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2020年06月21日

【実物鉄道】傷心の? ぎりぎり北海道行の纏め3(4月5日 函館から旭川という「大冒険」)

前回記事こちらです。秋田から函館まで
http://legotrain.seesaa.net/article/475685599.html


 よく云われるのは、北海道を18きっぷで旅行するのは無謀。
 でも、一度やってみると鮮烈に分かるのは、特急よりずっと楽しい!

 函館から札幌、札幌から旭川が「大冒険」になるんですよねぇ。

 なので、安く特急乗れるきっぷはあっても避けてしまうのでした。
 JR北海道の経営的には、フリーきっぷでも特急乗ってよ……って思わなくもないので心苦しさはありますけど。






 確か路面電車の新車って、「低床電車じゃないと補助金とか出ない」ので、実質低床電車縛りのはずなんですが。

 函館市、どんなチート技使ったのか気になるのですよ?
(全額自己資金なら可能ですけども)


 3000形(1993年)の方が前面の丸みとか側窓が近代的な形状なのです。
 2020年の新車7000形は前面はカクカクだし、側窓は古典的2段窓ですよ。先祖返りの謎。最早 昭和レトロ電車?



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2020年06月20日

【ナローゲージ作品】三重交通の不揃いな客車たち。木造ダブルルーフと鋼製ツルツル屋根。

 前回記事 デ61形電気機関車
http://legotrain.seesaa.net/article/475893395.html



 さて。お供の三重交通の客車も2両造ってます。思いっきり古いやつと思いっきり新しいやつ。
(新しいと言っても1960年代基準ですよ)


 先ずは古いの。サニ421形。1914年製の北勢鉄道の客車が松坂線に転じたもの。

 木造ダブルルーフ。そして優雅な弧を描いた妻面を持つ古典客車でした。1964年に廃線により廃車。
 北勢線に残った車も居た由ですが。こちらも1964年までに全廃ですが。

 
 荷物室持つ客車です。ドア間の窓は7個を4個に縮めてます。
 ちっちゃいけどボギー車。いっちょ前の格好してるんですよね。

 その分、制作も手間取りパーツ消費も大きく頭抱えましたけど(笑)。1x1ブロック並べることでの木造表現行ってます。

 台車はアーチバー。床下のトラス棒も忘れずに。


 優雅な妻面。丸みが出せました。

 足回りと車体のバランスも(アンバランスも)良好です。この危うさがナローの味。


 新しい方はサ361形です。

 1954年に三重交通三重線(→湯の山線)に導入された付随車(客車?)。
 当時の電車らしく丸っこい車体にHゴムのバス窓という姿です。でもシルヘッダはのこるという暫定的な。
 ナニワ工機製ですが、ほんとあの時代のあのメーカーの電車に似てたんですよ。

 さて、付随車ながら乗務員扉がありました。将来の制御車(ク)改造を見込んだものだったそうです。
 
 三重線の改軌後は北勢線および内部・八王子線に転属し。近鉄時代を経て2020年現在<<続きを読む>>
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2020年06月19日

【ナローゲージ作品】レゴナロー最小動力車? 三重交通 デ61形電気機関車

 三重県には未だに、元近鉄のナローゲージ電鉄が北勢線(三岐)に内部・八王子線(四日市あすなろう)と2路線も健在です。

 もちろん、生き残れなかった路線もあり。標準軌に改軌された湯の山線もある一方、松坂周辺の松坂線は1964年に早くも廃止されてしまいました。

 松坂鉄道が統合で三重交通になり(北勢線や内部線とともに)、それが近鉄に引き継がれる直前のこと。

 そこのプロパー、デ61・62の電気機関車は1923年に製造された10噸電機。貨客ともに活躍した、キャブの大きな愛嬌ある凸電でした。
 61は最後まで松坂線で、62は内部・八王子線や北勢線に転じて使われていました。62の廃車時期は不明なのですが、近鉄車籍には入らなかったようなので、三重交通時代のことだったのでしょう。1964年ころか?

 こちらに実物写真があります。
http://11.pro.tok2.com/~mu3rail/link243.html
 


 デ61。三重系ナローゲージ……あのへんの動力車の中では一番好きな車です。

 なので、レゴでナローゲージ動力の問題が解消したら手掛けてみたくなったの言うまでもありません。

 そしてもう一つの欲望が。魔改造ありで、どこまで小さく単体で成立する動力車を作ることができるか……!
 無論既存作のコッペル蒸機や酒井ディーゼルのようにモータのみ搭載なら、このサイズの動力車も難しくはありません。
 
 然し、単独で走れる機関車という夢叶えるのに、「ちょうど・ぴったり・ぎりぎり」なのでした。


 もったいぶらず、先に中身を見せてしまいましょう。
 
 左から006P電池。Mモータ。必要部分以外切断加工済のPF受光器です。
 受光器は横置きにして、受光部を側窓に見立ててます。縦だと5幅に収まりません。


 地味に難儀したのは006P電池の格納です。横幅がレゴでいうとこの3ポッチ+1mm程なのです悲しいことに!
 ほんの僅か大きいだけで、5幅の車体に収まらない。電池部の側面も特殊なものに相成りました。


 足回りはベベルギアによる2軸駆動です。これまで同様の安心のメカ。

 台車枠の装飾は凝ってみました。バー使いまくって精密感。


 上まわり。サイドビュウ。

 5幅の車体。全長は13ポッチです。真ん中のドアははめ込んでるだけで接続されていません。


 窄まった足周りこそ、ナローの味。

 緑とクリームのツートンカラーは1960-1964年ころの姿のようです。


 はい。機器側のサイドビュウです。
 窓の見立ては妥協しまくり。でも、こうでもしないと実現しない最小動力車。


 でも違和感はないぞと、造った本人は思っちゃいるのですけども(笑)。

 2019年11月の制作ですが、幸いにも動力系に不調なく元気な機関車です。



 そして、こんな列車を曳かせてる訳です。

 時代考証は……1960-64年頃でありましょうね。
 近鉄名古屋線の急行電車は伊勢電・関西急行・近鉄・吉野のごちゃまぜ編成。
 特急は10100系新ビスがトップスターであったころ。国鉄線はかろうじてあの辺にC51が残りつつも主力はC57。そしてディーゼルカーたち……そんな時代です。

 さて。お供の不揃いな客車に付いては、次回記事にさせてください。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(1) | 鉄道作品ナローゲージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月18日

【作品紹介ナローゲージ】可愛く凛々しい。薬師山様のポーターサドルタンク機。

 薬師山様のツイートより。



 ナローゲージの蒸機作品。どんどん増えています。

 拙作がコッペル。独逸(といっても日本で一番メジャーだった軽便蒸機)。
 さくりん様が協三。日本製。今でも新車が買える筈です?

