
北陸新幹線。E7/W7系。たしか、初出は実物のデビュウ前でありましたね。
その後、こまめに改修繰り返すことで常に新鮮な姿になっております。レゴトレインのあるべき姿を体現したコンセプトでもあります
緑茶クマ様の新幹線作品は7幅という、在来線6幅に対するスケール感を顕しています。この思想は大いに賛同するところであります。とはいえ、いろいろな制約から関山作の新幹線は6幅ですが……(笑)。
特に大きなポイントは、前面の「頬」の凹みを再現していることでありましょう。
今回の久々のお披露目では、帯部分をダークオレンジ化。
この色が実車の赤銅色に近いのに驚き。また1x2カーブスロープによる細部のリフレッシュが実に効果的!

5両編成ですが、1Mで軽快に走ります。
軽量化は意識されてるとのことです。それでも旧作の荒削りな部分は殆どありません。(ただ、客ドアは飛行機窓化してほしいとは思いますが……)
スカートの覆いが綺麗ですね。台車旋回部の隙間も「最小化」しています。

Mugen氏作品との比較です。
再現の要点が違うのがわかりますね。良し悪しではなく、どちらも美しい! のですよ。

同じく緑茶クマ様のニューレッドアロー。
西武の電車……でありましたが、既に池袋線特急からは引退済。新宿線特急でのみ活躍中です。そして、多くの予想通りに地鉄への譲渡が為されました。
旧レッドアローを置き換えるのか、それとも?
また、地鉄での塗色も気になるところですね。おそらくは西武時代の姿を維持するのでありましょうけど。
作品は、灰色ベースのシックな塗装を再現しています。
窓まわりの塗り分けの斜めも妥協せず、スロープ合わせ。
塗色違いではありますが、ぬぬつき氏のニューレッドアロー(クラシック)とは造形で良い対照を魅せておりますね。

前面造形。斜めに丸いヘッドライトがつく形状の再現です。サイドで前面窓の処理にパネル使ってるのが大変に細やかです。
(ぬぬつき氏は7幅なので、ここは有利ですね?)
ヘッドライト、丸タイルでレンズ入れると印象変わってきそうです。
或いは、「ヘッドライトブロック」から「1x1テクニックブロック」にすることでの表情の変化か。少しずつでも改良の楽しみありそうです。

レッドアロー同士の並びです。
右端が拙作の旧レッドアロー。これも思えば緑茶クマ様作品がヒントになって生まれたのでした。
おまけ収録。過去の変遷です。
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