さて。
貨車は記事にするタイミング逃すことが多いのです。好きか嫌いかといえば寧ろ個人的には大好きであり、鉄道趣味誌(まぁ、ピクトリアル以外ありえないですが)が貨車特集すればかならず買ってたくらいには(笑)。
RMライブラリも貨車の巻は殆ど揃えてたりしますし(笑)。
でも、貨車はタイミング逃してしまう。自分の作品の紹介も含めて。
しかし。大事です。
鉄道輸送の肝でもあるのですから。
最初の試作品でしょうか、木造の「ワ」を想定?
7噸積みとかのミニマムなサイズ。フットブレーキが嬉しいですね。
形式不詳ですが、こんな貨車が沢山連なるのが明治から大正の貨物列車であったはずです。大きな貨車……ワムは大正から昭和初期の登場で、時代が遅れるのですよ。
フワ30000。制動車。なんともエキゾチックな形状です。
緩急車(ワフ)ではなくて制動車です。直通ブレーキ(すなわち空気ブレーキ)普及以前は、編成に何箇所も手ブレーキを締めるためのブレーキ車が必要なのでした。そこには制動手が乗っていたのです。小さな最低限の小屋はキツイ空間であったでしょうが、それ以前の吹きさらしに比べて相当な改善であったのでしょう。
大正時代に登場、大量に製造されたものの、大正のうちに消えてしまいました。そのまま緩急車 ワフになっても良かったとは思うのですが。
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