2019年秋に思いつき手をつけてしまった、
PF機器の魔改造。 受光ユニットは下のL形の張り出し部分を切り取ってしまう。これで2ポッチx4ポッチx高さ3ブロック位の大きさに縮められる。
電池は006P角型9V電池化。無論、リチウムイオン二次電池。
これが今までのメニュウです。
これによって。今までは
諦めていたような小型鉄道車両題材なども走行可能になってきた。……「思い切り」大事ですよ?
さて。
魔改造してなお体積が大きいなぁと思わされるのが
、電池。 006P角電池って、レゴのポッチで言えば2ポッチちょっと余x3ポッチちょっと余、高さ5ブロック分でしたから。
贅沢言うな?
でも、やっぱりデカいんですよ。ナローとか蒸機とかには!
そこで目をつけたのが、昨今多種多様に出回ってる、
模型クワッドコプター(ドローン)用のバッテリーです。大容量さえ求めなければかなり小さなもの、あるのですよ?
こんなの。寸法がすごい。28mmx17mmx8mm。
レゴ換算しましょう。
3.5ポッチx2ポッチ強x1ポッチ厚……ですよ。
そのうえ、充電器と電池4個で1699円という低価格(笑)。
PFの電池box 単4用で1個2000円以上しますよね……?
問題は、容量が220mAhしか無いことではありません。
(出始めのころ、10年前の006Pリチウムイオン電池は400mAhでしたねぇ。今のは800mAhとかですが)
出力が3.7Vなんですよ。PFの受光ユニット(魔改造済♪)動かすのに7.4V欲しいのに。
でも。単純に考えれば直列に2本繋げば7.4Vは得られます。
(それでもなお小さい、安い)
そもそも、ナローゲージの車両をR16カーブ(ローラーコースターカーブ)のエンドレスをくるくるさせるような用途なら、受光ユニット介さずにモータ直結も有りかなとか目論見もありました。低速でまったり走って(走り続けて)欲しいですからね。
そんな心つもりで購入に至り。1699円ですし!
電池と、他に揃えたブツです。
絶縁用収縮チューブはひろどり様に存在教えてもらいました。
2ピンプラグコネクタは配線を必要に応じて付けたり外したりして、機器に汎用性持たせるために購入です。なお、有り難いことにドローン用電池もこの2ピンの規格なのでした。商品届いて気が付きましたよ。ラッキー。
商品届いて途方に暮れたのはプラグコネクタのオスはケーブル付きなのに、メス側が基盤実装用の部品?でどないせい? と、しかしメスのコネクタ、よく見ると穴が反対側も空いててオス−メス−オスとつなぐことが出来たのでした。つまりこのセットだけでケーブル同士繋げるのですね。良かった。
肝心のバッテリーは
「思ってたよりも小さい」。
粒ガムと間違えて食べてしまいそうです。猛毒ですが。
閑話休題。まずは充電(すぐ終わる)。
バッテリと、受光ユニットを仮配線してみます。あれ、3.7Vしか無いのに、受光ユニットのLEDが点灯しているではありませんか?
「レゴPFは3.7Vでも動いてくれる?」と。
そして、モータ(PF-Mモータ)も配線です。
動きました。
そして
リモコン操作もできました。 4.5V・12V・9V(含むPF/PU)と進化してきた
レゴの電気系に「3.7V」が爆誕した瞬間ですよ(えー)。
写真左の小さな銀色のがバッテリーです。220mAhもあります。
このまま30分ほど放置。しっかり回り続けてくれたのでした。
速度は当然、9V接続時より落ちます。
でも、これで十分です。余談ですが、乾電池の場合は電圧が当然低下してくるわけで、9Vって言っても最後は4V以下ですよね?
3.7Vで駆動させるのは、その最後の状態みたいなもんかもしれません。
違うとしたら、二次電池の3.7Vはある程度持続するってことでしょう。
そして、本配線です。
収縮チューブは便利、もうビニールテープでの絶縁には戻れません。
件のコネクタも、オス−メス−オスで繋がってます。
やや解りにくいですが、モータの右端、シャフトは廻ってます。
大げさかもしれません。でも、なにかが変わった瞬間でありました。
これまで諦めていたような小型題材が自在に動かせる! のですから。アイディアがとめどなく流れ込んでくるのです。自走できるナローゲージ。本線用ならBタンクとか。リモコンの4幅車だって平易に実現かも?
いや、今までのやり方や、或いは純正品でも可能なことはありますよ?
でも、複雑にギリギリにケーブルやら機器を押し込むと、汎用性が下がってしまいます。
頑張って無理矢理に埋め込んだ作品からだと、機器の脱着が非常に億劫になってしまうんですよね。
主要部分が極小型で済めば、脱着と使いまわしが平易になり、より
多くの作品を低コストに動かすこと、叶うではありませんか……!