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2020年05月31日

【作品紹介】さくりん様のナローゲージ。協三B形軽便蒸機!

 協三工業は日本で最後の蒸気機関車を新造出来るメーカーです(※)。
 ※:但し、今は「事実上の新造できる」会社や組織が他にもありますが。

 ここの機関車で有名なところで東洋活性白土の2号機があります。
 自重5トンのBタンク軽便蒸機としても最小型クラスですね。1950年代の仕掛品で、売れなかったものが1956年になって納入されたものだとか。このスタイルはメーカーの標準で、後世の観光向け機関車にも同型のものがあります。



 さくりん様の作品は、このメーカー標準形をモデルにされています。

 小型蒸機の実用品としての需要は1950年代には終わっておりますが、しかし1974-2013年に何度かのブランクはさみつつも、ほぼ同型の6-10トン機が観光用に何両も納入されている由。

 観光用途といっても元が産業用ですから、良い意味で真面目な本物感のあるスタイルですよね。
(一方、ディズニーランドの汽車も協三工業ですからユーザの要望次第でスタイルは変えられるのでしょう)

 ナローゲージのお約束?5幅で全長は13ポッチ。
 これ、レゴ的には「大きめの乗用車」サイズですね。小さいです!

 機関車本体にはモータのみ搭載です。一般の鉄道模型のレール集電ならそれで済むところですが、レゴのプラスチックのレールと車輪ですから、PFの受光機と電池は別搭載になります。
 それでもエンジンドライブ。機関車が自走することの意義は大きく。

 スタイルは良い感じですね。サイドタンクの造作が協三工業の形ですし。
 フロントエプロンの形状もなかなか好ましいです。そして、小さいながら備わる煙突・スチームドームといった道具立て。


 サイドビュウ。
 縦置きのモータをキャブ内に。この配置だとどうしてもリアヘビーになりがちですが、前方にダミーとなる磁石連結器張り出し、また缶胴部分の造形で極力パーツ詰め込み前方に荷重が掛かるようになっています。

 ロッドは簡易メインロッドです。軽便蒸機ならこれだけでも楽しいんですよね。


 内部。

 動力機構は拙作の標準蒸機用の改良のようです。
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posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介・ナロー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月30日

【レゴ製品 鉄道関係】10277 クロコダイルエンジン?(瑞西国鉄 Ce6/8II形電気機関車)

 情報リークが5月23日でした。
 まだ正式発表ではないですが、現地点でわかることで一度記事まとめます。



 プロトタイプは明確なまでに、瑞西国鉄(SBB)のCe6/8II(Be6/8II)形電気機関車です。いわゆる「クロコダイル」といわれる関節構造の凸型電機として世界で最も著名なもの。
 他にもクロコダイルとか言われる機関車は多いですが(墺 米 中国等)、Ce6/8IIに似てるから……なのですよね(苦笑)。元祖は瑞西!

 この元祖、1919年から1922年に33両が製造。最高速度65km後に75km/hですから山岳用・貨物用です。但し客車の暖房用電力は取り出せますので、旅客列車牽引も可能だったと思われます。
 厳密には足回りの仕様で2種類あります。ジャック軸とロッドの掛け方の違いですね。後期型はややシンプルなものになっています。

 1968年から廃車が始まりましたが、1986年迄現役でありました。長く働く名機。動態保存機もある模様です。無論、多くの鉄道模型の題材になっています。

 そして、レゴ社的には割とこだわりがある題材なのは、古くからのレゴ汽車・レゴトレインのファンでしたらご存知なことでしょう。


 4551。1991年 9V。これはオーストリア国鉄の機関車がモデルです。


 10183。2007年。これはCe6/8IIを意識した造形でしたが、ロッド付けられる大動輪以前の製品です。13年前ですが、今見ると古く見えますよね。

 他、12V時代の試作品があるようです。
 レゴ社がこの題材を選ぶのは「国際的な知名度」から言って間違いではないでしょう。


<第一印象>


 この10277 クロコダイルから色々わかること。

 車体幅7幅。全高も1ブロック以上は高い。全長はレール3.5本分。
 小さめが好きな個人的にはやや複雑な心境ですが。蒸機7幅で作る文脈の延長線上でしょう。その意味で「10194 エメラルドナイト」に近いスケールかも……です。

 でも、中間車体幅は6幅なので、多分6幅32ポッチ全長の欧州型客車とは「ぎりぎり」相性なんとかなるとは思います。
 7幅で36-50ポッチクラスだとスケールどおり? 全体の雰囲気は欧州系のリアル志向に寄せてきた感じ。そこを製品として切り取った……かな。。

 故に車体造形やディテールは文句ないです。個人制作一品物クオリティですよね。
 その分価格はお高くなるかと思ってたのですが(価格に関しては後述)。


<足回り>
 ロッドはかなり省略されています。車軸配置は実物の1C-C1を1B-B-B1にしてる? はたまた1B+A-A+B1かも。

 この機関車まっとうに1C-C1車軸配置で作り、そして全軸ロッドで結ぶと固定軸間距離長くなりすぎちゃうんですよ。R40の標準曲線をまともに走れません。

 なので、アレンジは致し方ないでしょう。走ることが第一。
 それから運転台下のステップで、センターの車輪にロッドが掛かってないのを誤魔化すデザインは上手いです。

 なお、車輪に「フランジレス」入ってないですね。
 大型動輪パーツは「フランジx2 フランジレスx1」の金型と思われますので、フランジレス余るぞ多分(笑)。フランジレスが6個余る? いや困んないですけど!


