前回記事:「電車用」こちら(PFの加工もおさらいしてます)
【蒸機用】
蒸気機関車用の動力を意識しました。内燃機も形状によっては使えると思います。
縦置きのモーターです。

「電車用」を半分にして、残った側を2軸駆動用に延長した形です。
結果として電車用以上にシンプルな形状になりました。

裏面。
二軸駆動は、やはり12歯ベベルギアの裏面削ることでシンプルに実現しています。

分解図。こんな感じです。
ベベルギア同士をこの配列で噛ませると平ギア代わりになリます。
真ん中のギアだけ、裏面削らないと嵌りません。
ナローゲージの軌間の中で、1ポッチ幅のフレームで動力支えて、0.5ポッチ幅で動力が伝達されるっていうのはちょっと嬉しいのですよね。
1ポッチ接続になる第2動輪の1x1テクニックブロックの強度だけはやや気がかりですが。ただ、順調に稼働してる限り外れることはありません。
(何らかの不都合で余計な力がかかると、外れます)

直交軸コネクタを3Lバーでモータから支えています。この構造思いつくまで悪戦苦闘でした。見た目よりは強度あります。

組立中です。画像右手のピン及びバーは連結器(ドローバー)用です。意外と尋常の連結器をつけるスペースがないので、動力フレームの段階で連結を考慮しておく必要があります。
さて、蒸機などのロッドの取り付けはメインロッドのみでサイドロットは割愛です。
取り付けは理論上は可能でしょうが、小さな機関車では却って煩くなるでしょう。内燃機だとサイドロッドのみで良いんですよ。未だ試してませんが。
クランクを取り付ける第2動輪は純正軸穴車輪よりも、BBBミニが理想。
BBBミニは僅かながら純正大動輪よりも薄いので、クランクが外れにくくなります。空転するなら、ゴムシール貼ってしまいましょう。
さて。
見ておわかりの通り、この動力装置は重心が極端に後ろよりになります。
機関車の形状を工夫して、少しでも前方に重量を寄せるようにする必要あり。
(なので、何処かの軽便鉄道のL形の電気機関車とかはちと難しいかも知れません。前方に金属系の錘とか積み込む手はありましょうか?)
<未完>