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2021年10月28日

【実物鉄道】珍しく普通の旅行。尾道行ってきました(10月26-28日)

 2021年の10月26−28日の記録です。
 費用父持ち(重要)、父に同行という旅行。

 ツイートまとめなんですが、ツイート時間ではなくて実時間軸で整理してます。







 マジでそれ。


 18きっぱーの常識は世間の非常識(笑)。


 700系普通車がシートピッチ1050mm。これは100系からの寸法ですね。
 で、スロ51辺りでシートピッチ1100mm。足元に蹴込のある座席なので実質寸法は新幹線普通車のほうが上という。

<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月19日

【イベント告知】未来の新宿? 海老名ブリックカンファレンス2021 鉄道分野の出展について

 このカテゴリの記事も久々ですが。
(即時性よりはアーカイブにブログ運営も切り替えざるを得なくなってますから)

https://twipla.jp/events/483707

 今週末の10月23-24日(土日)。「海老名ブリックカンファレンス2021」が催されます。



【入場無料】※作品展示は申込必須
 海老名市民ギャラリー 第1展示場
 (小田急/相鉄線徒歩10分、提携駐車場なし)

 会場にてビルダーズカタログ販売(予定価格\1,000?)

 とのことです。
 展示は両日とも、11:00-1700となります。



 鉄道系の出展ですが。8卓分使って以下のレイアウトとなります。



 最外側線はR88。その内側はR72
 複線メイン。部分的に複々線。

 ぬぬつき式のトラス橋が両卓を跨ぐます。鉄橋4本は初の試みとなります。

 側線エリアはカーブになりますが、素敵な「並び」が出来ることでしょう。


 灰色のエリアは……。駅とかが来るべき場所です。
 ええ、ただの駅ではありません。


 圧巻! 巨大な、高層駅ビル。……未来の新宿!

 2029年に完成予定の、新宿西口地区再開発ビルです。
https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001t94w-att/o5oaa1000001t953.pdf


(図は上記 小田急電鉄プレスリリースより)

 48階。高さもさることながら、ボリュームで周囲を圧倒しますよね。
 低層部分のボリュームもまた大きい。

 制作は2019年JAMの東京タワーを造ってくださったでぇそん(dyson)様。
 これを、8年先取りでの再現となるのです。再現性に関しては言葉も出ません。

 
 この作品、スケール感がなくなるのですが、全高は180cm以上です。
 そこに電飾が光り輝く。会場全体のシンボルとなるでしょう……。

 それでも、この作品は飽くまで「鉄道模型のストラクチャー」の文脈の作品。偉大なる脇役であり、大道具なのですよ?
(ええと、大物役者さん脇役に使って、主役より出演料掛かることってありますよね? 役者代よりも大道具に以下略……)

 カーテンウォールの表現は画期的な新技法も採り入れられています。一見、レゴに見えない……?

 ひょっとしたら。レゴの建築もま、変えてしまう力のある作品。
 皆様のお越しをお待ちしたいのです……! 観ないと、後悔しますよ。



 大物のあとで心苦しいのですが。

 今回新作のロマンスカー70000形 GSE。
 そして2016年作品を大きく改修・リメイクした 50000形 VSE。

 主役になってくれるといいなぁ。

 他にも汽車系の作品で大物が揃います。電車・汽車とも楽しみな公開展示となりそうです。
 
posted by 関山 at 19:30| Comment(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月18日

【作品紹介】「美しい時代へ」超豆茸様の東急大井町線・田園都市線の電車たち 3 2020系と6020系

 前回記事
超豆茸様の東急大井町線・田園都市線の電車たち 2 5000系IIと6000系II



 いよいよ。最新型の世代です。

 東急2020系列電車は2018年から投入されたもの。(2020系・6020系・3020系)
 既に5000系IIで21世紀の東急のアイデンティティは完成してた……ところで大きくイメージを変えてきたので、またも驚かされたのです。

 デザインラインは5000系IIの直線的なものから、大きく丸みというか柔らかさをテーマに。そしてイメージカラーが「白」で、そこにラインカラーを加える手法も吃驚です。

 銀色の、直線的な東急のイメージ、過去のものにするべく……?


 まず。田園都市線用が2020系。
 すずかけ台のトンネルゆくところ。


 超豆茸様の作品、あの「丸い」顔を、四角いレゴで作ることに成功されております。的確適切。無理のない表現で。

 ポチスロとグリルスロ組み合わせたラインに、L形タイルをはめ込んだと思しき前面処理。そのサイドは1x2のパネルで隙間なく逃げてるんですよ。
 
 前面上部は上手く角度つけてますね。非対称の分割もさらっと処理しています。

 斜めラインのディジタル処理も自然なもの。

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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月16日

【作品紹介】超豆茸様の東急大井町線・田園都市線の電車たち 2 5000系IIと6000系II




 前回記事。
【作品紹介】超豆茸様の東急大井町線・田園都市線の電車たち 1 8500系と9000系(9020系)
http://legotrain.seesaa.net/article/488107083.html


 思えば、東急が電車のイメージを大きく変えてきたのが5000系二代目でした。2001年のこと。

 3000系という例外あったにせよ、実用的な切妻をやめて流線型の前面。
 大胆で斬新なラインの入れ方。投入線区ごとの差別化区別化。

 嘗てのアオガエル5000系初代も、東京急行のイメージを変えて。そして東急全線で活躍したように。
 5000系二代目もイメージチェンジャーであったのですね。5000の名前に負けない系列!

 もう20年も前の電車なのは驚かされるのですが、編成単位での製造は2015年まで断続的に続いています。
 さらに、事故補充や編成変更用には今もなお製造中……(目黒線の8連化があります)。

 思えば、長く製造されたイメージのあの8500系が1976−1987年の11年ですから。とうの昔の追い抜いてる!
 無論、長期増備での形状変更仕様変更も多いのです。内装は特に個性が豊かですよね。初期車は簡素な内装が批判されましたけども最新車は上質というか豪華といいますか。



 基本形が、田園都市線用。10連固定ですが、途中で6扉車を挟んだり。
 そして後に6扉車廃止したり。なかなかカオスな歴史です。


 特徴の流線型 決して古く見えない顔です。

 超豆茸様の作品も良い造形ですね
 傾斜があって、鋭角感があって。細い赤帯が芸コマであります。車番も良いアクセントに。
 側面への繋ぎもグリルスロープで隙間をきれいに埋めてます。
 そして、斜めのラインも1プレート単位でディジタルに再現されています。

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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月15日

【作品紹介】超豆茸様の東急大井町線・田園都市線の電車たち 1 8500系と9000系(9020系)




 大井町線と田園都市線は不可分というか、親子のような関係です。

 もともとあった大井町線。大井町−二子玉川。
 これが溝の口まで延伸されたのが戦時中。

 戦後の田園都市計画。それによって溝の口から長津田までを一挙に開業させたのが1966年。
 ここで、大井町線は田園都市線と名前を変えたのでした。

 1977年に、渋谷と二子玉川間の新玉川線が開業。嘗ての玉電の地下化でもあります。
 この地点では運行系統は「大井町−長津田方面」と「渋谷ー二子玉川」でしたが。

 1979年に、運行系統を大整理。「大井町ー二子玉川」と「渋谷−長津田方面」に分離。
 前者が大井町線として再分離したのです。

(それにしても。
 1966-1979年の。長津田から二子玉川、自由が丘を経て大井町への通勤通学は想像絶する距離感でありますよねぇ。大井町線は昔の路線で駅間距離短いのに急行もなかったのですから)

 さて。
 分離したのは良いものの、二子玉川を挟んでの直通需要は未だ残っておりました。
 それに対応するため、2000年代以降、大井町−長津田間の直通運行を再開します。今度は急行であり、利便性も高い。
 また、二子玉川−溝の口間の複々線化で大井町線の電車はすべて溝の口まで行くようになり、今に至ってるのでした。
(新玉川線も、田園都市線に吸収されています。そして、半蔵門線通して東武とも繋がってるのですがそれはまた、別の長い話であります)



 嘗ての主力。8500系。
 オールステンレスの前面切妻。リブの多いステンレス。如何にもな「昭和の電車!」

 田園都市線が未だ大井町線を含んでいた1976年に、デビュウ。
 地下鉄直通車として新玉川線にも重点投入されました。

 田園都市線の沿線人口が増えていった時代の車ゆえ、製造増備は長期大量に及んでいます。新玉川線−田園都市線の顔だった時代がとても長く。

 長期的には数を少しづつ減らし、やっと全廃の話が出ているようですね。

 なお長野電鉄・秩父鉄道・伊豆急行・ジャカルタへの譲渡車もありましたが、ジャカルタのものは引退してるようです。伊豆急行からもそろそろ引退話?


 超豆茸様の作品は、大井町線時代の5連。前面オレンジ帯です。

 田園都市線の余剰車が大井町線転用されたものでしたが、歴史的には実家に帰ってきたようなものでしたね。ただし、<<続きを読む>>
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2021年10月14日

【鉄道作品日本形】秋保電鉄 モハ411。田舎電車の流線型。

 10月14日、鉄道の日を機会に、久々の更新です。
 少しづつ、過去分も更新していく予定ですのでご期待ください。







 秋保電鉄は嘗て仙台の近郊にあった田舎電車。全長16km。
 1914年開業の、1961年の廃止です。

 半路面電車でも有りました。仙台市電とは線路は繋がってたようですが、しかし直通など有りません。1067mm軌間で貨物営業も行っておりましたが、しかし国鉄との貨車直通もなく。軽便鉄道……に限りなく近い、1067mmの電鉄の一つでありました(類似するのが静岡鉄道秋葉線でしょうか)。

 ここに、モハ410・モハ411という素敵な流線型の小さな電車がおりました。
 1942年に発注、戦争のため完成が遅れて1946年に入線という。しかし大きな窓の可憐な電車。阪神の「金魚鉢」の一群もそうですが、戦時下にこんな電車が作れてしまったのも不思議な感じ? 仙台市電の45形とは同形で、仙台市からの発注流れ品とも言われていますが。

 1961年に廃止とともに廃車。わずか15年の活躍に終わりました。
(仙台市電の同型車、また伊予鉄道の同型車も早期に姿を消しています)
 しかし、秋保と仙台市電のものは意外と記録の多く残っています。そのスタイルの佳さもあったのでしょう。


 制作の狙いは、「小型レイアウト向けの、まったり走れる車輌が欲しい」に尽きます。小型レイアウトはR24カーブ(TRI-X-BRIX)や、R19カーブ(薬師山式。R40を切り刻んで作る急曲線レール)で組む、即席パイク的なものです。

 小さくてもそこそこ見栄えがして。
 また、付随車を牽引することも出来る。


 前面はお面を貼り付ける形で傾けています。
 絞りのある側面を上手く合わせる。

 隙間上等で、まずは形ができればと。


 側面は窓数間引いています。
 秋保はいくつかの色がありましたが、ダークブルーとクリームのツートンでウインドヘッダーダークブルーと言う時代を選んだ由。

 この時代は窓枠が水色でしたので、窓の上辺に軽く色差しして表現です。

 車体は窓から下が上下逆転組。これは路面電車作るときの定番です。車輪をL形パネルで避けるためですね。

 ドアは2x3タイルを使いたくも手持ちがなく、プレートで代用落成です。

 足回りは1x6プレートで単台車らしく。
 床面の低さはこだわりです。<<続きを読む>>
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2021年10月12日

【作品紹介】アイン様の事業用車電車軍団 その3 クモユニ143 スカ色「荷物電車転じて……」



https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12702764776.html
 先方の記事です。

 唐突ですが。荷物・郵便輸送。
 国鉄末期の1986年。「青天の霹靂」で全面廃止されてしまいました。

 それなりの投資も継続的に行われていた部門の突然の粛清とも言える廃止に関しては、未だに「納得のいく説明」がなされてはおりません。需要家の多くが今で言うBtoBであったのは事実ですが。しかし同様の性格をもつ貨物の縮小にあたっては、それなりに荷主への配慮など観られるのですよね。
 でも荷物輸送に関してはそんなものが見当たらないのです……。このあたり、鉄道史の闇に思えるのですが。


 そんな話はともかく。

 クモユニ143形は末期の積極投資のひとつであり、1981年に4両が新造されたものです。当初は身延線用(濃赤に白帯)。しかし、すぐに身延線の郵便荷物輸送が終了、上越・高崎線へ転用。それも長続きせず。件の粛清に。

 でも。クモユニ143は荷物車としてその後も生き延びました。
 房総地区では新聞輸送がその後も例外として継続。1996年まで荷物電車の運用が残ったのです。スカ色になり、両国ー千葉は荷電単独で、千葉から先は113系への併結で運行されていたのでした。

 その後は事業用車……牽引車として。少しづつ仲間減らしつつ……。
 クモユニ143 3は一応現存しているようです。

 なお、同系統のクモニ143はクモヤ143 50代、クモハ123として健在な車が多いのは記しておきましょう。

 理不尽な粛清に遭いつつ、未だ一読滅びては居ないのですよ!


 この顔つきは、クモユ141形に始まるものです。
 旧型電車改造のクモユニ74・クモニ83と同系統なのですが、前照灯やタイフォンの位置を揚げているので印象が結構違うんですよね。

 クモユ141・143、クモニ143はすべて湘南色でしたので、この顔でスカ色はクモユニ143の房総転用が最初となります。

 アイン様の作品。ヘッドライトはあえてレンズ入れず、またタイフォンの表現にペグ差しを用いてなかなか良い雰囲気。

 傾斜のある前面窓もブロックの遊間で微妙に傾けているのも良いですよね。

 スカートは撤去後の姿です。




 サイドビュウ。

 大きな扉が2つ。片方は郵便室用。また郵便車らしい細い明かり窓もありました。
 乗務員扉が2つならぶ(合計3つ)というのも143系列の荷物車ならではです。

 屋上の機器もsぽこそこ賑やか。新性能車といえど、ここは旧型電車的雰囲気はありました。

 作品は非動力で造っているようですが、動力化は考慮されているようです。
 もう1両仲間作って、両国発着の荷物列車を再現しても面白いかもしれません。

 また、スカ色の113系との併結も似合いそうです。


 事業用車のひとつとして。先のクモヤと並ぶ。
 
 無愛想な真四角な電車ならではの味って、有りましたよね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月11日

【レイアウトプラン?】R24カーブで膨らむ妄想。


 未だに実現に移していないのですが。

 600x600寸法の木製キャンプ用テーブルを入手しているので、それを使って小型レイアウトの「携行」ができないかなぁ という構想です。

 これはα形プラン。
 R24とR40を組み合わせた文字通りの「オーバル(楕円)」です。
 
 そこにダブルスリップを1基。円周運転する線路と側線2本としても遊べますし。起点と終点と見立てて、ポイントtoポイントの運転もミニマム規模で可能になります?

 R24のカーブですから。似合うのは2軸の小型車両でしょう。
 小型電車と電動貨車。曳かれる客車や貨車。

 小さなレイアウトでも、架線柱立てて信号機も設置すれば「らしく」は魅せられることと思うのです。


 同じテーブルでナローのレイアウトを構想したもの。
 
 ポイント2基で交換可能なレイアウトをイメージすると、オーバル長辺を対角線においてギリギリなのでした。
 それでも2列車を相互に遊べるのは楽しいと思うのです。

 ナローのR24なら殆どの車両が通れます。ただ、大きめの題材には向かないかもです。


 R24で、48x48の基礎板1枚の小型レイアウト造れないか? と。

 レールそのものは若干はみ出ます。
 でも、4隅には若干の余裕あり。ここに柱などが建てられるので半分乃至・1/4づつに区切ってシーナリー作ってみるのも面白いかもですね。
 センターの空間はモジュールビルサイズの建物一つで埋まってしまいます。都市型想定で車両は小さな路面電車(単車)とか?

 そう考えてみると、簡単にできてしまうのかも知れません。
 重い腰、あげてみますか……?


 以上は、TROX-BRIXの製品で出来る範囲の妄想というよりは構想です。

 以下は、純粋にこんなレール欲しいな……の妄想であります(笑)

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2021年10月06日

【作品紹介】『来なかった、軽便の未来?』東洋様の「VONA」ユーカリが丘線

 マイナー路線? いや佐倉でのMAZTA-K氏主催の運転会に参加したことあればご存知でしょう。

 ユーカリが丘線は唯一無二の存在、VONAの路線です。

 システムは標準的なAGTとは似て非なるもの。新交通システムと言うよりは「軽便鉄道の再発明」というニュアンスが強い。地上信号で、有人運転です。ホームドアのたぐいもなく駅施設も簡素。

 でも、元来求められていた「新交通システム」はこういうものであり、標準AGTのような重装備で普通鉄道並みのコストかかってしまうものは「なにか違う」なのです。

 乗車の印象も、限りなく軽便鉄道。1982年、日本車輌製造生まれの車体は意外と丁寧に作られた頑丈そうな車であり、そこも軽便感が。四日市あすなろう鉄道や三岐鉄道北勢線でさえ冷房車なのに……というのは言ってはならないお約束、でしょうか(笑)。

 ともあれ、楽しく素敵な路線です。
 実は千葉県は、軽便鉄道の聖地なのかもしてません。(他はまきば線とウエスタンリバー鉄道ですねぇ)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて。
 レゴでの再現は、幾つかのアプローチがあると思います。

 ガチに「タイヤ走行のAGT」。インフラ工事が大変そうであります。5UDON氏が挑んでおられましたね(いずれ記事にします)。

 軽便鉄道解釈で、「ナローゲージでの再現」
 これは自分が目論んでるところです。なかなか手がつかないままですけど……。



 意外なところで、通常鉄道として。
 これもまた、アリに思えます。無理なく、手軽に。
 でもそれって、VONAらしいコンセプトなのですよね。



 東洋様(レゴスキー大臣様)の作品は、VONAをVONAらしく魅せる工夫に溢れています。

 まず、低重心で背が低いこと。地を這うような感じ。でも、低床の路面電車とも全然違う、その雰囲気だしたところで成功でしょう。

 苦戦したという足回りの覆い。これが功をなしてます。
 車体の微妙な膨らみになり、程よい台形感に。

 逆組も併用の、前面のまろやかさ。納得です。


 駅の再現、それっぽいのですね。


 車体裏面。


 中間車の足回りのグリルが嬉しいです。

 それはそうと、機器配置の工夫が興味深い。モーター車と電池車をわけで、重心と車高を下げる工夫です。PFの受光部は車端部設置。

 ひとつ気がかりなのはホイールベースが長すぎることで、R40の標準カーブで走行の抵抗になりそうです。
 でも、電池boxに合わせたミニマムにしたらR40でも安定走行できそうです。理想は、R24のTRIX-BRIXを曲がれることだと思いますが、難しいでしょうか?

 トレインモーターは良いのですが、電池車は電池BOXは車輪の上において、ホイルベースをミニマムに詰めたほうが良いのかもしれません。或いは何らかの連接車か? 1軸車が2軸車により掛かるような車輪配置とか考えられます。1+1+2軸みたいな編成で資材節約メリットもありますかも?

 なんであれ。足回りが覆われてるからこその自由度はありそうですね。そういう意味では、低床の路面電車に近いのかも知れませんが……。

 R24走行が叶うなら、ミニマムなレイアウトも楽しそうです。
「軽便鉄道の来なかった未来」を味わってみませんか?
 
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2021年10月05日

【鉄道作品日本形】前後アンカプラー内蔵の、電動貨車(デワ)



 発表が遅れてしまった作品です。
 実制作が2021年9月末位。初お披露目が10月4日でした。
https://twitter.com/houmeisya/status/1446106988098686977

 その後も微調整などは行ってるうちに、Twitterでも発表タイミング逃してしまった感じです。


 狙いは一言。

 「単車で前後にアンカプラーを内蔵して、自由に入れ替え遊びの出来る電動貨車。」

 形状のモチーフはこの種の電動貨車(デワ)の定番、静鉄デワ1やら東急デワ3001辺りです。
 完全に真四角じゃなくて全面に折妻が付いてたりと可愛い感じのやつですね。

 再現モデルと言い切れないのは、ややサイズが大きめになってしまったこと。
 北陸鉄道辺りの電動貨車(電気機関車)がやや大柄でしたから、そっちの雰囲気かもしれません。

 小さく出来ないのは、無論、ギミックのため。


 サイドビュウ。

 とはいえ、乗務員室と木造の車体部分、貨物扉でこれ以上どうやって小さくしろという感じではあります(笑)。

 単台車っぽい足回りもお気に入りですよ。


 おすまし。
 解結バーはなんとか許容範囲でしょうか?

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posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月04日

【作品紹介】アイン様の事業用車電車軍団 その2 クモヤ143「便利屋さん」 

 先方の記事。クモヤ143
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12701116928.html
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12702042647.html


 牽引車。クモヤ143形。

 牽引車とはなんぞや? という話になりますが、車庫や工場で編成をバラして、自走できない状態の電車を「牽引」する車になります。

 それって機関車と違うのか?
 電車の現場なら、電車のほうが扱いやすいのですね。

 力は足りるのか?
 電車は……国電は120kw x4とか150kw x4とか平気でありますので、私鉄のちっこい電気機関車よりは力持ちなのですよ。
(クモヤ90形という旧型国電ベースの牽引車は、長野駅の入換用に使われてたことがあって……お座敷列車の客車6両曳いてる写真みて、ぶったまげたことあります)

 入換機械では?
 牽引車は本線も走行できます。回送の随伴車としての使い方もあります。


 余談ですが、私鉄では同種の車両は「有蓋電動貨車」として扱われます。
 電動貨車と電気機関車、牽引車の区別なんて実は曖昧なものなのかもしれません。


 閑話休題。

 クモヤ143形は、旧型国電ベースの老朽牽引車を置き換えるために1976年から新造されたもの。ただ、事業用車に新車は勿体ない……ということで、増備は101系改造の(機器流用の)クモヤ145になってしまいましたが。
 さらに言えば、旧型国電の足回り再利用のクモヤ90 100代・200代もありました。車体同じですが色が茶色です。


 アイン様作品。資材用の扉と、小さめの窓が最高にユニークです。

 1976年タイプのトレイン窓も効果的に使い。添乗室部分に使っています。

 そう。クモヤは部内での資材輸送や人員輸送にも使える便利屋さんなのでした(笑)。


 サイドビュウ。この車は動力配慮です。文字通り、牽引車になるのです。



 前面は貫通扉のある高運転台で、クモヤ顔とか言われてましたね。
 後退角部分の表現に、クリップ付タイルを横組で使っています。

 なかなか好ましい表現です。同種の顔の車両は103系の地下鉄直通車とか、それを改造した105系に観られましたので、応用も出来ましょう。

 
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2021年10月03日

【作品紹介】アイン様の事業用車電車軍団 その1 配給車クモル145+クル145「配給とは?」



 先方の記事「クモル145+クル145」
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12698927500.html


 事業用車は、使う機会は少ないのですが。しかし、ツボにハマれば面白いのです。

 造る、また運転するモチベーションは湧きにくいんですよね。
 でも、既に一般営業車両の制作ストックが沢山ある状態での事業用車は?

 ……それは、輝く存在になります。営業車両を引き立てる存在になりましょう。


 配給車。クモル145+クル145。

 「配給」って言葉は戦時経済か、はたまた映画くらいでしか使わない用語ですが。
 鉄道界隈だと、現場での物資輸送全般を指します。社内便?

 配給車は嘗ては客車にも存在しましたし、貨車だと一般の有蓋車や無蓋車の「配給車代用」白帯車が沢山ありました。
 電車の配給車は、電車部品を工場から工場、工場から電車区に運んだりするのに使われていたもの。故に屋根のない無蓋車なのでした。
(余談、気動車には配給車は有りませんでした。貨車で代用されてたんでしょうね)

 クモル145+クル145は、1980年ころに旧型配給車を置き換えるために、関東・関西にまとまった両数が101系電車からの改造で賄われたものです。

 なお、改造と言っても車体新造。103系のような顔ですが、101系の顔ではないのですね。

 アイン様の作品、最高! といって良い水準で特徴捉えられていて驚かされます。
 顔については、以前の103系に合わせてるそうですけども。


 参考。アイン様の103系。

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2021年10月02日

【鉄道作品日本形】秩父鉄道 デキ200形。私鉄電機の雛形として?



 <熊谷駅にて。2021年 9月25日>

 秩父鉄道は貨物輸送用に今なお多数の電気機関車を擁しています。
 実際、平日・土曜の訪問だと、さらっとやってきた列車が貨物……なんてことがあるくらいに貨物輸送量は多い。

 これでも随分減ってしまったのですよ……。
 今は石灰の原石輸送(ヲキ車)のみですが、数年前まではホキによる石炭。さらに10年くらい前はタキによるセメント製品の輸送があったのですから。30年以上前なら袋詰めセメントの輸送(ワキ・テキ)迄あった。その前は一般貨物まで。
 その賑やかさ。ちょっと想像つきませんよね。

 現行の電気機関車は100系列と200系列に大別できますけども、200系列の中で最初に作られたデキ200形は「L形軸梁式」という変わった台車を履いています。3両ありましたが既に2両は廃車。残る1両は旅客列車……即ちSL列車パレオエクスプレスの補助用になって久しいです。


 デキ201は何度も標準外の塗色になっておりますが、今は東武鉄道の電機を模した黒塗装です。
 黒と言ってもゼブラに黄色の手すり。なかなか華やかな姿。

 客車よりは寧ろ貨物列車牽かせたいですが……。


 件の台車です。L形の梁が向かい合って、2軸で1つの軸バネを共有。

 日本どころか、世界でも他に例のない形状(※)は、起動時の軸重変動をなくして牽引力を増すための工夫です。
 
 ※:自分の知る限りですが……。

 ただし、L形の梁や接合ピン部分は強度上の問題もあり、この形状は3両のみに終わっています。


 実物と並んで。
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posted by 関山 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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