静岡鉄道駿遠線。掛川と袋井を海沿いにえらく遠回りして結んでいた、軽便鉄道としては日本最長級の路線でした。1970年までに全線廃止されてしまったのですが。
そこには蒸気機関車を改造(足回りを再利用)の自社製の怪しげなディーゼル機関車がごろごろ。当時のファンからつけられた渾名が「蒙古の戦車」。
この戦車がチャリオットの方なのか(蒙古は馬車文化はないぞ!)、はたまた日本軍が満蒙に持ち込んでいたタンク(チハとか?)の方なのか分かりませんが、まぁどちらとも取れる造形でありました(笑)

5幅で全長14ポッチの小さなモデルです。
そこに、あの独自のフォルムを巧く再現する。ボンネット曲面が堪りません。そしてどことなくとぼけた表情も。ここは実物より可愛いかも?
ミニフィグ比でサイズ感伝わってきます。

サイドビュウ。
機関車には受光ユニットとPf-Mモータを搭載しています。単4電池boxのみを付帯の有蓋車側に持たせているのですね。
ボンネットはモータでいっぱい
キャブの後ろは受光ユニットがはみ出てますが、この割り切りは気になりません。純正のみ魔改造なしでもここまでできるんでんすね。

貨車が小柄に収まってます。4幅プラスアルファ。妻面の斜め補強が良い味です。足回りも巧く隠してる。

客車1両引いて。この世界観が堪りませんね。
背景も含めて、コダクロームな色合いなのも。<<続きを読む>>