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2020年01月27日

【イベント】2019年11月3日 「横浜【逸品×一冊】オフ」鉄道系レポート。レゴによるナローレイアウトの追求。

前回記事こちら。ツイートまとめです。(関山作の動画もこちらです)
http://legotrain.seesaa.net/article/473144104.html

 kwi-chang様主催の「横浜【逸品×一冊】オフ」(2019年11月3日)はユニークなオフ会でした。参加メンバーもいつもとはちょっと違う。この違いが大変に面白く……!


 こちらも恐縮ですが、鉄道系に絞ってレポートします。
(全ジャンルレポになると、「やはり、永遠に手がつけられない」です……大変に申し訳なく)

 といっても、こちらの鉄道系は関山作のみですが。会議テーブルの1卓を貸切という企画の性格的に一時は辞退も考えたのです。テーブルが450mm x 1500mmでは通常のトレインレール不可でありますから。
 
 但し、ウチにはTRIX-BRIXのR24カーブレールがあります(笑)。
 その方向でと考えてたところで、丁度前後してナローゲージの動力開発に成功! 安定走行実現させたという流れになり、ナローゲージレイアウトでの出展を決めたのでした。



 会場の開港記念会館。日本一美しいオフ会会場でしょう。
(実態は「通常の公共施設」ですので、会議室など公共施設の料金で借りられるようです。おまけにバリアフリー対応ですよ!
 但し市内中心部なので競争率が高いらしいですが)


 レイアウトはナローカーブレールで本線作り。片隅にお気軽に造った「山」でトンネルにします。
 標準規格では大仕事になってしまうのですが、ナローだと難度、下がります。

 山の上には、ローラーコースターカーブ使った森林鉄道線を設置。

 設営は2時間弱掛かりました。あと動力車の調整にも。


 軽便鉄道と、森林鉄道。

 ナローゲージなら何でもあり、ですね。
 工事系や鉱山系も将来課題ですね。とはいえ電池やら諸々隠す場所考えると、人車(客車)か有蓋車が居る題材じゃないと無理がありますけども。


 お馴染みの駅。近年は稼働率高いです。

 本線規格だと小さな駅なのですが、ナロー規格だとちょっと立派な、その鉄道の本社の有るような駅になるのが面白いですね。

 自動車の雰囲気も合わせて。キャロルや360クーペは未だ新車の時代ですよ?

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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月26日

【作品紹介】yonetaka様の欧州系客車 チェコ国鉄の寝台車/mazta-k様のドイツ1等座席車

 チェコ鉄道公社(CD)の寝台車WLABee形というタイプ。


 如何にもソ連・東欧系のリブの入ったやや古めの?寝台車です。車両限界的には西側諸国に直通しうるタイプですね。ロシア鉄道の歴代UIC形(西側直通車)にもちょっと似てます。

 高い屋根なのは、3段寝台で3人個室の設定だからでしょうか? ワゴンリにルーツ持つ古典的な寝台車の様式ではありますが、近年は減ってるようです。2等寝台として考えると2段寝台4人部屋の方が快適性では上ですから。

 特徴的なのはカラーリング。何時頃のものか分かりませんが、黄色と青のボカシ塗装に北斗星の飾り。これはなかなか素敵な車です。よくぞ目をつけた!


 客車の造形としては、全長32ポッチ。製品的な雰囲気の客車はyonetaka様・mazta-k様の規格に合っておりますね。窓は建築用の角窓ですが、この客車の雰囲気にベストマッチでありましょう。トレイン窓の丸みも時に邪魔になります(笑)。大きめの窓はミニフィグがよく見えて楽しいんですよね。

 高い屋根は試行錯誤あったようですが、下半分をカーブスロープで美しく仕上げてこられました。


 肝心の塗り分けですが、北斗星の星部分を1x1プレート側面で再現し、繋いでる線を自作シールでの表現です。他にロゴマークもシール表現ですが何時もながら違和感ない仕上げで見事ですね。恐れちゃいけない自作シールです。yonetaka様のは「製品」的な節度が魅力なのですよ!


 高めの屋根の上半部はポチスロと33度屋根スロープ頂点部での表現です。
 車端部も魅力であります。


 簡素ながら寝台車としてのインテリアあり! 仕切りは外からも目立つはずです。レゴの有るべき遊び方……を思い出させてくれるではありませんか。


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 変わってmazta-k様のドイツ客車久々の増備。


 やはり、製品的雰囲気を守ったドイツの1等座席車。TEEからの伝統を守った小窓が並ぶタイプの客車は編成中で品よく気品あり。ナロ20辺りの雰囲気にも通じるものがありますよね。小窓はパネルの上に上辺足したもの。無理なく雰囲気を出しています。


 既存作と。違和感がほぼありません。高価な白トレイン窓を避けて増備できるのもメリットでありましょうか。1等車のほうがローコストですけども。
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2020年01月25日

【作品紹介】アオリ戸の大胆なアイディア。ジョージレモン様のトラ45000形無蓋車(配給車仕様)

 10年ほど前には未だ広島車両所に居たという配給車代用のトラ45000形(……平凡な無蓋車の一つ)は、イメージアップ狙ってか緑塗りになっておりました。

 その再現というか、パーツの都合上緑で造ったら上手く行った! 作品です。


 アイディア自体は海外の作品からだそうです。貨車ではなくトラック荷台との事ですが。
 でも、可動する貨車のアオリ戸として凄く秀逸な表現であります! 薄くて軽量(貨車では大事)、そしてローコスト(貨車ではとても大事!)。

 アオリ戸に使ってる部品はシャッター部品60800a(60800)です。
https://www.bricklink.com/v2/catalog/catalogitem.page?P=60800a

 難点申し上げると、60800a(60800)で如何にも貨車に使えそうな新濃灰やら新茶が比較的高価……ってことでありましょうか。無論、一番欲しくなる黒もありません。

 この部品の黒が大量供給されたらなぁ……と夢見てしまうのです。

 妄想は兎も角。


 内部構造。床面プレート(4幅なのに注意!)の下に2連タイプのクリップレートを取り付けてるようですね。シャッターの幅とポッチの間隔がそのままでは揃いませんから、それなりに高度なビルドではあります。それにしてもツライチのサイドが美しい。

 クリップ系は10年前のこと思えば種類も増えましたから、昔は出来なかった或いはコスト面で無理だった表現も今はお手軽になってる可能性もあります。無蓋車を数揃えるのも不可能では無いかも……?


 積載状態。配給車ですから車両部品が似合いますね。


 踏ブレーキの表現にも注目です。余り凝ったものだと普及させにくいのですけど、この表現ならローコストで簡便。強度も不安ありません。


 現状で色の問題で量産は難しい?この作り方ですが、無蓋車を考えてみるよいキッカケになりそうです。
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2020年01月24日

【作品紹介】さくりん様のマヌ34 暖房車/EF510の大規模改修


 2019年夏頃? の作品。暖房車マヌ34形。

 紹介のタイミングを逃しておりましたが……。

 暖房車は電気機関車の初期(大正期)に、蒸気暖房を客車に供給するために生まれた車種で、電化がなければ生まれ得なかったという皮肉な蒸気車両。
(蒸機では走行用の蒸気がそのまま使えます)

 マヌ34形は戦後 昭和20年代の電化進展(高崎線や東海道線)の中で大量に改造(事実上新造)されたもの。最後の、そして最大の暖房車でした。
 なお、ボイラは古い蒸機2120形(所謂B6)の再利用。

 暖房車の最盛期は1950年代で、以後は直流電気機関車のSG設置標準化、また交流電気機関車による電気暖房の普及で年々減ってゆきます。ディーゼル機関車もDF50以降はSG標準化されました。
 最後の活躍が中央東線であり、箱型化されたEF13に従えられ1969年頃まで続きました。
(余談。韓国では1998年頃まで暖房車は現役でした。あれは世界的にも最後のものと思われます。というか暖房車という車種は世界的には多くなかったりしますが)

 作品は凄く丁寧。
 独特の造形が伝わってきます。水槽部分の蓋とか細かいですね。煙突や安全弁といった蒸機のお約束が乗っかっているのも嬉しいことです。
 きっと、この時期の旅客列車を引き締め暖めてくれることでしょう……。

 惜しむらくは。今のさくりん様の作品で暖房車要する機関車が居なくて使いづらい?ことでありましょうか?
 マヌ34が似合いそうな機関車といいますと、旅客列車曳きそうな機関車で且つ直流機(或いは黎明期の交流機)、機関車にSGやEGを積んでいないこと……となってしまいますから。
 所謂箱型デッキつきの電機で、EF56やEF57以外ですね。メジャーどころでEF52・EF53・EF55辺りでしょうか。あと中央東線のEF13。それから輸入のD形電機群(ED50-ED57)。
 交流機だとED44・ED45。多分ED46も。
 ディーゼル機関車だとDF40・DF90が暖房車従えた写真が残ってます。DD50にDD13との組合せもありました。しかし、量産形式のDF50やDE10、DD51はSG搭載が標準なのでありました。

 意外と使い難い? (拙作でも合わせるのがED54とED46、DF90しかありません)
 でも、ツボ抑えたらとても楽しい車両です。


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 さて。こちらもやや古めの紹介ですが。

 さくりん様のEF510といえば同氏の、初トレイン作品でありますね。2019年5月のことですから未だ1年も経ってないのですよ!

 こちら旧バーションです。これでも驚きでしたが。



 改良重ねられた決定校バージョンです。2019年夏頃でありましょうか。

 前面窓を2x2x6の枠ありキャノピーに。この部品は黒もありますが今となっては希少部品です。故に未だ入手製の良い濃青で割り切ってますが、却って軽快さがでてると思うのは贔屓目でありましょうか? 似合ってます。
(黒だと多分、悪い意味で重苦しくなってしまうでしょう?)

 スカートとダミーカプラー、窄まった処理が美しい。スノウプラウも無理のなくかつ精細な表現です。車体が四角くなるのを、スカートの丸みで緩和する造形が良いのですね。
 ただ、自動連結器(ダミー)はもう少し存在感が欲しいところでしょうか。

 意外と目立つ手すりの表現も嬉しいです。堅実な取り付け方法です。

 そして。灯火は全灯 点灯対応!


 サイドビュウ。JRFロゴもサイズを修正されています。実物では消されつつ有るようですが、やはり、あのロゴは新世代機には欠かせません。

 レッドサンダーロゴは今回からですね。ロゴは3幅分の横組駆使で入れられています。

 全長は32ポッチ。F級電機としては事実上のミニマムサイズです。


 機器もびっちり。内部にアクセスしやすい作り。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月23日

【作品紹介】紹介漏れ!? 薬師山様の新幹線300系と700系(先頭車のみ試作)

 古い?題材で申し訳ないです。確か2019年夏頃の保存画像から。
 記事にしようと思って保存して、続報がないまま……って流れでありましょうか。し

 しかし、埋もれさすにはあまりにもったいない!


 300系のLDD。大型ウエッジの大胆な斜め使いが特徴。やや隙間が気になりますが? それよりも全体の滑らかさと前端のシャープさ。あぁ、300系ってこんなにカッコよかった???



 レンダリング版。あんまり気にならないですね、隙間。
 側面造形は無理なくシンプルに。薬師山様の作品は「抽象化」が凄く秀逸であります。適切な解像度にコントロールしているんですよ。


 そして実制作試作版です。
 
 大型ウエッジから、カーブスロープの組合せに変更されています。斜め部分が縮小されたことで、合わせ目はほとんどわからなくなりました。側面含めた全体との調和感も堪りません。
 これは編成版を期待したくなります。辛いのは300系は16連以外が無いことでしょうか? 歴代東海道新幹線は0系100系は4連や6連組んでましたし、500系も8連で現役ですが、300系は16両固定だったのですよね……。無論、縮小版でも良い雰囲気は出せると思いますので、6連くらいで実現してくれたらと思うのでした(システム的には3M+3M+1Tの7連がリアルかしら?)。

 そしてもう一つ縮小編成が組めないらしいのが700系。

 先に制作された923の援用でありますね。実物の微妙なブサイクさをうまく緩和。あの電車が絶妙にカッコよく見えるアングル?の印象を上手く捉えております。あの時代なりの空力設計たる、側面のぎゅっと絞り込んだラインが堪りません。こちらも何時かは……?

 
<追記 重要修正です>



 大変に申し訳なくです。

 300系は正直なところ言うと923の元になった2015年版が好きです。しかしご指摘あるように、灯火の上辺りがやや重苦しい印象……?
その意味で大型ウエッジ版はこの辺がスマートになっているのですね。またボンネットのボリューム感も魅力であります。

 大型ウエッジ版は現物テスト、楽しみにしております。新幹線は難しく、そして深いです。
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2020年01月22日

【イベント】2019年11月2日 ツインテオフ 鉄道系レポート。小型レイアウトは楽し♪【写真55枚】

 前回記事(ツイートまとめ)こちらです。

 2019年11月2日の ポン太さん主催の催しです。大きな協力あっての催しでした。
 で、当初の「身内のオフ会」的な話が気がついたら大規模展示になって、結果的に多くの方に楽しんでいただけたようなので万々歳でありましょう。
 そして、濃厚な楽しい催しでありました。

関連:tamotsu様の記事
「ツインテオフいすゞプラザ Super Carrier:悪いやつらは全員ムショ行き! 」

「ツインテオフいすゞプラザ Super Carrier:レーサーも暴走族も全部集結の無法地帯!」


 恐縮ですが、鉄道系に絞ってレポートします。
(全ジャンルレポになると、「永遠に手がつけられない」ですから)


 トレイン島。展示全景です。

 グリーンカーペットのお約束。複線を押し込めて、その中に更にナローゲージも設置しました。丁度その頃、ナローゲージがマイブーム(死語)だったのでした(笑)。そのお披露目も。

 建物は駅舎が2つ。国鉄本線駅は「伊豆高原駅」の転用です。
 それに軽便鉄道の駅。こちらは汎用の小型駅舎です。

 あとはとにー様流儀の樹木でひたすら埋めます。樹木、有能です。

 架線柱は古めの電化区間という設定なので、鉄アングルの関山式で。


 配置図です。ラージスケール無理ですが、28-32ポッチ級なら5−6両編成はぎりぎり対応できます。外側線の側線に留置できますから。

 内側線、構内の少分岐をナローに沿わせています。
 少しでも有効長稼ぐための斜め配置にも注目してくださいね。


 初お披露目のナローゲージ。越後交通(栃尾電鉄)モハ209。
 隙間を縫うように。


 味噌汁軽便と、エバーガーン?

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2020年01月21日

【作品紹介】ぬぬつき様の自由形 双合機関車。1Bタンクの発展型として?

 自由形といいますと、双合機関車も紹介しておきましょう。

 この種の機関車は日本陸軍 鉄道連隊のものがそうであったように、小さい動輪径の小型機関車が前提です。軌間も軽便軌間でしょうか。

 しかし、何ごとにも例外はあり。
 日本でも、もうひとつ双合機関車とか言われてる形式があって。国鉄190形蒸気機関車で鉄道開業時の機関車の一つ、つまり有名な1号機関車150形の仲間です。

 車軸配置も150形同様の1Bタンク。1Bタンクは動輪が実は大きめでパワーよりはスピード優先の機関車です。これを背中合わせに、間にブレーキバンを挟んで使うという目論見だったとか言われてる機関車ですよね。

※:1Bタンクが導入されたのは京浜間や京阪神のような、後世に「電車化」されたような区間です。汽車と云っても短距離運行かつ高速という、或る意味特殊な性能が要されたのでした。長距離で高速……だと2Bテンダ機の世界になります。力を求めるならCタンク乃至C1タンクに……。


 ぬぬつき様の作品は、鉄道連隊双合機関車と、190形その両方のイメージの融合でしょうか。

 軍用機関車として本線用の、ある程度の高速出せる機関車が要された。
 軍用機関車として双合式のノウハウはある。

 そんな状況で生み出された機関車という感じがします。はたまた、元来の190形がそうであったように、1Bタンク使用してた都市近郊の高速区間での輸送力増強用……という仮説もできましょうね※※。重連で合理的な機関車です。

 ※※:奇天烈に思えますが、昔の電気機関車の2B+B2や2C+C2という日米ともに多かった車軸配置の機関車は、或る意味蒸機の2Bや2Cを双合重連にしてしまったものという見方もできます。

 なんであれ、動輪の大きな、軽快な1Bタンクが生まれました。

 一見して炭庫がありませんが、サイドタンクの後方が炭庫と思えば納得できましょう。サイドタンク前方は曲線が優美です。

 足回りは1Bタンク造るときの定番? 片方フランジレスです。

 スタイルに口出しあえてしますと、サイドタンクは190形原型のように側面下方に張り出してても良かったかもしれません(笑)。ここだけ8幅にすれば、工夫次第でサイドロッドを避けること、できたかもしれませんよ?
 あとメインロッド、そろそろ頑張ってみましょう(笑)。


 戦場にかける橋……? チィンバートレッスル渡る姿がまた絵になります。


 対ベ◯ビ◯国との戦争……ではなくて、フレンズ国との紛争勃発?
 こういう演出がうまいのが、ぬぬつき様の真骨頂!

 しかし、フレンズ国は敵なのか味方なのかw


 双合機関車はばらして、2両の機関車として使うこともできたそうです。この雰囲気もまた良いものです。また、同じ形の機関車が2両居るって状況そのものが「鉄道事業者として(いや鉄道連隊?)、なんかリアル」なんですよね。
 
 可能性ある、楽しい自由形なのであります。
 
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2020年01月20日

【作品紹介】超豆茸様の京阪13000系と9000系、これからの京阪?

 超豆茸様の京阪全形式再現計画も、これで締めとなります。


 9000系電車は1997年に導入された「准特急車」。当然8両編成です。
 京急600III形辺りとも共通しますが、2扉の特急車両を補完するような3ドアセミクロスシート車でありました。

 しかし3000系IIIの登場で准特急車の役目を譲り、2000年代後半には通常のロングシート車になりました。塗装も通常色+薄青帯(2等車?)から、現行塗色に。

 前面スタイルは7200系と共通します。7000系べースに丸みの強くなったもので7200・9000・10000系と続きました。側面は6000系以来のドア間2つ窓のスタイルです。


 前面は他形式との差別化に苦労?されてるようです。スマートでスッキリしたスタイルであるのですが。窓上もアークラインですから、屋根をカーブスロープにして窓まわりを真ん中4プレートだけ大きめに表現しても良かったかもしれませんが……誇張に過ぎるでしょうか?


 8両フル編成です。


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 そして最新形式の13000系。
 2012年に支線用として4連口から導入されました。このあたり6000系辺りを踏襲してますね。支線に先ず新型入れる……。

 4両口を7編成作り支線用4連を10000系・13000系のみに揃える。
 その後、7両編成も導入が始まり本線でも運用されるようになりました。ただし4連の7連化などはなく、支線本線の使用は分離されてる由。なお、7連を組み替えて4連と8連にする使用もあるようです。




 スタイルは6000系以来の2枚窓をやめ、3枚窓中央貫通扉となりました。通勤車では2400以来です。3000III系に共通するアークラインがとても現代的! 新しい京阪のイメージ造るものでありましょう。


 超豆茸様の作品は7連口。本線の準急・普通用です。
 前面はアークラインをカーフェンダーの薄型で表現しています。そして曲線描く標識灯はスロープとの隙間での表現。mazta-k氏デザインの3000III系に通じる処理ですね。
 で、よく見るとトランスレッドのタイル(恐らく1x2)が埋め込まれてます!


 支線用のイメージで。4連でまったり?


 特急車8000系と並んで。
 
 カッコいい一般車にして最新型。今後も増備続くのでしょうか? 8両固定とか期待したいところです。
 

 ところで。
 超豆茸様の京阪在籍全形式が実現しましたが……。白・緑の資材使って大津線(京津線及び石山坂本線)は如何でしょうか?
 800系初めとして色は現行標準色に揃いつつあります。2連から4連。登山電車にして路面電車にして地下鉄です。沿線情景再現も含めて、面白そうに思うのですが。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月19日

【イベント】福井レゴオフ2020 レポート4 路面系とか支線系(下 レトロ篇)。「京福」であった頃。

 前回記事こちら
【イベント】福井レゴオフ2020 レポート1 本線系
http://legotrain.seesaa.net/article/473656302.html

【イベント】福井レゴオフ2020 レポート2 鉄道以外 かわいいミリタリな4wlc
http://legotrain.seesaa.net/article/473657112.html

【イベント】福井レゴオフ2020 レポート3 路面系とか支線系(上 現代篇)
http://legotrain.seesaa.net/article/473669703.html

【イベント】福井レゴオフ2020 ツイートまとめ。
http://legotrain.seesaa.net/article/473648393.html




 福井は国鉄駅を挟んで2つの私鉄が発着してる街。

 片方は路面で乗り入れる福井鉄道。もう片方、長いこと福井駅の片隅を間借りしてたのは京福電鉄福井支社(→えちぜん鉄道)でありました。
 えちぜん鉄道に移行してから仮高架化(新幹線を仮線としてまたもや借用)、そして近年自前の高架駅に再移転という流れです。
 

 そのえちぜん鉄道と、嘗ての京福電鉄福井支社の電車の並び。
 左から、エース様のMc6101。真ん中が拙作京福3000形、右がMugen様のMc6101形です。


 拙作新作。京福3000形。1974-2003年頃。

 元は南海11001形の、美しい電車でありました。転換クロスで、長いこと京福福井唯一のカルダン駆動車でもありましたね。


 京福3000と、福鉄200の出会い。

 先にも触れましたが、湘南顔のロマンスカー同士が田原町で顔合わせる機会はあったはず。駅の造り的に並び写真は撮れなかったんで飽くまでファンタジィですけど。

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2020年01月18日

【作品紹介】ぬぬつき様の自由形気動車はキハ55準急色風 ……広がる「心象鉄道」?

 自由形? の作品です。

 しかし、この雰囲気。正に「準急色」の気動車!
 クリームに赤帯。キハ55系の1955-1965年ころまでの色であったり、はたまた小田急のキハ5000形・キハ5100形の1960〜1967年の色であったり。
(他に南海や島鉄のキハ55同系車もこの色でありましたよね)

 気動車が未だ大きな可能性をもち、そして地方の準急用という適切な任務についてた頃、まさに気動車の青春時代?の色でありました。
(DMH17系列の機関の気動車、準急には良かったんですが急行用・特急用だと無理がありすぎたんですよねぇ……)


 手持部品の問題か、解釈の問題か? 黄色に赤帯なのですが、昔のキハ55などのカラー写真見ててもクリームの地色が濃く、黄色に解釈した方が良さげ……なこともあります。これはこれでそれっぽい! と。
(況してや、自由形です)
 
 前面は7幅に対して3幅分の貫通路が良いバランスです。窓ガラスはキハ58のように隅まで寄った形状なのかな? とか思いたくなりますね。低運転台であの形状はなかなかエキゾチックな味を出すんじゃないでしょうか。
(私鉄車が、国鉄車とちょっと違った色気を出そう、という雰囲気ですよ?)

 側面は1段窓で、此処はキハ55の後期車に準じてるのでしょうね。

 屋根の表現は6幅だと重そう……ですが、7幅だとバランス良く見えます。

 床下機器、灰色の存在感。未だこの車が、かの世界観では若い新車であること物語るかのようです。


 今回は動力なし。その代わりインテリア完備です。ドアは貫通扉や、車内のトイレ扉も含めすべて開閉!しますが、外開きではなくて内開きです。こだわりですね。


 雪国をゆく……の如く。

 単行の気動車が人々の生活載せて走ってく……姿は心を打つものです。
(ぬぬ氏の、限界旅行の成果顕れておりましょうか?)

 ぬぬつき様の方向性、架空鉄道というよりは「心象鉄道」を<<続きを読む>>
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2020年01月17日

【実物鉄道】常磐線不通区間の乗って、仙台へ往復してきた(1月10日)

 旅行内容は表題のとおり。

 先の加悦ゆきで寝過ごしで特急乗らざるを得なくなり、浮いてしまった18券の1回分処理として、あれこれ迷った挙げ句。

 「3月に常磐線全線復旧開業」
 という割とめでたい方に属するニュースが目に入り、「バス代行どうなってるかな?」と思ったところから予定立てた由。

 なお、仙台というのは微妙な距離です。新幹線だと近いとか言われてますけど、普通電車だと「早朝にでて深夜帰りでギリギリ トンボ帰り出来る距離」にほかなりません(笑)。


 ざっとこんな感じです。往路。しっかりバス代行入ってます。


 復路。東北線経由のほうがずっと速いかと思いきや、それほど変わらず(苦笑。

 さて。
 仙台滞在18分です。いや、帰りもう1時間あとの電車でも帰れるのですけどね。でも早く帰りたい(笑)

 それよりも先週に引き続き久里浜4時31分の電車ですよ。浦賀からじゃ間に合うわけないのです。



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2020年01月16日

【イベント】福井レゴオフ2020 レポート3 路面系とか支線系(上 現代篇)

 前回記事こちら
【イベント】福井レゴオフ2020 ツイートまとめ。
http://legotrain.seesaa.net/article/473648393.html

【イベント】福井レゴオフ2020 レポート1 本線系
http://legotrain.seesaa.net/article/473656302.html

【イベント】福井レゴオフ2020 レポート2 鉄道以外 かわいいミリタリな4wlc
http://legotrain.seesaa.net/article/473657112.html




 「福井駅前」のインパクト。

 駅舎こそぜんぜん違うものですけども、でも、この直角に出ていく路面線の雰囲気は、誰もが福井鉄道 福井駅前を想起させるのです。

 国鉄、な車両がチラリと見えるのも嘗ての地上駅時代を思い出させたり。
(関山にとっては、地上駅時代のイメージが未だ強いのですよ)


 並ぶ車両はエース様のえち鉄キーボ。薬師山様の福井鉄道880形です。


 駅前で待機中。左は田原町経由で三国芦原線方面ゆきか
 右が武生行ですね。 

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2020年01月15日

【イベント】福井レゴオフ2020 レポート2 鉄道以外 かわいいミリタリな4wlc(混ぜるな危険)

 前回記事こちら
 【イベント】福井レゴオフ2020 ツイートまとめ。濃厚な多ジャンル地方オフ。
http://legotrain.seesaa.net/article/473648393.html

 【イベント】福井レゴオフ2020 レポート1 本線系
http://legotrain.seesaa.net/article/473656302.html

 


 rabbbit様の「かわいい」系作品が揃いました。
 ファビュランドも嬉しいですよね。

 あとスター・デストロイヤーも可愛いです?
これはどなたのだったかしら? →CT様とのことです)


 rabbbit様の新作たち。空母「球磨」が可愛いです。
 八脚メカたちが可愛いです。そして福井鉄道メカがリアルで可愛いです。


 オリジナルブリックヘッズ。詳細不明で申し訳なく。


 rabbbit様だからrabbit。(訂正、作者不詳だそうです) ベタですが、可愛い。というか普通に出来が良い。うさぎパイ美味しいですもぐもぐ。
 となりはおなじみぷにさん。
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2020年01月14日

【実物鉄道】福井からの帰り道。加悦寄ったり(主に、1月5−6日)

 先ずは福井オフ当日の朝の模様から



 彼しか思いつかないw 東側兵器好きなくせに連邦捜査局さんですけど(笑)。




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 オフ会後の帰り道です。


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2020年01月13日

【イベント】福井レゴオフ2020 レポート1 本線系 R104とR88の世界!

