーを使用。
セットは「基本セット」のほかは少数派。
(しかし#321「道化師」は今見ても斬新、大人向けのデザイン! バーのカウンターが似合う?)
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=321-1
そしてカタログの後半を彩るはバラ売りパーツセット。
残念ながら、僅かなペーシ数。
貴重な情報たる「価格」も明示されています。まぁ「高価であったんだろうな」位の推測しか出来ません……当時の物価や所得水準とかと対照するのも一面的な見方に過ぎないでしょうし。所得水準はともかく高度経済成長下であり、高いものでも無理して買うことに意義はあった時代ではあります(今の中国でレゴが売れているように)。
他の時代も見つからないかしらん?
やはり思い入れがあるのは「日本レゴ株式会社」時代の1970年代後半〜80年代前半なんですよね……。
70年代後半〜のカタログなど見つかるといいですね。
ご返事遅れて失礼します。
レゴの凄いところは、かなり貴重な資料でも「さり気なく」見つかることなんですよね(それが死蔵されず、brickshelfで共有される文化も素晴らしい)。とはいえ、日本語のカタログはそうそう出てくるものでもないのですけど。
70年代後半〜80年代カタログは引き続き探します。
あと、日本レゴ株式会社刊のフリーペーパー「レゴ新聞」もお持ちの方、公開して下さりませんか? 1978〜1980頃出てたと記憶するんですけど……。