(あと、KATOの長寿製品……ポケットライン チビ電も)
然し、足回りは同時期に路線整理された西鉄のお下がりで、見事に旧型車なのでありました。ニセ軽快電車も懐事情で致し方なし。また、増備よりも従来車の冷房化が優先されたため、2両に留まりとさでんでは少数派です。お陰で今も200形や600形といったヘリテージトラムパラダイスが維持されているのでありますが(笑)。いや1000形もそろそろヘリテージなんですけどね。
車内はセミクロス。ロング化されずに生き残ってます。他にとさでんでクロスシート車はリトルダンサーの2編成だけですから、座れたらラッキー?
とまぁ、意外と語ることの多い車両であります。
先方の記事こちら
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作品は先の2000形に次ぐ、8幅リアルシリーズの第二弾!
このスケールは1103spa様・K.martworks様に次ぐものですが、路面電車を造りやすくする理想的スケールなのでありますね。妥協なく、リアルな造形が可能になります。車体と足回りのバランスが自然になるのは裏山ですよ。
勿論、ラージスケールの常で省略が許されなくなるので、ビルダーの腕が露骨に顕れたりもするのですが。
その意味で、有澤様、よい仕事されているではありませんか!
8幅から絞り込まれて6幅になる前面。
バックミラーなどのディテール
リアルな側窓。
前面はよく見ると、窓サッシの割愛とか、また前面窓をパネル裏返しで使うなどのディフォルメが見られるのですが……しかし、これが全く違和感を抱かせません

反対サイド。といっても点対称状の路面電車によくある形状なので印象同じくですが。前面の微小な傾斜は割愛する代わりに、2x4タイルで前面下部を仕上げているのが巧いのですね。
グリル使った排障器もいい形してます。ライトケース周りも上手く処理していて。なんだが実物より男前な気がしますよ?
側窓はサッシの色で、開閉窓と戸袋窓を区別しているようです。またサッシはタイル使って窓内にポッチが見えないようにしているのですね。

見上げる角度より。電車がかっこよく見える角度。
前面下部と方向幕周りは6幅+タイル2枚で、排障器の真上は7幅とかなり手の込んだ組み方なのが分かりましょう。
ミラーなしの状態も、これはこれでありかも?

屋上機器。これまた精細に。ここは札幌のご師匠譲り!
そして平滑な処理が丁寧です。<<続きを読む>>