<動力対応?>
 モータライズの公式対応は不明です。いや対応じゃないと困りますが、しかし真ん中の2軸にロッド掛けてないという地点で「走らせる気はある」と見てよいと思います。
(逆にあの2軸にもロッドが掛かってるならディスプレイモデルと看做さなきゃいけません……)

 現状での憶測ですが(ええ、憶測です!)。
 中間車体に電気系をまとめて入れて真ん中の2軸動かすのが無難な対応でしょうか。トレイン用の単4電池PUハブと、PUのLモータで駆動と予想されますがさて?

 理想としては前後のボンネット内にモータですが、製品としては難しそうに思います。

 あとPowered UPの単独モータ(M L XL)だと、新規にリモコンプロファイルをトレイン向けに起こす必要ありましょうね。スマホ向けにソフトウェア対応でしょうか。それでも十分です。さっさと起こしてくれ不便でしょうがないぞ。
(現状では、自分でプログラム作る必要があるんですよねぇ)


<価格>
 第一印象の地点では、えらく高額になることを懸念したのですが。

 しかし、欧州方向からの情報では99.99ユーロとのこと。
https://www.stonewars.de/news/lego-10277-krokodil-lokomotive-im-sommer/
 無論、動力抜き。でも、このボリュームとディテールから言えば「安い!」です。7月発売。

 リーク画像をよく見ると1271ピースとあります。これなら100ユーロという価格も妥当でありましょう。

 日本での入手ですが、最近はタイムラグは少なく、また内外価格差も収まってきてますから入手は出来ると思います(批判されがちな「流通限定品」でありましょうが)。
 それでも15000円切ってくれたら嬉しいですし、またその価格で安定供給されたら売れてくれそうですね。

 ……動力系の別売り部品の販売が懸案事項ではありますが。


<合わせる列車など>
 欧州系の貨車なら何でも合います。
 引退が1970年代以降ですから、自動車運搬車やコンテナ車など多少は近代的なのでもOKです。

 ガチな山岳線区なら貨物用機関車でも客車は曳きます。
 また、動態保存機なら今の客車牽く姿もあり得ることでしょう。自由に楽しんで良いと思います。
(まぁ、貨車セット販売してほしいですよね……)

 あと、本線の高速旅客用ですが、瑞西のAe4/7を1067mm軌間に縮めたED54形なんて機関車も実在しました。
 つまり、Ce6/8を日本形(山岳線区用)にそのまま見立てる遊びだって「あり」じゃないでしょうか。日本形の客貨車(大正末から現代のものまで)合わせても違和感は少ないと思うのです。上越線辺りが似合いそうですよ?



<応用?>
 関山的には複数購入決定です。個人的に瑞西クロコダイル……SBB Ce6/8はBBBミドルで一回り小さく作りたいかな。でも嬉しい製品ですから。



 この種の瑞西の旧型電機の「素材」として優秀。この種のロッド駆動の電機は魅力的なプロトタイプは多いのです。箱型のもあります。またロッドなしの電機にも大動輪は使えますし。

 碓氷峠のED41もこの仲間です瑞西製。それをコピー・国産化したのがED42形でした。

 実はこれ1箱の組換でED41+ED42重連造れるんじゃないだろうかと妄想もしてます。茶色の車体は造れるし。足回りですが車輪は余るはずのフランジレスも活用してw 



 そんなわけで、蒸機作る方にとっても使えるセットになるはずです。
 大動輪の足回り(フランジ−フランジレス−フランジ)が1セットで3組も入ってきますからね! 8620みたいなモーガルなら3両分ですよ(笑)。

 ガーラット、組換でチャレンジする価値あるかもしれません。


 省略されてる足回りをガチに作り込む方向もありかも、ですね。
 思い切ってR104カーブ専用機関車にしちゃうのも、このディテールならありかも?


<むすび>
 リーク画像が非公式のものであり、実際の製品では修正入る可能性はなおも残ります。また価格や販売時期なども変更の可能性はあります。

 それでも、トレインファンにとって何年ぶりかの希望です、この品は!

 思えば10000代のリアルなトレイン製品は2013年のホライゾンエクスプレス(TGV)が最後で、それから7年も待たされたのでした。

 7年も空けられたことへの恨みは消しきれませんけども、でも新たな品が

「レゴのファンをトレインに誘い」
「鉄道模型などのファンが、レゴトレインに誘われる」


 効果には期待したいですね。

 リアルな造形やディテールは、十分な効果あり!
 そして、改造や応用の幅の広さはレゴ元来のプリミティブな面白さを湛えてるはずですから(その意味ではマースクトレインやホライゾンは残念だったんですよね。組換とかで遊びにくい品でしたから)。

 良い題材、選んでくれたものと思うのです。
 
posted by 関山 at 14:17| Comment(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする