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2022年02月27日

【作品紹介】yamatai様の、古典機関区附属設備。ここから広がる世界。




 機関車があって。
 転車台があって。
 建屋もあって。

 でも、まだ物足りない? 大事なのは「附属設備」でありましょう。

 給炭台。給水塔。アシュピット……。
 機関区の情景を深いものにします。

 いや。逆にもうせば、転車台や扇形庫が無理でも。こうした付帯設備があれば機関庫を成立させることができちゃいます。

 肩のこらない世界観づくり、如何でしょうか。


 給水スポート。ホースやら、支柱、補強などで解像度上げると、機関車もより見栄えがすることでしょう。作業台は必要でしょうね。


 アシュピット。転車台を堀込むこと前提で、高さ2ブロック分。
 灰落しの設備は蒸機時代では確実に必要なものでした。

 そして、灰落としは重要な労働。

 ……埋込が無理でも、
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2022年02月26日

【作品紹介】とげやん様のクラシックトラム。現代と過去を結ぶ?



 先にお断りしておきますと、ディスプレイ用のトラムです。

 でも、街並みの中に置くという用途を考慮しますと、ディスプレイモデルも正解となりましょう?
 なにより、動力を考慮外にすると、悔しいほどスタイルは良くなるのですから!
(低床にしないとみっともない。路面電車の動力は、常に悩ましい問題なのです)
 
 さて。
 飽くまで自由形とのことですが、このエレガントな佇まいは、阪堺電気軌道のモ161形という、現役最古の電車を思わせるものが?
 いや、もっと古く、更に優雅さを誇っていたモ101形かもしれません。

 彫りの深い顔。明確にダブルルーフ。溢れ出る古典感。

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2022年02月25日

【作品紹介】ジョージレモン様のロコモティブクレーン。操重車にあらず!

https://twitter.com/boxlegoblog/status/1495394679411470336
 より。

 嘗て鉄道が輸送の王者だった頃。
 そこそこ使われていたのが「ロコモティブ・クレーン」でした。

 操重車とは似て非なるもの、ですよ!
 操重車の多くが事故復旧用なのに対し(或いは工事用)、ロコモティブクレーンは主には荷役用。

 すなわち操重車がめったに動かないものなのに対して、ロコモティブクレーンは常時大忙しの機械でした。

 殆どの場合は蒸気機関。縦型ボイラ。
 低速での自走も出来ますから、機関車代わりにも使える便利なもの。

 ですが、自動車系重機が普及してくると不便なものになってしまいます。
 最後に現役だったのは1950−60年代くらいであったのでしょうか? また、鉄道車両扱いであることはほばなく、あまり記録が残っていないのは残念です。


 そんな。ロコモティブクレーンの作品です。
 この種の渋モノお好きなジョージレモン様らしい!

 黄色のボディはレゴのクレーンパーツに合わせたものでしょうが、この種の機械にはなかなか似合う色です。日通のシンボルカラーも黄色(オレンジ?)であり、入換機関車も黄色が多かったですものね。

 それにしても、レゴのクレーンパーツ……結構昔のやつって、形状優秀です。

 フックではなくバケット装備であり、用途は石炭の積み込み用とのこと。


 せいたかの形状がなんともユーモラス。

 車内後部にはでっかい縦型ボイラが備わってます。

 モデルとしては、無論手動です。
 電動ギミックは楽しいのですが、大仰になりすぎですから気楽に遊べる手動は正解ですよ!
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2022年02月24日

【作品紹介】東洋(レゴスキー大臣)様の、千葉ニュータウン鉄道9100形。千葉からやってくるセミクロス車。



 1号線規格。都営浅草線(嘗ては1号線と言われてた)に直通するための電車の規格であり、浅野様に直通するすべての電車が遵守する規格です。都営・京成・京急・北総開発・住宅都市整備公団・千葉ニュータウン・芝山の各社が該当しているのですが。
 京急がわがまま?いうので、動力車の編成中の位置まで規定されてますよね。先頭車は絶対に動力車です。

 然し、座席配置には規定がなく(笑)。
 嘗て京急は600iiiという全クロスシート車両を導入するという果敢な試みをやらかして?ましたね。
 流石に全クロスは無理があって車端部のみのセミクロスになり、今に至ってるわけですが(白1000とか塗装1000とか)。

 もう一社。住宅・都市整備公団(→千葉ニュータウン鉄道)が1994年に導入してきたのが9100形です。1994年に2編成が。2000年にもう1編成が追加導入。
 車端部のみのセミクロスですが、ボックスの京急に対してこちらは集団離反配置。

 前面形状も、通勤型としては大胆な流線型。「C-Flyer」の愛称まで。列車内公衆電話まであったのは驚きます(1997年撤去)。まぁ。バブルカーというにはちょっと遅咲きですが?

 ただし、車体の基本や足回りは北総7300やら京成3700といった大人しい電車と共通なのだそうです。
 おかげで特に改造なども受けずに生き残ってる由。足回りはそろそろ更新しないとマズそうですが……。

 運用範囲は自社線。京成線。都営浅草線。京急線(空港線)
 しかしスカイアクセス線や、京成の上野方面、また川崎以南の京急線には入ってきません。嘗ては新逗子までの運用もあったらしいですよ。


 東洋様の、構想の初期から。

 幾つか検討があったようですが、これが決定稿。

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2022年02月23日

【作品紹介】T.LEGO様の、横浜ドリームランドモノレール。

Twitter:@TTT12202 T.LEGO様の作品です。

 モノレールは今日でこそ、都市交通として定着した感がありますけども。
(具体的には、小倉や大阪の成功以降)

 しかし、1960−70年代には負の歴史があったのです。一つは姫路市交通局であり、もう一つが大船駅と横浜ドリームランドを結ぼうとしたドリーム開発ドリームランド線でありました。

 1966年に5.3kmを開通させるも、その1年半後の1967年には運行停止です。車輛の重量過多と軌道強度の不足という悲劇は、すでに語りつくされているところ。
 路線そのものは遊園地へのアクセス。また(その気になれば)通勤輸送にもなりうるという採算性は悪くないものであった筈なのですが。

 車輛は3両編成が2本。11ABCと12ABC。それぞれ「ドリーム号」「エンパイア号」と。電気と駆動は東芝製。車体は東急車輛製造に依るものでした。

 遊園地的な派手なものではなく、通勤輸送?も考えていたのでしょうか。比較的質実なデザインでした。
 ただ、開業当時の運賃が相当高価なもので、そのへんはちぐはぐだったのですけども。
 
 悲劇は、予想されうるものであったのでしょうか。


 T.LEGO様様の作品です。

 逆スラントの前面、見事な表現ですね。
 よく見るとヘッドライト・テールライト部分は捻って角度がつけてあり、ライトの下向き感を緩和しています。

 額縁状のデザインも、車体幅とツライチです。

 横組み窓は実車の、大きめの窓の印象と一致しますね。窓数は領略なしです。ドア表現は割愛されていますが、沓摺だけでもあればドアらしく見えますかも?

 車体裾の白ラインと、その前面の突出部分は今見ると結構秀逸なデザインなんですよね。派手派手なトリコロールも、あの時代の夢を感じさせるもの。作品での足回り処理も巧いでしょう。タイルで覆ってスマート。

 屋根のツルツル感、この作品・この題材では必然性ありますね。


 別角度より。逆スラント前面はやはり不思議な印象です。

 貫通扉もとい非常口窓には旧タイプの2x2窓を使い、縁が程よくアクセントに。ドリームランドとオールドレゴの取り合わせは良さそうに思えます。


 軌道桁を組んでの試運転までこぎつけられたようです。
 このあたりのシステムは、レゴモノレールでは定番の「ひだか式」のようですね。

 2-3両目は仮のものか、灰色です。


 動画より。

 ひだか式互換ならば、車輛だけ持っての「出張」も可能かもしれません。


 関連して。奥多摩ロープウェイも。
 スケールは違いますが。動くロープウェイシステムを想定したものでしょうか。


 奥多摩ロープウェイも短命な路線でした。1962年開業、1966年休止。今も正式には廃止されていないとか? 
 