 福井のツイートまとめ篇こちら。
http://legotrain.seesaa.net/article/473648393.html

 この2-3年のレゴトレインの傾向なんですが、本線系題材と支線系題材がかなりくっきり分かれる感じです。前者のための大型レイアウトで小型車走らせるのは意外と不釣り合いだったりします。



 スペースと卓数に恵まれまくった、今回のプランです。

 北陸本線想定の複線本線部分と、福井鉄道想定の路面区間含む路線。そして京福(えちぜん鉄道)想定の単線です。

 変形させて。メンテ用の通路を確保しています。これがないと運用大変ですから。

 さて1回目は、本線系の題材から参りましょう。R104とR88カーブの世界です。
 


 sato様のEF81の曳くサロンカーなにわ。この日が公式のお披露目です。


 実車も偶に組む5両編成。素晴らしい迫力と気品です。


 8幅フルサイズが様になる空間。EF81も少しづつ手直し繰り返しているようですね。常にベストを。
 トワ釜は専用機ではありませんが、しかしカラーリングは正に「専用」。


 街をバックに。本線駅を通過していきます。


 カマ替え。 お久しぶりのtomy様の、こちらは赤いEF81です。

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2020年01月12日

【イベント】福井レゴオフ2020 ツイートまとめ。濃厚な多ジャンル地方オフ。

 纏めて驚きました。
 ツイートまとめてて「あ、コレ見逃した!」が結構あるんですよね。それって既に地方オフじゃないですよ。

 確かに関東からだと遠方ではあります。
 でも参加しないと絶対に後悔する規模の催しになってしまいました。

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 線路配置はこんな感じ。大変だとは思ってましたが、みんなでやればすぐ終わる! ありがとうございました。

 近年主力の? 本線系と支線系を分離したプランでもあります。





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2020年01月11日

【作品紹介】地味なる改良の効果は大。 ジョージレモン様の8620 2両目!

 8620は9600と共に、名機です。

 サイズ的な使い勝手の良さが、大正の機関車を蒸機のほぼ終末期まで延命させたのでした。お陰で作例も多いですよね。

 ジョージレモン様の前作はタイルを巻きつけた缶胴の表現で皆を驚かせたもの。その綺麗な丸みよ!
 ただ、動力系はやや無理があり、PFトレインモータに大きめの動輪を直挿ししたものでありました。
 
 これ、欠点多いのです。
 速度が理論上は2倍出ます。その代わり、トルクがガタ落ちになります。
 前者は……それほど速すぎにならずに済みます。理由は分かりませんが。
 後者は重篤な問題でして。蒸機の場合はメインロッドやサイドロッドがもろに機械抵抗になってしまうので、トルク不足はとても辛いのです。

 無論、Mモータなど用いた自作動力も万能ではありません。然し、大動輪との組合せではMモータ(あるいはLモータ)に対してギア比1:1はそこそこ実用的という認識で間違いはありますまい?


 その方向で改良というよりは「新造」されたのが、ジョージレモン様の2両目の8620です。

 8620が2両……。左が新造機です。
 外見的特徴としては1プレート分ボイラ中心高さが即ち缶胴が上がりました。

 これによって、8620だと意外と目立つ、缶胴と第一動輪スプラッシャ上の間隙が目立つようになっています。写真だとわかりやすいですよね。ここが8620らしく。

 力強さが増したのは言うまでもありません。
 8620はスマートですが貧弱な機関車ではありませんし、また古典機というカテゴライズには入らないでしょう。寧ろ制式機です。
 ですから、そこそこのパワー感は必要と思うのです。

 で、その意味で右の旧作はやや線が細く、8620に至る前の試作的な形式の一つ? という印象でしょうか。
 良い意味で古典機的風情で、それはそれで嫌いではありませんけども。


 よりわかりやすく。左が新作、右が旧作です。
(写真はオリジナルを左右反転しております)

 サイドから見ると、缶胴の上がった左のほうが8620らしいのです。
 缶胴上端とキャブの高さ差異が適切印象です。

 右の旧作、キャブと缶胴の落差が大きく、違和感になっていますし、やはり貧弱な印象にも繋がっています。
(線の細い美しさと、貧弱さは別物でありましょう。スレンダーとやせっぽちは別物ですよ)



 さて。新8620を見てまいりましょう。

 特徴的な缶胴。缶胴と台枠の間の隙間の表現。全長バランスも程よい感じです。まずまず整ったモデルであります。

 改良希望点幾つかです。
 フロントデッキ上の主題枠と、シリンダ上部のカバーは、缶胴に合わせて1プレートづつ嵩上げしてはどうでしょうか。
(あるいは、ランボード全般をタイル張りにして2プレート分の厚みにしてしまうのは有りかもしれません)
 空気制動仕様だと思いますが、後部ランボードの下にエアタンク表現は欲しいですね。動輪の露出も抑えられて品も良くなりますし。タンク無理でもせめて配管だけでも?
 

 サイドビュウ。向こうが抜けてる第一動輪! 第二動輪の上も半分くらい抜けてる。すごく軽快です。
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2020年01月10日

【自動車作品】100式小型乗用車のカラーバリエーション展開 7色に。



 実制作は11月末。
 既に各所のオフ会などで現物ご覧になった方も多いでしょうが改めて。

 100式小型乗用車についてはこちら。

【作品・自動車】100式小型乗用車。まずは1台。タクシー仕様

「戦前のシーンをそれらしくするため。即ち1940年代前後のシーンを造るため「普通の自動車」……と言えるものが欲しくなりました。

 「100式小型乗用車」。

 戦争に入った頃ですが、まだ流線型のゆとりがあったでしょう。
 車名に顕れていますが、当然に軍需用は前提であったでしょう。
 
 実物設定も、また模型も量産が前提です。
 特別な車ではなくて、数が造られる車です。国内製造されてたフォードやシボレーに伍して働き。戦中は軍用に働き。

 戦後は、さらっと「ハンドレッド」とでも車名改めて量産続く。そんな想定です。」



 奥のバスが、実は開発の原点です。
 (模型的には)バスの造形を乗用車サイズにするところから開発しています。


 民生用総集合。
 戦前だけど、華やかに。モノクロ写真の印象に囚われてはなりますまい。


 ツートンカラーが標準。赤系統と、青系統です。


 タクシータイプ。1950年代までであれば、先ずこの種の車はタクシー用になるでしょう。


 右のダークターコイズが新作です。タイヤカバーは個性の出しどころ。
 丸タイル乃至、1/4タイルの数だけ個性が出せちゃいます。


 乗用車タイプ。エレガントな臙脂色のルーフ。ボディカラーはそれに合わせて。


 「御婦人でも運転楽々」なんてキャッチコピーが浮かんできます。
 遠心クラッチかなんかでの、機械的セミオートマくらい実装されててもいいかもしれません。


 鮮やかに。華やかに。


 変わって官需バージョン。<<続きを読む>>
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2020年01月09日

【鉄道作品日本形】EF70形電気機関車。嘗ての北陸本線のヌシ。

 京福3000、京福テキ512、福井鉄道200形に次ぐ。福井の鉄道シリーズ第4弾です。


 国鉄 EF70形電気機関車。
 1961年から主に日立で製造された交流電気機関車。北陸本線の交流電化の進展に合わせて導入された、交流機初のF形大型機であり、また初の(多分)シリコン整流器搭載機でもありました。初の交流電機がED44(日立)やED45 1(三菱)で1955年のことですから、6年でよくぞ此処まで進化したものです。

 F形なのは北陸トンネル区間の牽引力確保のため。姉妹機にD形のED74も造られましたが、D形は使いにくかったようです。

 しかしEF70の華やかな時代は短く、1970年ころに交直両用電機のEF81が増備されると、米原方でも直江津方でも機関車の交換が必然のEF70は使い難くなってしまいます。徐々に稼働は減ってゆき、1986年には退役してしまったのでした。
 EF81が今尚しぶとく使われているのとは対照的でありますが、まぁ、最初に北陸本線に投入された試作的性格を残してたED70形のことを思えば活躍は出来た機関車なのでしょうか。

 スタイルは前期型と後期型に別れます。
 前期型は1灯ライトで、側面はHゴムなしの連続形ルーバーと明かり窓。なかなか美しいのです。
 後期型は2灯ライトにHゴムの明かり窓と平凡なものになってしまいましたが。まぁここは好みの分かれるところでありましょうね。


 作ったのは、当然に前期型です。

 大きなルーバーは、グリルブロック横組み3連で行けるとずっと前から温めてましたが、今回やっと制作叶います。赤ではなくて新濃灰でより目立つように。
 Hゴムのない明かり窓は却ってレゴ向けです。

 手すりは控えめにレールプレート表現。あまりゴツいのも考えものですから。


 足回りは電車などより1プレート揚げるいつもの手法です。
 B-B-Bの車軸配置は、中間台車をボールジョイントで動力台車に結びつけるやはり何時もの(略。
 この角度で見るとスカスカなのは、走行性能考えると致し方なし。

 動力はPUで1M機です。客車4-5両引ければ上等でしょうか。それ以上なら重連とかする楽しみと考えましょう(笑)。ED70でも作りますかね。


 「世界の日立」?
 みたいな。当時の雑誌広告的な雰囲気で。

 冗談は兎も角、前面は窓の傾斜角は割愛、その代わり後退角は再現しました。前面ピラーもEF70やEF60辺りは細いんで割愛しちゃって大丈夫なんですよね(EF81はぶっといんでそうは行かない)。手すりに通風孔はアクセントです。
 2つ割れが裾まであるのはなんか嫌なので、車体裾のステップ部分は一体にしています。

 スカートは一番上の1プレート分を車体に。他を台車側に保たせるやり方です。これも近代電機ではいつもの手法ですが。
 連結器はバッファ一体型の、バッファ部分切り落とし改造品です。
(ニッパーで大きく切り落として、カッターで仕上げるのがポイントですよ)


 サイドビュウ。全長31ポッチです。実車が大きく見えて17mしか無いんですよね(この辺はEF65なんかも同じですが)。客車が20mで32ポッチですので、長くしないのは大事なのです。でも、そこそこ「締まった」感じには出来たと思います。


