引き続き、製作途中ですが経過を記事にいたします。
今度は寝台車 LX16及び食堂車プレデンシャルも含みますよ。
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ワゴンリの寝台車LX16(LX10及びLX20)は1920年代に製造された寝台車で、国際寝台車会社の所有車の中でも最もデラックスなものでした(※)。故にLX。
1段寝台のみで定員10名のものがLX10、2段寝台のものがLX20。その折衷がLX16で車内レイアウトなどは共通します。
豪華さ故に、クルーズトレインとしてのオリエント急行では主力車になっています。
※:といっても当時の欧州の基準での話でであり、当時既に北米ではもっと専有面積の広い個室寝台も珍しくは無かったのですが。
また、1700mm x 1800mm程度の空間を2名という定員は今の基準だとそれほど珍しくはないです。

インテリアの概略。
左から座席。寝台セット中。右が寝台状態です。
上段寝台は割愛ですので実質LX10ですね。

モックアップでの試作中。8幅車体で横向きに使える寝台です。
通路部分は0.25ポッチという割り切りですが、SATO氏のトワイラは0ポッチでしたが違和感は有りませんでした。これは寧ろ6幅派が習うべき手法でしょう。


座席状態

寝台状態。こちらが完成版でしょうか。

側窓は2x2パネルが2枚という大きさですから、インテリアはよく見えることでしょう。

外見概略です。洗面台のある部分は白で処理しています。車体強度支える大事な部分ですね。

やはり、インテリアを魅せるモデル!

通路側の外見。コンパートメントの寝台車は通路側の、窓ごしに壁が見えるのがまた優雅なのですよねぇ……。

プルマンとの連結です。

ルームライト完備。社外品使わず純正品で実現しているとのこと。


優雅な色。
1988年、夕暮れの線路際でさり気なく通りかかった列車が「オリエント急行88」で、その光の暖かさ、忘れることが出来ません。
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プルマンカー コートダジュール形の続きです。<<続きを読む>>