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2022年05月30日

【作品紹介】ジョージレモン様の茨城交通の気動車たち。鮮やかなる、ローカル。

 近年、カラーでの地方私鉄の写真集が増えてきました。

 実は1960年代からカラーで撮りだしてる方は増えているはずなのですが、当時の雑誌(……鉄道ピクトリアルと、ようやく創刊された頃の鉄道ファン)ではカラーなんてごく僅か、表紙と巻頭1ページのみ。
 新車グラフと精々人気あの有りそうな国鉄や大手私鉄などでいっぱいいっぱい。
 地方私鉄のカラー写真は、多くは撮影者の下で眠りつづけるしかなかったのでした。



 さて。
 茨城交通の鉄道線。今も残る湊線の他茨城線など数線。

 ここの気動車やら付随客車は1964年ころから1970年ころまで、それはもう、鮮やかな色に塗られていたのですが、それが広く知られるようになったのもまた近年のようです。
(更に余計なこと申せば。モノクロ写真などでの記事や出版物でも、色への記述を避けていたものが多かったですよね。色は伝えるのが難しいといえど、これは古人の怠慢と言わざるを得ないのです……)

 それはさておき。


 ジョージレモン様の作品です。

 お馴染みキハ41000払い下げのケハ45と。
 ちょっと変わったキハ41000系?のケハ502組合せです。

<<続きを読む>>
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2022年05月29日

【作品紹介】アイン様の北総開発鉄道 7000形。「未来、明るい未来!」の電車。


 鋭角的な感じと、ブルーの塗色。
 あの時代の「未来、明るい未来!」を鮮烈に、示してくれるのです。
 それは1970年代の停滞感を吹き飛ばしてくれるもので、ありました。

 先方の記事
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12745172887.html
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12745310460.html


 さて。鉄道といえば常に開発の尖兵であったのですが。
 しかし日本の鉄道史で、「開発」を名乗った会社は2つ。

 岩手開発鉄道。貨物専業です。1067mm軌間非電化単線。今も盛業中。
 北総開発鉄道。こちらは旅客専業。1435mm軌間電化複線。

 社名はいつの間にか「開発」が取れてしまいましたが、むろん盛業中。


 1979年の部分開通に始まります、当初は都心部への接続ルートがなく、新京成鉄道への直通で松戸に接続しておりました。

 その際にデビュウしたのがこの7000形電車。
 新規の開業線ということで、駅構内などのデザインワークに相当なこだわりを見せ、当然車輛もまた画期的なものに。
(とはいえ、6連が3本のみ。新規開業線は新京成の吊り掛け電車のほうが多く見られたそうですが……)

 逆スラントの形状は、フランスのモノマネと言うよりは寧ろ、通勤電車に巧く取り込んだものでありました。デザイン上は不利な要素となりうる貫通扉も含めて整えた形状。完成された完璧な形状でありました。

 意欲的なのは前面だけでなく、<<続きを読む>>
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2022年05月28日

【作品紹介】ぱんにゃ様の485系「華」。デュプロ規格のジョイフルトレイン

 485系「華」は最後に残ったお座敷列車編成であり、また485系電車の一つでもあります。
 通常トレインとしては、既にMugen氏作品がありますが、今度はぱんにゃ様が、お得意のデュプロ規格で制作されてきました。



 ころころ、可愛い。
 しかし、8幅ならではの存在感とリアルティのある解釈なのです。

 前面は、丸みたっぷり。
 前面窓のフチ部分の黒処理、精密感を与え、全体を引き締める。

 サイドは3x4のパネルで窓にしていますが、お陰で内部がよく見えます。とても楽しそうな!


 3両編成。デュプロ規格はこのバランスがいい感じですね。
 ダークパープル、この列車のためにあるような色です。

 この列車以外の使いみちがちょっと見つからないのは残念でありますが(笑)


 足回りの隠し方も手練でありますね。
 デュプロの急カーブも似合うのです。

 インテリアも作られています。

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2022年05月27日

【作品紹介ナロー】5udon様の下津井電鉄 2000系 メリーベル号

 下津井電鉄も最後の最後で飛躍しようとして、頑張れなかった軽便鉄道でした。

 2000系電車は1988年製。瀬戸大橋開通効果で観光鉄道として盛り上がろうとするも、うまくいかずに早期の損切り。
 1990年の末に全線廃止されてしまったのでした。

 その象徴的存在であった「メリーベル号」2000系電車の活動は実質3年未満でしたし、早期に編成から外されたサハ2201はどれほど活躍したのか?

 積極策を応援したいところと。
 なにか半端で駄目だったところ。難しいなと思わされるのです。
(今思えば、せっかくの児島駅がJRに接続できなかったのが残念なことでした)


 5udon様のは、6幅のナロー作品です。

 軽便としては大柄ですから、6幅も正解でしょう。
 ダミーデッキのある前面、良い雰囲気です。「ベル」もあります。
 カウキャッチャ迄付いていたんですね。グリルタイルで精細な出来。

 側面は2x2窓による表現です。近代的電車ですから正解でしょう。
 台車枠も精密なものです。ナローのメリット顕れる。


 3両編成。左からモハ2001 サハ2201 クハ2101。
 

 ダミーのダブルルーフなど、丁寧な造形ですね。


 モハ2001
 ドア凹みの表現あり。また後ろ寄りの解放部分の手すりが丁寧な表現です。クリップとバーの密度が「濃い!」

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2022年05月24日

【作品紹介】超豆茸様の新潟地区の電車(1) E129系と115系一次新潟色。「好感度高き新車」「凝った塗り分け」

 1978年の旧型車全廃以降。
 新潟地区の電車は、長らく115系の天下が続いておりました。一応165系の普通転用とか、それを置き換えたE127系もありましたが少数派。

 大きな変化が始まったのが、2014年のE129系電車の導入。
 新潟地区の直流電化区間全てに運用が広がり、他車をすべて置き換える。
 2015-16年ころに一気に勢力を拡大。そして、最終増備は2022年3月。

 新型イコール、ネガティブなイメージ持たれるのですが(苦笑)、E129系に関してはスタイルも接客設備は悪い感じはないのですね。理想的な、地方都市圏向け車輛でありましょうか。

 寧ろ、新潟地区に導入がとどまっているのが残念です。
 211系の代替に、増えていって欲しい車輛だとは思うのですが。4ドア車のE131系よりも相応しい線区も多いでしょうに。



 超豆茸様の、E129系。
 新しい時代の「近郊型」であります。

 前頭部は斜めのライン、グリルスロープへのタイルはさみこみで表現してしまってます。繊細な印象の貫通幌枠。
 額縁は無理にツライチにせず、はみ出し許容の化一尺ですが。でも、この系列らしい拡幅車体の表現になっているのですよね。裾だけ6ジャストになってるのは巧い処理です。


 4連口と2連口あります。これは2連。

 側面のすっきり感。3ドアと言うだけで、これだけのエレガント。
 帯色は解釈の割れそうなピンクですが、ブライトピンクで正解に思えます。コーラルだとちょっと彩度高いかも知れません。


 4連口。
 信越線や上越線での活躍のイメージが強いのですが、むろん、弥彦線など新潟の支線区でも広く運用されてる由。

 合理性は評価できる一方、誤乗など乗車面の案内は丁寧なものが要されそうで、そこへの配慮はあってもよいのかも……ですね。


 6連運用も多いようです。
 願わくば、追加投入での混雑の緩和なのですが。


 新旧の出会い。新津あたりでしょうか? ホームが一杯の拠点駅。

 115系は、一次新潟色です。国鉄末期に行われたもので、1990年代には気動車にまで及びました。その後引退間際に復刻塗装もなされたようです。

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2022年05月23日

【作品紹介】ひろどり様の「リゾートクルーザー」。ミッキーバスの2022年。

 俗に言われる「ミッキーバス」ですね。東京特殊車体さんの改造車です。今時珍しいコーチビルダー系特装バスとして価値のあるもの。

 拙作が2016年にあります。
http://legotrain.seesaa.net/article/437633029.html

 また、6幅・8幅などの作品もある模様……。把握できていないのですが。

 久々の、5幅での作品です。


 全長はやや短めに。かわいく。

 拙作の6年前とのパーツ事情の変化とか意識させられます。
 無論、解釈の方向性も。車体裾の丸み表現はには唸らされます。


 参考。拙作です。比較の意味で


 前面は流麗ですね。部品選定に目鱗ですよ。
 
 側面のミッキー意匠。流石にここは不透明のタイル処理です。おかげでミッキーらしさがより強調されておりますね。真ん中の丸タイルにトランスブラックがリリースされたら……差し替えたら完璧かも知れません。


 後部。ツルッと丸く絞り込み。です。

 テールライトのミッキー形をハートマークで見立てますとは……。

 ミッキー形の窓以外、フラッシュサーフェス化されてるのも羨望感じさせます。


 内部はほぼ補強構造で埋まっているようですが、1席のみ乗車部分あるようですね。
 この全長の中で寧ろよく頑張った……と!


 実物と並んで。

 実は、拙作造った6年前に資料集めてて。
 その頃からリゾートクルーザーは簡易版……改造規模を減らした簡素版が出てきて、すごく残念な気分になっていたのです。
 挙句の果てには、普通のノンステバスを塗り替えただけのやつまで出てくる始末。

 もう、凝った改造車のリゾートクルーザーは昔話なのかなとと思っていたのです。

 でも。夢の国は裏切らなかったのでした。
 今もこの形で新車は導入されているようなのですね。
(流石に2ドア車のみのようですが……)

 「本物」が蘇ってるからこそ、簡易改造車などもバリエーションとして追いかける楽しさもありそうです。
 資料収集兼ねての浦安での現地撮影、自分も行ってみようかしら……。
 
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2022年05月22日

【自動車作品】リモコン操作の5幅バス。cadaマイクロモーター使用。




 5月3日・4日のHMR2022に合わせて作った、4wlcならぬ、5wlcの5幅バスです。

 車体は1950-60年代のメルセデス・ベンツ風に。

 思えば、2014年の初の5幅バス試作品もメルセデス・ベンツ風でしたから、潜在意識の中で好きな車種なのかも知れません(笑)。
 欧州では一般的なものであり、日本にもごく少数が輸入されていたようですね。


 色は欧州らしいもの、とおもったら。気がついたら東武特急みたいな色に(笑)。
 きっとトク500や、1700系の白帯特急から乗り継ぐお客さんを乗せるのかもしれません?


 さて。中身のほうが気になる方も多いでしょう。

 それならば。5月2日の夕方に取り掛かり、深夜に出来上がった、開発記をば。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 ます。動作検証モデルです。

 30分でつくりあげ、「これで行ける!」と確証。

 左が後。右が前。
 左が駆動用。右がステアリング用のモータです。
 
 駆動はともかく、ステッリングはシンプルに割り切りました。戻し機能も無いので、ハンドル切ったら微小な操作で戻さねばなりません。輪ゴムなどで戻しは可能かもしれませんが、時間的制約であっさり断念。

 なお、脳内却下したのは装軌車(キャタピラ)的な、左右独立駆動とかでした。
 そっちに進んでたらどうなったんでしょうね?


 とにかく。これで動くと。そしてステアリングも出来る。ラックピニオンなんて贅沢ではなくて、ゴムタイヤ摩擦って乱暴さですが。


 裏面。

 ステアリングユニットの取付と、あと駆動システムがわかりますよね。
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2022年05月20日

【作品紹介】たむちん様の「4幅モノレール」公開。ミニマムサイズの可動モデル。

 前回記事 2020年01月05日 2年越しの開発でしたとは……!
https://t.co/b71aZKQX3S



 恐らく最小の「動くモノレール」作品であります。

 なんと4幅ジャストです。突出部もほとんどありません。

 軌条幅も、1幅。1x2のブロックとプレートで構成された極限のもの。

 流石に車体は「都市交通」というよりは、遊園地の乗り物を想定したかのような雰囲気です。こんなモノレール、1960−70年代の遊園地にはありましたよね?


 4両編成で。2両目にPUハブ格納。3両目が動力車です。
 
 魔改造されないのがたむちん様の流儀ですが、流石にPUハブにはステッカーで塗装表現を与えておられますね。
 それでも、青白ツートンの車体は美しいものであります。

 シンプルな造形に見えて、スカートの絞り込みとか<<続きを読む>>
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2022年05月19日

【作品紹介】zumi様の熊本電鉄5000形。「つるんと、ころんと」手コロ走行のマスコット!

 マスコット系作品でも、「フィグが乗れる」と存在感が変わってきます。



 その意味で、zumi様の地元題材の「SL人吉」は皆をあっと言わせたものでありました。
 その続編も、またご地元の名車、熊本電鉄5000形です。


 言わずとしれた東急5000系「アオガエル」の譲渡車であり、最後の現役車でもありました。
 引退して久しいのですけども、しかし構内運転可能な状態で残されているのも嬉しいことです。

 緑の、丸っこく、可愛い電車。
 マスコットにはピッタリと言えるでしょう。

 前頭部、結構面倒な形状ですのに、ヒンジとクリップでベストな表現です。



 一番かわいく見える角度。つるん。ころん。

 窓が4つの全長も絶妙ではないでしょうか。
 電車が可愛く見えるバランス抑えてます。


 4幅のマスコットながら、乗車できるのは嬉しいですね。
 足回りはボギー台車ですから、カーブレールの手転がし走行だってできちゃいます。

 フィグのりのために、4幅といえども、車内高さの確保は苦労されたようです。<<続きを読む>>
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2022年05月18日

【作品紹介】アイン様の茨城交通 キハ222(旧 羽幌炭鉱鉄道)。北の気動車の、今。

 先方の記事です
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12740590742.html
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12740759510.html




 キハ22は嘗ては北海道の顔でした。
 何処のローカル線でも活躍していた気動車。1958年から1965年までの長期製造されたもので、徹底した防寒構造のため、各線で重用されておりました。普通・準急・急行にまで。
 JR北海道では1995年までに引退してしまいましたが。

 キハ22は私鉄向けの同型車が留萠鉄道・羽幌炭鉱鉄道に造られています。こうした私鉄は大手炭鉱の(すなわち大企業の)バックアップがありましたから、立派な新車が導入できた由。
 しかし、新製後すぐに閉山→廃線。3-4年程度で売却されてしまう悲劇。
 捨てる神あれば拾う神あり。関東圏の私鉄は輸送力増強のために、炭鉱私鉄のまだ真新しい中古車に目をつけたのでした。
 
 キハ22同型の車は、1970年ころまでに茨城交通湊線(→ひたちなか海浜鉄道)に集まりました。
 そこで長く主力車両を勤め上げます。二重窓も旋回窓も不要ですが、そうした装備を残したまま、2015年まで現役であったのでした。

 今も留萌の車と、羽幌炭鉱の車が1両づつ保存されているそうです。
 また、留萌の車の1両ははるか遠く筑豊にて保管されていると聞きます。


 アイン様の作品は、羽幌炭鉱鉄道仕様の車を、現在の保存車の姿……旧気動車色で制作されています。

 国鉄のキハ22としては、新製当時は旧気動車色の車も居りましたので、そのイメージの復元なのですね。

 つくりは、拙作のキハ22を参考にしてくださったようです。
http://legotrain.seesaa.net/article/461266110.html
 前面の角度というか後退角が嬉しいです。

 ディテール解釈などもバランスよく、観てて落ち着く作品です。
 量産性も?考慮されているようなので、カラバリ展開であったり(国鉄車としても、羽幌炭鉱→茨城交通としても実にいろいろな塗り分けがあるんですよ!)、また仲間を増備する楽しみもありましょうね。
 (まずは、一緒に保存されている留萠鉄道車でしょうか……?)

 ところで。羽幌炭鉱鉄道車の特徴は旋回窓です。「1×1ラウンドバーを使用」とのことですが、「この手があったか!」という感じ。窓そのものはす通しですが気になりません。やはり、色々と応用ができそうに思います。


 キハ40と並んで。
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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月17日

【作品紹介】ほどよき解像度。ぬで様のボンネットバス。

 ボンネットバスは、昔の……具体的には1950年代から1970年ころまでの情景再現にはどうしても欲しいものです。
 でも、なにかと難しいイメージは否めません。

 関山も何台かはつくりつつ、増備は無理だなと。

 でも、数とかバリエーションは造ってみたい。
 解像度を落とせばよいのですが、しかし、どうやって?

 ディフォルメも象徴化も、センスが居るんですよ!


 そこに現れた。ぬで様の作品です。

 特定車種、特定事業者の再現モデルではありません。
 それゆえの汎用性・匿名性を持っているのは「寧ろメリット」なのです。
(ここは、主役としての自動車文脈のヨンハバ勢とは違う観点でありましょうね。ミニカーと鉄道模型のアクセサリの車の違いでもありますけども)

 肩のこらない造形。
 然して、抑えた小気味の良いバランス!


 車体5幅、ボンネット4幅という構成はなるほど、と思わされるのですね。
(この前提として、後輪もトレッドは狭いのです。前後が自然に繋がり違和感がありません)

 全長も程よい感じではないでしょうか。ボンネット時代のバスは今の観点では小柄ですから。

 ロードクリアランス大きいのは昔の自動車ならでは。なのですよね。
 昔の道路事情、下手すりゃ「オフロード」ですよ? 舗装されてなかったりですから。
 ホイールもテッチンイメージのそっけなさ。でも、それが良い。抑えるべきところ抑えております。


 以前制作されたエアロスター?と並んで。1980年代のバスですね。
 時代はざっと20年ほどの差異があります。



 さて。
 やや解像度を揚げてきた改良版です。

 もとの良さを生かしたまま。側面にはドア表現。窓とステップだけでそれらしく見えるものです。

 バックミラーはやはり欲しい。4幅ボンネットが痩せて見えるのも防いでいましょう。

 そして地味に効くのが、バンパー下の1枚の1x1プレート。ナンバープレートはディテールであります。
 

 これなら造れる? 複数台造れる!

 バリエーションも展開できる……。お好きなバス会社はどちらでしょう……?

 こんな可能性あるモデル、大事で、そして楽しんでいきたいものですね。
 
posted by 関山 at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月16日

【レゴ製品 トレイン】trix-brix 埋込カーブレールの印象(すこし、改良されてますよ!)

 先に記事記した、trix-brix 埋込カーブレールが遅延あったものの届きました。
http://legotrain.seesaa.net/article/486916498.html 

 遅延は理由があります(後述)

 3Dプリント品で、色はほぼ新灰です。
 質感やら表面処理ではやや「違う」ですが、この便利さと雰囲気には「細かい事気にすんな」でありましょう。
 へたに拘られて価格上がっても困ります(笑)


 最初に試してみたかったのは、カーブの内側の空間でした。
 当然、モジュールビルサイズとの組み合わせは考えられますからね。
 
 大丈夫です!
 きちんと16x32のハーフサイズのモジュールビルが無改造で置けます。
 無論、車両限界などに合わせて少修正などは必要かもしれませんが。


 カーブ外側はこんな感じですね。
 48x48の基礎板を前提にすると、アウトカーブに16x16の建物か何かが置けます。リスボントラムのような線路際まで民家が迫ってるような情景が作れそうですよ。

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posted by 関山 at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月15日

【作品紹介】薬師山様のスカイトップバス。二階バスの変わり種?/CAD作品「スーパーレールカーゴ」「EF66」など。


 
 オープントップのバスは今に始まったものではなくて。
 1960年代は極一部の観光バスで導入されたものであったようです(はとバスの歴史で見たことあります)。

 ただ、この種の試みは中断時期が非常に長く。
 雨天には当然弱く。また、夏の暑さ・冬の寒さという致命的な欠点があります。
 高速道走行にも向いていません。

 長い途絶を経て。それでも。この10年ほどで、主にダブルデッカーの改造車であちらこちらで見かけるようになってきました、
 大昔と違って、バスの車両自体には中古車などで余裕があるので、稼働率の低そうな車でも維持できるようになってきたのかもしれません。


 薬師山様の、HMR2022のバス部門作として作られてきたものです。

 この種のバスは、路線や貸切の老朽車が改造されるイメージなのですが。この作品は輸入車ベースのイメージですね。車輛の特定がちょいとできないですけど。欧州系のおしゃれ感、すっきり感です。後輪1軸のダブルデッカーはかなりの少数派でありますが。

 5幅で全長は22ポッチです。
 やや大柄で、バランスを整えています。

 造形としてはスムーズさと、強度に振られている感じですね。
 突出部を避け、側窓も順組の安心感です。

 角張った車体であるがゆえに、前部タイヤハウス上の斜め処理が際立ちます。


 後ろより。「SRT」のロゴが見どころであります。DOTs的処理をうまく嵌め込む。

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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月13日

【鉄道作品アメリカ形】Pacific Electric の400系電車「BLIMP」。ロサンゼルスの「伝説」の電鉄。


 
 嘗てロサンゼルス近郊に広大な路線網を持っていたPacific Electric……パシフィック電鉄。
 最盛期で、路線長は800kmに及んでおりました。比較の意味で、近鉄の2022年現在で508kmです。その1.5倍以上、ちょいと想像が出来ません。

 古典的な、併用軌道も多かったものの。
 高架区間や地下線、近代化を進める路線もありました。一部には複々線まで。

 しかし、第二次大戦の前から路線縮小は始まっていきます。
 戦争後は更に整理が進み。
 1961年には、すべての路線が廃止されてしまったのでした。
 
 その儚さから、今も伝説として語られています。
 
 
 車両の多くは、路面電車的な小型のものでした。
 しかし、戦時中から戦後にかけて、他社からの中古車購入で大型の鋼製車を増やしたという流れ。
 前面丸窓の大型鋼製車。300系・400系が廃止近くまで残りましたので、今のパシフィック電鉄のイメージでは伝わっているようです。

 http://www.usrail.jp/et-pe-car.htm
 など参照ください。

 私感ですが。
 路線・車両ともに近代化のタイミングを逃し、そこを自動車社会化に掻っ攫われた感は否めません。

 アメリカでも、シカゴ近郊・ニューヨーク近郊は相当な電車網を維持できており、それがオイルショック以降の公共交通の再評価時代まで繋ぐことがでいたのです。でも、パシフィック電鉄にはそれが出来なかったのですね。

 さて。
 今のロサンゼルス・メトロはすべてを喪ってから再建されたもの。1990年に運行開始。それまで軌道系の公共交通機関の空白時代があったのでした。
 地下・高架・併用軌道とバリエーションは豊富なれど、総延長は169kmに留まっています。一応、延伸は進んでいるようですが。


 
 湿っぽい話は抜きにして。

 パシフィック電鉄の電車は、以前から制作考えていたものです。というのはTAMOTSU氏の毎年開催される「HOT MINIFIG RIDE」の舞台が、西海岸を意識した街であるから。
 そこに似合うのは、当然、西海岸の電車なのですね。

 赤とオレンジ。羽根のような装飾。そして、前面の丸窓!
 派手とも言えますが、<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品アメリカ形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月12日

【イベント】5月3日 4日 Hot minifig rides 2022(関山観点レポ メインゲーム)

 前回記事こちらです プリゲーム編
http://legotrain.seesaa.net/article/487989525.html

 5月4日。メインゲームです。

 関山観点なので、抜け落ちが多いです。そこはご容赦を。
 すべてを見ることが、既に困難な規模なのですよね……。

 それでも、記録を残す意義はあると信じます。


 「この街を築く。宇部興産のセメント」という雰囲気で。


 sakurai様の宇部興産トレーラー(いすゞ)

