何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2020年06月30日

【実物鉄道】2020年 6月の旅行(6月25−28日) 知多行って明治村。トヨタ博物館。

 「緊急事態宣言」は世間体とかロングシートより嫌いな言葉かもしれません。
「自粛」も嫌い大嫌い。それらがネガティブな感情とか世間体と結びついて世の中を更に暗く陰惨なものにしやがるのですよね。

(絶対に不幸好き、緊急事態好き、居やがるんだと思います。不幸は自分だけで楽しんでくださいな。皆に押し付けるな!)

 ようやく世の中が明るい雰囲気になる……ころの、宣言明けの旅行でありました。

 例によっての、備忘録ツイートまとめです。
 18がない時期の中京方面行。往復は高速バス。

便宜上、2020年6月末の投稿にしております。
纏めたのは2021年6月10日です。世情、あんまり変わってないのですよね。




 何時も乗る会社でいうと、ウィラーとグレースはYCAT発なんですよね。
 VIPライナーは外待ちです。






 名古屋は3列夜行高いですから。
 一方で、4列でもギリギリ耐えられちゃう距離でもあります。

 VIPライナーは2回目ですが、良いバスだと思いますよ。流石にVIPの名には恥じず最安値なんてことはないちょいとお高い(JR並?)バスですけど(笑)。

 というか、名古屋着後、VIPラウンジでまったり出来るのがものすごく有り難いのです。入場にチェックがあるのでファミレスよりおちつけますし。価格差はそこも含めて考えてるべきなんですよね。

 名古屋で、9時過ぎにマーフィー氏と待ち合わせます。



<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月24日

【イベント?】2020年6月の ながに宅訪問記・水戸オフ?

 ようやく「最悪の状況が終わって希望が見えてきた」時期の話です。
 ツイートまとめ貼っておきます(2021 1/2記)。





<<続きを読む>>
posted by 関山 at 00:00| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月23日

【実物鉄道】傷心の? ぎりぎり北海道行の纏め5(4月7日 青森から長岡へて帰ってくるだけ……)


 
 いろいろ問題あった時期の旅行記。続きです。




<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月22日

【実物鉄道】傷心の? ぎりぎり北海道行の纏め4(4月6日 旭川から函館へ。冒険は帰りも冒険なの)

 よくある冒険ものって帰りというか、帰還って省略されてますよね(笑)。
 冷静にかんがえたら、帰りのほうがあらゆるリソースは制約されて大変そうな気もするんですが。

 でも、そういう帰りの妙な切なさも好きだったりするのです。
 やはり、旭川から函館への「普通列車での」移動は大冒険!

 まずは旭川の朝からです。茶店空いててよかった。



<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月21日

【実物鉄道】傷心の? ぎりぎり北海道行の纏め3(4月5日 函館から旭川という「大冒険」)

前回記事こちらです。秋田から函館まで
http://legotrain.seesaa.net/article/475685599.html


 よく云われるのは、北海道を18きっぷで旅行するのは無謀。
 でも、一度やってみると鮮烈に分かるのは、特急よりずっと楽しい!

 函館から札幌、札幌から旭川が「大冒険」になるんですよねぇ。

 なので、安く特急乗れるきっぷはあっても避けてしまうのでした。
 JR北海道の経営的には、フリーきっぷでも特急乗ってよ……って思わなくもないので心苦しさはありますけど。



<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月20日

【ナローゲージ作品】三重交通の不揃いな客車たち。木造ダブルルーフと鋼製ツルツル屋根。

 前回記事 デ61形電気機関車
http://legotrain.seesaa.net/article/475893395.html



 さて。お供の三重交通の客車も2両造ってます。思いっきり古いやつと思いっきり新しいやつ。
(新しいと言っても1960年代基準ですよ)


 先ずは古いの。サニ421形。1914年製の北勢鉄道の客車が松坂線に転じたもの。

 木造ダブルルーフ。そして優雅な弧を描いた妻面を持つ古典客車でした。1964年に廃線により廃車。
 北勢線に残った車も居た由ですが。こちらも1964年までに全廃ですが。

 
 荷物室持つ客車です。ドア間の窓は7個を4個に縮めてます。
 ちっちゃいけどボギー車。いっちょ前の格好してるんですよね。

 その分、制作も手間取りパーツ消費も大きく頭抱えましたけど(笑)。1x1ブロック並べることでの木造表現行ってます。

 台車はアーチバー。床下のトラス棒も忘れずに。


 優雅な妻面。丸みが出せました。

 足回りと車体のバランスも(アンバランスも)良好です。この危うさがナローの味。


 新しい方はサ361形です。

 1954年に三重交通三重線(→湯の山線)に導入された付随車(客車?)。
 当時の電車らしく丸っこい車体にHゴムのバス窓という姿です。でもシルヘッダはのこるという暫定的な。
 ナニワ工機製ですが、ほんとあの時代のあのメーカーの電車に似てたんですよ。

 さて、付随車ながら乗務員扉がありました。将来の制御車(ク)改造を見込んだものだったそうです。
 
 三重線の改軌後は北勢線および内部・八王子線に転属し。近鉄時代を経て2020年現在<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品ナローゲージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月19日

【ナローゲージ作品】レゴナロー最小動力車? 三重交通 デ61形電気機関車

 三重県には未だに、元近鉄のナローゲージ電鉄が北勢線(三岐)に内部・八王子線(四日市あすなろう)と2路線も健在です。

 もちろん、生き残れなかった路線もあり。標準軌に改軌された湯の山線もある一方、松坂周辺の松坂線は1964年に早くも廃止されてしまいました。

 松坂鉄道が統合で三重交通になり(北勢線や内部線とともに)、それが近鉄に引き継がれる直前のこと。

 そこのプロパー、デ61・62の電気機関車は1923年に製造された10噸電機。貨客ともに活躍した、キャブの大きな愛嬌ある凸電でした。
 61は最後まで松坂線で、62は内部・八王子線や北勢線に転じて使われていました。62の廃車時期は不明なのですが、近鉄車籍には入らなかったようなので、三重交通時代のことだったのでしょう。1964年ころか?

