(というかレゴ社、通常規格のトレインよりも明らかにデュプロトレインを優遇してますよね……)
嵐電の作品のほか、LDDの叡電や江ノ電を以前紹介しましたが、まだまだ計画続いておられるようです。

フリースタイルの凸電機。
ボンネットに丸みが強いのが、この種の電機としてはモダーンな印象ですね。1930年代の流線型ブームに乗ったものか、或いは1950年代の戦後生まれのものか。いずれにしろ実在したら人気者でしょう。
いわゆる「リアルティのある自由形」ですね。精密さのある前照灯やパンタ周りと、デュプロのアンバランスが堪りませんよ!

カラバリ展開もあります!
思ったのですが赤と黄色のツートンとか、青赤ツートンならドアも色揃えられるかもしれません(後者は何となく秋田中央交通っぽい?)。いや黄色のドアのアクセントも良いのですけども。ファビュランドフィグ載せたトロッコでファンタジィの住民になるもよし、リアルな田舎私鉄の雰囲気ねらうもよし……。

傑作! 京都市電N電。
8幅でも超ショートというキュービカルな感じが古典路面電車と最高のマッチングです。
あとは薬師山様のバランス感覚の良さなのですよね……。表現するところと割愛されるところのさじ加減、そして実物の特徴の切り取り方がもう、奇跡めいてる。良い意味で玩具でもあり、模型でもある。目指したいところなのです。
手前の末期姿(1960年ころ?)だと、車体形状の表現をレールプレートでもたせてる。そして前面には系統表示板。
奥の原型。サイドのライン表現。妻面の表現。救助網。

嵐電「ひえい」。同題材通常トレインで既に作られており、同文脈での再現です。なんか、此方の方がバランスとかも良いですね。楕円モチーフが伸びやかというか自然というか。側面もリズミカルで楽しいのです。
大胆な部分と、屋上機器や連結器廻りの繊細感のミスマッチも堪りません。

精密さというと、DD51。大型凸型をこの全長に詰めちゃう強引さ。しかし、各部のディテールにバランスがきちんとDD51しています。
無理に斜め表現入れず、ソリッドな順組に徹しているのも作品の味になってます。強度感というか安心感、このシリーズにの必然でもありましょうし。
フロントエプロンは2x8プレートにして、そこに標識灯やダミーカプラー付けてディテール強化されたらとは思うのですが……蛇足でしょうか?

EF66。Oゲージ(無論3線式)のショーティにEB66があったら……という雰囲気です。BトレやHOゲージのEB66(カツミ)じゃなくて、Oゲージのテイストです。
もっと精密な造形が可能であるところを敢えて「落とす」さじ加減。
而して前頭部のパーツ選択の巧みさ! 使いにくい部品んでしかなかった変形ウエッジでEF66のラインを出す。凄いことやってます。

EH10。いやEB10か。これはOゲージでもあったはずですよね。ソリッドな感じと、程よいディテールのバランス。前面をシンプルに2x2x6キャノピーで割り切ってるのも寧ろ好感であります。
あと、真四角なので、どこかの産業用機関車であっても良さそうな妙なリアルティも感じられるのは気のせいかしら?
デュプロトレイン……欲しくなります。
実売6000円未満の基本セット。
電動で登れるレール……。羨望でありますね。参戦考えたくもなりますよ。
【追記】 その後のEF66、DD51の修正などです。
パーツ手配直前バージョンですw
— 薬師山 (@yakushiyama) 2019年7月24日
DB51はエンドビームがさみしかったのでディテール追加してます。EB66は正面の2x4ウェッジブロックがまさかの不存在パーツ^^; しかたないのでウェッジプレート3枚重ねで代用です。
両方とも微調整加えてパーツ集めはじめます♪ pic.twitter.com/CJjJuL51yq