 世界を社会を造る自動車に、惚れます。


 クラシック。
 
 右の2台が、むらにゃす様のフォードT。

 この時代の自動車を小さく造ることに、成功されておりますよね。

 左の2台は拙作のフォードA。


 ぬぬつき様の西武バスと、拙作の東急バス。
 西武バスのカラーリングも大好きなので、いずれ造ってみたく。


 タッキーさんのラグジュアリーセダンは「二人乗れる」のが特徴です。

<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月11日

【イベント】5月3日 4日 Hot minifig rides 2022(関山観点レポ プリゲーム)






 思えば、毎年5月の群馬でのオフ会もずいぶん続いています。最初がなんと8年前。

 当初は鉄道もミリタリも含む総合オフで、それでも規模も参加者もずいぶん少なかったんですよね。


 それが、今は自動車関連のみであの規模に!

 あまりに懐かしいので。過去のリンク張っちゃいます。


■2014年
 鉄道篇
 自動車編
 楽しい帰り道。福島に会津廻って帰ったんですね


■2015年
 行きの旅行記。行きに福島経由です。
 鉄道編1
 鉄道編2
 自動車その他編


■2016年
 鉄道編

 HMRの島よりも、鉄道島のほうが広かった。時代を感じさせます。
 自動車編 他

■2017年
 他のイベントが重なったので、参加できずでした。
 唯一の欠席です。この年からプリゲームが始まって2日開催になったようです。

■2018年
 この年からテーマオフ?「Hot minifig rides 2018」に

 プリゲーム夜景1 
 プリゲーム夜景2 
 メインゲーム本編


■2019年
 小規模な鉄道島ありです。

■2020年
 中止になったのですが、12月に代替イベントが有りました。
 レポートではありませんが、少々の関連記事です。
(レポート書きたくなりました! 写真は整理してますので)

■2021年
 事実上の無観客開催のような形でした。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 今回。事実上2年ぶりのレギュラー開催となりました。

 笑ってしまうのは、今まで使っていた会場。群馬県民会館(ベイシア文化ホール)が改装に入ってしまったため、会場が前橋市民会館に変わってしまい。

 ……関山はそれに気づかず前会場に行ってしまったことでしょうか(苦笑)。

 なお。行きは、前橋まで電車です。



 疲労限界でした。

 5月1日は、長津田でトレインオフ。
 5月2日、いろいろ準備や制作。
 5月3日の午後にやっと出られる感じ。

<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月10日

【トレイン製品】BBBホイールの新作。更に小さく! 「X-small」 路面電車にナロー。可能性は無限?

 おなじみBBBホイール。
http://www.bigbenbricks.com/

 創業が2004年ですから、18年の安定供給には頭が下がります。
 時々絶版状態やらかして基本部品の欠品で相場高騰やらかす、デンマークの某社には削りカスを煎じて以下略。

 あと、最近の3Dプリントの動輪部品が
「品質悪い」
「国際送料がムダに高い」
 という問題が解決されてません。前者は諦めつくとして、後者は、「郵便代の安い国でプリントして、普通郵便で送る」で解決できるんですよねぇ。ムカつく。


 ……そういう愚痴愚痴な前置きはともかく。
 BBBさんが新製品出してくれました。XXLのような大型志向でしたが、今度のは「小さい」やつです。


 右の2つが新製品です。

 左のスポーク車輪は比較用ですね。従来のBBB-SMALL(17.6mm)です。これはレゴ公式の軸穴車輪(55423c01)と同径です。

 それより小さいのが右2つの新製品「X-small」で、14.4mm。
 スポークモールドの有無で2種類。色は黒と赤。
 価格は1.5ドル(1軸分で3ドル)。

 さて。この車輪でなにが出来ますでしょうか。


【路面電車の低床化】
 所謂最近の低床電車よりも寧ろ、普通の路面電車のボギー車をリアルに造れる?
 工夫次第で動力軸にできそうです。踏面にゴムシール貼るのは有りでしょうね。


【低床貨車】
 いわゆる小径車輪でも良いかもですが、あれでは小さすぎ……という場合の選択肢になりますね。大量に使うとコストが高いですが。


【蒸機や電機の先輪】
 アメリカの古典蒸機の先輪、径が小さく見えることあります。あれをリアルに再現するのがこの製品の意図なのでしょうね。多分。

 それは電機……日本型の旧型電気機関車にも応用ができます。
 EF58等で通常車輪を動輪に使った場合、先輪は少し小さいものが使いたくなりますよね? リアルな先台車の旧型電機が作れますよ。


【ナローゲージ】
 個人的には、これこそが本命です?

