現存保存車の多さもありますし、活動年代の広さも有りましょうね。最後の車が引退したのは鹿島鉄道の廃線の2007年でしたから(相当な魔改造者でしたが)。
実は、製造も戦前のみではなく、戦後生まれも多かったり。
その人気題材に。ひろどり様の、新解釈が生まれました。

線を細く、華奢さのある解釈としての42000です。
あの時代の気動車は、全長こそ19mに達したものの、車体幅や車体高さは電車や客車よりも一回り小さいものでした。その雰囲気が伝わってきます。
そして、無理のない構成は凄くスマートなものでもあります。

滑らかな流線型。前面下部は2幅分横組で綺麗にカーブスロープが繋がる。
前面上部は3x6の半円プレートできれいに形が作られています。
このプレート、赤が非常に高価なため避けられて角型のプレートで代用されておりますが気にならないのですね。他の線がしっかりしているためでしょう。
見逃せないのは、連結器胴受がレールプレートで表現されていること!

反対サイドより。
よく見ると、尾灯は割愛です。この割り切りも有りに思えてきます。
(後述しますが、各種のバリエーション展開も考慮されておりますよ)
側面は、変則的な窓配置が考慮されているのが嬉しいですね。
ドア凹みもあります。嬉しいのは中桟表現をガラスの分割で行ってることでしょう。クリアの1x1ブロックが入手しやすくなって表現の幅も広がって北感じです。
ドアステップは台車側表現。
雨樋は省略ですが、この時代の気動車ならそれも正解でしょう。

拙作基準で恐縮ですが。キハ55との並び。
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