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2006年03月27日

メトロ-クロコダイルは山を越える?/ついでに北米電鉄事情

 最近挙がっていたJeanG様の作品
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=174143
 は#4558(#10001?)メトロライナーのクロコダイルアレンジという、ゲテモノというか、ぶっ飛んだ発想の作品でした。
 しかして意外なほどにまとまりがよく、その雰囲気に大陸横断のロッキー山脈越えの電気機関車を感じたもの。メトロライナー色≒アムトラック色ですから、電化区間がアムトラック統合後の1971年以降も残っていたら…とか想像の余地があります。
 そうなると、自分なりに作ってみたいという誘惑にも駆られます。
 思えばメトロライナーの前頭部とかドアとかパーツ箱の中で腐れて久しく、勿体無くて解体できない(笑)#10002のクラブカーも長期休車状態。牽かせるメトロライナーカラーの機関車が必要な事情もありました。そうなれば、話は早いと一夜で完成と。

 さて、ここでアメリカの電気鉄道事情について触れておきます。インタアーバンは日本の私鉄電車に相当し、国電に相当するのがNYCやペンシィの都市近郊電化区間(今は公営化)、後は地下鉄・LRTなどの公営交通(Bartもこの仲間)と。
 しかし、長距離鉄道の電化区間というのは、かつては流線形GG-1が、後には初代電車に二代目客レの「METROLINER」、今もTGV「ACERA」が走るニューヨーク-ワシントン間位しかありません。
 日本で例えるなら、私鉄電車と公営交通、東京と大阪の国電、東京〜大阪間のみ電化という状況なのがアメリカの電気鉄道です。あくまで特殊な鉄道、特殊な機関車、という認識されているのが伺えるかのよう。

 さてさて、「特殊な鉄道、特殊な機関車」は本領を発揮するのは都市近郊よりもむしろ山岳区間でした。日本の場合でも最初の電化区間は碓氷峠…そして1956年の東海道線全線電化以前に中央本線・上越線・奥羽本線・仙山線と電化された由。して、山奥には不似合いな電気機関車の一大基地も置かれたのです。
 これは蒸気機関車時代のアメリカも同様でした。今は完全にディーゼル化されてしまいましたが、大陸横断の山越え区間では電気機関車を使っていたルートがあったのです。グレートノーザン鉄道の113km(1929~1956)と、ミルウォーキー鉄道の1000km(1917〜1974)です。
 
 そうした線区の機関車に関しては写真をご覧頂いたほうが早いでしょう。
http://www.northeast.railfan.net/electric1.html
 雄大、そして時に異形な電気機関車たち。その重厚感はロシアも含む欧州機にはない雰囲気。山越えとはいえ距離が距離ですから(ミルウォーキー鉄道だけで、東京〜下関間に相当!)所用輌数もそれなりに多かった筈で、基地や機関車の交換駅は相当の賑わいを見せていたことでしょう。

 電化の廃止に関しては諸説云われますが、列車密度の低い割に電化設備を維持するコストが大きかったからと。あと電気式ディーゼル機関車の性能が過信されたのもあるのでしょうか。
 社会的・環境的な意味は兎も角、趣味的にはこうした電化区間は生き延びて欲しかったものです。

×   ×   ×   ×

 と、いうわけで本題に戻ります。設定としては上記事情を加味し、
「グレートノーザンorミルウォーキーの電化廃止はなかった」
「アムトラックが、その線区で旅客列車を運行している」
「1980年代に、老朽化した関節式電機の足回りを流用して車体・機器は新造した」
という風に固めてみました。関節式電機、すなわちクロコダイルはミルウォーキー鉄道のEP-2が該当しますから、アメリカに居ても不自然ではありません。あと車体・機器更新の可能性は慢性貧乏なアムトラックなら在り得ると勝手に想像と(回生制動つけて、機関車が下り勾配で発電した電気代を貨物鉄道会社に売る、なんてシチュエーションは貧乏くさくていいですねぇ)。

 そんなことを考えながら、デッチあげたのが以下。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=175404
 長さや足回りの構造は、「お約束」?に従い#4551に合わせてみました。独自に設計するのが面倒だったのはありますが、お陰で無理なくすんなり走ります。流石にロッドドライブとかは最初から考えませんでした…メトロヘッドとの組み合わせではゲテモノ度が許容範囲を超えますから(苦笑)。
 ボンネット部には前方視界を妨げない程度にいろいろ機器を載せています。今風の更新機という設定ですからエアインテイクは今風のものと。適度なボリューム感になりました。

 中間車体は特に記すことはないのですが、前頭部とのバランスとる意味で上半分は黒としています。短い車体なのでドアは点対称の配置。個人的趣味で「紋章」は入れていますがここだけはヨーロピアン?
 カラーリングは意図的に髄所に新灰色・新濃灰も組み合わせています。車体は旧灰・足回りは新灰とか分けると、違和感がないと思うのですが。
 パンタグラフは、G@ひたひた氏考案のテクニックパーツ用いたゴツいワンアーム式。現代アメリカ機には実に似合うこと!
 ちなみに現状モーター非組み込み(準備工事あり)、内装未設置です。点検ドア開閉のギミックもないのでウチの機関車としてはかなり手抜き。せめて運転台は作ろうと思っていますが。

 なんだかんだで組みながら
「うーんGG-1(ペンシルバニア鉄道の本線用)に見えるな」
「うーんEP-2(ミルウォーキー鉄道。山岳用)にも見えるな」
 とか妄想というか自己満足はできました。アメリカのファンから見ると「ふざけるな!」といった妄想でしょうけれど(苦笑)。GG-1もEP-2も何時かはマジメに作って懺悔したいとも思ったのでした(笑)。何時になるか分かりませんけど…。

<参考>
http://homepage3.nifty.com/tract/title.htm
アメリカ電気鉄道史
特に
http://homepage3.nifty.com/tract/emainline.htm
6.近郊電車線、都市高速鉄道、路面電車

http://www5f.biglobe.ne.jp/~travel-100years/travelguide_213.htm
ミルウォーキー鉄道の電化区間
posted by 関山 at 19:53| Comment(8) | TrackBack(0) | 鉄道作品(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

クロコのアムトラックVer. 案外スマートに見えますね。
ラインより上がほとんど黒なので凸感の印象スポイルされてるのでしょうか。
路面軌道を走る最近のLRTのような洒落た感じです。
こういった、「もしも今○○が○○だったら…」みたいな設定って、微妙に現実感があって好きですよ。
大井川のアプトみたいに、何らかの理由でこういった特殊区間が復活すると楽しいのに。
それにしても、電機が好きな身としては、アメリカの長大な非電化区間って退屈…。
Posted by G@ひたひた at 2006年03月28日 17:44

◆G@ひたひた様
 お久しぶりです。コメント、そしてパンタグラフのアイディア有難う御座います。

 スマートに見えるのは車高が上がり過ぎないように意識したためでしょうか。アメリカ型を意識しながら、欧州型でも通じる雰囲気は意識しましたので。あと、御察しのとおり配色での効果も大きいものでした。黒は偉大です(笑)。
 
>「もしも今○○が○○だったら…」みたいな設定
 この種のお遊びって、昔のTMSではよく見られたと記憶します。今でも良質な架空鉄道サイトでは散見されますよね。

>アメリカの長大な非電化区間って退屈
 私も同感です。
 レゴでも製品化されているEMDタイプやGP38はどうも好きになれない……勿論、今のGENESIS辺りもダメ。ディーゼル機関車そのものは嫌いじゃないんですが、規格化・量産化されすぎてて魅力には欠けますかねぇ。DL好きの方には申し訳ないのですが…。
Posted by sekiyama at 2006年03月29日 02:19

なかなかカッコイイですね。なんかイマドキのカーデザインに通じるものを感じます。もし実機があったらシルバーのつや消しで3次曲面とエッジの効いたボディーで・・なんて想像を画き立てます。

GG-1はメルクリンのカタログでは[Loewys Crocodile.]なんて記載がありますが、アレもクロコダイルなのね。

GG-1大好き@なも
Posted by なも at 2006年03月30日 10:29

◆なも様
 今時、というよりは1980年代のイメージです。レゴのメトロライナー自体が1980年代のかっこいい電車、のイメージだったと思いますから。
 今時、を意識するともっと丸みの多いスタイルになるでしょうね。今時、のレゴのパーツなら作れてしまいそうですが。21世紀的なクロコダイルエンジンというのも面白そうなテーマではあります。

 それにしても、最近はGG1やフランスの凸型機(私のCFL3600もその仲間)も、凸型機ならなんでもクロコダイルという風潮なんですね。古い感覚から云えば、「凸型の関節機」じゃないとクロコダイルとは認めたくないのですが……。
 それはそうと、走るカマボコことミルウォーキー鉄道EP2なら立派にアメリカンクロコダイルと云えるでしょう(足回りは関節式)。スタイリングに関してはGG-1とは対極にあるシロモノですが。これも格好いい! といえると病気です多分。

<a href="http://images.google.com/images?svnum=10&amp;hl=ja&amp;lr=&amp;q=EP2++Milwaukee&amp;btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2" target="_blank">http://images.google.com/images?svnum=10&amp;hl=ja&amp;lr=&amp;q=EP2++Milwaukee&amp;btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2</a>

レゴで造られた方、既におりますね(笑)。
Posted by sekiyama at 2006年03月30日 20:45

はじめまして。
米国のグレートノーザン鉄道が好きで、ブログを書いております。誠に勝手ながら、関山鉄道さんのこのページを小生のブログで紹介させていただきました。
<a href="http://blog.goo.ne.jp/jackojichan/e/8b24f90aa459e80288e2d295c3630359" target="_blank">http://blog.goo.ne.jp/jackojichan/e/8b24f90aa459e80288e2d295c3630359</a>
ご容赦ください。
よろしければ、小生のブログも覗きにおいでください。
Posted by Jackおじちゃん at 2006年05月10日 22:28

◆Jackおじちゃん様
 コメントと紹介、有難う御座います。
 海外鉄道大好きですので、ブログの方は早速拝見させていただきました。バックナンバーやリンク先を観るので暫くは「おなかいっぱい」になれそうです。
 時折実物鉄道ネタも記したいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

 あと、この手の「自由形」は御好きでしょうか? 昔の「TMS」「とれいん(ロゴがひらがなの時代)」を読む楽しさというのは、優れた自由形の作例を拝見することにあったと思っています……個人的には。
Posted by sekiyama at 2006年05月11日 00:14

関山鉄道さん
小生のブログへの早速の素敵なコメントありがとうございます。恐縮ですが、ブログに転載させていただきました。

自由形大好きです。小生も若いころは自由形をたくさん作っていました。TMSにも投稿したりしてました。ちなみに小生の鉄道会社の名前は「鈴谷鉄道(すずがやてつどう)」です。
Posted by Jackおじちゃん at 2006年05月11日 22:55

◆Jackおじちゃん様
 改めてご紹介に感謝します。
 自由形車輛も製作後、未発表のものが多々ありますので、近々発表させていただきますね。欧州型ベースを日本型に見立てたもの中心ですが、インタアーバンもどきもありますので。

 何はともあれ、鉄道模型側の方にレゴトレインに関心を持っていただけたのは大変に喜ばしいことです。今後ともよろしくお願いします。
Posted by sekiyama at 2006年05月12日 19:23
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