 この世界の先達、wing様(べこねん様)が英国ナローの世界。
「きしゃの絵本」シリーズでお馴染みですよね。
 
 そして。薬師山様はアメリカンスタイル。ポーターのサドルタンク機を造ってこられました。実に可愛らしい「亀の子」。


 日本にもそこそこの両数がいた、あの機関車です。
 アメロコは耐久性に劣ることが多かったようで現存個体はそれほど多くはないのですが。但し、模型などでもお馴染み。

 大きめのキャブ。
 細い缶胴
 その上の跨り……サドルタンク。ユーモラスで可愛らしい造形。


 サイズの極限感はナロー蒸機の共有であります(笑)。
 全長13ポッチ。そして5幅です。プロポーションは最高。そしておそらく魔改造など無しの純正状態ですよ!

 機関車にはモーターのみ搭載。PF機器は有蓋車への搭載です。
 重心問題が起こりがちな蒸気機関車ですが、サドルタンク内にがっちり2x2x6のウエイトブロックを搭載しちゃってます。牽引力まで期待できそうですね。

 丸棒のロッド。取り付け方法に無理がなくて良い感じ。真似したいところです。


 ディテールも堪りません。
 先が膨らんだ煙突(森林鉄道用ですかね?)
 アメリカンな、鐘。
 大仰なヘッドライト。
 そして木製のエンドビーム。


 真っ黒ではなく。しかしリアルを損ねない程度の「色気」も良い味なのです。
 屋根は鉄板張りで、錆止めなのかなぁとか想像膨らませます。

 相方の有蓋車は4幅+プレート2枚分という寸法です。5幅未満!なのですね。
 車体側面を1x8タイル。縦目張りのかなり古風なタイプです。

 屋根も真っ黒でなく、灰色にしているのが程よいバランス。
 日本型なら真っ黒、って偏見は一度解いたほうがいいのかも……です(自戒ですよ)


 足回りは拙作のコッペルに準じ、そしてさくりん様の協三と同じ作りです。動輪間のギアは古いタイプのベベルギアでギアの魔改造避けています。
(拙作では躊躇なく現行ベベルギアの裏面突起を削っちゃいましたけど)




 有蓋車の中身です。PF機器の魔改造は避けておられますね。
 ケーブルの長さがじゃまになるのですが、それは下半部に押し込み。
 電池は上方に横向けに入れているようです。

 ギリギリの薄板構造で、小さくしています。


 実は走行テストが未だ……なのだそうですが(笑)、肝心の動力系は定番構造ですのできっちり走ることでありましょう(たぶん)。
 ウエイトの分 牽引力は期待できますので、ボギー客車とか運材台車牽いて走る姿を楽しみに待ちたいものです。
 
posted by 関山 at 16:10| Comment(0) | 国内の作品紹介・ナロー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月17日

【海外作品紹介】オーバーテクノロジー? Alfred Boyer様のエアライブスチーム。

 レゴではもちろん、本物の蒸気使ったライブスチームは無理!

 しかし、空気を蒸気に見立てたエアライブスチームならば物理的には可能です。
(本物の蒸気機関車だって、保存用展示用には圧搾空気で動かすことあるんですよ)



 そんなわけで、過去に実験作は幾つか造られているのですが、鉄道車両の形状はなかなかたどり着けず、でした。

 しかし。これはすごい。何か数段階をすっ飛ばしたオーバーテクノノロジー???



 情報源はべこねん様です
https://twitter.com/bekonen7/status/1270908674509164545
「公式大動輪を従輪として使うサイズ感と空気圧で走行するのバケモノすぎる…」とのこと。激しく同感です。
 

 ああ小型化 できないものかしら。
 あと、製品に落とし込みできないのかなぁと考えさせられてしまいます。
 無論、もっとショボくでも構わないので! このクオリティでは手に余りますよ(笑)。

 はっきり申せば、3-5万円クラスのテクニック大箱で。そしてトレインレール走行可!
 サイズも8幅くらいに納めてなんとか。

 海陸空の乗り物があんなに充実してるテクニックに「軌」だけがないことに苛ついてるファンは少なくないと思うのですよ(笑)。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて、この作品。
 レゴアイディアに提案されております
https://ideas.lego.com/projects/dc67d247-ee40-423b-8864-d468fa701e14


 そこからの引用画像です。

 1D1のミカドです。欧州系。フランスの1D1R辺りがモデルでしょうか。

 観ての通り14幅の超大型モデルです。
 トレインレールには対応しません。その意味で、現状で「鉄道模型」とは言えない問題はありますが。


 相当なサイズと迫力。そしてそれに見合う精細感。


 14幅であることが分かります。大動輪が先輪というスケール感。




 サイドビュウ。
 

 キャブ内は操作系。左から逆転機。エアブレーキ。右が汽笛です。
 圧力計はこの機関車の要でしょう。




 ブレーキロッドがエア駆動(本物と同じ)。そしてブレーキシューが動きます。

 鉄道車両で実は見逃されがちなダイナミックな部分ですね。ここは。


 エアは手押しポンプで。
 電動ポンプとリモコン化は可能……?


 内部構造のようです。
 中間ピストンとフリーホイールが技術の肝になってるようですね。
 
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2020年06月16日

【実物鉄道】傷心の? ぎりぎり北海道行の纏め2(4月4日 秋田から函館まで)

 緊迫しつつあった、あの「虚しい」状況下での旅行記。

 こちらの続きです。
http://legotrain.seesaa.net/article/475648575.html




 いやマジで。
 東北に足を踏む入れる気を20年以上奪った罪は重いのです。


 魚たちは、どこへ。
 
 羽越線とか新潟地区にあんなにいたキハ40はこんなところに。
 解体ではなくて輸出なのでしょうね。譲渡先での幸せを願って。



 とーとつですが。

 いきなり平壌じゃなかった、青森から話は始まってます。

 この日はルビーさんに会い、秋田から弘前まで五能線を利用してきたのでした。その間は振り返りツイートになります。ご了承を。






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2020年06月15日

【レゴ製品 トレイン】#10277 クロコダイルロコモティブ 公式発表


 5月末にリークされた、久々の10000番代の大型トレイン製品のクロコダイル ロコモティブ 10277ですが、日本時間での6月15日の夕方くらいに、ついに公式発表されたようです。

 画像は公式の広報用ですが、一応「thebrickfan」から転載しております(原サイズ画像は上記から得られます)。


 箱。嘗て無くかっこよいものです。このまま、飾っておきたい?
 あと商品ロゴも。電気機関車という感じがします。わかってます!

