建物系など相当精細に造られる方で、この西部劇の酒場、凄いですよね。
先日制作した西部劇の酒場をさらに作り込んでみました。 pic.twitter.com/P7tWJOIYeD
— shiro (@shiro4869lego) February 2, 2021
その世界観での、西部劇の汽車とのことです。

アメリカンスタイルのテンホイラー。
西部劇調となると派手になりがちですが、この落ち着き! 上品さ。
メリハリの効いた配色……全体を大人しくしかし真鍮磨きだしな箇所のアクセント……も大きいとは思うのですが、ランボード8幅、キャブ屋根8幅のバランスが効いているのだと思われます。

このアングルから見るとわかりやすいですね。
ランボード(歩み板)は機関車を上品に見せる効果があります。
テンダは6幅であり、6幅世界に自然に溶け込めそうです。
また、この種の古典機関車は後世の大型蒸機や現在のディーゼル機関車に比べれば小柄ですから(例えばですが、7100形の小ささに驚きませんか?)、8幅の機関車に並べてもリアルなスケールかもしれません。

サイドビュウ。なかなか均整が撮れています。煙突とシリンダの位置とか、ドームの配置とかきちんと機関車の約束事守られている安心感。
メインロッドの省略ですが、初蒸機作品と思えば致し方ないでしょうか。
惜しいのは炭水車の足回り。2軸なのは良いのですが、ホイルベースが長すぎでややバランス悪し? 外見優先なら2軸ボギーx2にするとアメリカの汽車らしくなります。動力を考慮するならトレインモータでテンダドライブ……でありましょうね。
客車や貨車も検討されているとか。楽しみにしております。