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2022年01月31日

【イベントレポ】1月29日 第8回 佐倉ユーカリ運転会 通常軌間編

 長くなりそうなので、通常軌間とナローゲージで分けてしまいましょう。

 この日のレイアウトは、メインがR104とR120の複線。

 サブレイアウト(14時頃完成)はR40・R56複線

 それにナローの複線でありました。


 日米ミカドの並び。

 鱒寿司様と、さくりん様


 角度変えて。
 あ、鱒寿司様のはパークシャーでしたね。


 D51の曳く、35系客車編成。現在の「やまぐち」号です。


 やまぐち号へのご乗車は、新幹線で!


 拙作のCe6/8ii。長く不調であった自作動力機なのですが、この日は性能試験したくて。

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posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月30日

【作品紹介】美麗! 薬師山様のフランス国鉄 BB9200形電気機関車/コラーユ客車。

 今回の(佐倉ユーカリ8の)薬師山様のもう一つの新作。而も完全新作です。
 


 フランス国鉄 BB9200形電気機関車。

 1957年から1964年にかけて製造された直流電気機関車。戦後近代型としては第2世代です。日本で言えばEF60等の時代ですが。
 それまでがCC7100形で車軸配置C-C。これでも十分近代的だったのですが、それを覆す斬新なもの。
 性能は3900KWに達し、最高速は200km級!

 スタイルの美しさも。
 伝統の丸窓さえ廃した、前面窓からサイドグリルまで直線を前後で通してしまったスタイル。しかし、前面窓の締めにアーチを配する優雅さ。

 旅客用が最後の方にはほぼ貨物用となり2010年ころまでは各地で活躍していたようです。
 ただ、フランス国鉄で頂けないのは更新するたびに醜く、装飾類がどんどん喪われてしまうことで。そこばかりは残念ですね。現存の保存機では綺麗に復元されているようですが。


 薬師山様の作品。美しかった原型……というよりは、少しづつ装飾が落とされていった1970年代の姿でありましょう。無論、その時代もまだ魅力的なのですよ。

 フランスらしい中間色の表現にはダークターコイズ! 今までの不可能が可能になった嬉しさ。
 窓端の処理には1x4アーチです。屋根角に当たる部分は角ばっていますけども、この写真見る限り「全く気にならない」造形です。

 そして、スキのない、美しさ。
 銀帯の表現は前面で新型の1x3アーチと1x2カーブスロープの合わせです。
 ライト周りの装飾も。車体側面の円形の出っ張りまでタイルでの表現。

 前面はやや平板な印象はあります。スッキリとした美しさと、より強い後退角や曲面の表現は矛盾もしますので、ここは前者を優先させた割り切りでしょう。

 台枠部分は合理的なトレインプレートです。足回りの裾をちょいと下げられるのは欧州系の機関車には有難いことなのですよね。

 さて。昔の写真を観ますとBB9200では端梁と車体の間。薬師山作品では1x6のタイルを使ってる場所に銀か白の色差しが有るようです。ここのタイルを灰色に差し替えたら印象は若干変わってくるのではないかと思ったのですが、如何でしょうか?


 屋根上もすっきりタイル。機器の少ない屋上はシンプル。
 それだけに金色の汽笛が目立つます。

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2022年01月26日

【実物鉄道】スキーに行ってきた。1月25日の川場編。

 もうカテゴリの【実物鉄道】が息をしてないですね(笑)。
 まぁ広い意味の、旅行記まとめです。備忘録です。



 バスツアーです。

 メリットは「格安」なんですよね。レンタルつけて平日で7500円くらい。
 往復の交通費くらいが事実上タダになるような塩梅ですから。

 デメリット。時間が自由ではない。
 未だ感染症関係の規制があり、車内で飲食できない(飲酒はもとから禁止のとこ多い)。バスそのものが狭くて息苦しい……でしょうか。


 で、誰か誘っても。乗ってきてくれない。

 レゴラースキー界隈は車持ちが多いですから。
 いや、車持ちでも方向が同じなら寧ろ朗報なのですよ。楽だもん。

 でも、神奈川県方向がいないのです(苦笑)。



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2022年01月25日

【作品紹介】jana様の東急5080系電車 明朗に精密に!

https://twitter.com/Janaras7/status/1485230673384583170
 より。

 今までトレイン文脈ででてこられなかった方の作品は、ワクワクします。
 jana様の作品は無論初紹介です。


 東急5080系電車は、東急5000系二代目の中の目黒線バージョン。3000系二代目が主力の目黒線では少数派です。

 田園都市線用・また東横線用も含めて新型……という印象のあった5000二代ももう20年を経てるわけで、ベテランではあるのですよね。その後のデザインポリシーの変動が著しいのもありますけども。
 
 作品は、3両編成です。
 かつての「目蒲線」のイメージもあって違和感がありません。

 サイズは6幅+タイル2枚分です。このスケールで前面の額縁表現を行って、側面はタイル張りになっています。

 前面は垂直への割り切りですが(実物は微妙な傾斜があります)、違和感ないです。寸法比率や灯火の加減が5000系二代の顔! 非常口に2x3の窓を使うことで、線の細さが表現できています。0.5プレート分。
 細いというと赤帯も。ここも0.5プレート!

 控えめなスカート表現も良い感じです。流麗な形状ですし。


 サイド。側窓と扉窓は3段分横組です。奇数幅の横組は整合性が壊れるので難度上がるのですが、でも、大きめの窓になって明朗な印象!

 タイル張りの側面もステンレス車らしく。

 全長27ポッチに4ドアを割り付けているのも巧い設計です。

 斜めのラインは5000系二代目の難しいところですが、ディジタルな処理で上手く収めています。無理するよりもこの表現は好みです。

 前面と側面のつなぎを乗務員ドアに見立てています。


 楽しげな3連。


 屋根部分は無理せず6幅なのですね。ツルツルの仕上げが嬉しい。

 東急目黒線は、目蒲線からの変身が20数年まえの大変化でありました。埼玉高速やメトロ・都営の電車が入ってくるにぎやかな路線に。
 そして来年、2023年の春からは相鉄の紺色の電車まで加わります。路線の端は相鉄線二俣川(海老名?)迄伸びる。

 面白い路線の面白い電車になりそうですし、そこで作品つくられたjana様の今後も期待しております。他の東急の電車か? はたまた乗り入れ会社の車か……?
 


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2022年01月23日

【作品紹介ナロー】ラージナローには、レゴファミリー?(べこねん様)

 ラージナローの問題点は、適切なフィギュアが無いことです。
 
 テクニックフィグは理想的なのですがレーサー系しかないため、鉄道情景にはミスマッチ過ぎます(建機や重機のテクニックにテクニックフィグが入っていたら、作業員というお誂え向けのものが出てきたんですが)。

 ベルビル(笑)。ええと勘弁してください。お笑いは顔だけにしてくださいね。
 ……いや、あれも作業員・制服系がないんですよ。
 ブスでもせめて何らかの制服とか作業着なら、良い意味でリアルになってくれるんですが。

 さて。
 レゴファミリー。別名、ホームメーカーフィグ。或いはラージフィグ。
 1972年頃創始。レゴのユニセックス化のためか、妙に推されたフィギュアです。あんまり評判はよろしくなかった……という認識で、1976年には旧ミニフィグが、そして1978年には今のミニフィグが出てくるという流れではあるのですが。



 いや、これ当時リアルタイムでは苦手でしたねぇ。

 欧州的な癖が強すぎて。ベルビルのアメリカンとは違う癖の強さです。
 食い物で言うならレバーペーストとかアンチョビのたぐいですよこれ(前者は食えない。後者は嫌いじゃないですけど)。

 思えば、1978年の現行ミニフィグは、よくぞあそこまで「薄味」にしたものですよねえ。食い物なら、まぁ燻製のなにか、位の癖でしょうか。


 しかし、現代の文脈で使ってみることも不可能ではありません。また、入手手段もあります(カンザンブリックお願いします……!)


 どうでしょう! 似合うじゃありませんか!

 タリスリンの機関車に、すごくしっくり来てます。バタ臭さも寧ろ欧州ナロー題材には竹に雀?

 機関車が生きた感じになるのですよね。
 大きいからこそ、人形も映えるのです。


 丸窓から。顔が見えます。


 保存鉄道訪れたファミリーの雰囲気で。

 帽子被ってるぼうやが、帽子固定されてないイレギュラーではあるんですが上手い使い方ですよ。

 こうしてみるとラージフィグと機関車の解像度がぜんぜん違うんですけど。でも、違和感というほどでもありません。そもそも鉄の機関車と生身の人間ですからね。質感の差異はあって然りなんです。

 無論、腕の付け根やら腕の色は制約されるので自由度は意外と低いです。
 顔プリントの種類も少ない。

 でも、アイディア次第で世界が広がる。
 機関車を引き立ててるのは事実ですから。
 
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2022年01月22日

【ニュース】新しい時代。「鉄道模型趣味」誌に薬師山さんの阿里山シェイが掲載

 レゴトレインが鉄道模型の雑誌に掲載される……のは夢でありました。

 国際鉄道模型コンベンション(JAM)のレポートの一つとして……とかの掲載は過去にもありましたが、なかなかその先が進まないままでしたが。

 薬師山様のシェイが、ついに老舗「鉄道模型趣味」2022年2月号に掲載されました。



 作品に関しては過去に紹介しております。2020年7月の作品ですね。
https://t.co/ZubHWpD6zk

 無論、知る限りで世界初のレゴナローシェイです。
 拙作が数週間遅れで落成してたりはしますが。色々違いが(後述)。


 記事の方、ざっと拝読しました。



 カラー含む4頁です。

 絶版でもない最新号ですから過度な引用紹介はできませんけども。読んだ印象です。

・レゴトレインと、そのナロー規格について極めて丁寧に紹介されています。最大の前提をクリアされているのですね。

・私にとって目に痛かったのは「切り貼りなどの改造はしない」を強調されていることでした。指摘するわけではないですが、薬師山様のシェイも電源の006p化は「ケーブルのみに小加工」ではあります。
 でも、加工改造しないをポリシーにされている。

 これ。考えさせられる問題です。
 加工とか有りにしてしまうと、他の高度な工作をされる人たちと同じ土俵に登らなきゃいけない問題にぶち当たるのですよね。
 その覚悟があるかどうかを問われてる気がするのですよ。

 余談ですが。
 拙作の方は(同じく阿里山の18トンシェイ)そのへんは気にせず。魔改造も行ってます。


 コンセプトは「やせ我慢するよりは、楽しく」。
「粗い加工だけど、これなら誰でも出来ますよ! (使ってるのもニッパーとカッター、ハンダコテのみ)」
 ここばかりはいろいろな立場があるところでしょう。
 社外品の肯定否定もありますし。

 また、拙作でも未加工・純正のみにこだわることもあります。
(呉の海軍シェイはそういう作品です。電池も単4x6です)






 閑話休題。

 今回の記事の反応、それも我々以外の世界からのものが凄く気になるところですね。今後もレゴトレイン……Lゲージが鉄道模型の世界で評価されて欲しいなと。

 流れ、続いてほしいです。
 
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2022年01月21日

【ヒント・アイディア】PFマイクロモータ使った小型動力を考えてみる。ギアレス編。

 cadaのPFマイクロモータ(aliexpressの扱い頁へ) は素晴らしい品です。安い(1000円しない)、パワーがある。今のところは安定供給。



 これを使った小型動力装置のアイディアはいくらでも思いつくところですが、あえてギアレスのシンプルタイプを。
 だってギア、難しいじゃないですか。


 マイクロモータから摩擦で2軸を駆動します。ホイールベースは最短。


 シンプル!


 動力試験。32ポッチ長の客車を押せるくらいのパワーはあります。
 つまり、入換機には使えるということですね!

 速度は……低速ですが。この種の動力に必要なのは速度ではなくて低速トルクですからね!

 純正のPF機器が大柄なのは仕方なく……です。
 まぁここは後でどうにでもなるところですよ(苦笑)。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 このままでも良かったんですが、高さを何処まで低く出来るか?
 というわけで、2次試作品。


 ぺったんこ。平面動力台車。

 同じ原理でホイルベースを1ポッチ伸ばし、車輪の間にモータを収めてしまいます。

 モータは順組にすると底がレール面に当たるため、車軸も含めて横組にしています。


 連結器をつけて。実用化試験。


 裏面。マイクロモータの側面はギリギリレール面と隙間あります(1mm程度)。
 1x8のテクニックビームは位置決めと、車体など上モノ構築で大事な部分に。


 テスト動力車。やはり、純正は……以下略。

 魔改造するにも、006pだと大きいので(いろいろ麻痺してますねぇ)、3.7V電池にしようかと思ってます。

  で、最終的にはこんなかたちになったのでした。<<続きを読む>>
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2022年01月20日

【作品紹介】ジョージレモン様のキハ42000。鹿島参宮の黄色。単色だから、ごまかせない。

 キハ42000(キハ07)は以前からの人気題材です。

 私鉄払い下げ車(或いは、最初から私鉄車)も多いため、色のバリエーションは大変に豊富なのです。
 ですが、殆どは何らかのツートンカラーか、帯入塗装であり。意外と一色塗りは少ないようなのですね。
(国鉄車でさえ、茶色1色は稀なはずです。最初からツートンですからね?)