 「18+」は鮮烈ですね。しかし1271ピースというのは現実的なパーツ数でしょう。

 先に記しておけば価格はUSD 99.99(税別)、ドイツでは99.99ユーロ(税込)とか云われておりますから、以前のエメラルドナイトやマースクトレイン、ホライゾンエクスプレスから逸脱はしていないのですよ!
 発売日(レゴブランドストア)も噂通りに7月1日です。もうすぐです。
(日本もそれほど時差はないと考えるべきでしょう。内外価格差は控えめにお願いしたいものですが)


 箱裏面。無論、Powered Upによる動力化対応です。



 おなじみのプレスリリースも転載しておきましょう。

「おもちゃの電車のセットで遊んだ子供の時間を覚えていますか?このLEGO Crocodile Locomotive Building Kitを使用すれば、責任を逃れて楽しい日々を過ごすことができますが、今回は完全に大人向けです。ビルドに時間をかけ、この印象的なモデルに組み込まれた機能を探索しながら、崇高なエンジニアリングに没頭してください。

鉄道アイコンを作成して表示します。象徴的なクロコダイル機関車の本格的で展示可能なLEGOモデルバージョンを作成するときに、このやりがいのある建物の挑戦でリラックスしてください。

この充実した建築プロジェクトで心を清め、日々のグラインドから脱出しましょう。おもちゃの列車セットへの情熱があなたに決して残っていない場合は、鉄道旅行の黄金時代のヴィンテージクラシックであるクロコダイル機関車の驚くべき詳細を再現するのが大好きです。 1919年から1927年にスイス連邦鉄道向けに最初に建設されたクラスCe 6/8 II機関車に触発された細部への印象的な注意この美しいLEGOモデルには、リアルなディテールが詰め込まれています。車輪の回転に合わせて動くサイドロッドと、上下に動く可動式パンタグラフを備えているので、探索することがたくさんあります。屋根を持ち上げて乗務員区画にアクセスし、2つのミニフィギュアを使用して、この象徴的な列車の物語を現実のものにします。パワーアップコンポーネント(別売り)を追加して、機関車をモーターで駆動します。クロコダイル機関車(10277)は、美しいデザインを愛する大人のためのLEGOモデル作成キットのコレクションの一部です。このモデルは、モデルトレインを愛するすべての人に素晴らしい贈り物にもなります。

このレゴクロコダイル機関車(10277)モデルキットは、ビンテージの機関車モデルを構築したい大人や、電車が大好きで次の趣味のプロジェクトを探している人に最適です。 このビルド可能なモデルトレインを実現することで、やりがいのあるチャレンジをお楽しみください。次に、このセットに詰め込まれた特徴と機能を探索します。このセットは、古典的なクロコダイル機関車を祝います。 オリジナルのクロコダイル機関車に忠実な本格的な機能を備えた驚くべき詳細を発見します。ツール、ディスプレイトラック、プラークを備えた2つのLEGOミニフィギュアは、古典的な列車を構築した後の探索に役立ちます。 モデル鉄道ファン、鉄道愛好家、LEGO愛好家に最適なこの大人向けの建物キットは、建物のファンを完全なリラクゼーションの世界へと運ぶための創造的なギフトや誕生日プレゼントになります。 この列車のモデルは、高さ6インチ(16cm)、長さ20.5インチ(52cm)、幅3.5インチ(8cm)で、誇りをもって見せる美しいディスプレイピースです。 バッテリーが不要なため、この没入型の建築プロジェクトにすぐに参加できます。機関車を電動化するには、1個の88009および1個の88013パワーアップコンポーネント(別売)を追加します。 大人向けのこのビルディングセットには、コーヒーテーブルスタイルのビルディングインストラクションが含まれており、デザインの詳細があなたを刺激し、刺激します。 大人向けの一連の刺激的なLEGOR建築モデルセットの一部。LEGO建築ファン、およびエレガントなデザイン、美しい建築、細部が詰まったモデルを愛する愛好家向けに設計されています。」


 ええと、「Ce 6/8 II」と明示していますね。

 また、レゴ社自体が「大人のレゴ(+18)」市場に力を入れてるながれもあります。その中での一つというポジションもあるのでしょう。
 トレインファンが見捨てられずに済んだことは感謝しなければなりません。


 製品に戻りましょう。


 全体像です。リーク時と大きくは変わっていません。

 大きすぎ? と思ったサイズですが、<<続きを読む>>
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2020年06月14日

【アジア系互換品】4幅車というジャンルは「パチモノ」が元気!?

 レゴの自動車。

 日本では嘗てのレゴランド(1972-1977)やレゴ街シリーズ(1978-1996)、はたまたWorld City(2003-2004)やら初期の現Cityの流れを汲む、4幅の自動車モデルに人気が集まり、ファンも多いのです。

 しかし、近年のレゴ社の公式製品ときたら。
 Cityの肥大化傾向はとどまりません。6幅の中で優れたデザインを求めようとしたスピードチャンピオンも2020年製品では8幅化してしまいました。

 フィグ乗りではない4幅車。これは やはり嘗てのレゴランドにルーツ持ち、初期の街シリーズに採用され。ずっと時代下って2004年ころからRACERS(Tiny Torbo)として復活。低価格もあって一時期は広がりましたが、だんだん下火になり終息。2016年ころにshellのプロモでプルバック入のフェラーリシリーズが展開されましたが、それも一般販売されずに短期に終わってしまいました。

 要は、トレインや海賊くらいに、ニーズと供給に齟齬があるのが4幅車というジャンルなわけですね。ええ、自動車のモデルと言えば幅が広すぎますから、あえて言います、伝統の4幅車と。




 情報源は4幅車の大家Tmamotsu様で、それに思わずこんなコメントしてしまいました(笑)

 まぁ、Tamotsu様は流石で。

 いや、なんともはや。

 しかし、中華風習(春節など)のセットは、公式がパチモノを追いかけてるんですよね現実は。あの種のセットは中華パチモノの方が元祖で、レゴ社がその真似をしてるという柔軟性を見せていますが。

 でも、良い製品が出れば正義ですよ?


 大きい画像で、decool ?のラインナップ観てまいりましょう。

 公式パクリがあるのはご愛嬌ですが。そうした部分除けばコンセプトは間違ってません。プルバックで走る車のおもちゃがつまらないわけありません。
 やはり、オリジナルティあるモデルは惹かれますね。


 褒めてよいのはこの辺のトラック系でしょう。パーツ数も多め。
 
 赤い消防車、横組みの車体後半部が目を挽きます。
 ワーゲンバスな警察バン?もオリジナルティある総計なんですよね。おもちゃとして納得できる。左の赤黄色のバンも現行のVWのバン型商用車の雰囲気です。

 キャンピングカーは凄く公式的な。でも公式が作ることはなさそうな4幅車です。


 更にバン型。救急車が精密造形。ホットドッグのフードトラックは上品さとリアルさ。本家がフードトラックやると大ぶりになるだけじゃなくて装飾過多で……。
 左下のバンは……いやどっかのドラマで観たような気が(笑)。云わなきゃわかんない。しかし何で2020年になっても特攻野郎は人気なんでしょうか。

 右下のが良い意味でおとなしいデザイン。

 全体通して言えるのは、小ぶりで上品。本家が喪った何かを再興させたかのような?

 
 無論、色々な考え方はできる商品でしょう。
 パーツのクオリティの問題もありますし正直言えば本物とパチモノ混ざるの嫌ですから、売ってたところで買うかどうか微妙ですよ。多分買いません。

 だからこそ、愛すべき本家の本物には、もうこの雰囲気がないという事実は残念に思えるのです。
 
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2020年06月13日

【作品紹介】楽高様のキハ40の温かき世界。今はなき、レゴ画像掲示板より。

 レゴ画像掲示板……。

 2chのレゴスレッドの補完的性格で2002年ころには始まっておりました。初期には数々の作品が揚げられていた場所です。
 無論、その頃既にbrickshelfはありましたけど、英語環境でコメント機能もないbrickshelfとは使い分けされておりましたね。

 主なコミュニティがTwitterになって以降、画像掲示板も一時期は廃れていたものの、時折コンテスト会場として数年に一度注目集まるような場所でありました。
 実は2020年になってからも結構作品が上がる場所であったのです。

 さて。
 そのレゴ画像掲示板もさらっと弱いジャンルが「トレイン・鉄道関係」ではありました。なので正直なところを申すと余り注目はしてこなかった。しかし。

 楽高様の素晴らしい作品が2-3月頃にアップされていたのです。かろうじてキャッシュなど発見できましたので、記事にさせていただく由です。

(なお、楽高……は中国語圏でのレゴの表記です。やはり敬意有る「ななしさん」という認識なのでありましょうかね? それでもこの記事ご覧になっておられるなら、連絡取りあいたいのです)


 おなじみ?のキハ40形です。
 国鉄時代、1977-80年ころに大量に導入された一般型気動車です。

 ……お馴染みと言うには、近年激減しちゃいましたね。特にJR東日本車は。
 これまで先延ばしにされ続けてきた置換えがこの1-2年で急激にすすみ、JR北海道にまで及んでしまってます。

 モデルはそのJR東日本の東北地域色です。全長は29ポッチの愛らしいショート。

 大胆に割り切っておられるのが窓表現。ミディアムブルー?の空色表現です。これが作品に独特の味を与えています。良い意味でのブリキ玩具的な可愛らしさ! それと鉄道模型的な精細さと協調しているのです。見事な融合ですよ。

 両運転台車では煩雑になる、乗務員扉の割愛も正解でしょう。窓・ドア・トイレ窓の配置がリズミカルでもあります。

 そして平滑な屋根の美しさ。エンジンやジャンパ栓、桟板のディテール。

 最上級のディフォルメモデルでありましょう。



 駅。こんな気動車が似合うローカル線の交換駅ですね。ホーム上の丁寧さ。そして黄色のラインやら、各種のポール類。電信柱! こじんまりとまとまりつつ、見どころがいっぱいなのです。

 ホームは3両編成位までは入れますね。気動車の混ざりあった3連でもいいですし、蒸機(8620とか9600でしょうねぇ)の牽く客車や貨車も似合いそうです。DE10も良いでしょうね。

 大げさな規模ではない。でも、心に訴えてくる世界です。


 キハ40。もう1両。


 今度は国鉄気動車色復刻車です。キハ40系はいわゆる首都圏色のオレンジ1色で登場していますからこの塗色はオリジナルではないのですが。しかし不思議と似合っていたもの。
 JR東海に5両くらい居た他、JR東日本でも烏山線のキハ40 1003および1007が2010-2017年とこの塗色でありました。全て過去の話なのが残念なのですが。

 やはり、ミディアムブルーに割り切った窓表現です。
 クリアだと出せないこの風情。また、これまでに試みられてきたブラックアウト表現とも違う温かい雰囲気になるのですよね。
(クリアにもブラックにも、むろんそれぞれの良さがありますよ!)

 この作品、屋上機器(水タンク)の撤去後の平面部分がマニアックです(笑)。烏山線用は便所撤去の全ロングシート車であり、それ故に他線転用できずに廃車されてしまったのかもしれません。羽越線・五能線等に転用となると便所は必須ですし。


 駅は、これまた懐かしい車掌車駅です。
 主に北海道で観られた、不要の車掌車を転用した駅舎は鮮やかに塗られ。そしてミニマムな停留所と良いムード、醸し出す。

 やはりディテールの丁寧さが魅力。停止標やらワンマン確認用ミラーなど、正しく「現代のローカル駅」の表現になっているのですね。


 この親子が列車でお出かけ……のドラマ仕立て。嬉しい作品です。


 さて。関連のコメントなど復元復刻の意味で掲載しておきます。
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2020年06月12日

【実物鉄道】傷心の? ぎりぎり北海道行の纏め1(4月3日 浦賀から秋田まで)

 4月上旬の北海道行。

 これは4月10日の山口でのオフ会が中止になってしまい、いろいろ気持ちが収まらなかった3月末に急遽計画したものです。
 急遽という割には市場でだぶついてた18きっぷの余りを激安入手とかしてますけどね。

 でもまぁ、4月の頭というのはまだ「世の中は平穏」であったのでした。

 しかし。
 自粛を求める有名無形の声が煩くなりだしてたのは事実です。
 自分としては、そんなのに従えるか! という思いもありました。

 「自粛の粛は粛清の粛: なんですよね。
 反論できない安全という警棒で殴りかかって来る。

 決行に意味はあったのです。そして、このタイミングはあらゆる意味でギリギリのものでもあったのでした(苦笑)。










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2020年06月11日

【作品紹介】あんぱんしょくぱん様のJR西日本125系(神鉄LDDおまけあり)

 先方の記事:
https://eastpanman.hatenablog.com/entry/lego_series125

 JR西日本125系電車はローカル線電化区間向けの「新車」として2002-2006年に小浜・舞鶴線および加古川線に導入された単行運転可能な電車。クモハ125形 1形式のみとして運用合理化を図っています。

 車両構体は223系電車と共用化。2扉車ですが中間扉は埋めたような形状です。合理的なんだか分からない電車ですが転換クロスシート装備なのは褒めて良いところでしょう。
 総数18両で、14両が小浜線・舞鶴線。4両が加古川線(西脇以遠)で用いられてる由。

 

 車体幅は7.2ポッチ、全長52ポッチのフルスケールモデルです。

 ラージスケールはコストの問題も大きいので、単行運転用の電車は良いモチーフでしょう。

 半端な幅なのは、前面が6幅ベースにプレート左右2枚づつという構成をとっているためです。
 目につくのは屋根上ですが、ステンレス構体の屋根らしさがグリルタイル処理で強調されています。そして、4プレート分のつじつま合わせ?な部分が細密感に繋がっています。
 なお、徹底したポッチ隠しです。


 設計段階ですが、前面。
 
 いわゆる額縁状の顔を再現し、車体裾の絞りこみも表現しています。
 ラウンドの付いた前面窓下端の表現は結構複雑な合わせを行っています。実物もそうですがシンプルに見えて、奥が深い形状なのでしょう。


 前面はやはり実物の質感のほうが素晴らしいですね。

 側面寄り。ドア数窓数の省略なし。ドア部分は0.25単位のずらしで凹ませています。

 「ダークターコイズ」の帯が素晴らしい。この色がようやく供給されるようになってできる題材も増えてきました。

 側面は窓まわりが質感の異なるステンレス板なのですが、あえて白で表現しており、なかなか効果的でしょう。
 側窓は順組と横組を1個ずつに繰り返すという凝ったものです。これは他スケール・他題材にも応用できそうに思えます。

 単行用の電車ですが、フルスケール故にそれなりの迫力と見応えのあるモデルになっておりましょう。今後の活躍が期待されるところです。また、ダークターコイズの供給がされに良くなれば加古川線の同僚103系も狙える題材かもしれません。

 それにしても、今後播但線と加古川線は103系最後の楽園としてファンの注目を浴びそうな気がしますよ?



 さて。

 こちらはLDDですが、加古川線と接続する神戸電鉄の電車。1500形です。
 1000形の流れを汲むやや古めかしい形状の電車ですが1991年製。既に3000形・2000形という近代的形状に進化するなかで、最後の1000系列として製造されたもの。

 こちらは6幅フルスケール(全長40ポッチ)としてのデザインです。

 前面は後退角割愛ですが十分に神鉄らしい顔に見えますね。それよりも胴受けやダミーカプラージャンパ栓などの表現が注目されます。

 そして、勾配線区の神鉄ならではの装備が電気制動を支える床下抵抗器。前方からでもその迫力が伝わってきます。


 やや古めかしく……屋根肩の丸みが程よいレトロ感。側窓は2x2の普通の窓使う形状で「あり」ですね。親会社の阪急電車にも応用できそうですよ?

 18m級の私鉄電車としてみると全長40はやや長過ぎるかもしれません。ドア幅を4→3、戸袋部分を2→1に詰めると32ポッチになり、バランスよく見えると思うのですがどんなものでしょうか。

 もちろん、後日の設計であるJR西125系のスケールでリデザインされるのもありでしょうね。


 神鉄は意外と電車のバリエーションが豊富であり、また勾配線区用の特殊な機器類も興味深いものです。まだ完成作をみたことのない題材なのですが、どなたか「来年の」JBFに向けて考えてみませんか……? 
 
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2020年06月10日

【作品紹介】薬師山様のユンカース G.38の構想(CAD)

 未だLDDですから紹介の優先順位は低いのですが、この作品と実物は大好きですから!
 正直なところ「やられた!」でありました。



 ユンカース G.38は1929年に初飛行。1931年に運用に入った当時最大の陸上旅客機でした。4発のエンジン。36名定員(異説あり。また時期により変化あり)のキャビン。

 最大の特徴は全翼機を意識した分厚い主翼です。主翼の中にも各3名分の客室があり、各エンジンには機内で立ったままアクセスすることができたのです。

 あらゆる部分が特異な機体。1929年・1931年に1機づつが製造。主にベルリンとロンドンの間を1940年ころ……戦争までの間飛び続けていたのでした。
 しかし軍への徴用後、まもなく地上で英軍に破壊されてしまいました。


 まるで宮崎駿氏の漫画がアニメーションに出てきそうな姿です。
 これは1号機の落成時の姿で、キャビンが拡張前です。


 こちらは2号機の姿です。キャビンが翼上にも拡張され、定員が12名増えています。
 1号機も同様に改造されました。

 g.38に関してはこちらに各種写真や内部イラストなど豊富にあります。
https://t.co/8zx0bI0Kxo?amp=1


 なお、G.38はわずか2機の製造に終わってしまいましたが、ユンカースのライセンスで三菱が製造した日本陸軍の九二式重爆撃機は本家よりも多い6機が1935年迄に製造されています。但しこちらも落成時には時代遅れになってしまいました。
 爆撃機として実戦投入はされずに敗戦を迎え、解体されています。

 


 薬師山様の作品は、先方コメントにもありますように、極力大きくなりすぎないようにデザインされたとのこと。
 全長も全幅も詰めてはおりますが、フォルムの印象はそのまま! 小気味よいデフォルメでありますね。

 爆撃機としてなら機首銃座が置かれたであろう場所は、なんと展望客席でした。あたかも鉄道車両のような流線型が美しいです。
 上にあるのが操縦席。

 分厚い主翼は特徴が強調されておりますね。なめらかな造形。
 そして主翼内の客席も再現されています。

 ああ、どっちかに乗ってみたいです! 


 側面より。客席の翼上の拡張部がないですから、1号機の原型仕様のようですね。
(但し、大きくフォルムは変えずに拡張改造後にもできそうです)

 なお、つい避けてしまいがちな「大型の飛行機用部品」も避けずに使われています。この使いこなしが薬師山流儀でありましょう。機首展望部の屋根とか、最後尾の絞り込みとか。

 足元に目を向けると、2連のタイヤが格好いいですね。


 後ろから。
 良い意味でのバケモノ感が素晴らしい!

 全翼機に限りなく近いコンセプトであり、しかし通常の飛行機として整っていたことが窺えるアングルです。


 あとはインテリアなどの再現でしょうか。
 探せば内部写真なども見つかりますから、嘗ての贅沢な空の旅、想起できるものが実現すること、願っております。

 そして。


 こちらの拙作。イギリスのHP.42と共演できますように……!

 ハンドレイページ42は1930年初飛行。1931年に就航開始。定員は24名乃至38名(前者は長距離用・後者は短距離用)。まさに同時代のライバル機。
 全翼と思いっきり未来に寄せたG.38と、保守的な複葉機という造りで最大限に大型化を図ったHP.42。対照的ではないでしょうか。
 まぁ、いずれも宮崎駿が好きそうな飛行機なのですよね(笑)。
(風立ちぬ 未見のままなのですが、登場シーンあったんでしたっけG.38の……?)
 
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2020年06月09日

【ヒント・アイディア】PFとPUの以外な繋ぎ方?(ひだか様の情報)

 レゴの電気系、2008年からのPower Function(以下PF)は、1987年からの9V規格(通電ポッチ)との後方互換性をもたせてくれていました。20cm/50cmの延長ケーブルは片方が両用になっていますよね。

 しかし、2018年からのPowered UP。なかなか後方互換のアダプタを造ってくれません。もういい加減どこかの社外品メーカーが立ち上がってほしいなぁ! とか思っておりましたら、こんな実験が行われていたのでした。








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2020年06月08日

【作品紹介】たるご様の自由形 病院客車

 医療設備を持つ客車は日本に限っても、幾つかありました。

 一つは保健車と云われる事業用車。これは僻地に於いて国鉄職員や家族の健康診断の為に巡回するものでした。古い客車の改造ながらレントゲン設備も備えています。1949年ころから十数両が用意され(主に北海道に配備)、代替わりも経て1986年の分割民営化で姿を消しました。
 
 もうひとつがこれも戦後。1946年ころから講和条約締結まで存在した連合軍専用客車に医療設備を持つものがやはり十数両存在。
 用途は2つあり、一つは日本の(良からぬ)衛生状態に対して、研究や治療を行うためのもの。感染症対策に機動力を発揮する動く防疫研究所です。
 もう一つは朝鮮戦争の傷病兵の為のもの。いずれも「赤十字」を描いた姿でした。病院列車として狭義のものはこの2例になります。
(なお連合軍のこうした客車を参考に、前述の保健車が整備された可能性はあります)

 なお、類例するもので病客車(1-3等 イヘ・ロへ・ハヘ)が戦前に存在しました。
 1等や2等の病客車は何らかの特殊な用途に使われたのでしょう。ちょっと想像できないのですが。自動車の用途で言う「寝台車」的な使われ方した可能性があります。

 3等病客車は戦時中に多数が改造され、これは傷病兵輸送に用いられています。やはり軍用にあたるため赤十字表記がありました。




 たるご様の作品はそうした歴史とは無縁に?制作された自由形です。

 設定は現代設定でありましょうね。50系客車の改造か、或いは50系ベースの事業用車という風情です。この側面の小さな窓は北海道向のオハ51か、はたまた現金輸送車マニ30形(これも50系ベース)を彷彿させます。

 デッキのステップ処理が薄くて綺麗。yamatai式?
 台車は強化された台車枠が印象的です。

 白い車体は言うまでもなく、医療のイメージです。

 屋上はすっきりタイルとカーブスロープの仕上げです。
 ただ、車両の性格上、空調装置は載っていたほうが良いかもしれません。


 見せ所は寧ろ車内でしょう。インテリアで魅せる作品です。
 



 医療機器などの表現が細かいですね。
 流石に緊急医療に対応した、鉄道版の高機能救急車としての性格が読み取れます。
(健康診断を行うための保健車という性格ではないですね。あちらはあちらでレントゲン機器が備わっていたりで大掛かりな設備が)




 反対のサイドには窓がありません。この種の車両は窓無しも様になるものです。

 さて、「赤十字」の表記があります。
 状況によってはこの車は軍用車として、前線に赴くことも想定されているのでしょうか。
 レゴ的には、ミリタリー作品とのコラボが似合いそうです。
 軍用列車にさらっと連結されていても、白い姿は気高く目立つはずです。

 国際法は、守りましょうね?
(余談ですが、欧州の病院客車では屋根に大きく赤十字描いたものさえありました。理由は言わずもがな……です)
 
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2020年06月07日

【作品紹介】魔王だーはら様のプロジェクト。瑞西クロコダイル(SBB Ce6/8 II)

 さて。
 7月発売のレゴ製品 #10277 クロコダイルエンジン(仮)が楽しみですよね




http://legotrain.seesaa.net/article/475358504.html
 こちら、既に記事にまとめておりますが。

 それとは全く関係なく、4月に予定されていたオフ会向けに魔王だーはら様が制作されていたのがこちらの瑞西クロコダイル。SBB Ce6/8 IIになります。


 製作中画像で申し訳なく…… だーはら様。
 しかし、件の#10277が発売というか公式発表される前に紹介しておきたい作品なのです。

 製品で有るための妥協を重ねている#10277との違いは明瞭です。
 まず、足回りの省略がありません。現地点では先輪がまだありませんが、実物の1C-C1
の車軸配置の再現になっています。#10277では製品としての妥協で、1B+B+B1になっていると思われますから。サイドロッドのみで斜めロッドは簡易表現ですが、これは可動してしまえば気にならないことでしょう。

 それよりは、実物どおりのリアルな関節部分に目が止まります。カーブで身をクネラす姿こそこの種の機関車の魅せどころ!

 さて、無粋なツッコミをしてしまいそうになりました。
 固定軸距が長すぎてカーブ走行無理があるじゃないかと?


 走行動画。論よりなんとやら。

 R40の走行可能です。もともとこの種の実物は機関車はカーブに強いんですよね。宜なるかな。

 先輪が取付困難との話ですが、第1・第6動輪のアタック角が大きいので、それに配慮する形で可動範囲を大きく(というか旋回半径を大きく)とった先輪なら走れそうに思えます(ステップは諦めるか、先輪側につけるか?)。
 或いは、先輪はダミー車輪にしてしまう割切もありかもしれません。不安よりは、安定して走れることのほうが大事ですからね。


 車体に話戻りましょう。
 動力系はどうやら前後のボンネット内にPF-MかPF-Lモータを収め、ギア駆動をしているのでしょうね。ボンネットは5幅。横組でグリル表現あり、そして手すりが良い精密感です。

 中間車体……キャブも好ましい造形です。
 屋根の前後端部分が丁寧ですね。

 パンタグラフも精密感すごいです。ただ、下枠部分がバランス損ねるほどに大きいので、下枠を小さくすることができたら良い造形になりそうです。
 

 製品が出てしまうからこそ、自作品の価値もより顕れることでありましょう。
 その完成、期待しております。ええ、できれば製品よりも前に(笑)。
 
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2020年06月06日

【作品紹介】ねことり様のロシアの汽車「S」形。マニアックに、美しく。

 ロシアのS形(キリル文字ではС形)という蒸気機関車は1910年から1919年の間に製造された車軸配置1C1の、旅客列車用のテンダ機関車です。678両も造られ、きっと広大な国土全域に配備されたのでしょう。

 さて。製造途中に見事なまでに「ロシア革命」が入っていますね。
 帝政末期の機関車であり、そしてソビエト連邦の初期を走った機関車ということになります。


(wikipediaロシア語版より)

 スタイルはロシアの機関車によくみられる、アメリカンスタイルとヨーロピアンスタイルの合いの子ですね。これって日本の国産初期の機関車にも通じる特徴でありますから、案外と身近な存在なのかもしれません。

 よく見ると、日本人にも馴染みやすいスタイル? 8620形の時代に作られたプレーリー(1C1車軸配置)と思えなくもないのですよ? いや流石にずっと大きいですけど。

 デビウ当時は本線用であったのでしょうが、お約束どおり支線に転じてゆき、1960年頃まで多くが現役であったようです。最後の廃車は1972年でした。S.68(С.68)……68号機が1960年からボイラー代用になっていたものが「発見」され、復元されたものと云われています。現在はサンクトペテルブルクの鉄道博物館に所蔵されています。

 S形、引退が比較的早期だったため、製造両数の割に保存機が1両しか無いのは惜しまれますね。社会主義の国というのは機関車や鉄道車両はかなり大事に保存する傾向があるのですけども……。それでも1両しか残せなかった。いや1両が奇跡なのでしょう。



 ねことり様としては初の蒸気機関車作品です。

 何より、この題材選ばれるマニアックさが嬉しいですね。

 作品は初回作と思えぬほど、この機関車の特徴的造形やディテールを抑えています。ペルペア火室であったり、缶胴裾のランボードとの間の埋め板部分、割愛されながらもロシア機らしいランボード手すりも印象的です。

 鮮やかな緑色は、レゴの標準緑のラチチュードに委ねるのが正解でしょう。赤いエンドビームが映えますし。連環連結器のダミー表現も嬉しい。

 動輪は公式大動輪です。
 保存機では赤い動輪ですが、黒でも違和感は皆無ですね。
 メインロッドサイドロッドは未だ慣れておられないのか簡易的表現ですが、

 なお、先輪は固定のダミーですね。安定走行のための割切としてありだと思います。外見上は優れておりますし。
 
 さて。幾つかご意見申しておきましょう。
 缶胴とランボードは1プレート上げてしまった方がより速そう、力強そうに見えると思います。キャブの高さとのバランスも良くなりましょうし。動輪とランボードのクリアランスもあと1プレートあると軽快に見えそうです。
 煙室扉はこのままでも良いのですが、実物は円錐形(そう、あのバイエルンのS3/6などのように!)ですから、Φ2やΦ3のレーダディッシュを重ねることで表現できそうです。
 煙突は細めに。前照灯は大きめに。実物ですが、煙突は品良い細めのものですし、対して前照灯は大きめのが付いてますから。ここらはやはりアメリカの西部開拓の汽車に通じる部分なのでしょうね。ロシアでは西ではなく、東部が開拓の対象であったのですけども。


 斜め上より。缶胴はやや古典的なスロープ表現ですがこれも気になりません。全体のバランスが秀逸であるからでしょうね。

 炭水車の赤い縁取りがすごく素敵です。


 サイドビュウ。美しく、力強い。
 ロシアの汽車だからといって田舎臭くはないんですよ。

 一方キャブはテンダに及ぶ密閉部があり、ここが如何にもな極寒の地の機関車という雰囲気です。ねことり様は巧く再現されています。

 動力はテンダドライブ、PFのようですね。
 トレインモータの前後にダミー車輪を設けてボギーのテンダーに見せる方法は正直「やられた!」と思わされるものでした。何らかの台車枠表現があるとなお良くなることでしょう。

 ところでランボード、上下逆転の結構凝った組み方ですよね。
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2020年06月05日

【作品紹介】ぬぬつき様の自由形片ボギー気動車 推進軸駆動!

 先方の記事:片ボギー気動車:庚ロ80型/81型
https://ameblo.jp/type-n2/entry-12593475074.html

 気動車。今度はおもいっきり昔の片ボギー式気動車です。

 片ボギー気動車はボギー台車への複雑なユニバーサルジョイントなどの推進軸などを避けるために生まれたもの。また、3軸車として2軸車とボギー車の中間程度のサイズにできるメリットもあったはず。

 但し、ジョイントの進化でボギー台車の問題がなくなったこと。気動車そのものの大型化により、戦前既に1940年代には廃れていますが。

 戦後も運用に使われたものは少数あり、加悦鉄道のキハ101は1980年頃まで予備車としては使われていたそうです。
 同車はその後も動態保存され、今に至っています。現存最後の片ボギー式気動車でもあります。今後も動態保存が維持されること願っています。




 この作品、生まれたコンセプトが興味深いです。

 製作者のぬぬつき様、2019年は長期のオフ会遠征が多く、そこに持ち歩きやすい車両を作る必要があり、「頑丈・持続・小型」を狙ったとのこと。ここは先方の記事が詳しく面白いです。こんな遊ばれ方もあるのだ……ということですね。


 なお、架空鉄道的には「 ローカル線を走る気動車(ガソリン車)として開発が行われた。ガソリン車は、蒸気機関車よりもコストが低く整備性・運用性にも長けるため、需要が低い地方路線にはうってつけの存在であった。」とのことです。
 時代考証的に、1930年代のことなのでありましょう。

 ここの設定も面白いので、やはり先方の記事参照されたし……です。


 本線用と思しき、青い客車背景に。よき対照ですね。



 作品としては、全長22ポッチ(バケット部分除く)のモデルです。7幅なのでより小型感が強調されておりましょう。

 参考にされたのはやはり加悦鉄道のキハ101だそうで、オレンジと白のツートンカラーがそれっぽいのですね。旧型車両につきもののシルヘッダは割愛ですが違和感はありません。全体に程よくまとまった、可愛らしいモデルです。

 プリントタイルのマーキングも似合ってます。

 なお、写真によりバケット(荷台)は有無があります。
 時期によってついたり外したりされたのでしょう。実物でも設置や撤去の改造歴重ねた車も多いですし。
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2020年06月04日

【作品紹介】レゴ5udon様のキハ391。ガスタービン試作車。

 先方の記事:
 https://5udon.blogspot.com/2020/04/391.html

 キハ391形は1972年に1ユニットが試作されたガスタービン動車。キハ07 901に次ぐ日本で2番目の、そして最初の本格的試作車です。

 然し、試作した直後にオイルショックです。騒音などの問題もありました。
 そのうえ、1980年代は電化も進めていましたし、「従来の」ディーゼルエンジンも飛躍的な性能向上が進んでいたのでした。
 居場所ないよ?

 とはいえ、この辺りの事情は後知恵です。
 当時は小型軽量で大出力の未来のエンジンと期待されており、連接車ユニット形以外にも、穏健堅実な単車タイプ、はたまた電車の制御車(クハ455形)にガスタービン発電機搭載して非電化区間への直通、同目的の単独版ターボ電源車などあらゆる可能性が模索されていたのでした。
 研究は1980年頃までは続いてたとか。

 試作車のキハ391は1975年ころまでは山陰?などで試作していたようですが、その後は鉄道技術研究所に取り込まれ。1977年ころまではエンジン動かすこともあったと言われています。その後も保管され1986年に除籍。大宮に移動して保管。
 保存されるかと思われてましたが、2015年に解体されてしまいました。残すほどの意義もなかったといえばそれまでですが。

 なお、同時代・同種の試作車としては1970年のクモハ591形も知られます。振り子式の3車体の連接車というのも共通します。こちらは1971年には早くもボギー車x2に改造され、1979年には廃車解体。しかし、381系等の礎となり成功作ではありました。
 
 ガスタービン車の余談です。
 キハ391のような機械式直結ではなく、電気式にすることでガスタービンの高速・定速度の運転での低燃費メリットを得ることは出来ます。世界的には1990年代以降も試作検討が続けられています。スジの悪い技術ではない?
 豊富に天然ガス産出するロシアではガスタービン機関車は使用継続されておりますし。
 何よりも、「空の乗りもの」ではほぼ例外なくガスタービンは最高のものであり、レシプロ機関の方が少数派になって久しいのですから。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 前置きが長くなってしまいました。
 この題材は2006年、awazo氏が手掛けております。


http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=175692
 もう14年も前の作品ですね。小ブログも始めた頃で紹介記事があります(笑)。古く見えるかと思いきや、当時としてのベストが尽くされた作品なのですよ。振り返りも無駄ではありますまい。

http://legotrain.seesaa.net/article/101713957.html


◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 そして、全く違うコンセプトで生まれたのが5udon様作品。

 すらりと絞り込まれたボディは実物同様の、徹底した低重心化です。車輪上の1プレートを省くことで実現しているのですね。車体裾は1幅タイルの横張構造。サイドスカートが絞られているのが鮮烈ですね。

 窓サイズも上下を控えめの寸法に。横組だと5プレート分になってしまうところを4プレート高に押さえてます。これが如何にもな試作車感を醸し出す。


 前頭部の丸みが美しい。ここは7段分の完全横組で構成されています。前面窓はブラックアウト処理ですが、曲面ガラス感を優先されたのですね。
 
 テールライト・タイフォンケージングの1x2の丸プレート巧く使っています。蛍光オレンジのバー?差してるのも効果的ですし。

 帯の斜めの切れ上がりは1/4円タイル。特急マークも同様。新パーツの使いこなしで魅せる前頭部でしょう。

 幌枠は凹表現です。車体自体は7幅で、半ポッチの間隙を幌枠に見立てるデザインです。


 内部。小さなファイアの部品ですね。

 また先頭台車と車体の隙間のないことも注目です。


 編成全体。3両の連接車。ツルンツルン、何も載っていない屋上がまさしく391。7幅なのも相対的に車体を低く見せる効果がありそうなのですね。


 サイドビュウ。7幅フルスケールと言ってよいのでしょう。
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2020年06月03日

【作品紹介】アイン様のED30形電気機関車。キワモノ? 否。名役者!

 昨日のmizuki様のEF55の続きというわけではありません(笑)。ED30はEF55 3号機から主要機器を流用して製造されたと言われてますよね。
(転用されたのは主電動機のみの筈ですが)

 さて、ED30という機関車。1962年に1両のみが試作されたもの。
 高価になってしまう交直両用電気機関車を少しでもローコストにするため、合理的な凸型車体を採用したものです。恐らくはフランス国鉄のBB12000等の交流電機が凸型なのを意識もしているのでしょう。
 用途は米原〜田村間の交直切換点での短距離用なので、入換にも便利な凸型にしたのかもしれません。

 元来の導入線区では巧く活用されず(DD50やDE10といったディーゼル機関車使用に)、鉄道技術研究所に転じて実験用に使われ、1976年に廃車されてしまいました。

 昔の図鑑では電気機関車の一覧で、同じく凸型のEF13と共に目立っていたもの。
 尤も電気機関車で凸型は私鉄機では寧ろ当たり前でしたし、国鉄機でも私鉄買収機に凸型機は少なからず。実はED30には初代もあります。これは1944年製造で豊川鉄道からの買収機で、やはり凸型。二代目のED30よりはずっと長生きして、伊豆急行払い下げから東急の長津田工場の入換機になり、2009年迄残っていました。

 閑話休題。この種の合理化凸型交直両用電気機関車はもう数形式考えられてたとか言われ、EH30(単車体でBBBB)なんてシロモノの想像図もあったとか。
(でも、ショートリリーフならディーゼル機関車の方が廉価で合理的なのでした)


 アイン様の5月末の作品です。
https://ameblo.jp/ainchan2019/entry-12599198735.html?frm=theme


 特徴を余すこと無く、そしてややショート寄りに可愛く再現されています。

 真四角の大きなボンネットはサイドのタイル張りで微妙な幅に。4幅+プレート1枚分と思しき。
 ボンネットとスペース食い合う?手すりは1x2丸プレートのポッチ穴を使ってデッキに生やす手法です。

 こちらのエンドは、ダミーカプラーとスカート。灰色のスカートがこの機関車が新式機であることを主張しています。

 赤いボディに黄のライン。お世辞にもスマートではない車体なのですが、何かしらの「粋」は感じさせるのですよね。


 サイドビュウ。全長を24ポッチに抑え込んでいます。実物も全長15mと小柄ですから、「大柄になりすぎないよう」にするのは大事でしょう。

 近代感と古風な要素が全身に共存しているのが分かります。
 特徴的な突き出た庇。全長に対する比率が凄く良い感じ。少しでも機器搭載スペースを稼ぐための合理性。日本初とか言われた交差式パンタと高圧機器が乗っかります。

 キャブ窓は横組で精細感出す。手すりの効果効能は言うまでもありません。

 足回り。非動力台車と動力台車。床下機器を割愛してしまうのなら、前者を後者と大きさ揃えられたほうが凸型のしての前後対称性は良くなりそうですね。

 動力は流石に9V仕様です。PFでは機器収納が困難。PUならギリギリ成立するか……なので、9Vのありがたみを活かすのはありでしょう。


 動力台車側です。
 こちらは列車牽引用にバッファ付標準連結器。欧州的な雰囲気?の凸型機ですからこれはこれで似合ってます。

 キャブの窓は細い細い。アイン様の記事でも記されておりましたが、視界は実に悪そうです(笑)。なおキャブ先端に細い幅の乗務員ドアがあった由。太った機関士は乗務できなかったんじゃないでしょうか?(いやDE10とかと大差はなかったんでしょうけど)


 交流・交直両用電気車の見せ場は屋根上。

 機器とタイル張りのきれいな屋上は惚れぼれさせられます。ボンネット上面も当然タイル張り。2x4の大型タイルが実物のパーツ割のようです。



 列車牽引の様子などはまだ上がっていないのですが、北陸線の米原口で長く活躍した設定で青い急行客車や、はたまた寝台特急合わせて絵になりそうです。
 無論、茶色の旧型客車が一番似合うことでしょう。或いは黒貨車か。そして。

 米原では東海道線の青や茶色、黒の電機たち。
 田村では、北陸線の赤い電機。ED70やED74、EF70と。
 そして同僚はE10にD51、DD50。

 この異色の凸電。あの界隈に欠かせない名役者でありましょう。
 実物は幸薄でありましたが、この作品は華やかに活躍できるものと思います。
 
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2020年06月02日

【作品紹介】MIZUKI様のEF55形電気機関車。不可能を可能に!

「不可能を可能に」というのは自分なりの、よく使ってしまう作品への賛辞です。

 しかしEF55は一般の鉄道模型もそうですが、難度が恐ろしく高い。
 人気の割に敬遠される題材であるのはいうまでもありません。

 難度上げる要因。

 カバーされた先輪の可動。どうすりゃいいのか。
 前頭部の造形はともかく、サイドの曲線3本に前頭部のV形のライン、どうしろと?

 でも、そこを「割り切り、綺麗にしあげて」来られたらどうでしょうか。


 今年の2月半ばに上がってきたMIZUKI様の作品です。

 サイドの曲線3本、そして前面のVライン。シールでの割り切りは大正解。
 いや、きちんとパーツで組まないと……という考えは当然尊重されて然りでしょう。でも拘り悩んで答えを先送りするなら、先に形にしたものの、勝ちです。
(無論、巻き返しのチャンスは有るのですよ!)

 自作シールの不文律?
「レゴ社の製品がシール使っちまいそうなところはシールでも許容される」
 も守られてるのですね。

 そして、流線型の造形は完璧です。
 前頭形状は66度のスロープ横組にカーブスロープの複合です。サイドの曲線を何らかのパーツ表現しようとしたら、この造形が犠牲になる虞れもあるわけですからね。

 前面窓周りの斜め取り付けと隙間埋めもまた巧く、です。


 サイドビュウ。シール使っているのは曲線部分のみで、他は白のプレートによるライン表現です。ここは灰色か白か悩むところでありますが、銀色表現として白もありでしょう。華やかさが増します。

 側窓とルーバーは無理のない順組ですが、バランスは最良のものでありましょう。運転台ドアの表現があるとちょっと嬉しいかも……ですが、蛇足よりは省略するのも手であります。

 側スカートは割愛というか、旧型電機では有効な車体の裾上げを(例えば拙作のEF58やEf57では2プレート裾上げしてます)割愛してしまえば十分にそれらしく見えるんですね。

 屋上機器、ここをカーブスロープでまろやかに仕上げてるのは注目されましょう。


 バックビュウ。独特の平妻です。実物の微妙な丸みは割愛されていますがこれも気になりません。それよりは手すりやステップの表現が嬉しいです。
 こっちを前に列車曳かせるのも時代によってはありです。


 前頭部の角度が綺麗。尾灯(標識灯)は敢えて赤表現ですが、透明赤とは違う雰囲気出せるものです。屋上の平坦処理は美しい。

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posted by 関山 at 22:58| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする