261系は特に気に入りましたので抜粋紹介。
キハ261系は元来、長らく特急とは無縁だった宗谷本線の特急化にあたって2000年に導入されたもの。
281系・283系に対する簡易グレードの車両という意味合いであったのでしょう。複雑なメカ要する自然振り子ではなく、空気ばねによる車体傾斜が採用され、札幌〜稚内間の高速化に寄与したのです。4連x3と増結車2両。
辺境線への大胆な新車導入……ではありました。
しかし、261系の無難な、堅実な設計は高く評価されることになります。
2006年から汎用性高めた1000番台車が導入され道内各地へ導入、183系の置き換えに回りだしました。そして、今なおも標準特急車として増備が続く系列です。初期車からすれば20年以上の長期製造は驚くべきこと。
一方、H100系に代表されるような気動車の電気式への流れは起こっています。
261系もそろそろ新系列に切り替わるのかもしれません。

キロハ261を先頭にした4連。
キロハ261は宗谷本線用が唯一で、また貫通幌常時つけた顔も特徴です。
前頭部表現は無理のないラインで特徴を抑えたものです。スッキリした印象は実物よりも美形かもしれません(笑)。同形状でバリエーション展開もありえますし、281系や283系への展開も出来ましょうね。

側面。車体造形はレンガブロック裏面仕様で、90年代軽量ステンレス車特有のビート表現行っています。横組み窓の宿命であるタイルも含めてビートの本数が増えて見えるのは強みでしょう。
車体強度が落ちる縦方向の塗り分けですが、どうも屋根部分で強度保持している模様です。

活躍シーンのイメージ。函館本線の複線区間でしょうか。
札幌〜旭川間の特急網の一部を成す存在でもあるのです。

宗谷本線内の単線でしょうか……。
最果ての稚内へ向かう急行・特急は常に旅人惹きつけるものあります。C55時代はともかく、14系客車の急行であったり、キハ400系のごちゃまぜ編成の急行であったり。それらを置き換えてしまったキハ261は抵抗ある存在であったのですが。
しかし、もう18年のベテランともなると、地に足をつけた魅力が生まれるのですね。
余談。
261系は2018年に1度乗車したことあります。普通が運休になり、代行で乗せてもらったのですが(笑。感謝です)。
当時で16年経た車としては丁寧に整備されているのが好印象。内装やシートも小綺麗で、普通列車のキハ54とは別の世界を感じたものでした。陳腐化しない内外装は紛うことなき名車でしょうね。車体傾斜は使用停止して久しいですけども。
さて、その他は(キハ183、ノースレインボーエクスプレス、721系電車、キハ201系)ツイートまとめでお伝えします。
左からキハ261系基本番台、キハ183、ノースレインボーエクスプレス #レゴトレ pic.twitter.com/K7iidoUMAV
— 超豆茸 (@kosenBRICKmaker) December 21, 2020
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