 こちらに実物写真があります。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link243.html
 


 デ61。三重系ナローゲージ……あのへんの動力車の中では一番好きな車です。

 なので、レゴでナローゲージ動力の問題が解消したら手掛けてみたくなったの言うまでもありません。

 そしてもう一つの欲望が。魔改造ありで、どこまで小さく単体で成立する動力車を作ることができるか……!
 無論既存作のコッペル蒸機や酒井ディーゼルのようにモータのみ搭載なら、このサイズの動力車も難しくはありません。
 
 然し、単独で走れる機関車という夢叶えるのに、「ちょうど・ぴったり・ぎりぎり」なのでした。


 もったいぶらず、先に中身を見せてしまいましょう。
 
 左から006P電池。Mモータ。必要部分以外切断加工済のPF受光器です。
 受光器は横置きにして、受光部を側窓に見立ててます。縦だと5幅に収まりません。


 地味に難儀したのは006P電池の格納です。横幅がレゴでいうとこの3ポッチ+1mm程なのです悲しいことに!
 ほんの僅か大きいだけで、5幅の車体に収まらない。電池部の側面も特殊なものに相成りました。


 足回りはベベルギアによる2軸駆動です。これまで同様の安心のメカ。

 台車枠の装飾は凝ってみました。バー使いまくって精密感。


 上まわり。サイドビュウ。

 5幅の車体。全長は13ポッチです。真ん中のドアははめ込んでるだけで接続されていません。


 窄まった足周りこそ、ナローの味。

 緑とクリームのツートンカラーは1960-1964年ころの姿のようです。


 はい。機器側のサイドビュウです。
 窓の見立ては妥協しまくり。でも、こうでもしないと実現しない最小動力車。


 でも違和感はないぞと、造った本人は思っちゃいるのですけども(笑)。

 2019年11月の制作ですが、幸いにも動力系に不調なく元気な機関車です。



 そして、こんな列車を曳かせてる訳です。

 時代考証は……1960-64年頃でありましょうね。
 近鉄名古屋線の急行電車は伊勢電・関西急行・近鉄・吉野のごちゃまぜ編成。
 特急は10100系新ビスがトップスターであったころ。国鉄線はかろうじてあの辺にC51が残りつつも主力はC57。そしてディーゼルカーたち……そんな時代です。

 さて。お供の不揃いな客車に付いては、次回記事にさせてください。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 鉄道作品ナローゲージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月18日

【作品紹介ナローゲージ】可愛く凛々しい。薬師山様のポーターサドルタンク機。

 薬師山様のツイートより。



 ナローゲージの蒸機作品。どんどん増えています。

 拙作がコッペル。独逸(といっても日本で一番メジャーだった軽便蒸機)。
 さくりん様が協三。日本製。今でも新車が買える筈です?

 この世界の先達、wing様(べこねん様)が英国ナローの世界。
「きしゃの絵本」シリーズでお馴染みですよね。
 
 そして。薬師山様はアメリカンスタイル。ポーターのサドルタンク機を造ってこられました。実に可愛らしい「亀の子」。


 日本にもそこそこの両数がいた、あの機関車です。
 アメロコは耐久性に劣ることが多かったようで現存個体はそれほど多くはないのですが。但し、模型などでもお馴染み。

 大きめのキャブ。
 細い缶胴
 その上の跨り……サドルタンク。ユーモラスで可愛らしい造形。


 サイズの極限感はナロー蒸機の共有であります(笑)。
 全長13ポッチ。そして5幅です。プロポーションは最高。そしておそらく魔改造など無しの純正状態ですよ!

 機関車にはモーターのみ搭載。PF機器は有蓋車への搭載です。
 重心問題が起こりがちな蒸気機関車ですが、サドルタンク内にがっちり2x2x6のウエイトブロックを搭載しちゃってます。牽引力まで期待できそうですね。

 丸棒のロッド。取り付け方法に無理がなくて良い感じ。真似したいところです。


 ディテールも堪りません。
 先が膨らんだ煙突(森林鉄道用ですかね?)
 アメリカンな、鐘。
 大仰なヘッドライト。
 そして木製のエンドビーム。


 真っ黒ではなく。しかしリアルを損ねない程度の「色気」も良い味なのです。
 屋根は鉄板張りで、錆止めなのかなぁとか想像膨らませます。

 相方の有蓋車は4幅+プレート2枚分という寸法です。5幅未満!なのですね。
 車体側面を1x8タイル。縦目張りのかなり古風なタイプです。

 屋根も真っ黒でなく、灰色にしているのが程よいバランス。
 日本型なら真っ黒、って偏見は一度解いたほうがいいのかも……です(自戒ですよ)


 足回りは拙作のコッペルに準じ、そしてさくりん様の協三と同じ作りです。動輪間のギアは古いタイプのベベルギアでギアの魔改造避けています。
(拙作では躊躇なく現行ベベルギアの裏面突起を削っちゃいましたけど)




 有蓋車の中身です。PF機器の魔改造は避けておられますね。
 ケーブルの長さがじゃまになるのですが、それは下半部に押し込み。
 電池は上方に横向けに入れているようです。

 ギリギリの薄板構造で、小さくしています。


 実は走行テストが未だ……なのだそうですが(笑)、肝心の動力系は定番構造ですのできっちり走ることでありましょう(たぶん)。
 ウエイトの分 牽引力は期待できますので、ボギー客車とか運材台車牽いて走る姿を楽しみに待ちたいものです。
 
posted by 関山 at 16:10| Comment(0) | 国内の作品紹介・ナロー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月17日

【海外作品紹介】オーバーテクノロジー? Alfred Boyer様のエアライブスチーム。

 レゴではもちろん、本物の蒸気使ったライブスチームは無理!