 その数少ない例外が鹿島参宮鉄道(→関東鉄道鉾田線→鹿島鉄道)のもので。なんと黄色1色!


 すごいインパクト。
 でも、何故か、似合う。

 派手というよりは、単色塗りゆえの気品があります。

 キハ42000自体としての造形も良いのですね。
 気動車らしい浅め屋根。丁寧な形のベンチレータ。

 前面は、最近出回りだしているφ3系の丸プレートをうまく活用。とても滑らか!なめらかな印象です。

 単色だからごまかせない。42000の魅力を伝えておりましょう。


 サイドビュウ。丁寧なエンジンの表現が嬉しいですね。気動車の気動車たる。
 横組み窓は中桟省略ですが違和感皆無。ドアの凹みもきちんとあります。


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2022年01月16日

【実物鉄道】キンダーブック「きしゃ」(1940)。戦前の日本は遠い異国か、地続きの世界か?

 所有していないものを拾い物の画像で紹介するのは気が引けますが。
 でも語っておきたい記しておきたい。

 でもまぁ、おそらく著作権的には問題ないでしょう。
 法律の条文(○ィ○○ー死ね。氏ねじゃなくて死ね。著作権延長のロビー活動は文化の積極的破壊だよ!)はともかく、
 社会通念的には「権利切れ」でしょう。戦前の絵本です。

 でも、復刻されたら買うでしょうし。
 また売りに出てたら買ってしまいそうです。
 ヤフオク、気がついたあとでした。6000円くらい。競り合ってしまったかも。

 そんな言い訳はともかく。


 検索ワードとしてテキストに起こしておきますね。1940年刊行。

 画 吉澤廉三郎
 文 西崎大三郎

 フレーベル館の「キンダーブック」は1920年創刊。今も続いています。
 (1942-1944年は「ミクニノコドモ」と)
https://www.froebel-kan.co.jp/kinderbook/bn/kagaku.php
 リンク先は同社HPより、科学絵本。この系譜に思えます。


 表紙はC51。端梁が赤塗で。でも自動連結器。
 C51ば当時の汽車の平均的イメージなのでしょうか。

 裏表紙。本文の登場人物の子供たちなのです。時計も見えるので駅での出会いか分かれか?
 「鉄道省検閲済」はきな臭い? まぁ戦後なら、「国鉄監修済」って表現になるような気がします。あるいは「東日本旅客鉄道株式会社許諾済」とか。


 見開きの、C55。
 これもまた、当時の一般的な汽車のイメージなのでしょう。最新型は既にC57だったはずですが、それより一つ前の形と。

 機関車の美しさ、力強さは捉えた絵です。

 それ以上に、頁上段の野山の光景! 美しき、日本。
 手旗や信号機といった小物が嬉しい。

 そして朗読したくなる、詩のような味のある文章です。


 3等車(スハ32?)。この切り取って中身を見せる演出が堪りません。

 客車自体は窓数を半分ほどに減らしたショーティですが、細部が凄くリアルなのです。感じられる雰囲気は当時の鉄道模型……Oゲージのsトーティかもしれませんね。

 リアルとは申しましたが、台車はTR11ですね。TR23ではなくて。
 でも、そういうツッコミは無粋でありましょう。


 やはり、文章は誌の如く。
 読んで聞かせる、もあったのでしょうね。

 上部のカットは警手の居る踏切。ここで待っているのはトラックです。
 
 駅は当時の一般駅。貨物も旅客も両方扱うのが一般駅です。ここにはまだ荷車が。

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2022年01月14日

【作品紹介】ぬぬつき様の、西武鉄道001系 ラビュー。思い切った割り切りで。

 西武の001系ラビューは最初の発表時で「こんなの出来るの?」的な驚きが鮮烈でした。
 でも、それが形になり発表され……。
 
 今は池袋線特急として定着しています。丸みも、銀色1色の大胆な姿も。そして乗ってわかる上質なインテリア。

 豪華な、そして高額料金の観光列車ではなく、日常の脚としての西武特急の料金やダイヤで運行されているのも嬉しいことですね。

 幾つか構想はありましたが、編成での完成はぬぬつき様のが最初でしょう。


 実物の6連を3連に縮小でも、編成として形が整うと良いものですね

 側面は3x4パネルのクリアで、あの大きな窓を再現。黄色いシートがよく見えるのが実物の印象まんまであります!
 屋根カーブは丸ブロックでの仕上げで、あの丸みが。

 そして、肝心の前頭部。
 ブラックアウトに割り切ることで、自由な造形が出来。違和感のないラビューに仕上がっています。何らかのクリアだと妥協というか制約がありそうなのですよね。

 この割り切りは正解でしょう。

 一方で、車側灯や表記類などの装飾が嬉しいのです。「電車」としてのリアルティがあるのですよね。
 なまじ「空想」的な構想であるからこそ、リアルは大事なのです。


 ごまかしの効かない、難しい題材です。よくぞここまで。

 3両の各車。ぬぬつき様の他作品と同じく7幅スケールです。


 一番奥が動力車。PFゆえに車内に機器が多い。ゆえに窓は半透明処理としておりますが。ここをPU化できれば、ドアデッキ部分にギリギリ収まるかもしれませんね。


 自信を持っての、実物並びです。
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2022年01月13日

【作品紹介】「革新こそが、伝統也」アイン様の大阪メトロ400系? 未来派デザイン!






 先方の記事です
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12720532999.html
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12720092029.html

 大阪の地下鉄は、時折、とんでもなく未来的なデザインを持ってきますよね。

 初代20系(後の10系試作編成)は、縁取り顔の元祖。真ん中の分割線がなかなか特異。
 大阪万博合わせの3000系。大胆とも言える次元の軽装化と実用化は、大胆といえば大胆。
 二代目20系(新20系)。灯火やマークの入れ方、なかなかクセがあります。

 尤も。創業時の100形が昭和初期に明るいツートンからであったことから、大阪の伝統なのかもしれません。

 そういうところ、大好きです。



 大阪メトロ400系は 2023年に投入予定の新型車両。2025年の大阪万博を意識したものであり。
 久々に?大胆なデザインを纏ってきました。

 「宇宙船」「デジタル時計」
 とか言われておりますね。

 中央線への投入予定だそうです。
 同線は高速道路と絡み合う未来的な情景もありますから、様になりそうですよ?


 アイン様の作品。うまく雰囲気を捉えてきました。

 八角形の四隅、灯火にはボタンプリントのスロープを使っています。
 この電車のディジタル感が、引き立ちますね。
 
 前面窓の分割線も割愛しておらず、電車らしさというか時計らしさ?を表現しています。

 スカート(排障器)がないのは、完全地下 × 完全高架 × ホームドア という路線の未来性を寧ろ示しているように思えるのが不思議です。
(まぁ、古くも見えるのですけど。排障器はデザイン難しいところです)

 側面のラインお入れ方も、今までの大阪メトロとはちょっと違った雰囲気。縦ラインは作品難度あがりますが、そつなくこなされています。

 やや残念なのは、特徴的な上下寸法の小さな側窓までは表現されていないことでしょうか。デザイン・機能面では賛否分かれる要素なので、アレンジで普通の窓にされたのならそれはそれで正解かもしれません。


 中間車です。動力はPU。

 どことなく、横浜地下鉄1000形を思わせます?


 4両編成で。ランダムなラインが楽しい。


 件の横浜市1000形との並びです。

 ドア周りの縦ラインの大胆さ、横浜市が50年も先行していたのでした(笑)。
 何れにせよ、都会的な情景の似合う電車であります。
(横浜市も大阪メトロも中古車譲渡が下手?なので、都落ちの情景が想像できなかったりします。将来はわかりませんけども)

 大阪メトロの新車は、実車の登場はまだ先です。
 イメージパースどおりの大胆さの実現、期待したいものであります。そして、万博の成功も!
 
posted by 関山 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月02日

【作品紹介】ユーハチ様の「ユーロライナー」(CAD)。2022年への、夢!

 今になって思うと、国鉄末期−JR初期のジョイフルトレイン群は成功作とそうでないもの……に分かれるのですよね。
 特に欧風のサロンカーはお座敷車ほど定番になれなかった感があります。

 その意味で、大成功だったのは、今なお健在!のミハサロ・大サロこと「サロンカーなにわ」。
 次点が、嘗ての名古屋局の華。ナコサロこと「ユーロライナー」でありましょう。

 国鉄末、1985年の夏に登場。
 7両の固定だけでなく、編成を分割して季節臨の増結車として多用される柔軟性。例えば中間のオロが名古屋〜九州の「金星」に14系ハザ編成に、同じ日には両端のスロフが高山方向の「のりくら」に使われる。前者は夜行ですから、簡易寝台車としてのアコモデーションが狙い通りですし、後者では昼行ですから展望車が機能したはず。

 「金星」は後に「カートレイン名古屋」になり、それはそれで車両の特性を活かした運用でありました。

 時代の波の中で、十分に活躍し尽くした車でありましょう。
(元の12系としての活躍もあった訳ですし)

 さて。この題材。
 レゴでは2001年のawazo氏作品がありました。

https://brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=4769
(brickshelfのありがたさ!)

 20年を経て、ユーハチ様が新解釈でCADを上げてこられました。
 CADは紹介しない方針ですけども、しかしこれは別枠ですよ!


 専用機含む編成。
 白いEF64がまこともって清楚であります。

 専用機はDD51とEF65にも存在し、EF64は中央西線、DD51は高山線方向、EF65は東海道線……で使い分けされておりましたね。


 EF64。
 これ、EF64のゼロ代の作品としても魅力的です。

 国鉄の新型電機って意外とバランスが難しいんです。側面のグリルと窓の配置とか。この作品、順組のみでシンプルに、しかしてベストバランスで纏められています。

 平板になりがちな前面はひさしや手すりのアクセント。飛び出した貫通扉にはハンドルのアクセント。ステップの張り出しも大事。

 ダミーカプラとスノウプラウも。形状優先正解ですね。

、台車が電気機関車らしい。重量感溢れます。
 
 ユーロ釜以外に、通常塗色版も見てみたくなるってものです。

 一応、ご意見として。
 車体裾はやはり1プレートあげて、客車と差をつけたほうがそれらしいです。
 紺帯下の3プレート分の白を、2プレート分にする感じでしょうか。機関車が長く、力強く見えることかと。

 台車配置ですが、B-B-B車軸配置で動力台車中央はあまり筋が良くないです。中央台車は回転と左右動が要るので、機関車の重量を掛けにくく、空転しやすくなってしまいますから。1モータなら、後ろになる側を台車にしたほうが牽引力上がります。無論、理想は2Mです……。


 スロフ12 701・702。
 
 端面の大きな平面ガラス、3x4パネルがベストチョイス。
 両脇の斜め窓は、ポチスロとタイルでの表現です。

 銀色の枠もタイルで表現。
 テールライトはブラケットで支持。完璧な顔ですね。1x2のタイル部分は好きなプリントタイル貼ってテールマークに魅せる楽しみあります。

 サイドのロゴは割愛。これはやむなしでしょう。

 側窓は今は入手が難しい部品……トレイン窓を避けています。パネルと1x1ブロックの構成は正解でしょうね。高さというか窓の大きさでも自然な感じですし。

 ただ、幕板部分が薄いのは気になります。
 窓下から1プレート分を窓上に持ってくる。窓下の青帯・白帯はもう少し整理する……。少しの改良で、更に化けてきそうです。


 オロ12 702・703・705・706。
 12系改造ですが、車体構体は完全に新造したとか。
 車体形状は14系や24系寝台車相当でした。そこにサンルーフ付き! 当時の車内写真を見るととても明るい印象だったのです。

 1等クシェット(簡易寝台)というべき車で、4-6人用の寝室にもなるという便利さ。

 作品ではスロフ同様、窓位置の修正有ると更に良くなりそうです。窓の割付自体は良い感じですね。
 
 で、屋根は寝台車らしくもう1プレート高いほうが。具体的には屋根肩のポチスロを45度スロープにしたらよい感じになりそうです。無論サンルーフも表現できるでしょう。


 オロ14 704
 イベントカー。というかカウンターバーの有るビュフェ車? 12系としての面影残しておりました。
 
 他の客車もそうですが、床下機器がなかなかボリューミーでいいですね。
 AU13の解釈はシンプルですが、過度に大きくないのが良いです。高さをきちんと控えめにしてます。ここは好みの分かれるところでしょうけども。


 さて。
 一気にフル編成は難しいかも知れませんが、まず専用機関車から、或いは展望車のみとか少しづつ揃えていくのもありかもしれません。ペアになる14系座席車とかは誰かが用意してくれることでしょう(笑)。

 嘗ての名鉄局の白い華。実現を楽しみにしております。


<追記>

 EF64標準仕様もあげられておられました。これも格好良いのです。
 中央東線・中央西線・伯備線・上越線・あと首都圏各線の貨物などでおなじみだった機関車ですから使い勝手も良さそうです。

 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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