 55423c01(純正軸穴車輪)ではナローの機関車や電車には大き過ぎたんですよね。
 床面を抑え込む、或いは動輪を小さく見せるための工夫がこれまでは求められました。それが、不要になります。造形の自由度が上がります。工作が平易になります。

 無論。動軸として使えるのか(伝達用のギア径……おなじみ12歯ベベルギア 6589 がロードクリアランス確保出来るのか?)テストしないとわからないこともあります。
 また、クランク(2853)の取り付けもできないでしょう。あれは0.5ポッチずらすのですが、この1.5ポッチ径の動輪ではクランクはみ出ます。
 故にロッド動かすのは難しそうです。蒸機向けではない?

 それでも、この部品で不可能が可能になる?のかもしれません。クランク要らない鋳物台枠のディーゼルとか、或いは電車・気動車系とか楽しそうじゃないですか。

 余談ですが。ナローゲージに関しては、CADAのマイクロモーターも朗報なんですよね(こちらで購入可能)

 PF機器も中国製互換品は手に入りますし。レールもTRIX-BRIXが。

 楽しい時代続きますよ……。

 関連品はいずれもカンザンブリックでの代行扱い可能です。
 個人輸入に不安のある方はご依頼お待ちしております。

 ……円安も何も、夢とアイディアの前には無意味ではありませんか?
 
posted by 関山 at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月09日

【作品紹介】トレイン新製品の派生アイディアまとめ。なも様・ひだか様・NITRO-4wlc様

 2022年のトレイン新製品。

 組み換えとか手軽に何とかできるものではありませんが。
 でも、気になるのでまとめておきます。




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posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月08日

【レゴ製品 トレイン以外】2022年夏製品。農場その他。「知育玩具」を取り戻す?



 思えば。トレイン以外のレゴ製品の話題も久々かもしれません。

 でも、妙なセンスの良さはあるので書き残しておきます。





 農場テーマ久々です。

 過去にも無いわけではないんですが、どうしても大型トラクターメインの商品になり魅力に乏しかった。

 しかし、今度のは?

 60346は動物いっぱい! 今まで出し惜しみされる傾向の否めなかった(苦笑。動物がいっぱいです。
 牛と仔牛。豚と子豚x2 羊と子羊、リスも見えましょう。


 「4+」なので納屋やトラクターは簡素ですが、しかし動物やミニフィグは良い感じでsすからそっちでモト取れますね。

 プレゼントにしたくなる雰囲気はあります。


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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月07日

【作品紹介】5udon様のJR東日本 E657系。不可能への挑戦?



 2012年に登場した、JR東日本E657系は常磐線特急のイメージをガラリと変えてしまうものでした。

 いや、置換えられたE653系は、未だ古い車でもなく。
 そして651系さえ古びてはいなかったのに。

 ずいぶん思いきった新車導入と車種統一であったのですよ。

 しかし。特急には新車ゆえの快適さと性能は必要なのです。
 思い切った更新は歓迎すべき積極策でありましょう。その前後で上野東京ライン通じた東京駅・品川駅への直通も果たしています。

 普通列車の刷新ともに、常磐線が大きく変わったのでした。
(それにしても。485系の、ボンネットの時代は遠くなリにけり……でありますね)



 さて。E657系。
 レゴ的には難しいと言われておりました。

 いくつかCAD設計作は見ているのですが、いずれも苦戦し。そして実現に至るものも無いまま。

 前頭部の丸みと黒ラインが克服しがたい造形であったのでしょう。



 しかし。5udon様はみごとに不可能を可能に、叶えました。

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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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