 しかし、空気を蒸気に見立てたエアライブスチームならば物理的には可能です。
(本物の蒸気機関車だって、保存用展示用には圧搾空気で動かすことあるんですよ)



 そんなわけで、過去に実験作は幾つか造られているのですが、鉄道車両の形状はなかなかたどり着けず、でした。

 しかし。これはすごい。何か数段階をすっ飛ばしたオーバーテクノノロジー???



 情報源はべこねん様です
https://twitter.com/bekonen7/status/1270908674509164545
「公式大動輪を従輪として使うサイズ感と空気圧で走行するのバケモノすぎる…」とのこと。激しく同感です。
 

 ああ小型化 できないものかしら。
 あと、製品に落とし込みできないのかなぁと考えさせられてしまいます。
 無論、もっとショボくでも構わないので! このクオリティでは手に余りますよ(笑)。

 はっきり申せば、3-5万円クラスのテクニック大箱で。そしてトレインレール走行可!
 サイズも8幅くらいに納めてなんとか。

 海陸空の乗り物があんなに充実してるテクニックに「軌」だけがないことに苛ついてるファンは少なくないと思うのですよ(笑)。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて、この作品。
 レゴアイディアに提案されております
https://ideas.lego.com/projects/dc67d247-ee40-423b-8864-d468fa701e14


 そこからの引用画像です。

 1D1のミカドです。欧州系。フランスの1D1R辺りがモデルでしょうか。

 観ての通り14幅の超大型モデルです。
 トレインレールには対応しません。その意味で、現状で「鉄道模型」とは言えない問題はありますが。


 相当なサイズと迫力。そしてそれに見合う精細感。


 14幅であることが分かります。大動輪が先輪というスケール感。




 サイドビュウ。
 

 キャブ内は操作系。左から逆転機。エアブレーキ。右が汽笛です。
 圧力計はこの機関車の要でしょう。




 ブレーキロッドがエア駆動(本物と同じ)。そしてブレーキシューが動きます。

 鉄道車両で実は見逃されがちなダイナミックな部分ですね。ここは。


 エアは手押しポンプで。
 電動ポンプとリモコン化は可能……?


 内部構造のようです。
 中間ピストンとフリーホイールが技術の肝になってるようですね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 海外作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月16日

【実物鉄道】傷心の? ぎりぎり北海道行の纏め2(4月4日 秋田から函館まで)

 緊迫しつつあった、あの「虚しい」状況下での旅行記。

 こちらの続きです。
http://legotrain.seesaa.net/article/475648575.html




 いやマジで。
 東北に足を踏む入れる気を20年以上奪った罪は重いのです。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月15日

【レゴ製品 トレイン】#10277 クロコダイルロコモティブ 公式発表


 5月末にリークされた、久々の10000番代の大型トレイン製品のクロコダイル ロコモティブ 10277ですが、日本時間での6月15日の夕方くらいに、ついに公式発表されたようです。

 画像は公式の広報用ですが、一応「thebrickfan」から転載しております(原サイズ画像は上記から得られます)。


 箱。嘗て無くかっこよいものです。このまま、飾っておきたい?
 あと商品ロゴも。電気機関車という感じがします。わかってます!

 「18+」は鮮烈ですね。しかし1271ピースというのは現実的なパーツ数でしょう。

 先に記しておけば価格はUSD 99.99(税別)、ドイツでは99.99ユーロ(税込)とか云われておりますから、以前のエメラルドナイトやマースクトレイン、ホライゾンエクスプレスから逸脱はしていないのですよ!
 発売日(レゴブランドストア)も噂通りに7月1日です。もうすぐです。
(日本もそれほど時差はないと考えるべきでしょう。内外価格差は控えめにお願いしたいものですが)


 箱裏面。無論、Powered Upによる動力化対応です。



 おなじみのプレスリリースも転載しておきましょう。

「おもちゃの電車のセットで遊んだ子供の時間を覚えていますか?このLEGO Crocodile Locomotive Building Kitを使用すれば、責任を逃れて楽しい日々を過ごすことができますが、今回は完全に大人向けです。ビルドに時間をかけ、この印象的なモデルに組み込まれた機能を探索しながら、崇高なエンジニアリングに没頭してください。

鉄道アイコンを作成して表示します。象徴的なクロコダイル機関車の本格的で展示可能なLEGOモデルバージョンを作成するときに、このやりがいのある建物の挑戦でリラックスしてください。

この充実した建築プロジェクトで心を清め、日々のグラインドから脱出しましょう。おもちゃの列車セットへの情熱があなたに決して残っていない場合は、鉄道旅行の黄金時代のヴィンテージクラシックであるクロコダイル機関車の驚くべき詳細を再現するのが大好きです。 1919年から1927年にスイス連邦鉄道向けに最初に建設されたクラスCe 6/8 II機関車に触発された細部への印象的な注意この美しいLEGOモデルには、リアルなディテールが詰め込まれています。車輪の回転に合わせて動くサイドロッドと、上下に動く可動式パンタグラフを備えているので、探索することがたくさんあります。屋根を持ち上げて乗務員区画にアクセスし、2つのミニフィギュアを使用して、この象徴的な列車の物語を現実のものにします。パワーアップコンポーネント(別売り)を追加して、機関車をモーターで駆動します。クロコダイル機関車(10277)は、美しいデザインを愛する大人のためのLEGOモデル作成キットのコレクションの一部です。このモデルは、モデルトレインを愛するすべての人に素晴らしい贈り物にもなります。

