赤電を追い出し、冷房付の黄色い電車ばかりになったのもつかの間。
そのうちに3ドア車も追い出され4ドア車ばかりに……。そして黄色い4ドア電車も気がついたら少数派に。
銀と青の電車も、すでに最新型ではありません。
でも、ぬぬつき様の作品はちょっと安心の「少し前の」西武鉄道であります。
1990-2000年頃でしょうか。自分も新宿線沿線に2年だけ住んでた時期もあるので懐かしや……!

新101系と10000系NRA(ニューレッドアロー)。
ニューレッドアローのクラシック塗装は比較的最近なので101系の全盛期とは違いますが、気にしないのがお約束。先代の5000系にだって見えては来ませんかこの並びなら。

新101系。1979年から1984年まで導入されたもの。3扉で、前面は湘南型亜流の2枚窓というスタイルはこれが最後になりました。
嘗ては全線で主力であったものの、4ドア車の大量導入で今や絶滅寸前種に。
なお、旧101系は1969年導入の秩父線開業合わせの高性能車。はじめての「黄色の電車」でもありました。一足早く2012年までに引退しています。
ただし、商売上手の西武(笑)。
旧101・新101ともに地方私鉄譲渡車は多く(三岐・近江・伊豆箱根等)、結構な両数が現役です。
ぬぬつき様の作品は、新101系のブラックフェイスの湘南顔という難題に果敢に挑まれたもの。傾斜角のみ表現で後退角は割愛ですが、センターピラーのおかげで違和感は皆無ですね。寧ろすっきり美しい。
ポチスロ使ったステンレス装飾板表現もよく、やや内寄りの前照灯も<<続きを読む>>