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2020年06月04日

【作品紹介】レゴ5udon様のキハ391。ガスタービン試作車。

 先方の記事:
 https://5udon.blogspot.com/2020/04/391.html

 キハ391形は1972年に1ユニットが試作されたガスタービン動車。キハ07 901に次ぐ日本で2番目の、そして最初の本格的試作車です。

 然し、試作した直後にオイルショックです。騒音などの問題もありました。
 そのうえ、1980年代は電化も進めていましたし、「従来の」ディーゼルエンジンも飛躍的な性能向上が進んでいたのでした。
 居場所ないよ?

 とはいえ、この辺りの事情は後知恵です。
 当時は小型軽量で大出力の未来のエンジンと期待されており、連接車ユニット形以外にも、穏健堅実な単車タイプ、はたまた電車の制御車(クハ455形)にガスタービン発電機搭載して非電化区間への直通、同目的の単独版ターボ電源車などあらゆる可能性が模索されていたのでした。
 研究は1980年頃までは続いてたとか。

 試作車のキハ391は1975年ころまでは山陰?などで試作していたようですが、その後は鉄道技術研究所に取り込まれ。1977年ころまではエンジン動かすこともあったと言われています。その後も保管され1986年に除籍。大宮に移動して保管。
 保存されるかと思われてましたが、2015年に解体されてしまいました。残すほどの意義もなかったといえばそれまでですが。

 なお、同時代・同種の試作車としては1970年のクモハ591形も知られます。振り子式の3車体の連接車というのも共通します。こちらは1971年には早くもボギー車x2に改造され、1979年には廃車解体。しかし、381系等の礎となり成功作ではありました。
 
 ガスタービン車の余談です。
 キハ391のような機械式直結ではなく、電気式にすることでガスタービンの高速・定速度の運転での低燃費メリットを得ることは出来ます。世界的には1990年代以降も試作検討が続けられています。スジの悪い技術ではない?
 豊富に天然ガス産出するロシアではガスタービン機関車は使用継続されておりますし。
 何よりも、「空の乗りもの」ではほぼ例外なくガスタービンは最高のものであり、レシプロ機関の方が少数派になって久しいのですから。


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 前置きが長くなってしまいました。
 この題材は2006年、awazo氏が手掛けております。


http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=175692
 もう14年も前の作品ですね。小ブログも始めた頃で紹介記事があります(笑)。古く見えるかと思いきや、当時としてのベストが尽くされた作品なのですよ。振り返りも無駄ではありますまい。

http://legotrain.seesaa.net/article/101713957.html


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 そして、全く違うコンセプトで生まれたのが5udon様作品。

 すらりと絞り込まれたボディは実物同様の、徹底した低重心化です。車輪上の1プレートを省くことで実現しているのですね。車体裾は1幅タイルの横張構造。サイドスカートが絞られているのが鮮烈ですね。

 窓サイズも上下を控えめの寸法に。横組だと5プレート分になってしまうところを4プレート高に押さえてます。これが如何にもな試作車感を醸し出す。


 前頭部の丸みが美しい。ここは7段分の完全横組で構成されています。前面窓はブラックアウト処理ですが、曲面ガラス感を優先されたのですね。
 
 テールライト・タイフォンケージングの1x2の丸プレート巧く使っています。蛍光オレンジのバー?差してるのも効果的ですし。

 帯の斜めの切れ上がりは1/4円タイル。特急マークも同様。新パーツの使いこなしで魅せる前頭部でしょう。

 幌枠は凹表現です。車体自体は7幅で、半ポッチの間隙を幌枠に見立てるデザインです。


 内部。小さなファイアの部品ですね。

 また先頭台車と車体の隙間のないことも注目です。


 編成全体。3両の連接車。ツルンツルン、何も載っていない屋上がまさしく391。7幅なのも相対的に車体を低く見せる効果がありそうなのですね。


 サイドビュウ。7幅フルスケールと言ってよいのでしょう。
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posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする