ちなみに所要時間は4時間。組んだ時間とさして変わらず(笑)。

Before

After
このサイズの写真じゃ分からないですね……。詳細は以下へ。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=381972
●問題点とリフォームのポイント
屋根の先・軒が1ブロック分飛び出していないのは、レゴ建物的に許せません。
リアルティに欠けるし、重量感がなく、薄っぺらい感じもします。
また、建物自体を一回り小さく見せてしまうので、損な感じもします。
鍛冶屋については、2階への階段がまったく無いのが説得力に欠けています。
宿屋については外階段があるものの、外階段にはドアが無く素通しです。
上記の解消のため、建物の外形(製品のイメージ)を壊さない程度に「最小限」の工事を行いました。
●鍛冶屋の改修
屋根先を1ブロック分出すため、壁を1ブロック分低くしました。但し軒先部分だけは茶色の逆スロープの表現を生かすため、雨どい?設けて屋根を切り上げた形にしています(ここも屋根を切り下げていたら平板で鈍重な印象になったと思います)。
関連してヒンジ位置の変更。
屋根先を出すと、建物間に隙間が出来ますので1階のカマドの煙突を、ちょっと立体的に1ブロック外に出してみました。煙突そのものも1ブロックかさ上げ。
あとは、2階への階段取り付け。
厩のうち、片方のアーチをツブしてしまい(収容力半減ですが気にしない)、そこに内階段を設けてしまいます。厩としての扉が機能しているのもポイント。階段取り付けの関係で建物内側のアーチは1ブロックかさ上げしてあります。不ぞろいなのもリアルってことで(笑)。
2階の床には穴を設け、そのままだとやや無用心なので上げ蓋をつけました。

鍛冶屋には、2階への階段を新設。説得力説得力(笑)
●宿屋の改修
軒先を1ブロック分出しました。
(と、一言で書くと簡単ですが屋根部分総バラシです……)
もちろんヒンジ位置の変更も。
この建物でも2階部分の煙突を1ブロック外に出し、立体的にして、更に1ブロックかさ上げした由。煙突の先が屋根より低いのってなんか心情的に許せないものがあるんですよ(笑)。
地味な部分ですが、側面の小さい出窓には、角スロープの下にレール付プレートで雨樋表現を行っています。
そして、ドア取り付け。はじめは使おうと思っていたドア部品(普通の1978年以来の見慣れた家ドア)の左右の向きが逆なので諦めかけましたが、この建物の1階同様「内開き」にすれば良いと気が付き事なしをえました。
屋根の上端は、ポチスロ黒で形を整えてます。
●困ったぞ?
さて。
屋根先や軒を出すと、ヒンジ位置を変え、建物間に隙間をあける必要が出てきます。
施工当初は、建物を閉じた状態と180度開いた状態のみを前提にして、隙間できるのは気にせず着手しました。このどちらかの状態なら隙間は気になりませんので。
しかし、#10193のカタログ写真などをみると90度とか、或いは半端な角度開いた状態のものが少なくありません。角地などの表現として考えると捨てがたいモード、機能です。ただ、この状態だと隙間ができると建物として妙な状態になってしまいます。
製品としての機能を損なわないことがリフォームのコンセプト。建物のヒンジ部分に「柱」をいれ、開いた状態でも隙間が埋まるようにしました(当初の予定外なので時間食いました……)。
閉じた状態だと、やや「柱」が目立ちますが、まぁ平板に見せないための装飾も兼ねているということで。
●まとめ
建物に重量感とか説得力が生まれ、改造前にあった軽さとかハリボテ感を拭い去ることはできたかと。
あと、屋根の先・軒を出した分建物が一回り大きく見えるようになったのも役得。これは閉じた状態だと顕著ですね。
もともとが凄い製品であるがゆえ、僅かな?改修で強烈にパワーアップすることを実感しました。
やはりレゴはどんな良い製品・濃い製品であっても弄ってなんぼ、なんですね。
「創る楽しさいっぱい」
「各自工夫のこと」
ですよ。

屋根の端を「改善」すると、ここまで存在感が出てくるってもの!



最近、良く拝見させていただいております。
LEGOトレインの製品は、持っていないのですが
自分で作った町並みの中を自分が作った列車が
走る光景は、まさに「世界の車窓から」という
感じで楽しそうですね。(^_^)
LEGOのテクニック系はどうも好きになれない
(ちょっと抵抗がある)のですが、LEGOトレイン
ならシステム系に近い!?感じがしますので
興味が湧きました。
中世城下町、ほんとワクワクする製品ですね。
改修後の建物を詳しく見させて頂きました。
屋根と煙突の側面がとても立体的になって
いますね、すご〜い!
自分もすごく欲しくなりました(^^)/
でも、国内販売の可能性は低いんですよね・・・
以前の記事での「個人輸入編」参考にして
私も(自己責任で)S@Hで購入を考えたいと思います。
こちらこそはじめまして。ご拝読有難うございます。
>自分で作った町並みの中を自分が作った列車が走る光景
市販の鉄道模型と同じ楽しみではあるのですが、建物も列車も自分で組んだ(或いは自分で設計からした)ものであるというのが違いでしょうね。あとは大きさとか。
テクニックへの抵抗……は分かりますよ。純粋なテクニックの「製品」は出来のよさは認めても、どうも購買意欲は沸きにくいです(善し悪しと好き嫌いは別と言うことで)。
但し、テクニックの動きとかメカとかを「システム(普通のブロック)」と融合させるのはとても面白いんです。#10194のような蒸気機関車の足回りに限らず、実際に機能するクレーン動かしたり、はたまたお城の城門を開閉させたりと。
ですから、偏見もたれずに付き合うと案外面白いです。
それはさておき。
トレインに興味もたれたなら、是非チャレンジなさって見てください。不幸にも新作#10194の国内価格はボッタクリですが、個人輸入という手もあります。また、今なら9Vも間に合いますよ。
質問とかあれば、またコメントください。
改造作へのコメント有難うございます。
製品自体は素晴らしいのですけど、不満点あればユーザレベルで或る程度修正できるのがやはりレゴのいいところだと思うんですよね。
個人輸入の方も、頑張ってみてください。頑張る価値はあると思いますよ。
画像でもはっきり違いが分かるくらいですから、実物はさらに立体的かつ緻密な印象…なんでしょうね。レゴは画像のみでしか見れない毎日なので、そろそろ感触を忘れそうです。
基本的に原色さえあれば良い…と思っていたのですが、濃茶色やダークタンが魅力的ですね。中途半端だと思っていた青22号(笑)が引き立って見えます。あまり縁の無い世界観ですが、手にしてみたいです。
「改修前の製品素組がテーマパークの書割」うわ、云いえて妙! 先に#10193は素晴らしいと絶賛しつつも、どこか引っかかり続けたのはこの辺の問題なのかもと再認識した次第。問題の本質を付いているような気がします。
>製品のイメージと完成度を損なわずに手を入れる
ご誉め下さり感謝です。オリジナルのイメージを損ねてないとのことでほっとしました。
製品の改修は、改修するに足る魅力を持つ製品ならでは、ですね。改修する気にもならない製品だとどうにも(苦笑)。愛してるが故の改修・改造とでも言えばよいのか。
>基本的に原色さえあれば良い…と思っていたのですが、
意図的に意地悪な言い方すれば、最近のレゴ全般は中間色のパワーに頼りすぎているのかもしれないですね。自分は中間色スキーなので現状大歓迎なはずだったんですが、ダークタンや濃茶色は正直微妙に感じています。いい色だけに、安易に頼るなよ! とも。
とはいえ、中間色が基本色を逆に引き立てるような使い方があるのも事実ですね(BFTの建物作品には散見されました)。やっぱり現状肯定でしょうか(笑)。
あと、青22号、今は手に入れやすくなりましたからあれこれ画策できそうですね(笑)。
MMVの修正にもさっと取り組み、結果を出せる行動力は実にうらやましいです。 素敵な素材を前にしてまどろんでいるだけでなく、自分の世界を作っていきたいと思わされました。 ありがとうございます。
コメント有難うございます。
レゴ系ブログが全体に元気ないなぁ……というのは同感です。だからこそ、更新頑張ってる次第。また元気になってくればいいなぁと思うよしです。
MMV…#10193ですね(笑)。その略もありましたか。もし日本で売るとなるとどんな商品名になるんでしょう?
修正は、未だ誰も手がけていなかった(brickshelf見る限り)……というのもモチベーション刺激されました(笑)。また、もう1セットあるので何か改造改築できないか模索中です。
最後になりましたが、logos様の作品にも期待しております。