注:概ねの発案とか最初の製作は10月半ばから11月上旬ですが、記事・写真では11月30日地点での最新改良版で記しています。

5幅ナローゲージ、長き懸案であった動力系の問題がほぼ解消しました。
「電車用」「蒸機用」「内燃機用」の各標準動力機構について説明していきましょう。
まず共通事項。
小型化を最優先!
過大な出力は前提にしていません。
テストは或る程度行っています。過負荷による自己破壊は「ほぼ」克服済。
自己破壊を防ぐ方法は、「効率の最適化」です。効率が最適化されておらず、何かしら無駄がありますと、無駄な力が動力系の破壊エネルギーになってしまいます。
パーツは未改造前提ですが、「12歯ベベルギア」については一部について裏面の縁を削る加工しています。
(PF機器は5幅車体に収めるために、相応の改造しています)
モータはPF-M前提。歯車比は1:1です。ほんとはギア比でスローにしたいところですが、それを行うとコンパクトに収まらなくなりますので。
2軸駆動前提です。軽便といえど牽引にはある程度のパワーが必要です。
ショートホイルベース前提。
故に、ローラーコースター用カーブレールも通過可能です。2019年現在で一番手に入れやすいナローカーブレールであり、一番楽しいレールですから!
耐久性観点からゴムベルトは使用避けています。ゴムベルト(輪ゴム)も使い方次第では保つそうですが。ベルト駆動のメリットもあるので、ここは皆様の挑戦お待ちしております……。
まずおさらい。PF受光ユニットの改造の仕方です。
PowerFunctionの仕様についてはここ参考。
https://t.co/tPFpXwlJo6
分解します。普通の精密ドライバーでOK。
受光ユニットの下半分のL形になってるところを折り取ります。
(カッターで筋入れて、折るのが早い)
折り取るとケーブルが3束でてきます。赤青と、電池boxに繋ぐとこですね。
電池boxに繋ぐところは使いませんので、他の赤青同じ長さにカット。
ここで大事なことです。
赤青だったとこについてる小さな金属片(通電金具)はかならず外してください。
付けたままだとショートします。危険です。
これは青側を加工する場合です。赤でも同じ。
4芯を分離。
配線は、外側の2線は電源用(入力用)、内側の2線はモータ用(出力用)です。
被覆剥いて捩ってハンダ付け。
こんな感じです。
当然ですがケーブルの長さは「任意」です。
また、モータ用(出力側)は何らかのコネクタで切り離しできるようにしておくと便利です。関山は9Vの通電ポッチを使っています。
小さな市販品の方がスマートで良いかも?
これで動作します。なんてコンパクト!
スイッチは省略してますので、006P用スナップの着け外しで代用してます。
なお、通電させっぱなしだと意外と電池消耗激しいです。
未使用時は必ずスナップ外しましょう。器用な方なら、スイッチを付けましょう。
【電車用】
ボギー又は単車の、電車及び気動車用の動力です。
ただし、凸型の機関車にも使えるかも知れません。電車や気動車はワンピース形で、凸型機関車の場合は受光ユニット・電池は客貨車に搭載するしかないでしょうね。

モータは縦方向に置き、円筒形のモータ自体が車内で回転軸となリます。
ボギー車の場合大事な台車枠は、<<続きを読む>>