 こうした非業の路線というのは、趣味対象としては魅かれるものですよね。

 T.LEGO様の作品の続報はないのですが、企画の再開を待っております……。
 
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2022年02月22日

【作品紹介簡易版】2022年2月11日−2月20日 

 振り返りまとめ造ると、情報の欠落に気が付かされる感じです。
 思い出すの、大事。
 記録するの大事。

 膨大な情報量ある時代だからこそ。

 なるべく、一言でもコメント入れるようにしてみました。


 楽しそうな現地オフ会?


 8幅のリアル作品です。
 スケールなど大きすぎて、言葉失います。


 好きな車の、好きな作品です。
 CX以降のシトロエンの魅力、最近わかりつつありますよ。

 ハイドロ仕込んでるのがすごいですね。

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2022年02月21日

【作品紹介ナローゲージ】5udon様の、岡山電気軌道9200形。滑らかな前頭部。



 5udon様の世界観の、路面電車をナローゲージで再現する作品です。


 新潟トランシス製の、いわゆるブレーメン形です。

 流麗な前頭部はなおも難しい部分です。大きめのキャノピーで如何にスムーズに見せるか……?


 制作中。このキャノピーはなかなかスマートですね。
 丸目も可愛らしい感じです。


 完成、近づく。
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【作品紹介】yamatai様の満鉄風、蒸気動車。

 満鉄の蒸気動車は、何故か有名です。

 昔の「とれいん」あたりで模型作例が載っていたり、なにかと引き合いに出される性格の車だったからかもしれません。



 拾い物画像ですが、昔の絵葉書より。
(著作権は、法律上は失効しているものと判断します。この写真撮った人や絵葉書の発行した人が、70年前に生きていたとは思いにくいです……!)

 インスペンクションカー。査察車。
 事業用車ですが、「特別車」的な性格が強いものです。それゆえ、伝説にもなっているのでしょう。

 アメリカ風客車ベースの大きな側窓は優雅。
 それなのに、片方の足回りは1Aのシングルドライバー。模型的に好まれるのは言うまでもありません。


 LDDとしてはかなり以前に拝見したものですが、作品として完成されたようです。

 優雅さ。そのままですね。
 
 足回りですが、動輪は標準大動輪です。ボギーセンターを動輪軸と揃えることで、最小限の旋回に抑え、7幅の車体に上手く収めています。R40の走行は可能なようです。

 車体は大きな窓を2x3窓として、強度と明快さを保たせておりますね。ダブルルーフもまた深めです。屋根端の処理も綺麗。そして、幕板には金文字。


 足回りのアップ。メインロッドが車体裾ギリギリです。

 動力車としては現状ダミーのようです。
 頑張れば実物どおりの駆動も出来ましょうし、また、付随台車側トレインモータにするのがシンプルな駆動方法でしょうか。

 訂正:PU-Mモータを動力側に実装だそうです。
 自走可能です。動力系の線が細いのに、自走が可能です。


 動力のない側。
 手すりやハンドルの表現が印象的です。
 
 大陸様式な長いステップも優雅に表現されています。

 スノウプラウ付きの連結器は使いにくいものですが、アメリカンなカウキャッチャに見立てているのですね。
 ガチなアメリカンではなく、緩やかなアメリカ風味には広範に使える見立てかもしれません。

 さて。
 満鉄系の作品は、ながに氏のダブサもありますね。ぬぬつき氏の自由形テンホイラーもどことなく、パシハ風味。
 何時か、揃う機会あるといいなと思うのでした。

 最後に。
 満鉄というと、意外と「パシナ+あじあ」は手つかずですね。機関車も客車も今のパーツ事情ならそれほど難しくない……はず?。ジテ編成になると流石にマニアックでしょうか。

 そうそう、満鉄系の蒸気動車ではこんなのもありましたね。
https://drfc-ob.com/wp/archives/62323
 南満州鉄道京城管理局の蒸気動車1〜4。朝鮮半島の鉄道が満鉄配下だった(のちに朝鮮総督府鉄道「鮮鉄」に)のものですが、これまたユニークなスタイルで模型的には割と人気者であったのでした。
 
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2022年02月20日

【作品紹介】さくりん様のEF66。最新版の、解答。

 EF66。嘗て国鉄最強の電機でありました。高速貨物用。

 その流麗にして力強い形状は、貨物輸送も近代化進める国鉄の象徴でもありました。
 皮肉にも貨物輸送の縮小で、寝台特急牽引用にも転用。
 意外とその時代も長く続いたのも、今思えばよかったこと。

 そして、今もなお、
 ごく少数ながら貨物用に残されています。

 レゴでも、多くの方が作品化を試みてきた題材です。ぱっとすべてが、思い出せないほどに。


 その定番題材の。さくりん様の、最新作です。

 繊細にして、こだわりの感じられる造形。
 そして、2022年ならではの新パーツも盛られている作品です。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 最初期の検討。
 この地点で、既に「迷いはなき」だったのですね。

 前面窓は2x2x6の大型キャノピです。最近ならピラー立てて分割のような手法が取られるところを、あえてこの表現に。
 隙間の出来ないこと。そして強度、透明感。レゴらしさ。
 美しいものには、理由があります。

 欠カーブスロープは随所に使われています。窓の前や、スカート裾など。嘗て無い流麗な造形に。

 ナンバープレート下の造形。2x2の特殊カーブスロープ。意外な部品の意外な活用であるのですね。
 ヘッドマーク取り付けも<<続きを読む>>
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2022年02月19日

【作品紹介】Vanilla様の、自由形木造古典電車(……マヨルカ島のソーリェル鉄道?)

 まずは、こちらの動画をご覧くださいませ……!


 素敵な街の中を走っていく。古典電車の2両編成。
 最高に絵になるものです。

 電車は、JR九州あたりの観光列車……? とも思いましたが、より雰囲気が近いのはスペインはマヨルカ島のソーリェル鉄道でありましょうか。
 wikipedia 日本語

 914mmゲージの、木造でニス塗りの電車が観光資源となってる鉄道ですね。
 なお、wikipediaはエスペラント語版が一番情報多いです……無論 機械翻訳掛けて読むんですよ!


 こんな電車です。
 木造電車がオープンデッキ客車1-2両牽いての運行のようです。

 幸いにも、観光資源化されておりますね。なくなることもないでしょうから、いつかは訪問したいものです
 なにより、スタイルが日本人好みするものであるのも嬉しいです。
(なので、Vanilla様の作品、日本型にも見立て出来るのですよね)


 鉄道車両作りなれてないとのことですが、うまく雰囲気、伝わっています。
 貫通扉や側窓の横組は今どきの文脈を抑えておりますし。

 茶色だけでなく、濃赤の差し色があるのも効果的です。


 2両編成です。
 電動車と付随車。付随車は片オープンデッキです。


 半路面電車として、街の中を往く姿が様になります。


 街の、片隅で。

 世界観とのマッチングが素晴らしいのです。
 
 改良点があるとしたら、電車の両運転台化。付随車の両オープンデッキ化でしょうか。切り離して、入れ替えして。また関係のない貨車など牽かせたりする楽しみも生まれましょう。

 古典電車ならではの邑楽かさ、楽しめそうですよね。
 
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2022年02月18日

【鉄道作品日本形】「ゆふいんの森」キハ71に挑む!

 JR九州の観光列車「ゆふいんの森」。初代の登場が1988年ですから相当なベテランです。改造後から34年も経っているのですね。

 でも、内外装とも古びず!
 大したものだと思います。初代の方には2010年に乗車しておりますが良い思い出ばかり。

 レゴでも人気題材。
 過去に気分屋様(I。キハ71)と、souseiji様(III キハ72)があります。


 

 http://legotrain.seesaa.net/article/414672122.html
 2015年2月記事「気分屋様のJR九州 キハ71「ゆふいんの森」完成。インテリアも。」

 

 http://legotrain.seesaa.net/article/441796968.html
 2016年9月記事「sauseiji様のキハ72系「ゆふいんの森III」。重厚なる観光特急。」

 それぞれに、当時できる最高!のビルドを見せてくださってたのですよね。感服させられる作品です。


 また、気分屋様作品とsauseiji様作品の並びも実現しています。
 2016年のJAMより。



 ……という前提をさておき。

 つい先日、こんなものをみせられてしまいました。


 ひろどり様の「平成の買収気動車」。キハ125 400代車。
 
 そうなると、同じ舞台に立てる対抗策を考えたくもなるのです。
 嘗て妄想しながらも実現しなかった、「最後の現役キハ58・キハ65」を。


 「ゆふいんの森」キハ71の自分なりの解釈に挑んでみることに。

 先ずは前頭部の試作品。

 色は、今なら潤沢に使えるサンドグリーン(実は安い!)。実車の微妙なメタリックフリーンの再現にはこの色と睨みはつけていたんですよ。
 ゴールド部分は潤沢に使えるダークタン。

 車体上部の絞り込みは、5幅で。
 無論、隙間はポチスロ埋めです。

 流線型の丸みはカーブスロープ組み合わせ。
 前面窓は、先行作2例とは違う方向模索。上部はスマートさを。下部はピラーを強調するデザインです。

 エンブレムもそれっぽいプリントタイル見つかりました。

 これで、行ける!


 先頭車。全長分の試作品。

 ひろどり氏のご意見も伺い、灯火類は一段落としてみました。よくみると実車はかなり下寄りに灯火あるんですよね。

 これで、良い意味での重厚さが加わりました。

 スカートはやや裾への絞り込みのある形状で。


 サイドを見せる。

 窓枠は金装飾ありますが、上下を割愛です。2x3パネルで広窓感。
 なお、内装作る前提で補強がほとんど入れられません……。

 側面の下部はタイル張り手法。ブロック組とコスト変わりませんし。帯位置決めるのに有利です。

 台車は仮。先頭車はキハ65譲りなんですよね。中間車がキハ58の流れです。


 試作品で目鼻は付きましたので、実制作に移る目論見です。

 サンドグリーン、手持ちがある程度がキープしてあるとはいえ、流石に3両分はポンとはでてきませんから、急ぎ発注であります。
 
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2022年02月17日

【作品紹介】ひろどり様のED51形電気機関車。英国古典の香り。



 先に断っておきますと。
 1910−20年代。英国は、電気機関車では寧ろ後進国。
 まず、本国での鉄道電化は進みませんでしたから。

 あの時代に優れた電気機関車を産み出していたのはアメリカ。ついでスイス、ドイツといったところ。
(ついでに申せばフランスやイタリアにも独自の技術はありました。日本には終ぞ無縁でしたけども)

 然し、政治的な事情とも言われますが。
 日本はあの時代に輸入した電気機関車の多くは英国製でありました。

 貨物用のED13 2両。
 旅客列車用のED50 17両(あぁ最大勢力!)
 ED50とほぼ同型のED52 6両。
 大型のEF50。6両

 そして、このED51形です。3両。

 ED51の制作経緯は、ED52形になるはずだった3両が荷揚げ中に関東大震災で水没。その修理で形状が変わったとか言われておりますが。ED52とは一致する箇所が全くありません。完全に代替新造されたものでありましょうね。
 (幻の、水没前のメーカー写真とか英国に残ってないものかしら?)

 この英国製のD形機……ED50・ED51・ED52は1930年代から1950年代にはすべて貨物用のED17やED18形に改造されています。
 案外長持ちして、退役は1970−1972年ころでありました。

 ED50由来のED17・ED18には保存機ありますが、ED51由来の現存がないのは惜しまれます。


 ED51形は、一歩間違えば不格好とも<<続きを読む>>
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2022年02月15日

【鉄道作品欧州型?】記録の意味で、失敗作の?動力系

 2019年2月制作のスイス国鉄Ae4/7。
http://legotrain.seesaa.net/article/464180092.html


 この記事の地点では、PUトレインモータへのBBBラージ(純正大動輪とサイズ同じ)直挿し駆動でありました。


 で、思う通りの牽引力が得られず。速度こそ出るものの、トルク不足? で実用にならず。

 2020年の7月くらいに、この種の機関車向けに自作動力の試行を行ったのでした。
 契機は、10277クロコダイルが市販され、Pu-Lモータ使ったスマホ用制御アプリもリリースされたこと。

 ただ、欧州系の旧型電気機関車は出番なんて殆どありません。
 テストの機会もなく放置していたのですが。

 一応、記録として記事にしておきます。




 Pu-Mモータを搭載。モータ左の空間はPUハブ搭載スペースです。

 大胆?にも、ギア比は24:12で増速です。


 足回り自体は平凡?なものです。フランジとフランジレスの組み合わせ。
 フランジ車輪はゴムシール(薄膜ゴムシール 日本エラスター製)を貼ってます。

 1軸の先輪はボールジョイント接続。


 裏面。一応、3軸に駆動。ベベルギア組み合わせ。

 さて。動力から落としこむ12歯は……。そのままだと微妙に噛み合わないので、ここにもゴムシール貼って擬似的に直径を大きくする作戦でした。


 モータを外したところ。

 24歯と12歯がゴムを介して駆動します。

 それ以上に問題なのは……。
 Pu-Lモータって、取り付け用のポッチが殆どない。悪い意味でテクニック規格専用モータなんですよね。トレインというテクニックの先住民には優しくないです。

 取り付け、4ポッチのみ。
 強度でのギリギリ不安です。

 それでも、なんとか駆動は出来ました。
 R40曲線で客車3両の牽引テストは行い、速度も牽引力も一応合格点です。速度はこの種の本線高速旅客用機関車では大事なので、そこで満足できたのはありがたかった。
(動画撮影失念しておりましたが)



 でも。没になった理由。

 一つは、2022年1月ころ、Puトレインモータ使用でも、トルク出せる方法が判明したため。トルクというよりは駆動軸を空転させない方法ですが。これは別記事に(ED54に採用している由 凄く快調!)。

 もう一つは。スマホを制御機器として専有されることの不便。
 専用リモコンに比べて「物凄く、イライラします」。使用中はスマホが使えないわけですし。スマホのバッテリ消費だって大きい。

 また、自作動力ならではの耐久性不足だってあります。4ポッチでしか接続できないのはどうしても強度の不足あるのですよね。無理もさせられません。

 
 飽く迄私感ですが。
 自作動力は極力避けたいなぁと思うのです。出来る限りトレインモータやパックモーター(bb0129)使ってしまいたいなぁと。
 
 自作動力が必要な状況、生きる状況はこんなところでしょうか。



・ナローゲージ
 ナローは自作動力しか選択肢がありません。ただし、掛かる力が小さいので、設計製作は平易と思います。大きな力を「躱す」設計でごまかせます。
 同じ意味で、非ナローでも小型動力車も。
 
・ラージスケール等?
 トレインモータよりも更にパワーが必要な場合。スピードよりもパワーな状況。
 掛かる力が大きいので、相当な補強などが必要になります。10194エメラルドナイトの純正動力もその方向の設計なのですよね。
 ただ、「自分には無理」です。ナローで培った?「躱す」設計でもどうにもなりませんから。

 だからこそ、自作動力で大パワーのモデル作る方は凄いなぁと思うのでした。
 
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2022年02月14日

【作品紹介】ヨネタカ様の「Taurus」。60197のあの部品が化かす「レジスタンス活動」?

 こういうアイディア、凄く好ましいものです。

https://twitter.com/yonenaga_3267/status/1491644967810662403
 より。

 60197……。現行の……というより2018年のトレインセットです。
 初のPUセットですが、よく考えたらPUって未だ4年目なのですよねぇ。

 賛否は分かれるというか、圧倒的に否定的なのは
「わざわざ金型代を浪費してまで起こした一体成型の前面部品」ですよね。

 裾まで垂れる一体には、皆が頭を抱えこんだものです。でもしかし。



 見方によっては、あの部品は今どきの欧州の電気機関車。メーカー標準車のそれこそTaurus(タウルス。独ジーメンス)っぽくできるかな? と。

 それをヨネタカ様。形にしてくださりました。

 OeBB(オーストリア国鉄)の1216、Kapsch塗装……だそうです。

 幾つもの「ツボ」抑えることで、あの「クソパーツ」を上手く誤魔化しているのですよ。

・謎のヘソライト部分は、タイルで目隠し。

・マヌケになりやすい、前面下部はステッカーでうまく処理。銀色のステッカーはライトにも見えます。
(この位置にライト穴あいてればなぁと思わされますよねぇ)

・おでこにはカーブスロープで盛り上がりをつける。
(ここで屋根へのメリハリになっています。)

・サイドのウインドウも、ステッカーで。

・中間部屋根は1プレート下げて、鈍重にならないように。
(あの部品、やたら背が高いのが困ることです)

 基本はトレインプレート。製品らしい雰囲気は喪わないアレンジです。
 

 
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2022年02月13日

【ヒント・アイディア】(ツイまとめ) さくりん様、セリアコンテナに注目する!


 下手に文章を私が書き直すよりは、さくりん様のツイートを追うほうがライブ感記録感があって楽しめるかと思います。

 セリアコンテナ、手にしましたけど。サイズがほんとにレゴに積んでください。……なのですよね。
 願わくば、定番品の安定供給ですね。

 なお、記事は今年2月くらいの情勢です。



 この頃からセリアのブリキコンテナが話題になっておりましたね。
 最初に注目されたのはさくりん様でしたか。ここからEF66などの流れになっていくのでした。





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2022年02月12日

【作品紹介】「高解像度!」mizuki様の、マイクロサイズのEF58とC62

 マイクロEF58
https://twitter.com/mizuki_Brick/status/1492455430911819780
 マイクロC62
https://twitter.com/mizuki_Brick/status/1492778696633384964

 自走できないディスプレイモデルを、鉄道模型としてのレゴトレインの文脈で扱うべきかどうかは物凄く、難しい問題でありますが。

 しかし。造形やディフォルメの高度なセンスを要するジャンルです。
 無視するわけにも参りません。


 3幅のディスプレイモデルとしてのEF58。
 
 ディフォルメ。要約。抽象化の究極が此処にありましょう。

 前面の処理は流線型の感じ、よくでているんですよ。
 スピチャンホイールの動輪はまさに適切で。

 濃青解釈も正解でありましょうね。小さな模型に精密感を与えてます。


 全体で見るとスケールよりは、抽象化なのです。
(前照灯や手すり、明らかにオーバースケール<<続きを読む>>
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2022年02月11日

【作品紹介簡易版】2022年2月01−2月10日 三木様大井川ED90ほか。つきくさ様 むらにゃす様 有栖川様 柴様 Dtrain様 amino様 mazta-k様 柴犬3様 田中様 ユーハチ様 なし様 さくりん様 ヨネタカ様 ながに様 ふじた様他

 こちらも再開します。概ね、数ヶ月前の回想するスタイルになると思います。
 即時性よりはアーカイブ。


 つきくさ様。現行センチュリー。こういう車の真面目な作品好きです。

 
 むらにゃす様。くじらクラウン。こういう車の作品はもっと増えてほしく。
 自分も作りたい題材です。1/4円タイルは希望呉れましたね。


 三木さんの大井川ED90 そろそろ記事にしたいです。
 技術的に見どころ多いので。

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2022年02月06日

【作品紹介】ぱんにゃ様の「萩駅」。可憐な木造駅舎。

https://twitter.com/05_pannya/status/1489565371421970432
 より。

 山陰本線の萩駅。

 山陰本線といってもこのあたりは既に優等列車も廃止されて久しく、かなりローカル線としての色が濃いところです。
 また、萩市の中心としての機能も隣の東萩駅がメインのようで、嘗て「いそかぜ」あったころも特急停車は東萩。

 しかし、少し離れたところであるがゆえ。
 1924年築の開業時の駅舎が残ること、出来たのでしょう。

 無人化されたものの(1985年ですからけっこう、大昔)、今は半分を資料館としての活用しているそうです。


 実物。ぱんにゃ様撮影。

 

 うまくスケールダウンし、魅力を濃縮したぱんにゃ様作品。

 特徴のハーフティンバーをプレートの縦組みで表現しています。精細感が生まれます。柱の「ライトアクア」も見事な色ですね。明るく、綺麗。

 窓の数などうまく調整されているのですけど、柱のパターンなど肝心な部分はそのままなのも巧いところです。きちんと「鉄道模型のストラアクチャー」の文脈になっているのは、トレイン作品として嬉しいところです。

 屋根瓦は(スレート?)は、ポチスロに寄る表現。ここも精細感が生まれますね。

 この写真から広がる世界観も良いものです。
 植栽や、古めの自動車。意外と忘れがちなバス停や郵便ポスト。抑えるべき小物が効いています。


 駅舎本体。
 魅せ場たる、破風屋根。向かって右手の降車用改札?も昔の駅らしいのです。


 ホーム側。駅務室部分の張り出しがいい感じですね。

 そしてこの面でも、ライトアクア色の柱が軽快明朗な味を出しています。

 いや。つい、茶色や黒にしてしまうのですよねハーフティンバーの柱って。明るい色にすることで生まれる何か、ありますよ。

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2022年02月01日

【作品紹介簡易版】2022年1月21日から2月1日の纏め。

 これ書いているのは2022年の7月なのですが。
 続報がない作品などは寂しいなと思いつつ。でも期待……。



 隼様の北斗星編成。続報がないのが寂しいのです。
 いつか実現、お待ちしております。


 ひだか様のスペースモノレールシリーズ。
 色々展開できそうですよね。

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【イベントレポ】1月29日 第8回 佐倉ユーカリ運転会 ナローゲージ編

 通常軌間編
http://legotrain.seesaa.net/article/485463744.html

 薬師山様の新作BB9200
http://legotrain.seesaa.net/article/485463758.html

 ナローゲージも今や、第二の主役です!
 いや、あのN取編集長さんのお眼鏡にかなったのですから……(笑)。


 当然、掲載誌と記念撮影です。


 ナローシェイの並びです。

 同じく阿里山森林鉄路の18トンなのですが、解釈違いをお楽しみあれ、と。

 右の薬師山様作品の方が大柄に見えるのですが5幅車体。
 左の拙作のほうが小柄に見えて、実は6幅車体です。


 薬師山機の走行!

 現状での制約だそうです。R32の外向きのみ可能?
(動力系がカーブの内側不可)
 ただ、動力系がきちっと繋がっておりますから凄いことだと思います。


 サイドビュウ。
 足回りはがっちり固めているのが薬師山様らしく。

 そういえば。
 薬師山様作品以前は、国内でシェイ作品はもりりん氏作品くらいしかなかったのですよね。

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