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2019年08月15日

【作品紹介】エース様のC62。最新の王道「C62」を観る

 題材は超メジャー。或る意味「王道」な作品です。
 
 C62形は1949年にD52を「改造」して生まれた日本最大最後の急行旅客用蒸気機関車。
 1971年迄急行牽いて活躍していましたし、1972年ころには京都〜姫路間の記念運転なども熟しておりました。

 機能性能やスタイルに関しては評価や、また好き嫌いが割れるのもメジャー機ならではのことではないでしょうか?

 レゴでの作品は数え切れないほど。
 その意味では、今度のエース様作品は「最新」となります。



 8月12日の京都オフ会に合わせて制作されたとのこと。
 近作通り、7幅です。全長はC62としてギリギリまで抑えられており、ショートスケールでも合う配慮されています。

 ぶっとい缶胴が大迫力。問答無用でC62。フォルムはパーフェクト。
 華やかな装飾は梅小路の2号機です。

 細やかな部分でもC62らしさに溢れておりましょう。デフレクタの角度やランボード斜め部分がD52譲りな部分。プレート式に拘った先輪。ランボードの持ち上がった部分もそつなく丁寧に。

 車両限界ギリギリの煙突やドーム回り。ディテールは全体に抑えめですが、全体の雰囲気良いのでバランス良いモデルですよね。
 ランボード白線及び磨きだしの空気管は良い意味で保存機らしい姿。

 動力はいつものことながらエンジンドライブ。Mモータ1基。ただ、前方においた電池boxの重心があまり良くなくて走行はやや難……と伺っています。動輪は公式大動輪です。径がやや小さめなこと、スポーク動輪であることは気になりません。


 このアングルが一番の魅せどころ、でありましょう。

 太めの缶胴。先端部ではバイクハンドルによる手すりが引き締めます!エンドビームや開放テコの造形も自然に。シリンダはパワー感じさせる部分。

 なにより、7幅故にきちんと「狭軌感」があるじゃないですか!
(先輪はやや不安な作りですが……)


 真正面。太い缶胴に対してΦ6の煙室扉ではなくて、Φ4の扉に抑える。そして手すりで精細に魅せてしまう。他の大型蒸機題材でも使える手でありましょう!

 大きめの給水暖め機、良いバランスです。
 補助灯の表現もなどほど、って感じです。


 非公式側

 ディテールをセーブしていることで過度に重苦しくならず、軽快さとマッチョ感がほどよく釣り合っても見えるのです。ディテール、ときに引き算も必要なのです。

 一方で。エンジンドライブもあってか足回りはとても重厚。この題材に関してはヌケているよりも埋まっている方が「らしい」のです。


 サイドビュウ。

 C62はあんまり好きじゃない(笑)、な関山にして、「C62も良いかも!」と思わせる説得力……!

 足回りはやや惜しく。やはりBBB-XLを押し込んでみたくなります(高価なカスタムパーツではありますが)。そして従台車はここまで前よりではなく、2ポッチ後退させる。テンダも2ポッチほど詰めたほうがバランスは良さげに思うのですが、如何なものでしょうか?
 動輪は純正品のままでも、動輪とランボードの間のディテールでうまく「ごまかす」方法もありましょう。

 キャブはドア・ステップ回りが鈍重な印象なので、手を入れる余地はあるかもしれません。


 それでも、素晴らしい作品です。

 写真はエース様でしょうか。黒い蒸機で綺麗に流し決めてますね。やっぱり、良い!




 hiro様のEF58を後押しに。


 力強さと、どことなく感じられる軽快さ。

 やはり、王道だけのことはあるのですね。このモデルに20系牽かせて「あさかぜ」乃至「ゆうづる」辺りをやってみたいと思いますし、はたまた呉線あたりの急行「安芸」とかも考えてみたくなります。12系客車牽かせて「SL白鷺」も良いかも……153系の新快速と競争させたり。いろいろ想像膨らむ、楽しみな作品なのでした。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする