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2021年02月09日

【作品紹介】ひろどり様の箱根登山鉄道 チキ1形電車。黒き短冊貼りは漆のメタファ。

 究極、の一つ。
 
 箱根登山鉄道 チキ1形は大正8年……1919年の開業当時の車両です。アメリカ製の機器を装備した木造電車。車内は2等+荷物+3等と区切られていました。7両導入で、初期に1両が事故廃車。
 1934年に等級制廃止。
 1950年に鋼体化によって木造車体が喪われますが。

 しかし。その後の活躍が長い。
 足回りの更新も行い、もはやオリジナルの部品は皆無の状態ではありますが、経歴上はチキ1形→モハ1形として104-106が現役であります。


 「博物館のディスプレイモデル!」と思わせてしまう。この解像度。
 実際に、原鉄道模型博物館のチキ1の大型模型は意識されているそうです。

 木造車体の短冊張りをタイル張りで再現、できてしまうものなのですね。この作品の肝でありましょう。


 色彩の渋さも見逃せません。焦茶の車体は思い切った「黒」解釈。
 その代わり、足回りは新茶に。窓枠も新茶。
 屋根も新造時の綺麗さを意識した白屋根です。

 黒い車体は、漆塗りのメタファでもありましょうね。
 旧型車両の茶色……すなわちブドウ色ですが、明治の昔は漆塗であったとか。つまりは黒に近い色でありました。
 古典題材をどんな色で作るべきか、考えさせられてしまいます。
(尤も、褪色すると白っぽく薄くなってきて、それはそれでレゴの新茶色っぽくもなるようですけども。正解は一つではありません)


 鮮烈な、前面!
 8幅に収まっているとは思えないのです。角度やディテール。異世界に。

 しかして、ディフォルメや省略という大事な文脈も喪っていません。


 屋上機器も抜かりなく。ベンチレータやポールが実に精細です。
 ポールはパーツの加減で茶色になったと伺いましたが、結果として大成功でしょう。


 インテリアも含むモデルです。

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2021年02月08日

【作品紹介】spur様のLDDより。「サフィール踊り子」「E657 ひたち」「都営6500系」「GV-E197形 事業用車」「クハ490」他

 設計段階のものでも、印象に残るものは記録しておきたくなります。

 spur様の作画されたもの(概ね2020年後半)をまとめてみました。多くの可能性を秘めておりましょう。


 サフィール踊り子。

 8幅前提。
 独特の色は濃青解釈です。
 前面の絞り込みが凄い。
 側面は天窓表現も。


 皆をあっと言わせた、常磐線特急「ひたち」「ときわ」用のE657系。7幅。

 再現不可能とか言われていたところに発表されたのです。この完璧な再現!
 前面は斜めの細ピラーが衝撃です。

 側面は車体断面の表現有り。


 前面アップ。
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2021年02月07日

【作品紹介】shiro様の古典アメリカ調テンホイラー 落ち着きある上品さ

 shiro様ははじめて紹介させていただきます。
 建物系など相当精細に造られる方で、この西部劇の酒場、凄いですよね。



 その世界観での、西部劇の汽車とのことです。


 アメリカンスタイルのテンホイラー。
 
 西部劇調となると派手になりがちですが、この落ち着き! 上品さ。
 
 メリハリの効いた配色……全体を大人しくしかし真鍮磨きだしな箇所のアクセント……も大きいとは思うのですが、ランボード8幅、キャブ屋根8幅のバランスが効いているのだと思われます。


 このアングルから見るとわかりやすいですね。
 
 ランボード(歩み板)は機関車を上品に見せる効果があります。

 テンダは6幅であり、6幅世界に自然に溶け込めそうです。
 また、この種の古典機関車は後世の大型蒸機や現在のディーゼル機関車に比べれば小柄ですから(例えばですが、7100形の小ささに驚きませんか?)、8幅の機関車に並べてもリアルなスケールかもしれません。


 サイドビュウ。なかなか均整が撮れています。煙突とシリンダの位置とか、ドームの配置とかきちんと機関車の約束事守られている安心感。

 メインロッドの省略ですが、初蒸機作品と思えば致し方ないでしょうか。

 惜しいのは炭水車の足回り。2軸なのは良いのですが、ホイルベースが長すぎでややバランス悪し? 外見優先なら2軸ボギーx2にするとアメリカの汽車らしくなります。動力を考慮するならトレインモータでテンダドライブ……でありましょうね。

 客車や貨車も検討されているとか。楽しみにしております。
 
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2021年02月06日

【作品紹介】ぱんにゃ様の「サロンカーなにわ」のデュプロトレイン版。模型と玩具の間に。

 さて。8幅と言ってもいろいろです。

 鉄道模型で例えれば。世にはHOより大きなOゲージって模型がありますが、精密精緻なものも、嘗ての玩具と模型の中間的存在(しかし、模型!)もあるわけですから。
(同じ意味で1番ゲージも精密なものと、玩具的なものが併存していますね。後者のファンもまた多い!)

 ぱんにゃ様(また薬師山氏の)デュプロトレイン規格の作品は、そのOゲージ(……三線交流式)の雰囲気を湛える作品であります。


 EF81の曳く客車2両。濃緑が美しい!
 展望車の造形も良い感じです。手すり?部分をレールプレートで際立たせています。
 標識円盤とテールマークも欠かせませんね。


 「サロンカーなにわ」は1983年にデビウした国鉄初(※)のサロンカー。

 ※:「誰もが」グリーン料金のみで利用できる車としては国鉄初。貴賓車や旧1等車の類はこの際除外しましょう。

 ほぼ同時に登場した「サロンエクスプレス東京」とは仕上がりの良さや改造センスで東西競い合いになったとか。あちらの海老茶色にたいしてこちらは濃緑色。華やかに且つ上品に。

 その後37年、ずっと団体貸切用(時に募集旅行用)として一線にあり。
 今やこの種の車両も殆どが引退してしまいましたが孤塁を守り続けています。

 種車の14系座席車自体が1972年製造の客車です。14系のJR線に於ける数少ない生き残りでもあります。

 レゴではsato氏の作品があります。8幅フルスケール。
 また、拙作は6幅32長で作っています。


 EF81は既存作。濃緑のEF81は「なにわ」よりも6年遅れのトワイライトエクスプレス用ですが、不思議と「なにわ」に似合うものであります。


 模型的な丁寧な造形。横組の窓や凝った窓配置。
 右の中間客車ですが、デッキ潰したあとの小窓まで表現に驚きます。クーラーの造形も丁寧ですね。

 腰板の飾りラインは縦帯割愛ですが全く気になりません。無理するよりも、すっきり感の重視も正解です。

 足回りの隠し方は、デュプロベースでは難しいところですね。
 車体裾の延長で濃い緑での処理は上手くいってます。

 模型と玩具の中間のような8幅「デュプロ」トレインの世界は、まだまだ可能性ありそうですね。
 
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2021年02月05日

【作品紹介】spur様のEF64 0代。バランス良き「ラージスケール」/他LDD作(EF64 1000番 14系 EF65)

 8幅などのラージスケール、ディテールなど「盛れる」かと思ったら大間違い。

 6幅では許容されるようなオーバースケールやディフォルメなどは却って許容されなくなるリアリズムの世界でもあります。その折り合いとバランスは難しい……!


 spur様が2020年7月から時間かけて造られてきたEF64(基本番台)。
 とてもバランスの良い作品であります。

 ディテール盛りたくなるところ?を敢えて抑える、引き算というか、寧ろ禁欲的な感じで。
 そして、基本造形の良さで真っ向勝負。機関車の表情を変えてしまう標識灯(尾灯)の位置はこだわり感じます。

 国鉄の「青」はレゴ的には実は解釈が難しい色なのですが、敢えて濃青にしているのもこの作品の雰囲気にはベストマッチ。全検出たばかりの美しさが感じらますね。

 スノウプラウの造形が凝ってるのも注目です。


 車体は抑えめですが、しかし足回りは「濃ゆい」

 台車のバネやブレーキロッド。台車枠が重厚に表現されています。電機で大事なのは車体より寧ろ足回りですものね。


 全体像。
 
 サイドも基本造形で魅せるスタイルです。ルーバーと明かり窓の位置や形状がとても良いのです。屋根上も無理せず造形で魅せる。

 8幅ならではの狭軌感、そして重量感は勿論です!



 EF64形電気機関車(基本番台)は山岳線用として1964年から1976年まで製造されたもの。近代形電気機関車の完成形として使いやすい機関車であり、客車列車の激減や貨物輸送の縮小という逆境の中でもあっても、多くが長寿でありました。
 しかし、最後の37号機がこのほど退役。話題になっているところです。

 なお、大きく仕様を変えた1000番台が1980年から製造されており、こちらは多くが現役であります。国鉄最後の新造電機でもありました。


 関連して。同じくspur様の作図。1000番台。

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2021年02月04日

【ヒント・アイディア】鱒寿司様による、Power Up自動運転について(Power Upの赤外線モード→9V)

 鱒寿司様による、Power Up自動運転についてツイートまとめさせていただきました。

 なお、Power Upのプログラミング仕様? に関してはこちらがある程度は参考になるようです。機能に関する日本語解説ですので。
 ただしブーストとPower Upは互換性あるものの出来ることは違いますので、注意は必要です。
(下記で扱う赤外線モードなどは記述されていません)
https://miorobo.com/wp-content/uploads/2020/11/boostblocks_jpn.pdf




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2021年02月03日

【ヒント・アイディア】bikkubo様「サンタフェ」を漂白する

 レゴの日焼け。結構がっかりです。

 日光あたる部屋に飾るなんて問題外ですよね……。
 レゴ好きが住むなら絶対に北向きの部屋が良いですよ! 何故か不動産屋は北向き嫌がりますけど分かってないなぁ(苦笑)。まぁ、運良く北向きがあれば格安ですけども。

 それから、蛍光灯でも紫外線で焼けやがります。
 近年のLEDの普及は不安を一つ減らした意味で偉大なのですよね。


 閑話休題。
 bikkubo様が中古で入手された10022 10025 10020のサンタフェスーパーチーフ(2000年ころの伝説的製品)を漂白された記録です。

 白は無難に成功する(らしい)のですが、旧灰色はややリスキーな模様です。


 今や貴重なサンタフェ、変色しちゃってます。
 (それゆえジャンクとして相場より安く入手できたとのことですが)<<続きを読む>>
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2021年02月02日

【作品紹介】ぬぬつき様の「少し前の、西武」。新101系と10000系

 西武鉄道も近年の変動が激しいのですね。

 赤電を追い出し、冷房付の黄色い電車ばかりになったのもつかの間。
 そのうちに3ドア車も追い出され4ドア車ばかりに……。そして黄色い4ドア電車も気がついたら少数派に。
 銀と青の電車も、すでに最新型ではありません。

 でも、ぬぬつき様の作品はちょっと安心の「少し前の」西武鉄道であります。
 1990-2000年頃でしょうか。自分も新宿線沿線に2年だけ住んでた時期もあるので懐かしや……!


 新101系と10000系NRA(ニューレッドアロー)。

 ニューレッドアローのクラシック塗装は比較的最近なので101系の全盛期とは違いますが、気にしないのがお約束。先代の5000系にだって見えては来ませんかこの並びなら。



 新101系。1979年から1984年まで導入されたもの。3扉で、前面は湘南型亜流の2枚窓というスタイルはこれが最後になりました。

 嘗ては全線で主力であったものの、4ドア車の大量導入で今や絶滅寸前種に。

 なお、旧101系は1969年導入の秩父線開業合わせの高性能車。はじめての「黄色の電車」でもありました。一足早く2012年までに引退しています。

 ただし、商売上手の西武(笑)。
 旧101・新101ともに地方私鉄譲渡車は多く(三岐・近江・伊豆箱根等)、結構な両数が現役です。

 ぬぬつき様の作品は、新101系のブラックフェイスの湘南顔という難題に果敢に挑まれたもの。傾斜角のみ表現で後退角は割愛ですが、センターピラーのおかげで違和感は皆無ですね。寧ろすっきり美しい。

 ポチスロ使ったステンレス装飾板表現もよく、やや内寄りの前照灯も<<続きを読む>>
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2021年02月01日

【作品紹介】私鉄BB箱形電機つくってみる。さくりん様の試み(大井川E101)

 私鉄のBB箱形電機というジャンルがあります。概ね、1950-70年代に製造されたデッキ付きの電気機関車たち。




 今なお現役。秩父と三岐。関山撮影 2020年


 以前はマイナー感というか、些か地味な感じもありましたけれど。しかし、国鉄で言うなら旧型電機相当のスタイルは近年注目されつつありますね。

 今なお活躍しているのは三岐鉄道・秩父鉄道・大井川鉄道。

 三岐や秩父では元来の貨物輸送用に。
 大井川では蒸機列車の補助として。

 各社ともまとまった両数があり、そして運用数も多い。
 いや、勿論全盛期に比べたらかなり寂しいものですが、今残っていることを感謝すべきでありましょう!



 さくりん様は大井川鉄道のE101・E102を再現される由。

 蒸機列車の補助として、また臨時の輸送力列車として客車を曳いたり華やかな場面もある機関車です。1982年までは貨物列車も曳いてた由。

 これは最初期バージョンです。2020年の7月か8月頃か?
 1B1方式で全長を詰め、私鉄電機らしい小柄さを再現しています。全長はデッキ含みで20ポッチ。28-32ポッチで20m級客車を合わせるなら、望ましいスケールでありましょう。

 ゴツいながらも可愛らしく。
 そしてパンタ周りの精密さ。ここは全体の印象を締めます。

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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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