1103s.p.a様の札幌市電作品群や、有澤様のとさでん(今度紹介します)、またK.martworks様の札幌市電旧型とか。
実はメリット多い。全体に大きくなりますから、通常の車輪やトレインモータ使っても違和感ないバランスになります。
ディテールのリアル感や全体の質感は良いものになりますし。また8幅のデメリットの規模が大きくなりすぎとか予算掛かり過ぎとか保管や輸送に関わる問題も「1両で完結」の路面電車なら緩和されましょう。
……その文脈とは関係なく(?)、mizuki様が「ケムリクサ」のみどりちゃん電車こと広島電鉄1900形1904号(の半分)を造って来られました。

広島電鉄1900形は広電の実は主力車で、古めの「単車」は概ね、この車です。
京都市電の1900形を市電廃止の1978年にどかんと大量譲渡承けたもので、もう広島時代の方が長くなってしまいました。然し京都時代の塗装を守り、京都に因んだ愛称名も表示してる由。
「京都市電スタイル」の半流線型のスマートな形状と、ワンマン化の際に外付けされた飛び出た前照灯が特徴です。
muziki様の作品は前面の丸みを横組で再現。微妙な傾斜は前面窓のオフセットでの表現にしています。嬉しいのは左右窓上の換気グリル表現ですね。これがあるとぐっと京都市電らしさが増すのです。増設の前照灯、愛嬌たっぷり飛び出してるのが嬉しい表現です。
ドア凹みは半ポッチ分で違和感ないですね。
側窓は3x4の大きめの窓並べてちょうどよいサイズに。窓の選択肢が増えるのもラージスケールトラムのメリットでありましょうか……。
台車は走行前提としていものですが、ボギー車として首振る必要はないので9Vモータに差し替えたら走っちゃいそうです。足回りのルックス、やはりラージスケールのメリット享受しています。

こんな姿で走っても絵になります?
排障器回りも細かい。やはり良い意味で8幅ラージトラム文脈です。
<<続きを読む>>