 交流機のお楽しみにして地獄。屋上機器。
 すいませんやや手抜きであっさり仕上げです。まぁ輸送のたびに自壊するのも困るのでこの程度で赦してください。
 碍子を高さ3プレートに割り切ると、灰緑の碍子使えるので気持ちよく。灰緑Φ1プレートは激レア高価ですけど、Φ1円筒やコーンは安いですから。



 EF70形は今後も北陸方面のオフ会・展示などに参加あれば持参して走らせまくりたいと思います。

 20系のブルトレ曳かせて凄くよし(初期型はややエラーですが気にしない約束)、旧型客車曳かせて急行や普通は凄く似合うのですよ。こんなのが1985年ころまでは当たり前に走ってた。で、EF70の曳く旧客普通列車を置き換えたのがあの419系なんです。

 無論、貨物列車が似合うのは言うまでもありません。ヨンサントウ以前の雑然としたのでもよし、コンテナ中心の1980年代のでもよし……。

 あとは仲間作りですかね。ちらりと触れたED70は好きな機関車ですし、田村で顔合わせしてたED30やDD50。赤い電機1両あれば、そこから世界は広がってく!のでありました。
 
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2020年01月08日

【作品紹介】薬師山様の福井鉄道880形。今の主役の連接車。/京福バス2題

 2006年に福井鉄道は大型車から路面電車タイプの小型車両への全面シフトを行いましたが、その際に大量導入されたのが名鉄岐阜市内線からの中古車でした。

 名鉄モ880は、美濃町線用として1980年から製造されたもの。この頃、アルナ工機の軽快電車とともに、久々に路面電車の新車が導入されるようになったのは明るい話題として受け取れていたものです。

 冷房こそは見送られたものの(後に搭載改造)、明るい車体近代的スタイルの連接車は名鉄が岐阜市内線へも積極的な投資を行う姿勢の証! 後に揖斐線用のモ770形、モ780形にも繋がってゆくのです。

 しかし。投資と努力も虚しく。
 2006年には岐阜の電車は全廃され、単車は豊橋へ、連節車は福井へと譲渡されたのでした。

 福井鉄道880形は2006年の譲渡以来、同郷の770形とともに同線の主力車両になっています。路面電車としては比較的新しい車ゆえ、まだまだ活躍しそうです。余談ですが、コカコーラの広告電車も見られ(あれは広告というよりは、地元ボトラーの、公共交通への支援なのでしょうね……)、赤一色の姿は名鉄時代を思わせるものに。

 福井鉄道の大型車の引退は残念ですが、こうしてみると名鉄岐阜地区の名残を今に伝えてくれているのかもしれません。沿線の雰囲気も心なし似てるように思うのです。


 LDDによる検討。複雑な現行塗色の再現です。ドアの凹みもあります。


 実制作版。リアルはやはり解像度が違います!

 アルミ板の装飾が特徴の前面は、塗色と絞り込みの複雑な形状を両立させています。惜しげもなく導入されている2x2ウエッジプレート。

 前面窓は苦心が窺えます。もうちょっと窓が大きいほうが「らしい」かしら? 方向幕部分をガラスの内側に解釈して、つまり、センターのパネルを2x3にしてみたらどんな感じでしょうか? 実車の明朗さ、近代感が伝わってきそうなのですが。
 一方で傾斜角の割愛は適切なアレンジでありましょうね。

 バンパー周りも良い造形です。救助網、1x4フェンスが古典的部品ながら良い表情です。
 集電装置の細密さが嬉しい。櫓部分も含めて作品全体をぐっと引き締めます。


 側面。窓表現はこれがベストでありましょう。
(770形の固定窓もバリエーション展開として面白そうです)
 ドア凹みはLDD版より洗練されたものに。裾をグリルにすることで間延びを防ぐ配慮。カマボコブロック使った屋根がすごく丁寧な感じです。ポチスロだとゴツくなっちゃうんですよねぇ。この電車は優しい印象が似合います。


 サイドビュウ。連結面間が空いているのが惜しい。片方のホロを割愛したらもう2ポッチ詰めて、締まった印象にすることができそうです。
(編成全長が2ポッチ変わったら、電車作品の印象は激変します……)

 PF動力系は右側……パンタなしの車両に統合されているようです。当然、連接台車が動力台車なのですね。受光部は貫通幌という薬師山スタイルです。


 さて。完成度高く上手くディフォルメされてる作品なのですが……。
 惜しいのは路面電車としての低床感が足りないことでしょうか。
 無論、そのへんをガチでやると特殊な構造も必要になり、シンプルな良さがスポイルされる懸念もあります(車輪配置の省略とか賛否分かれますし)。

 然し、このままでも両端台車を軸穴車輪にして、1プレートの床面下げは出来るかも……? 連節部分はなんとか逃げるとして。1プレートでも床面下がると、かなりスマートに。軽快に見えるかもと思うのですが、どんなものでしょうか?
 
 ともあれ、実車の魅力を引き出してる作品です。
 福井鉄道の現行車両も、それはそれで魅力あるってことを再認識させられますし、また赤で作って岐阜時代を偲ぶのも面白そうですね。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 関連して。福井のバス。

 京都バスとの兼用を狙って造られたようで、京都としても福井としても合わせられるのがキモです。京福電鉄は福井からは撤退しておりますが(まぁ、あの事故では)、バス事業は未だ継続しています。


 上品な塗色は、嘗ての京福電車と同様です。金のエンブレムが嬉しい。

 左はやや古めのツーステ車でしょうか(福井だと未だ現役?)。
 右はワンステエルガでしょうね。これもやや古めの車です。<<続きを読む>>
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