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2021年07月31日

【実物鉄道】2021年7月の山陽・山陰行。1日目。久里浜から高松・岡山まで。

 2021年7月の山陽・山陰行のツイートまとめです。備忘録として。
 お目当ては木次線乗車なんですが、何故か遠回りしているという。

 あとテンション上がらないとか言ってる割に東海道線で結構ツイート飛ばしてたりしますね(笑)。
 211系の前面展望もそろそろ昔語りになるのかも。




 ゼロアワーの緊張感……。


 





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2021年07月30日

【作品紹介】鱒寿司様の、鉄道院基本形客車(12000系)。標準型の佳さ。

 汎用性のある客貨車の重要さ。
 マイナースケールの鉄道模型では痛感させられるのですよね。
 
 どんな機関車でも、どんな情景でも或る程度合わせることが出来るのって、実に有難いことであります。

 良い題材、造ってくださったものです。
 


 
 そのありがたき、鉄道院基本型客車(12000系)は1910年(明43)から製造された、はじめての標準化された客車群。
 それまでは、国鉄……官有鉄道も含めて統一もない良く言えば個性的、悪く言えば雑多な客車群が製造されていたのですが、1908年の鉄道国有化を期に、統一設計を徹底したのです。

 国有化以前の日本の客車は欧州スタイルもアメリカンスタイルも両方入り乱れていたのですが、基本型客車はダブルルーフ、両端デッキの後者寄りの姿に。
 しかしまぁ、独自の意匠というか味噌汁臭さみたいなものは入ってきます。

 これが「客車」の標準として。
 やや大きくなった22000系(大正時代)。それを鋼製化したオハ31等(昭和初期)。20m化したスハ32等。広窓で近代化のオハ35等……という、日本の客車の一貫性のある流れが始まるのでした。

 基本型客車は。大多数の3等車はもとより荷物車も。また2等車はもちろん。寝台車・食堂車・1等車も作られています。供奉車・特別車・御料車までも。
 優等車には(いや一部の3等車にも)三軸ボギーの20m級のものもあり。形式数では相当な個性を持っています。

 一世を風靡した基本型も製造は1917年ころに終わり、以後は大型化した22000系客車に移行しています。無論、未だ木造ですが。

 こうした木造客車は1950年代迄はローカル線中心ながら生き残っておりました。その安全性や接客設備の陳腐化の根本的改善として行われたのが、客車鋼体化です。基本型客車も台枠などを供出し。1950年代後半に消滅。

 私鉄払下げもあり1960年代まで生き延びたものもありましたが。

 残念ながら、本系列に属する御料車(6,7.9号)以外に現存車がありません。
 22000系も現存車が殆どないことは惜しまれるのです。


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 さて。模型的に見ますと、12000系は便利です。

 大正初期から大正末。昭和初期から戦中、そして戦後の初めの時代までで使えてしまう客車でありますから。
 活躍は稚内から鹿児島まで(流石に外地には居ないはず?)。最初期には急行のエリート。末期にはローカル運用。


 古典蒸機から、C55やC57あたりまでの制式機群。
 電気機関車の時代でも合うのです。舶来電機の時代は勿論。国産機でもEF53あたりまでなら……。

 写真のように8620が似合うのはいうまでもありません。
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2021年07月26日

【ヒント・アイディア】さくりん様の 機関庫アクセサリたち。給炭台・給水塔・給砂塔・ポンプ小屋


 比較的シンプルに? しかして効果的に作られた機関庫用のアクセサリ!
 蒸気機関車時代には欠かせざる設備です。
(尤も、今の復活蒸機だとパワーショベルや給水車で代用されてしまうこともあるようですが。え、それはそれでレゴで用意するの面倒くさい?)

 比較的小規模な機関区や駅に似合いそうです。
 C53やC62よりは、8620や9600。はたまたCタンクや古典的な2Bテンダとか似合いそうです。無論、私鉄の駅などにも。
(大規模機関区には大規模機関区なりの設備があります。給炭台ではなくて給炭」ホッパーなど)
 
 時代考証は……。昭和初期から蒸機末期くらい?
 明治・大正初期に作られた設備が使い続けられてるという感じです。そんなエージング感が堪りません。逆に申せば、もうちょっと小綺麗さを意識するとガチな明治風の情景になりますかも?


 左から給炭台・給水塔・ポンプ小屋・給砂塔



 裏から。ポンプ小屋裏面が可愛い!


 こうして機関車を絡めると、絵になるのです。

 この規模ですとC56がまた似合うこと!

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2021年07月25日

【作品紹介】超豆茸様の、千代田線シリーズ。営団6000系・メトロ16000系・JR E233系2000番台

 超豆茸様の千代田線というと、先に05系の北綾瀬支線用車両を紹介しましたが、その後の千代田線本線用車両です。




 まず。千代田線の顔であった6000系。

 超豆茸様の作風は「現行車種へこだわる」ことでありますが。
 しかし、この車に関しては例外! それほどの名車です。

 1968年に試作車が。そして1970年から量産車が登場したもの。
 1970-80年代においての「地下鉄」のイメージを造った、最先端に未来的な電車であったのです。製造は1990年まで続きました。最初から10両固定で量産され(除く試作車)、途中の編成替えや挿入増備なども無いのは、この時代としては珍しいことです。

 それでも増備中に仕様は変わっていますし、更新で細部の仕様も変わっています。外見以上に大きな特徴だったチョッパ制御も機器更新でVVVF化されています。
 そんなわけで、2010年まで40年間も廃車を出さず。千代田線の、いや、東京の顔で有り続けたのでした。
 、
 2018年には完全に退役。ほんの3年前のことなのです。
 しかし。物語は終わりません。ジャカルタ譲渡された編成はなおも健在なのです……!なかには1969年製の二次試作車迄含まれているのです。長持ちする電車です。実際、良い電車でした。

 小田急線・千代田線では6000系は通学・通勤に使っていたのですが、車体の作りが良いので音は静かで、乗り心地も柔らかめ。来ると「当たり!」でありました。田舎の応接間のような雰囲気だった初期の内装も懐かしい……。


 思い出語りまで行ってしまいました。閑話休題。

 既に幾つか作品のある題材ですが、超豆茸様の作品はシンプルに、ソリッドに印象を把握されています。それがまた、アルミの塊……な6000系の印象に合致するのです。4幅分の横組の前面は、微小に傾斜させています。大きな前面窓と、非常口のむこうの小さな窓。グリルスロープに拠る隙間埋めも効いてます。

 屋根は平面構成です。印象として誤りでもないですね。人によっては「丸みを付けたい」と思われるかも知れません。

 前照灯とその下の標識灯。ヘッドライトブロックの組み合わせで見事な造形。ここが難しい題材なのですよ。

 帯部分は逆テーパ付いていますが、ここは垂直に割り切り。そしてその下を逆テーパ。なかなか正確な印象です。アンチクライマーは割愛されていますが、それも正解でしょうね。ダミーカプラーと胴受けは5方向ブロックにパーツ貼り付けたものですが、巧く印象把握できてます。


 側面は横組みで、4ドアの車体を32ポッチに割り付けています。

 雰囲気としては、1-3次量産車(1970-1977)の車体更新後の姿でしょうか。側窓が1段化され、機器はVVVF化された1995年以降の姿? いや、側ドアも交換された更に後の姿ですね。

 ※:五月蝿く語っておりますが、それほどに時代や編成ごとの形状差異が大きく、趣味的に楽しい形式だということです(笑)。


 荒川橋梁を渡る姿か?
 長大橋を渡るイメージのある地下鉄です。

 作品は無論、10両のフル編成。ひし形のパンタが沢山ならぶのは、やはり「昔の」電車なのだなぁという印象です。

 冷房装置はあっさりめの表現ですね。もう1プレートボリューム感がほしかったように思うのですが。
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posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月24日

【作品紹介】ステンレス車の革命? アイン様の横浜市交通局(地下鉄)1000形電車

 先方の記事です
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12688068039.html


 横浜市交通局は今年で100周年!
 市電時代がおよそ50年。そして1972年の地下鉄開業からも49年の歴史です。

 そう思うと、地下鉄も既に「歴史」なのでありますね。


 そんな横浜市営地下鉄の初代車両が1000形です。
 
 1972年に3両編成でスタート。路線も伸びれば編成も伸びる。1985年までに6両編成化。
 1989年から冷房改造されるも、2004年からついに廃車が始まり、2006年までに引退。

 いつまでも新しく見える電車でありましたから、廃車は青天の霹靂……な感じは有りましたけども、先頭車は30年以上使っていたのですから大往生ではありましょう。丁寧に長持ちさせるのは市電以来の伝統かも知れません。

 編成単位の保存車があります(3両)。今年の交通局100周年……は難しいのでしょうけど、しかし来年の地下鉄50周年での公開有ること願いたいものです。


 アイン様の作品。まずは構体の製作中から。

 スラントした前面の大きな窓が特徴でしたね。4幅分の斜組で下げています。マークは青い丸で表現。これが前面の左右固定にもなっています。

 ブラケットで下げられた前照灯と前面下部。きれいな処理です。

 さて。この作品で注目しなければなりませんのは……。


 側面の処理なのです。

 (昔の)ステンレス車にグリルブロック使うという当たり前の表現に見えて、「横組み」にしてしまってるのですね腰板部分を。
 2段分使うと(6プレート分)使うとやや煩い。しかし1段分(3プレート)では余りに物足りない。5プレート分の量感が実に、(昔の)ステンレス車体の雰囲気を顕してるではありませんか!

 正直、「やられた!」です。
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2021年07月23日

【レゴ製品?】TRIX-BRIXの新作は「トラス橋」!?

 TRIX-BRIX 順調に売上上がってると思しき、サードパーティなトレインレールメーカーです。。
https://trixbrix.eu/

 最近は定番商品のR56・R72・R88・R104の大半径カーブレールのインジェクション化が完了し、より安定供給されるようになりました。

 トレイン車輪のBBBもそうなのですが……、気まぐれで鉄道や鉄道模型のことなんか全然分かってない公式よりも、こうして園庭供給してくれるサードパーティのほうが信用できるのですよね(笑)。

 愛情は、お金でしめしましょう? 輸入の代行は、カンザンブリックで取り扱えます……。
https://kanbri.ocnk.net/
 
 宣伝失礼。TRIX-BRIXの新作です。


https://trixbrix.eu/en_US/p/4-Span-Train-Bridge/337

 なんと、トラス橋。
 レール4本分の長さがあります。価格は64.90ユーロ。

 部品数147
 64ポッチ長の直線レール2本付き。
 2スパン(レール2本分)の延長に対応。
 部品は3Dプリントと ABSインジェクションの混合
 高さは126mm迄。耐荷重は 4 kg


 底部で12ポッチ分、底部以外で14ポッチ分の幅がありますから、ラージスケールでも余裕で対応できます。

 逆にいえば、6幅派にとっては「大きすぎ」かも知れません。


 近代的な印象ですね。そして、頑丈そうな印象ではあります。

 デッキトラスとして使うことは想定されてないようですが、観た感じなんとかなりそうです?


 レイアウトに組込例。こうやって複数の線路をまたぐような情景が様になりそう?


 複々線でもまたげます。

 なお、レール2本分の延長キットはこちら。
https://trixbrix.eu/en_US/p/2-Span-Train-Bridge-Extension/336
 34.90ユーロです。

 基本セット+延長キット+延長キットでレール8本分にもできるようです。以下の動画に実例示されてますね。


 強度に問題なし!


 なかなかの迫力です。

 まぁ、コストも64.90ユーロ+34.90ユーロ+34.90ユーロですが……。








 関連して、3Dプリントの橋脚セット各種もリリースされています。
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2021年07月22日

【作品紹介】最新型! 5udon様の相模線用のE131系電車

 4ドアの地方向け電車、E131系電車。

 房総地区への導入のあと、東北本線宇都宮以北や日光線、そして相模線への投入が決まり慌ただしくなってきました。

 4ドアの輸送力があって、「駅扱(無人駅のICタッチ)」のワンマン運転できるとなると、たしかに「首都圏のちょっと外」での使い勝手は良さそうです。座席数や快適性考えると3ドアのE129系も忘れないで欲しいものではありますけども。
 しかし、相模線となれば4ドア車も必然性が高いのですね。電化時に新車で入った205系も相当な古参になってしまいましたし。


 まず。cadから。
 拡幅車体らしい7幅表現です。4ドアの3ドアアレンジはいつもどおりの文脈ですね。帯の濃淡、そして前面のドットパターン。


 前面からの制作です。
 
 丸タイル使ったドット、なかなかいい感じ!
 7幅ならでは……ですが、貫通路の幌枠表現も線が細くて繊細。ブラケット駆使しまくるのが今風です。桟板や行き先表示機の表現も嬉しい。


 製作中の様子。相模線は押しボタン式ドアの伝統ですよねキハ35の時代から。
 ボタンの黄色を4Lバーで再現。これはなかなか効果的です。


 先頭車の、車体完成。
 連結器……ダミーカプラーに注目。角ハンマー部品を使うことで、カバーのかかった連結器の表現にしているのが新しい。
 

 実物は4両編成ですが、3両に縮めての完成です。ボタンの黄色はやはりこのカラーリングで目立つ! ワンマン運転用の機器類も見逃せません。

 青系の濃淡帯も実に爽やか。裾絞りと帯の共存は難しいのですが、ここは手慣れておられますね。


 なかなか、小気味の良い作品です。
 おなじみ横浜線のE233系とか、引退していく205系とか、並びも楽しめそうであります

 
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2021年07月21日

【作品紹介】にしなら様の近鉄80000系電車「ひのとり」 8両フル編成。



 観光特急「しまかぜ」の豪華さを雅を、ビジネス・インターシティの名阪甲にもってきた!

 2020年の春にデビュウの近鉄80000系もすっかり馴染んだ・定着した感があります。「アーバンライナー」から「ひのとり」への世代交代もつつがなく……。進化する近鉄特急の伝統。

 この華やかな題材は、2019年暮れ(つまり実物の営業開始前!)にエース氏の作品が上がっております。 
 http://legotrain.seesaa.net/article/473412554.html
 
 その流れを上手く継承した「2本目」が、にしなら様の作品になります。


 基本的な造形は、先行作に倣っています。ただ、随所に解釈違いと改良がみられますね。

 スラントして傾斜したピラーという難しい部分は斜めのブラケット固定です。ここの処理がちょっと違うのですね。よりスッキリ。
 5幅への絞りこみは元設計の良さでありましょう。

 今回は8両の、フル編成です。


 ク80100形。


 プレミアム感のある座席! インテリアも大事な題材ですよね。

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2021年07月19日

【イベント】第5回 なごレゴ ツイートまとめ(7月18日)

 2021年7月18日 日曜日に名古屋で行われた第5回 なごレゴのツイートまとめておきます。「行きたいけど行けなかった」情勢下でもありますので、記録としての意味はあると思うのでした。

 次回は、情勢落ち着いていること願っております。






 これを見たかったのです! 叶いませんでしたが……。<<続きを読む>>
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2021年07月16日

【作品紹介】近代的?Bタンクロコ ジョージレモン様のB20形


 小さく可愛く。飽和式で空気制動さえ無く。
 まるで古典機のようなスペック?

 しかし。1944−47年製ですから、実は蒸気機関車ではかなり末期の作ですなのですよね。
 
 戦時体制が産んだ機関車なのですが。戦後はこのクラスは内燃機関車の復活で賄われてしまいますから、15両造られたものの使い所は無かったとか。私鉄の小貨物用にしても、空気制動つけたBタンクやCタンクの中古在庫が幾らでもありましたからね。

 と、いきなりネガティブですが。

 でも、可愛いことには違いありません。
 その御蔭でマスコットとして愛され、1号機と10号機の2両が残っています。

 それにしても。
 産業用の飾り気のなさが可愛いに転じるタイミングって何処らなのでしょうね?

 ガチで産業用の、小型の内燃機関車……加藤や酒井、はたまた10噸半キャブの移動機あたりを可愛がる文脈はいつの間にか生まれました。
 B20も、その流れで愛されるキャラになったのでしょう。



 面倒な話はともかく、ジョージレモン様の作品は問答無用の小ささ可愛さ。そしてリアルさです。
 他のBタンクとは違う、B20としての個性もきっちり抑えてられるんですよね。斜めに切り落としたサイドタンク、角張ったドーム。台形のキャブ屋根。もう溶接の時代だとは思いますが、でも浮き出たリベットも愛おしい。
 無愛想な煙突だって!

 ちょいと嬉しいのは、スコップを使ったパイプとシリンダの表現でありますね。

 無論、プロポーションの良さは動力をオミットしてるためでもありますが。
 でもこの機関車が「自走」している状況もあんまり考えられないので(苦笑)、正解ではあるのでしょう。 

 細いロッドの功績も大きいでしょう。独自の可動システムなのですよ。詳細はこちら参照くださいね。

【ヒント・アイディア】ジョージレモン式 ロッド駆動台車。薄く、コンパクトに






 3幅の缶銅がしっくり来ます。
 ウエッジプレート使ったサイドタンクの質感も。


 真正面。近代化されつつ。
 然し、日本人の大変好んだドイツ系小型機(コッペルやクラウス)の香りもちょっぴり。
 そこも愛され要因なのかも。


 バックビュウ。
 キャブ窓の横組も正解でありましょう。

 ステッカーも良い効果です。


 同じくジョージレモン様作のオハ35を繋ぐとこんな感じです。

 20mフルサイズの客車を繋ぐと、こんなバランスであったのでしょうね。
 オハ35、デカいなぁ(笑)。


 走行動画です。ロッドの動きが良いのですよね。

 さて。
 あんまり稼働しなかったとか言われるB20ですけども、その末期には一度だけ華やかな演出があったそうです。
「1969年7月27日に鹿児島鉄道管理局主催のイベント走行でB20+C55+C12+8620形という編成で本線の営業列車を牽引したことがある」(wkipipediaより)
 と。

 ネタと知りつつ、一度、やってみたくなりますよね。
 C55と8620、C12は揃っているのですから!
 

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2021年07月13日

【作品紹介】アイン様の、ちょっと懐かしいバス(中長距離路線用。あるいはワンロマ?)

 先方の記事です
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12685560669.html


 素晴らしい作品が顕れました。

 ちょっと懐かしい……いや、物凄く懐かしい時代のバスです。もちろんモノコックボディ!
 5幅で16ポッチ全長。

 具体的な車種はわからないのがもどかしいのですが、なんとなく三菱ふぞうの匂いがします。
 カラーリングは昔の(1980年代の)京王バスっぽい。

 そして、前後2ドアのメトロ窓(引き違い窓)の中長距離路線用車両です。
 この種の車は1970-90年代には結構多くの地方都市で見られました。観光バスの格下げも多かったものです。ただ、この車は最初から路線用の感じがします。何れにせよ快適な設備でありました(今の中距離の路線バスは、都市圏短距離用の車を平気で使うので、長時間の乗車は辛いものがあるんですよね……)。

 時代は1970年代の前半製造で、昭和と平成の境目まで使われて……という感じでしょうか。

 一つだけ惜しいのは、ナンバーが白いこと。
 路線バスだと緑でないと! いや白ナンバーの自家用バスもありますけども。


 前面は路線車仕様ですね。方向幕は窓上に。
(窓下中央に方向幕付けると、観光落としっぽくなります)

 4灯ライトもいい感じです(2灯だと1960年代の仕様になります)。
 前面窓と、そこに付けたミラーも好ましい表現。

 前面中央、1x1プレートの側面を見せる感じでエンブレム無表現があってもよかったかも知れません。

 オレンジの帯はトップドアを気持ちよく横切ります。トップドアの縦長窓も上下分離の時代でしょう。
 タイヤハウスは横組み造形。きれいな形ができるものですね。


 そして側面。メトロ窓並びます。快適そうです。
 小さな広告板も嬉しい。

 余談ですが、この雰囲気で前中の2扉にすると京王バスのワンロマ車に<<続きを読む>>
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2021年07月12日

【作品紹介】なし様のJR貨物 EH200形電気機関車。圧巻。

 EH200形は、EF64の後継機として2001年から2011年まで製造された機関車。
 大型H級では交直両用のEH500に継ぐ形式です。

 製造はEH500と同じく東芝。
 ただ、前面・側面の造形ラインはまるで別のもの。面取りしたスラントスタイルは現代的であり、直線的な造形は、より力強さを感じさせましょう。

 惜しまれるのは24両を作ったところで、2011年から増備が滞っていること。
 その分、EF64が延命できているので趣味的には難しい問題ですが。

 上越線乃至中央東線といった山岳線区用ですが、EF64同様、首都圏にまで直通する運用も少なく有りません。近況ですが中央西線にも進出のようですね。
 


 なし様の作品は、今年2月くらいから少しづつ製作中の様子を見せつつ、7月に完成となったものです。

 「ヘッドテールライト点灯 及び切替 ライトユニットx3」
 「PFでトレインモータx4 即ち全軸駆動」
 「電池は走行用に単3電池boxが1。ライト用に単4電池boxが1」

 という、ラージスケールの本気を見せてくれるスペックです。


 造形のスキのなさはいうまでも有りません。

 面取りのあるスラントという難しい造形を破綻なくこなしておりますから。隙間はぴったり埋まっています。ポッチは隠せる限り隠され、おなじみの形容を使えば「一見、レゴに見えない」のです。

 そして、色も美しい。ブルーとミディアムアズールのツートンカラー。

 前面のディテール観てまいりましょう。
 連結器、台枠周りがにぎやかですね。控えめな解放テコも印象的。ゴツい台枠は力の象徴。足元引き締めるはスノウプラウ。


 サイドビュウ。
 レール5本分の長さです。




 隙間のない斜めのライン。ルーバーの周りも、隙間なく。
 JRFおよび「ブルーサンダー」ロゴ。
 そして、凝った台車枠。近年の電機の、軽快に見えつつ重厚な台車が表現されています。
 直流電機にしてはにぎやかな屋根上も。


 テールライトは単機回送時程度にしか点けないものですけども。しかし、点灯すると重みが出てきます。前面スラントの隙間埋めはパネルを上下逆に組んでいるようです。


 台車のアップと、連結部分。

 灰色の台車枠と、黒のブレーキ系でメリハリがあります。
 全部灰色にすると、実物では印象の細いブレーキ系がやたら主張して全体のバランスが損なわれてしまうのですが(台車枠の軽快さがスポイルされてしまうのですが)、この作品では回避されています。その上、繊細!

 ボルスタアンカも安心感?ある造形です。

 よく見ると台車枠の中で上下の反転も行われているのですね。

 2つの車体はケーンブルで結ばれ、切り離し不可です。
 渡るケーブルもまたディテールとして成立しているのがにくいですね。


 車内。8幅ラージといえど、この密度では余裕もありません。
 ブルサンロゴの表現も2プレート使われているようですし。

 モーター4基分の牽引力、見る機会が楽しみですね。
 大規模会場での、R104メインの大レイアウトが似合いそうです。
 
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2021年07月11日

【レイアウトプラン】横浜レゴ会3 の大規模?レイアウト。3セクションを一つに

 まず、部屋が恵まれておりました。

 定員20名の中規模な部屋で、テーブルが1800x600が4本。1200x600が4本はかなり好条件でありましょう。

 総合オフには狭いのですが、「トレインオンリー」とすればなんとかなってしまう規模の部屋です。

 このクラスの部屋は借りやすいかも知れません。
 人が集まらなくても、コスト的になんとかなります。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 今回の要件は、本線の他、ナローエリアも設ける。でした。
 ナローゲージは最近、運転の機会も少なかったですからね。

 変形ロの字配置は、テーブルの柔軟な配置で生まれました。
 机の寸法がちょうど「3x1」と「2x1」ですから、レゴのプレート……2x6と2x4を並べて「物理シミュレーション」(おい)できたのは良かったです。原始的なのが一番!

 なお、ロの字配置は内陸部への立ち入りは非考慮です。
 でも、非常時に内部に入れるのは安心感ありますよね?

 テーブルサイズは「bluebrick」に適当なのがなければ、「基礎板でテーブル作ってしまえば良い」ことにやっと気が付きましたよ。


 1案。
 テーブルをすべて「本線」に捧げる案。

 本線は3線です。外側からR72・R56・R40。
 線路配置のイレギュラーは極力減らすシンプルさ。
 
 側線は長めの各1本づつ。短編成の電車などなら縦列に2編成留置出来るかも知れません。

 2幅のプレート(理想は2x16)とターンテーブルがあれば簡単に現地組現地解体の出来る「ぬぬつき式」の鉄橋が複数あれば、テーブルを跨ぐレイアウトも怖くなくなります。
 空中にある分、机だって節約できるわけですし。

 なお、側線を考慮せず、鉄橋がもう一組確保できたら複々線もできちゃったんですね。ただし複々線の最内側は、かなり運転にストレスたまります。外側の列車を気遣いながら設置とかしなければなりませんから。
 平面交差で外部ヤードにつなげる配線も、今は不可能ではないので、そのあたりもまた考えていかねばなりません。


 2案。
 左手にサブエリアを設けてます。その代わり本線エリアの横幅をちょいと詰める。1200x600のサブエリア……今回は軍港を作ることができました。

 この種の組み換え、テーブルの「物理シミュレーション」あればすんなり出来ます。

 軍港は側線と、平面交差。港湾地帯の線路には平面交差つきものなんですよ。
 サブエリアですが、僅かながらも作業空間という間隙を設けています。これは大事です。
 
 間隙、邪魔じゃないです。世界観の区切りという意味も持ちますので。


 3案。決定稿。
 
 サブエリアを更に拡大。扇形庫含むターンテーブル(さくりん式。ターンテーブルはレール2本分)を考慮したものです。

 それによって、サブエリア内での入換運転という可能性も生まれました。
 また、軍港は見事なシーナリーに。

 意外と大事なことですが、各エリアのシーナリーの相互作用は意外と大事です。
 今回は「軍港」と「ナロー」をサブエリアに置いていますが、これを
「路面電車とモジュールタウン」
「頭端式の、大規模な旅客駅」
「大きな転車台(本線蒸機対応 レール3−4本分)と扇形庫」
「(純粋な)車両基地。現実的で安直で、しかし必然性高し」
「大規模貨物駅。コンテナヤード等」
 とか考えられましょう。どれも魅力的ですよ。

 フィグスケールに限られますが、他ジャンルとの有機的組み合わせも有りえますね。4wlc(4幅車)とか、空ミリ陸ミリなども。
 線路がつながってると有機性は生まれます。意外と大事なことだと思うようになりました。

 本線エリアは、更に犠牲になりましたが。
 しかし、長い本線で回すのが「正義」かというとちょっと違う気もします。本線の長さって「適度な距離」ってあるように思うのですが。
 その意味で、程よかったとは思ってます。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて。
 ナローエリアは特に各バージョンで弄ってないです。
 基本、R24とR32の複線です。

 日本の軽便鉄道のイメージ上、ナローで複線は抵抗があったのです。
 しかし、駅や操車場の構内が続いてると想定すると意外と複線は違和感が有りません。
 「標準軌」の本線との連絡も考慮しています。
(その気になればデュアルゲージもありえるでしょう)

 R24はやはりきつめのカーブで、走行車両は選びます。走っても足回りへの負担負荷は無きにしもあらず。ナローだから狭い場所で楽しめるのは嘘? いや、それでもテーブル2本でかなり濃厚な世界は楽しめるのですが(笑)。

 デュアルゲージや、ナローと標準軌間の平面交差なども今後の課題ではありますね。ナローのターンテーブルや機関庫も課題になってくるでしょう。

 2019年までの、(ほぼ)ゼロと、2020年以降の拡大拡散の差異が大きいのがナローです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 最後に余談。
 会議机の上には緑フェルト敷いちゃうんですが、今回はダイソーの100円フェルト(600mm x 700mm)の緑とねずみ色を大活用しました。会議テーブルとの相性も良い寸法で何より「安い・軽い」ので、運転会の必須アイテムになりそうですね。
 ねずみ色は都市とか港湾などに便利です。

 理想は基礎板ですけど……。
 ただ、あんまりガチにやってしまうと、気楽な運転会とは程遠くなってしまうんですよね。バランスメリハリも大事です、たぶん。
 
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2021年07月08日

【作品紹介】sakurai様の宇部興産ダブルストレーラー(いすゞ)。究極の道路と、究極の自動車。



 宇部興産専用道路は1972年から使用される、日本最長の「私道」。

 セメント工場間を結ぶ、30kmに及ぶ4車線の道路と、そこに運用されるダブルストレーラーは有名な存在です。
 法規制の対象外ですからとにかく大きい。全長30m。120噸。
 トレーラーはホッパ形でセメントクリンカを輸送するもの。

 10年ほどで更新されるトラクター・トレーラーの車種は歴代で多種に渡ります。
 現行車種ではケンワースのボンネット、キャブオーバーではボルボ、スカニア。国産車ではいすゞも使われています。


 sakurai様の作品は、いすゞの再現のようです。


 6分割のグリルが鮮烈な印象です。直線的なラインと曲線の組み合わせで、巧く今のトラックの顔にたどり着いているのですね。


 そして、皆を驚かせたのは「宇部ブルー」の再現でありましょう。
 レゴのミデイアムアズールは近年供給も増えてきたといえ、このサイズの大型作品に使われるとインパクト十分です。


 ロゴ表現も素晴らしい。6幅車のサイズに収まってしまうのですね。

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2021年07月06日

【作品紹介】アイン様の ED91 11(ED45 11)。試作交流電気機関車の魅力。




 先方の記事です
「交流電化のパイオニア ED91」
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12683160782.html

「ED91本線デビュー♪」
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12684707851.html


 商用周波数による交流電化の歴史は、1955年の7月に始まります。
 テスト線区の仙山線でまず、
 ED44 1(日立・直接式)と、ED45 1(三菱・整流器式)が導入。
 翌1956年の暮、ED45 11が東芝で製造。整流器式。
 さらに1957年、日立製の整流器式、ED45 21が導入されました。

 直接式のED44を除けば、整流器式で三菱・東芝・日立の総合電機三社が競作した形になりました。
 それぞれ自慢の最新機器を搭載してきたのです。それを真っ赤なボディに収める。未来の機関車たちでした。
 もっとも車体はまだデッキ付き箱型の旧態依然としたものでしたが。しかし趣味的にはそのアンバランスこそが惹かれる所です。

 1957年からは仙山線での営業運転に用いられます。ED44→ED90は流石に調子悪く1966年には引退していますが、ED45(→ED91)の3両は1970年まで活躍。

 ED91 11が利府町で保存されています。
 歴史的・技術的価値の深い1両ですので、然るべき場所での整備・保存が望まれるところなのですが……。
 

 アイン様の作品は、利府で保存されている11号機の再現です。

 赤い車体……は他の量産形式でもおなじみですが、それに黄色帯と黒い車体裾が加わると華やかな、ちょっとドキッとする姿ですね。
 白い手すりが引き締めます。
 黒いナンバープレートも、印象を締めてるように。

 グリル使ったデッキのステップも巧いですね。
 
 前面の微妙な後退角というか三面折妻は割愛され平面ですが、庇表現があるため違和感ありません。適度に立体感のある顔と言えましょう。


 サイドビュウ。
 20ポッチ(デッキ含めて24ポッチ)の小柄な車体です。可愛く、力強い。

 台車の小ささもイメージに近いです。
 
 ほぼ正方形の側窓、横組なのが良いですね。


 交流電機の魅せどころは屋根上にあり。
 うまく要点、押さえた表現です。機器のない場所はタイル仕上げ。小さくも丁寧な作品であること伝わってきます。

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2021年07月05日

【作品紹介】5udon様のキハ30。通勤型気動車を立体的に。



 キハ35系は1961年から1966年にかけて413両も製造された通勤型気動車。
(キハ35 片運転台便所有。 キハ36 片運転台便所無。 キハ30 両運転台)

 未だ都市近郊の通勤路線でも非電化は有りましたから、この種の車両の必然性はあったのです。
 登場した関西本線 湊町側にしても、また関東では房総半島各線など。福岡近郊や新潟近郊にもそうした需要はありました。

 ただ、都市近郊通勤線区が電化されていくと、設備上使いにくい車両になってゆきます。通勤型のオールロングシートというよりは、全体に安普請で快適とは程遠い車でしたから……。

 割とスジの良い使い方は、割と各所で観られたキハ58との混成。局所的にまた短期的に輸送力が求められる区間ではキハ35系の詰め込みが、中長距離の快適性はやキハ58が補うという混成は巧いもの。2エンジン車のパワーも必要ですし。
 そう、キハ35系は勾配線区への導入はあんまり考慮されず、1エンジン車のみなのでした。

 1980−90年代に大量に引退。
 今は水島臨海鉄道にキハ30が1両が現役で残るのみです。
 他、フィリピンに譲渡された車もありますがどんな状態なのやら?

 
 というわけで、実物に関しては功罪が相まみえる車両ですが。


 ただ、そのスタイルはまんざらでもないのですよね。

 実用に振り切った切妻車体に外吊り扉は駄目かというと、そうでもない感じです。

 5udon様の作品は単行運転可能なキハ30。3ドアを2ドアに縮めてのアレンジです。無骨な前面補強は全車には及びませんでしたが1970年代以降。ツートンカラーは1980年ころまでみられたものでした。

 ……水島臨海鉄道の残存車が今はこの仕様ですね。

 前面補強はタイルの組み合わせ。ツートンの塗り分けとうまく両立。
 小さめの前面窓はパネルの側面使うことで、微妙な丸みとかを表現です。2x2の窓だとこの味が出せません。

 貫通扉は凸表現にすることで、幌枠割愛しても違和感なく。

 屋根肩にも注目です。カーブスロープではなく、あえて曲率の小さなカーブブロックを使う。これがキハ35系の真四角な感じを強調しちゃいないでしょうか。この作品のキモの一つですね。


 もう一つのキモが、外釣り扉とそのドアレール(カバー)の表現です。

 ドアレールはレールプレート。外吊り扉は0.25ポッチ?はみ出し。
 絶妙な表現です。ドア裾にも注目。ステップが付いてましたから複雑な形状なのですがそこにも丸ブロックで再現と。

 これらのキモ抑えることで、真四角な気動車が立体的な作品になっています。
(実物の安普請が、模型的には手間がかかるのは皮肉ですが。しかし、「あるある」ですよね(笑))

 側窓は妥協されたようです。元来なら両端部の表現……サッシをブラケットの0.5プレートを行われたかったのでしょうが、中央部はPUハブ搭載のために通常のブロック重ねに。
 サッシ表現も観たい気がします。キハ58あたりを相方で造り、そっちに動力をもたせるのは如何でしょうか?


 ドアの原案。
 

 製作中の車体。ディテールがつかめます。


 動画です。単行で走る姿、やはり可愛い。
 
 気動車も仲間増やすと楽しいので、その方向も期待しております。
 
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2021年07月02日

【作品紹介】四半世紀前のスーパーメカ! 三木様の新幹線955-6(300X系)

 編成化は未だと思いますので、955-6の完成地点での暫定紹介です。



 試作車955形は1995年に登場したもの。6両編成。

 通称は300X。明確に300系の次を探るためのものでした。JR東海としては唯一の試作専用車でもあります。

 新幹線試作車、栄光の950代の一つ。
 951(1969年)
 952・953(1992 STAR21)→E2?
 E954(2005 Fastech 360S)→E5
 E955(2006 Fastech 360Z)→E6
 E966(2019 ALFA-X)→?

 と、錚々たる顔ぶれ。
 なお、WIN350はあの独自性なのに500系の900代というのは不思議な気もしますが。

 また、国鉄時代のレコードホルダー961形も別カテゴリの車両とみてよいのでしょう。
(寝台や食堂、荷物輸送対応などの試作も兼ねてましたよね)

 閑話休題。
 1996年 7月26日の443.0km/hは国内の最高速度記録。
 以後25年。それに迫るものはないまま。
(最高速度試験の意味意義が薄いことは分かりはしますが……。しかし物足りない。E956の挑戦には期待したいもの)

 955形はその後2002年までの6年間、各種試験に充当されてきました。
 形状違いの先頭車1両づつが保存されています。
 


 作品は955-6。リニア鉄道館に保存されているラウンドウエッジ形をモデルに。
 
 300系の形状をよりスムーズにしたもの。700系・N700系・N700系S……の複雑な曲面を見慣れてしまうと、やや古びて見える? しかし、これはこれでいい形なのですよね。

 低屋根低重心は徹底されています。当時は100系全盛、0系も多数の時代ですから衝撃あったことでしょう。一方で500系が営業運転に投入されていたりしましたけども。

 三木様の作品は床下スカートも含め、スムーズな形状を再現。
 前頭部は実に丁寧な、カーブスロープの合わせで構成されています。

 単純に見えるラウンドウエッジ形状も、こうしてみると複雑な形状であったのが窺えるのですよね。

 カラーリングは300系の延長でも有り。また、あの1000形試作車A編成を彷彿させるものでもあります。


 側面でスマートさと、低重心ゆえの特異さが伝わります。

 側窓は飛行機窓の横組がベストマッチでありましょう。以後の新幹線車両はだんだんと窓は小さくなっていますが、955ではある程度の大きさがあったのです。

 今なおも、最速の新幹線。
 反対側の先頭車、955-1(カスプ形 700系などの原形?)や中間車も楽しみにしたいものです。
 その暁には曲線半径大きめのレイアウトで、最高速度試験に挑戦してみたいものでありますね……! 軽量化や低重心化などのノウハウも生きてくるはずでしょう。
 
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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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