房総地区への導入のあと、東北本線宇都宮以北や日光線、そして相模線への投入が決まり慌ただしくなってきました。
4ドアの輸送力があって、「駅扱(無人駅のICタッチ)」のワンマン運転できるとなると、たしかに「首都圏のちょっと外」での使い勝手は良さそうです。座席数や快適性考えると3ドアのE129系も忘れないで欲しいものではありますけども。
しかし、相模線となれば4ドア車も必然性が高いのですね。電化時に新車で入った205系も相当な古参になってしまいましたし。
まず。cadから。
拡幅車体らしい7幅表現です。4ドアの3ドアアレンジはいつもどおりの文脈ですね。帯の濃淡、そして前面のドットパターン。
前面からの制作です。
丸タイル使ったドット、なかなかいい感じ!
7幅ならでは……ですが、貫通路の幌枠表現も線が細くて繊細。ブラケット駆使しまくるのが今風です。桟板や行き先表示機の表現も嬉しい。
製作中の様子。相模線は押しボタン式ドアの伝統ですよねキハ35の時代から。
ボタンの黄色を4Lバーで再現。これはなかなか効果的です。
先頭車の、車体完成。
連結器……ダミーカプラーに注目。角ハンマー部品を使うことで、カバーのかかった連結器の表現にしているのが新しい。
実物は4両編成ですが、3両に縮めての完成です。ボタンの黄色はやはりこのカラーリングで目立つ! ワンマン運転用の機器類も見逃せません。
青系の濃淡帯も実に爽やか。裾絞りと帯の共存は難しいのですが、ここは手慣れておられますね。
なかなか、小気味の良い作品です。
おなじみ横浜線のE233系とか、引退していく205系とか、並びも楽しめそうであります
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