このレゴクロコダイル機関車(10277)モデルキットは、ビンテージの機関車モデルを構築したい大人や、電車が大好きで次の趣味のプロジェクトを探している人に最適です。 このビルド可能なモデルトレインを実現することで、やりがいのあるチャレンジをお楽しみください。次に、このセットに詰め込まれた特徴と機能を探索します。このセットは、古典的なクロコダイル機関車を祝います。 オリジナルのクロコダイル機関車に忠実な本格的な機能を備えた驚くべき詳細を発見します。ツール、ディスプレイトラック、プラークを備えた2つのLEGOミニフィギュアは、古典的な列車を構築した後の探索に役立ちます。 モデル鉄道ファン、鉄道愛好家、LEGO愛好家に最適なこの大人向けの建物キットは、建物のファンを完全なリラクゼーションの世界へと運ぶための創造的なギフトや誕生日プレゼントになります。 この列車のモデルは、高さ6インチ(16cm)、長さ20.5インチ(52cm)、幅3.5インチ(8cm)で、誇りをもって見せる美しいディスプレイピースです。 バッテリーが不要なため、この没入型の建築プロジェクトにすぐに参加できます。機関車を電動化するには、1個の88009および1個の88013パワーアップコンポーネント(別売)を追加します。 大人向けのこのビルディングセットには、コーヒーテーブルスタイルのビルディングインストラクションが含まれており、デザインの詳細があなたを刺激し、刺激します。 大人向けの一連の刺激的なLEGOR建築モデルセットの一部。LEGO建築ファン、およびエレガントなデザイン、美しい建築、細部が詰まったモデルを愛する愛好家向けに設計されています。」


 ええと、「Ce 6/8 II」と明示していますね。

 また、レゴ社自体が「大人のレゴ(+18)」市場に力を入れてるながれもあります。その中での一つというポジションもあるのでしょう。
 トレインファンが見捨てられずに済んだことは感謝しなければなりません。


 製品に戻りましょう。


 全体像です。リーク時と大きくは変わっていません。

 大きすぎ? と思ったサイズですが、<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月14日

【アジア系互換品】4幅車というジャンルは「パチモノ」が元気!?

 レゴの自動車。

 日本では嘗てのレゴランド(1972-1977)やレゴ街シリーズ(1978-1996)、はたまたWorld City(2003-2004)やら初期の現Cityの流れを汲む、4幅の自動車モデルに人気が集まり、ファンも多いのです。

 しかし、近年のレゴ社の公式製品ときたら。
 Cityの肥大化傾向はとどまりません。6幅の中で優れたデザインを求めようとしたスピードチャンピオンも2020年製品では8幅化してしまいました。

 フィグ乗りではない4幅車。これは やはり嘗てのレゴランドにルーツ持ち、初期の街シリーズに採用され。ずっと時代下って2004年ころからRACERS(Tiny Torbo)として復活。低価格もあって一時期は広がりましたが、だんだん下火になり終息。2016年ころにshellのプロモでプルバック入のフェラーリシリーズが展開されましたが、それも一般販売されずに短期に終わってしまいました。

 要は、トレインや海賊くらいに、ニーズと供給に齟齬があるのが4幅車というジャンルなわけですね。ええ、自動車のモデルと言えば幅が広すぎますから、あえて言います、伝統の4幅車と。




 情報源は4幅車の大家Tmamotsu様で、それに思わずこんなコメントしてしまいました(笑)

 まぁ、Tamotsu様は流石で。

 いや、なんともはや。

 しかし、中華風習(春節など)のセットは、公式がパチモノを追いかけてるんですよね現実は。あの種のセットは中華パチモノの方が元祖で、レゴ社がその真似をしてるという柔軟性を見せていますが。

 でも、良い製品が出れば正義ですよ?


 大きい画像で、decool ?のラインナップ観てまいりましょう。

 公式パクリがあるのはご愛嬌ですが。そうした部分除けばコンセプトは間違ってません。プルバックで走る車のおもちゃがつまらないわけありません。
 やはり、オリジナルティあるモデルは惹かれますね。


 褒めてよいのはこの辺のトラック系でしょう。パーツ数も多め。
 
 赤い消防車、横組みの車体後半部が目を挽きます。
 ワーゲンバスな警察バン?もオリジナルティある総計なんですよね。おもちゃとして納得できる。左の赤黄色のバンも現行のVWのバン型商用車の雰囲気です。

 キャンピングカーは凄く公式的な。でも公式が作ることはなさそうな4幅車です。


 更にバン型。救急車が精密造形。ホットドッグのフードトラックは上品さとリアルさ。本家がフードトラックやると大ぶりになるだけじゃなくて装飾過多で……。
 左下のバンは……いやどっかのドラマで観たような気が(笑)。云わなきゃわかんない。しかし何で2020年になっても特攻野郎は人気なんでしょうか。

 右下のが良い意味でおとなしいデザイン。

 全体通して言えるのは、小ぶりで上品。本家が喪った何かを再興させたかのような?

