
ユーハチ様(ユーノス800からだそうです)だから
「ユーロライナー」「ゆう」……?
というわけでは無いのでしょうけども(笑)。
でも、ユーロなバスの作品です。
「スカニア・バンホールTDX24インターシティDD」
欧州のシャーシメーカー・スカニア。コーチビルダー バンホールの組み合わせは、まさかの輸入車の大席巻。
国産ダブルデッカーのエアロキング生産中止久しいですが、その需要を上手く抑えているのですね。JR系事業者に好まれ、気がついたら長距離路線の主力のポジションに。
いや、バスでは輸入車はあまり好まれないんですよ。
大昔のメルセデス・ネオプランfが多々輸入された時代は物珍しさで売れたとか言われてますけども。むろん貸切観光用で。
しかし、今は都市間高速路線用という実用本位です。お堅い?JR系が特に選択しているのもその流れ。それだけダブルデッカーの収益性のよさは魅力的なのでしょう。
利用者としては、賛否両論なんですけども。
最前列から3列目くらいまでの前面展望は昼便では魅力的ですよ。エアロキング時代は「乗り納め」気分で何度も最前列狙いました(笑)。
また、階段部分はバスでは珍しい「フリースペース」としての価値があります。吹き抜けですから背も伸ばせます。トイレへのアプローチも良い感じですし。
1階席は、あえて好む方も多いのです。カーテン閉じた状態での、狭めの個室感は乗用車やワゴンの乗用車仕様的なムード!
あとバリアフリー対応でもあるのですよね。車椅子スペースはダブルデッカーならでは。1階席はノンステバスみたいなものですから。
欠点は……上下方向の息苦しさ。
座ってしまってリクライニング倒しても、なお狭い。
トランクの小ささも致命的に思います……。
それでも、バスが全部エアロとセレガーラになってしまうよりは良いんですよね。
そんな話はともかく。

まずはCADから。
左は2021年作の6幅バージョン、右が今回の5幅バージョンです。
作風の変化と言うか進化に驚かされます。
5幅でも長さなどは長め解釈だそうです。これで正解ですね!
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