当該車に関してはこちらが「ものすごく」詳しいです
https://ameblo.jp/porsche356a911s/image-11790794285-12869140843.html
(よく金華モディと言われますが、帝国自動車→日野車体の可能性もあります)
また、かなり前ですがポリストーンの模型が出ているため、画像はよく出てきますね。。「三菱 B25 東急」で検索ですよ。

嘗て、東急バス(東京急行電鉄自動車部)には、「渋谷−江ノ島」の中距離路線がありました。
無論、一般道経由です(それしかない!)。
開設時期は不明ですが、1954年には路線長に相応しい流麗な特注車が投入されます。
三菱のシャーシに、金華(帝国自動車とも)のボディを載せたもの。このボディが特注品であり、ボンネット形ながら前傾窓のモダンでスマートな形状となったのでした。
当時は、こうしたコーチビルダーの特注車というのは貸切用の豪華車では結構居たようです。
ですが、中距離路線での特注車は珍しいものでしょう。
それだけ、東急は渋谷ー江ノ島には力を入れていたのが分かりましょうね。
廃止時期はちょっとわかりませんでした。1965年地点では週末のみ運行となっていたようです。この種の中距離系統は渋滞の悪化や、また自家用車の普及などで1970年代に大幅に削減されています。その頃でしょうか。
なお。この特注車は、恐らくですが路線の廃止前には引退していたことでしょう。
あの時代の、バスの寿命は長いものではありませんでしたから(バスに限らないですね)。10年も保たなかったんじゃ無いかと思います。

ずっと前に読んだ東急バスの歴史、的な記事で存在を知り。
そして、レゴ的にはすっと温めていた題材です。
ボンネットバスそのものは何台も造っていますけど、その都度作り方が変わるので、過去の経験値があんまり役立ちません。
なので、手探りでの造形が毎回強いられています。
バスばかり大量生産すれば、それもルーチンワークになるのでしょうけども。
フェンダーとボンネットから形を作ります。
全体ができたら、微調整。
無理のない造形で、遊びやすいよう強度優先気味です。
フロントガラスはもっと細かい処理考えられますけど、あえてキャノピーの丸みを利用してみました。戦後の車ですから流麗なはず。
側面は窓を1つ省略。それでも全長20ポッチ。
実物は10余mなので、当時のバスとしては大型です。この解釈で良し!
東急バスの当時塗装。ダークアズールがベストマッチ。
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