 
 無論、色々な考え方はできる商品でしょう。
 パーツのクオリティの問題もありますし正直言えば本物とパチモノ混ざるの嫌ですから、売ってたところで買うかどうか微妙ですよ。多分買いません。

 だからこそ、愛すべき本家の本物には、もうこの雰囲気がないという事実は残念に思えるのです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | アジア系レゴ互換品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月13日

【作品紹介】楽高様のキハ40の温かき世界。今はなき、レゴ画像掲示板より。

 レゴ画像掲示板……。

 2chのレゴスレッドの補完的性格で2002年ころには始まっておりました。初期には数々の作品が揚げられていた場所です。
 無論、その頃既にbrickshelfはありましたけど、英語環境でコメント機能もないbrickshelfとは使い分けされておりましたね。

 主なコミュニティがTwitterになって以降、画像掲示板も一時期は廃れていたものの、時折コンテスト会場として数年に一度注目集まるような場所でありました。
 実は2020年になってからも結構作品が上がる場所であったのです。

 さて。
 そのレゴ画像掲示板もさらっと弱いジャンルが「トレイン・鉄道関係」ではありました。なので正直なところを申すと余り注目はしてこなかった。しかし。

 楽高様の素晴らしい作品が2-3月頃にアップされていたのです。かろうじてキャッシュなど発見できましたので、記事にさせていただく由です。

(なお、楽高……は中国語圏でのレゴの表記です。やはり敬意有る「ななしさん」という認識なのでありましょうかね? それでもこの記事ご覧になっておられるなら、連絡取りあいたいのです)


 おなじみ?のキハ40形です。
 国鉄時代、1977-80年ころに大量に導入された一般型気動車です。

 ……お馴染みと言うには、近年激減しちゃいましたね。特にJR東日本車は。
 これまで先延ばしにされ続けてきた置換えがこの1-2年で急激にすすみ、JR北海道にまで及んでしまってます。

 モデルはそのJR東日本の東北地域色です。全長は29ポッチの愛らしいショート。

 大胆に割り切っておられるのが窓表現。ミディアムブルー?の空色表現です。これが作品に独特の味を与えています。良い意味でのブリキ玩具的な可愛らしさ! それと鉄道模型的な精細さと協調しているのです。見事な融合ですよ。

 両運転台車では煩雑になる、乗務員扉の割愛も正解でしょう。窓・ドア・トイレ窓の配置がリズミカルでもあります。

 そして平滑な屋根の美しさ。エンジンやジャンパ栓、桟板のディテール。

 最上級のディフォルメモデルでありましょう。



 駅。こんな気動車が似合うローカル線の交換駅ですね。ホーム上の丁寧さ。そして黄色のラインやら、各種のポール類。電信柱! こじんまりとまとまりつつ、見どころがいっぱいなのです。

 ホームは3両編成位までは入れますね。気動車の混ざりあった3連でもいいですし、蒸機(8620とか9600でしょうねぇ)の牽く客車や貨車も似合いそうです。DE10も良いでしょうね。

 大げさな規模ではない。でも、心に訴えてくる世界です。


 キハ40。もう1両。


 今度は国鉄気動車色復刻車です。キハ40系はいわゆる首都圏色のオレンジ1色で登場していますからこの塗色はオリジナルではないのですが。しかし不思議と似合っていたもの。
 JR東海に5両くらい居た他、JR東日本でも烏山線のキハ40 1003および1007が2010-2017年とこの塗色でありました。全て過去の話なのが残念なのですが。

 やはり、ミディアムブルーに割り切った窓表現です。
 クリアだと出せないこの風情。また、これまでに試みられてきたブラックアウト表現とも違う温かい雰囲気になるのですよね。
(クリアにもブラックにも、むろんそれぞれの良さがありますよ!)

 この作品、屋上機器(水タンク)の撤去後の平面部分がマニアックです(笑)。烏山線用は便所撤去の全ロングシート車であり、それ故に他線転用できずに廃車されてしまったのかもしれません。羽越線・五能線等に転用となると便所は必須ですし。


 駅は、これまた懐かしい車掌車駅です。
 主に北海道で観られた、不要の車掌車を転用した駅舎は鮮やかに塗られ。そしてミニマムな停留所と良いムード、醸し出す。

 やはりディテールの丁寧さが魅力。停止標やらワンマン確認用ミラーなど、正しく「現代のローカル駅」の表現になっているのですね。


 この親子が列車でお出かけ……のドラマ仕立て。嬉しい作品です。


 さて。関連のコメントなど復元復刻の意味で掲載しておきます。
<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月12日

【実物鉄道】傷心の? ぎりぎり北海道行の纏め1(4月3日 浦賀から秋田まで)

 4月上旬の北海道行。

 これは4月10日の山口でのオフ会が中止になってしまい、いろいろ気持ちが収まらなかった3月末に急遽計画したものです。
 急遽という割には市場でだぶついてた18きっぷの余りを激安入手とかしてますけどね。

 でもまぁ、4月の頭というのはまだ「世の中は平穏」であったのでした。

 しかし。
 自粛を求める有名無形の声が煩くなりだしてたのは事実です。
 自分としては、そんなのに従えるか! という思いもありました。

 「自粛の粛は粛清の粛: なんですよね。
 反論できない安全という警棒で殴りかかって来る。

 決行に意味はあったのです。そして、このタイミングはあらゆる意味でギリギリのものでもあったのでした(苦笑)。






<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月11日

【作品紹介】あんぱんしょくぱん様のJR西日本125系(神鉄LDDおまけあり)

 先方の記事:
https://eastpanman.hatenablog.com/entry/lego_series125

 JR西日本125系電車はローカル線電化区間向けの「新車」として2002-2006年に小浜・舞鶴線および加古川線に導入された単行運転可能な電車。クモハ125形 1形式のみとして運用合理化を図っています。

 車両構体は223系電車と共用化。2扉車ですが中間扉は埋めたような形状です。合理的なんだか分からない電車ですが転換クロスシート装備なのは褒めて良いところでしょう。
 総数18両で、14両が小浜線・舞鶴線。4両が加古川線(西脇以遠)で用いられてる由。

 

 車体幅は7.2ポッチ、全長52ポッチのフルスケールモデルです。

 ラージスケールはコストの問題も大きいので、単行運転用の電車は良いモチーフでしょう。

 半端な幅なのは、前面が6幅ベースにプレート左右2枚づつという構成をとっているためです。
 目につくのは屋根上ですが、ステンレス構体の屋根らしさがグリルタイル処理で強調されています。そして、4プレート分のつじつま合わせ?な部分が細密感に繋がっています。
 なお、徹底したポッチ隠しです。


 設計段階ですが、前面。
 
 いわゆる額縁状の顔を再現し、車体裾の絞りこみも表現しています。
 ラウンドの付いた前面窓下端の表現は結構複雑な合わせを行っています。実物もそうですがシンプルに見えて、奥が深い形状なのでしょう。


 前面はやはり実物の質感のほうが素晴らしいですね。

 側面寄り。ドア数窓数の省略なし。ドア部分は0.25単位のずらしで凹ませています。

 「ダークターコイズ」の帯が素晴らしい。この色がようやく供給されるようになってできる題材も増えてきました。

 側面は窓まわりが質感の異なるステンレス板なのですが、あえて白で表現しており、なかなか効果的でしょう。
 側窓は順組と横組を1個ずつに繰り返すという凝ったものです。これは他スケール・他題材にも応用できそうに思えます。

 単行用の電車ですが、フルスケール故にそれなりの迫力と見応えのあるモデルになっておりましょう。今後の活躍が期待されるところです。また、ダークターコイズの供給がされに良くなれば加古川線の同僚103系も狙える題材かもしれません。

 それにしても、今後播但線と加古川線は103系最後の楽園としてファンの注目を浴びそうな気がしますよ?



 さて。

 こちらはLDDですが、加古川線と接続する神戸電鉄の電車。1500形です。
 1000形の流れを汲むやや古めかしい形状の電車ですが1991年製。既に3000形・2000形という近代的形状に進化するなかで、最後の1000系列として製造されたもの。

 こちらは6幅フルスケール(全長40ポッチ)としてのデザインです。

 前面は後退角割愛ですが十分に神鉄らしい顔に見えますね。それよりも胴受けやダミーカプラージャンパ栓などの表現が注目されます。

 そして、勾配線区の神鉄ならではの装備が電気制動を支える床下抵抗器。前方からでもその迫力が伝わってきます。


 やや古めかしく……屋根肩の丸みが程よいレトロ感。側窓は2x2の普通の窓使う形状で「あり」ですね。親会社の阪急電車にも応用できそうですよ?

 18m級の私鉄電車としてみると全長40はやや長過ぎるかもしれません。ドア幅を4→3、戸袋部分を2→1に詰めると32ポッチになり、バランスよく見えると思うのですがどんなものでしょうか。

 もちろん、後日の設計であるJR西125系のスケールでリデザインされるのもありでしょうね。


 神鉄は意外と電車のバリエーションが豊富であり、また勾配線区用の特殊な機器類も興味深いものです。まだ完成作をみたことのない題材なのですが、どなたか「来年の」JBFに向けて考えてみませんか……? 
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月10日

【作品紹介】薬師山様のユンカース G.38の構想(CAD)

 未だLDDですから紹介の優先順位は低いのですが、この作品と実物は大好きですから!
 正直なところ「やられた!」でありました。



 ユンカース G.38は1929年に初飛行。1931年に運用に入った当時最大の陸上旅客機でした。4発のエンジン。36名定員(異説あり。また時期により変化あり)のキャビン。

 最大の特徴は全翼機を意識した分厚い主翼です。主翼の中にも各3名分の客室があり、各エンジンには機内で立ったままアクセスすることができたのです。

 あらゆる部分が特異な機体。1929年・1931年に1機づつが製造。主にベルリンとロンドンの間を1940年ころ……戦争までの間飛び続けていたのでした。
 しかし軍への徴用後、まもなく地上で英軍に破壊されてしまいました。


 まるで宮崎駿氏の漫画がアニメーションに出てきそうな姿です。
 これは1号機の落成時の姿で、キャビンが拡張前です。


 こちらは2号機の姿です。キャビンが翼上にも拡張され、定員が12名増えています。
 1号機も同様に改造されました。

 g.38に関してはこちらに各種写真や内部イラストなど豊富にあります。
https://t.co/8zx0bI0Kxo?amp=1


 なお、G.38はわずか2機の製造に終わってしまいましたが、ユンカースのライセンスで三菱が製造した日本陸軍の九二式重爆撃機は本家よりも多い6機が1935年迄に製造されています。但しこちらも落成時には時代遅れになってしまいました。
 爆撃機として実戦投入はされずに敗戦を迎え、解体されています。

 


 薬師山様の作品は、先方コメントにもありますように、極力大きくなりすぎないようにデザインされたとのこと。
 全長も全幅も詰めてはおりますが、フォルムの印象はそのまま! 小気味よいデフォルメでありますね。

 爆撃機としてなら機首銃座が置かれたであろう場所は、なんと展望客席でした。あたかも鉄道車両のような流線型が美しいです。
 上にあるのが操縦席。

 分厚い主翼は特徴が強調されておりますね。なめらかな造形。
 そして主翼内の客席も再現されています。

 ああ、どっちかに乗ってみたいです! 


 側面より。客席の翼上の拡張部がないですから、1号機の原型仕様のようですね。
(但し、大きくフォルムは変えずに拡張改造後にもできそうです)

 なお、つい避けてしまいがちな「大型の飛行機用部品」も避けずに使われています。この使いこなしが薬師山流儀でありましょう。機首展望部の屋根とか、最後尾の絞り込みとか。

 足元に目を向けると、2連のタイヤが格好いいですね。


 後ろから。
 良い意味でのバケモノ感が素晴らしい!

 全翼機に限りなく近いコンセプトであり、しかし通常の飛行機として整っていたことが窺えるアングルです。


 あとはインテリアなどの再現でしょうか。
 探せば内部写真なども見つかりますから、嘗ての贅沢な空の旅、想起できるものが実現すること、願っております。

 そして。


 こちらの拙作。イギリスのHP.42と共演できますように……!

 ハンドレイページ42は1930年初飛行。1931年に就航開始。定員は24名乃至38名(前者は長距離用・後者は短距離用)。まさに同時代のライバル機。
 全翼と思いっきり未来に寄せたG.38と、保守的な複葉機という造りで最大限に大型化を図ったHP.42。対照的ではないでしょうか。
 まぁ、いずれも宮崎駿が好きそうな飛行機なのですよね(笑)。
(風立ちぬ 未見のままなのですが、登場シーンあったんでしたっけG.38の……?)
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月09日

【ヒント・アイディア】PFとPUの以外な繋ぎ方?(ひだか様の情報)

 レゴの電気系、2008年からのPower Function(以下PF)は、1987年からの9V規格(通電ポッチ)との後方互換性をもたせてくれていました。20cm/50cmの延長ケーブルは片方が両用になっていますよね。

 しかし、2018年からのPowered UP。なかなか後方互換のアダプタを造ってくれません。もういい加減どこかの社外品メーカーが立ち上がってほしいなぁ! とか思っておりましたら、こんな実験が行われていたのでした。








<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月08日

【作品紹介】たるご様の自由形 病院客車

 医療設備を持つ客車は日本に限っても、幾つかありました。

 一つは保健車と云われる事業用車。これは僻地に於いて国鉄職員や家族の健康診断の為に巡回するものでした。古い客車の改造ながらレントゲン設備も備えています。1949年ころから十数両が用意され(主に北海道に配備)、代替わりも経て1986年の分割民営化で姿を消しました。
 
 もうひとつがこれも戦後。1946年ころから講和条約締結まで存在した連合軍専用客車に医療設備を持つものがやはり十数両存在。
 用途は2つあり、一つは日本の(良からぬ)衛生状態に対して、研究や治療を行うためのもの。感染症対策に機動力を発揮する動く防疫研究所です。
 もう一つは朝鮮戦争の傷病兵の為のもの。いずれも「赤十字」を描いた姿でした。病院列車として狭義のものはこの2例になります。
(なお連合軍のこうした客車を参考に、前述の保健車が整備された可能性はあります)

 なお、類例するもので病客車(1-3等 イヘ・ロへ・ハヘ)が戦前に存在しました。
 1等や2等の病客車は何らかの特殊な用途に使われたのでしょう。ちょっと想像できないのですが。自動車の用途で言う「寝台車」的な使われ方した可能性があります。

 3等病客車は戦時中に多数が改造され、これは傷病兵輸送に用いられています。やはり軍用にあたるため赤十字表記がありました。




 たるご様の作品はそうした歴史とは無縁に?制作された自由形です。

 設定は現代設定でありましょうね。50系客車の改造か、或いは50系ベースの事業用車という風情です。この側面の小さな窓は北海道向のオハ51か、はたまた現金輸送車マニ30形(これも50系ベース)を彷彿させます。

 デッキのステップ処理が薄くて綺麗。yamatai式?
 台車は強化された台車枠が印象的です。

 白い車体は言うまでもなく、医療のイメージです。

 屋上はすっきりタイルとカーブスロープの仕上げです。
 ただ、車両の性格上、空調装置は載っていたほうが良いかもしれません。


 見せ所は寧ろ車内でしょう。インテリアで魅せる作品です。
 



 医療機器などの表現が細かいですね。
 流石に緊急医療に対応した、鉄道版の高機能救急車としての性格が読み取れます。
(健康診断を行うための保健車という性格ではないですね。あちらはあちらでレントゲン機器が備わっていたりで大掛かりな設備が)




 反対のサイドには窓がありません。この種の車両は窓無しも様になるものです。

 さて、「赤十字」の表記があります。
 状況によってはこの車は軍用車として、前線に赴くことも想定されているのでしょうか。
 レゴ的には、ミリタリー作品とのコラボが似合いそうです。
 軍用列車にさらっと連結されていても、白い姿は気高く目立つはずです。

 国際法は、守りましょうね?
(余談ですが、欧州の病院客車では屋根に大きく赤十字描いたものさえありました。理由は言わずもがな……です)
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月07日

【作品紹介】魔王だーはら様のプロジェクト。瑞西クロコダイル(SBB Ce6/8 II)

 さて。
 7月発売のレゴ製品 #10277 クロコダイルエンジン(仮)が楽しみですよね




http://legotrain.seesaa.net/article/475358504.html
 こちら、既に記事にまとめておりますが。

 それとは全く関係なく、4月に予定されていたオフ会向けに魔王だーはら様が制作されていたのがこちらの瑞西クロコダイル。SBB Ce6/8 IIになります。


 製作中画像で申し訳なく…… だーはら様。
 しかし、件の#10277が発売というか公式発表される前に紹介しておきたい作品なのです。

 製品で有るための妥協を重ねている#10277との違いは明瞭です。
 まず、足回りの省略がありません。現地点では先輪がまだありませんが、実物の1C-C1
の車軸配置の再現になっています。#10277では製品としての妥協で、1B+B+B1になっていると思われますから。サイドロッドのみで斜めロッドは簡易表現ですが、これは可動してしまえば気にならないことでしょう。

 それよりは、実物どおりのリアルな関節部分に目が止まります。カーブで身をクネラす姿こそこの種の機関車の魅せどころ!

 さて、無粋なツッコミをしてしまいそうになりました。
 固定軸距が長すぎてカーブ走行無理があるじゃないかと?


 走行動画。論よりなんとやら。

 R40の走行可能です。もともとこの種の実物は機関車はカーブに強いんですよね。宜なるかな。

 先輪が取付困難との話ですが、第1・第6動輪のアタック角が大きいので、それに配慮する形で可動範囲を大きく(というか旋回半径を大きく)とった先輪なら走れそうに思えます(ステップは諦めるか、先輪側につけるか?)。
 或いは、先輪はダミー車輪にしてしまう割切もありかもしれません。不安よりは、安定して走れることのほうが大事ですからね。


 車体に話戻りましょう。
 動力系はどうやら前後のボンネット内にPF-MかPF-Lモータを収め、ギア駆動をしているのでしょうね。ボンネットは5幅。横組でグリル表現あり、そして手すりが良い精密感です。

 中間車体……キャブも好ましい造形です。
 屋根の前後端部分が丁寧ですね。

 パンタグラフも精密感すごいです。ただ、下枠部分がバランス損ねるほどに大きいので、下枠を小さくすることができたら良い造形になりそうです。
 

 製品が出てしまうからこそ、自作品の価値もより顕れることでありましょう。
 その完成、期待しております。ええ、できれば製品よりも前に(笑)。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月06日

【作品紹介】ねことり様のロシアの汽車「S」形。マニアックに、美しく。

 ロシアのS形(キリル文字ではС形)という蒸気機関車は1910年から1919年の間に製造された車軸配置1C1の、旅客列車用のテンダ機関車です。678両も造られ、きっと広大な国土全域に配備されたのでしょう。

 さて。製造途中に見事なまでに「ロシア革命」が入っていますね。
 帝政末期の機関車であり、そしてソビエト連邦の初期を走った機関車ということになります。


(wikipediaロシア語版より)

 スタイルはロシアの機関車によくみられる、アメリカンスタイルとヨーロピアンスタイルの合いの子ですね。これって日本の国産初期の機関車にも通じる特徴でありますから、案外と身近な存在なのかもしれません。

 よく見ると、日本人にも馴染みやすいスタイル? 8620形の時代に作られたプレーリー(1C1車軸配置)と思えなくもないのですよ? いや流石にずっと大きいですけど。

 デビウ当時は本線用であったのでしょうが、お約束どおり支線に転じてゆき、1960年頃まで多くが現役であったようです。最後の廃車は1972年でした。S.68(С.68)……68号機が1960年からボイラー代用になっていたものが「発見」され、復元されたものと云われています。現在はサンクトペテルブルクの鉄道博物館に所蔵されています。

 S形、引退が比較的早期だったため、製造両数の割に保存機が1両しか無いのは惜しまれますね。社会主義の国というのは機関車や鉄道車両はかなり大事に保存する傾向があるのですけども……。それでも1両しか残せなかった。いや1両が奇跡なのでしょう。



 ねことり様としては初の蒸気機関車作品です。

 何より、この題材選ばれるマニアックさが嬉しいですね。

 作品は初回作と思えぬほど、この機関車の特徴的造形やディテールを抑えています。ペルペア火室であったり、缶胴裾のランボードとの間の埋め板部分、割愛されながらもロシア機らしいランボード手すりも印象的です。

 鮮やかな緑色は、レゴの標準緑のラチチュードに委ねるのが正解でしょう。赤いエンドビームが映えますし。連環連結器のダミー表現も嬉しい。

 動輪は公式大動輪です。
 保存機では赤い動輪ですが、黒でも違和感は皆無ですね。
 メインロッドサイドロッドは未だ慣れておられないのか簡易的表現ですが、

 なお、先輪は固定のダミーですね。安定走行のための割切としてありだと思います。外見上は優れておりますし。
 
 さて。幾つかご意見申しておきましょう。
 缶胴とランボードは1プレート上げてしまった方がより速そう、力強そうに見えると思います。キャブの高さとのバランスも良くなりましょうし。動輪とランボードのクリアランスもあと1プレートあると軽快に見えそうです。
 煙室扉はこのままでも良いのですが、実物は円錐形(そう、あのバイエルンのS3/6などのように!)ですから、Φ2やΦ3のレーダディッシュを重ねることで表現できそうです。
 煙突は細めに。前照灯は大きめに。実物ですが、煙突は品良い細めのものですし、対して前照灯は大きめのが付いてますから。ここらはやはりアメリカの西部開拓の汽車に通じる部分なのでしょうね。ロシアでは西ではなく、東部が開拓の対象であったのですけども。


 斜め上より。缶胴はやや古典的なスロープ表現ですがこれも気になりません。全体のバランスが秀逸であるからでしょうね。

 炭水車の赤い縁取りがすごく素敵です。


 サイドビュウ。美しく、力強い。
 ロシアの汽車だからといって田舎臭くはないんですよ。

 一方キャブはテンダに及ぶ密閉部があり、ここが如何にもな極寒の地の機関車という雰囲気です。ねことり様は巧く再現されています。

 動力はテンダドライブ、PFのようですね。
 トレインモータの前後にダミー車輪を設けてボギーのテンダーに見せる方法は正直「やられた!」と思わされるものでした。何らかの台車枠表現があるとなお良くなることでしょう。

 ところでランボード、上下逆転の結構凝った組み方ですよね。
<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がない ブログに表示されております。