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2019年06月10日

【作品紹介】mugen様のドイツ連邦鉄道103形電気機関車。欧州型の王道!



 関山の世代にとって、欧州の鉄道を代表する車両は西独国鉄(東西に割れてた時代です……)の103形電機の牽くTEE/インターシティでありました。

 既に初代TEEのVT601は一線退いた後。
 然し、ICEは未だ計画上のものであったあの時代。

 そして、外国形鉄道模型(ええ、メルクリンです!)を扱うお店では一番目立つところに並んでいたのも103形。欧州の鉄道を鉄道模型を代表する形式であったのでした。

 余談ですが、二番手がSNCFのCC6500の牽くグランコンフォオートでしたね。TGVの量産が始まるか始まらないかの時代でした。

 更に余談挟めば。
 1998年の欧州訪問時は103形もそれに合うIC客車も、またCC6500もグランコンフォオートもギリギリ「間に合った」のでした。いい時期に訪問できたものです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 レゴの世界では。
 かの12Vの傑作#7740が103牽引のICをモデルにしていたこともあり、多くの方が挑戦されて続けてきた題材です。


 Mugen様の作品です。

 最新!のモデリング。丸みの強いあの車体をカーブスロープ駆使でスマートに造形されています。過去の多くの海外作品では割愛されてきた車体上部の絞り込みも表現。6幅の限界に挑む細密なモデルになっています。

 運転室側窓や側ドアのポチスロ駆使の斜めラインも鮮烈です。こんな細かいところも103形の印象ですから省略はできますまい?


 サイドビュウ。カーブスロープや1/4円タイルで形を整え。
 運転台側面や手すりなどの寸法調整にはブラケットの0.5プレート単位まで入っています。

 屋根上のモニタ部分も1/4タイルによる丸みがあり、流動感を与えています。

 上部絞りこみによるスマートさはサイドからでも覿面ですね。


 前面はあの丸みというか膨よかさ。下半分は3x3系のラウンドプレートで構成。
 運転台窓はハンドル付タイルで表現です。

 足回りはトレインモータにダミー中間軸を加えて、C-C車軸配置とされています。
 車輪廻りですが、上半部がプレートでスカート部分。下半分がテクニックアームで台車枠表現に。ここも6幅で出来うる限界でしょうか?

 DBの文字タイルが、象徴としてのあのマークを思い出させるのですね。
 思えば、灰レール時代のレゴ汽車シリーズにはカタログで入っていたマークであり、思い入れも深いものでありましたから。


 内部構造です。
 複雑怪奇に見える外見ですが、内部では整合性取れているのが分かりましょう!

 動力系はPowered upで、機器小型化の恩恵!
 車体の上すぼみの下に機器が収まってしまうのですね。PFだとこうは行きませんでした。



 なお、製作中バージョンの画像も頂いたのであげておきましょう。

 側面ルーバーの処理が異なります。グリルタイルとグリルブロック、何方が良いのでしょうね。後者だとどうしても隙間が大きくなってしまうのは欠点ですが。
 また、運転台側面がややシンプルな形状です。


 大きな違いといってよいのでしょうか?
 「おでこ」の処理が完成版と異なります。この段階ではレールプレートの張り出しによるディジタルな処理でありましたが……。ここは完璧な処理が未だ難しいところかもしれません。


 さて。今回は客車が間に合わず……の暫定でありましたが、今後が大いに楽しみです。客車(やはりTEE/IC系でしょうね?)もどの時代のどの編成で来るのか……楽しみにしております。

 また、関山も久々にドイツTEE/ICを考えてみたくなってしまいますね。103形でも試作機とか狙って観たい所です。欧州系が再び盛り上げ裏見せてるのは嬉しい流れでありますし。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月09日

【イベント】JBF2019レポ。8幅ラージスケールと高速運転テーマの「JT-LUG」篇(+ツイートまとめ)

 いろいろイベントレポの宿題抱え込んだままでありますが、先ずはJBFの「JT-LUG」をお邪魔したときの様子からお伝えします。「Lゲージ推進機構」のほうが遅れて申し訳なく……。

 訪問したのは1日目(6月8日)の15時ころです。なので走行車両の偏りご容赦ください。
 



 先ずは薬師山様担当のデュプロトレイン。

 アニマルトレインとチビ嵐電が行ったり来たり。この自動運転はデュプロトレインの特性活かしたものです。また立体交差があり坂を上り下りできるのもデュプロトレインならでは。巧い魅せ方でした。




 新幹線の走る小規模高架。


 急遽追加されたものと伺っていますが、立体感はありですね。
 この駅はトレインプレートの弓形のものを並べて造ったとか。


 こちらがメインレイアウトです。

 今回は
「営業最高速度120km/h以上」
「8幅車両」

 のレギュレーションを設定したそうです。賛否は申しませんが、見せ方として一つの方向性でありますね。ラージスケールやフル編成が気持ちよく走れるレイアウトは難しいものであり、それを実現したのは凄いとしか申しようがありません。

 手前のトラス橋はdyson様作品。
 奥の巨大駅舎ガラス張りはmazta-k様の作品です。

 架線柱はキベルネ様作品です。


 mazta-k様の未来的駅舎。インパクトあるモダニズム。8幅車両に負けないスケール感は凄いことです。




 エース君パパ様の作品。魅せ方が此処も巧いです。


 トーマスジオラマ。4幅列車を「回転寿司」方式で走らせています。


 裏側から全景です。
 8幅のEF81(なし様)が小さく見えてしまうようなスケール感ですね。






 なし様のEF81。今回がお披露目です。
 重量感とか伝わってきます。


 なし様のEF81と、SATO様のEF81が並びました。
 メインレイアウトのプランはSATO様によるもの。お疲れ様でした。




 エース様のN700系Sのフル編成です。



 さにー様のAGT(六甲ライナー)。直線往復の自動運転しておりました。


 あとはツイートまとめで失礼します。


<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月08日

【作品紹介】K.martworks様のフランス国鉄CC40100形とTEE-INOX。細密さと「レゴらしさ」の両立。


 欧州各国も電化時代の1965年に導入されたフランス国鉄のTEEは、それまでのディーゼル列車に変わる4電源式の電気機関車牽引。
 パリ〜ブリュッセル〜アムステルダムの路線ですが、ここは需要が大きくTEE街道の一つでもありました。特定の列車名(エトワール・デュ・ノール/ブラバン/イル・ド・フランス等)で語られないのは寧ろ頻発路線の誇りでもあったのでしょう。ここはTEEが1日1本の田舎道じゃないぞ、と。

 ステンレス外装が華やかなCC40100形は初めてフランス固有の伯`前面(所謂ゲンコツ顔)を採用した形式でもあります。とはいえ後の量産形式とは形状がことなり、創始者ならではのプライド感じさせるのです。同型機がベルギー国鉄にも居り、色違いで相互に使われてた由。

 客車はステンレス製の所謂TEE-INOXが合わせて導入されました。
 ステンレス客車そのものはフランス国鉄ではスタンダードでしたが、TEE用は他国……具体的には西ドイツのTEE用気動車や客車に負けない豪華さであったのです。同じTEEでも気動車時代はフランス車は一段見劣りするものであったのでその挽回。コンパートメントと一般座席の混成でした。食堂車は設けず、ケータリングでの対応だったようです。

 1970-80年代を駆け抜けたCC40100とTEE-INOXですが、1995年のTGV開業で引退しました。
(また、欧州全域でみても最後のTEEでもありました)
 この間ですが、1980年代に半数以上の1等車が2等車に格下げされています。列車番号はTEEのままでありましたが。
 銀色の車体に赤のラインは、今のTHALYSに引き継がれています……。


 それにしても。
 今の(というかTGV以降の)SNCFが詰め込みエコノミーな方向に退化してしまってるのが極めて残念です。1等でももはや豪華なものでは無くなってしまってますから。




 K.martworks様のCC40100は2度目のチャレンジだそうです。最初が2015年でしたね。
 今回は足回りを強化して、ディテールも大幅に強化です。

 あらゆる省略と妥協を排除したモデリングはため息の漏れるもの。
 1番ゲージの鉄道模型であり、またミュージアムモデルの域でもあります。

 電気機関車故にパーツや構造上の制約も受けず、プロポーションも完璧です。台車が小さく車体裾が下がった姿はロングスカートにピンヒール。エレガント! 台車のディテールも注目です。8幅大型モデルと申しますが、8幅に収まっているのが寧ろ信じ難いですね。

(とはいえ、関山の個人的な立場としては。
 自分も8幅に転向……ではなくて、6幅に何処までこのテイスト移入できるかと考えてしまうのですよ! 素直じゃないですから私は)


 前頭部より。
 複雑な立体構造。直線と曲線の交錯する造形。
 ダミーの連環連結器廻りにはジャンパ栓も。

 細密であるばかりではなく、レゴらしさ……が残っているバランス感覚。


 4電源機(交直両用機)ならではのパンタグラフ、屋根上も見逃せません。前面もそうですが、ディテールはややオーバースケール気味なのが還って細密感に繋がっています。このモデルが、冷たいスケールモデルではなく、レゴ的なディフォルメモデルの文脈も保っていることがわかるのですね。





 客車は4両制作されたようです。
 構体が同じの1等客車4両と、右下に見える電源荷物車。

 側窓は4x5の建築用を横に使う大胆さ。このスケールならではです。窓枠の質感が出るので羨望ですね。
 屋根のカーブ美しく。グリル部分も省略なし。

 床下に繋がるステンレス部分。ロングスカートのエレガントは機関車と共通します。

 自作シールでのレタリングは品よく最低限ですね。
 製品にありえる範囲の自作シール、正しい方向でありましょう。


 客車は車端部の処理が美しい。
 欧州の客車は車端部に補強などで割と複雑な形状しているのですが。それを省略なし。屋根肩部分の扇形タイルにはくらくらさせられます。
 ゴムホロ処理も理想的なもの。

 

 こちらは製作者撮影の画像より。連結部と客扉と方向幕廻りです。


 同じく。CC40100の前頭。
 細かい色差しが効いているのが分かります。


 同じく。台車。台車枠の精細さと、XLモータ取り付けのパワー感。
 実物も台車上に大きなモータを1基据え付けた2モータ機でありますよね。




 JBFでの、走行の模様です。
 自作動力はxlモータ2個。重厚に、しずしずと走ります。模型的にはこれで正解でありましょう。
 
 欧州系の機関車は汎用に使われるもので、CC40100も例外ではありませんでした。
 また、TEE-INOX客車は「ミストラル」にそのまま見立てることも出来ます。他の機関車に牽かせる楽しみも。

 今後がさらに楽しみなモデルなのです!
 

<追記:ご反応、及び関連ツイートです>













posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月07日

【鉄道作品その他】香港の列車 KTT(瑞西製機関車と日本製客車の組み合わせ!)

 JBFは国際色が豊かな催しです。
 毎年、Prince様他,香港の方が日本形車両を造って展示されておりますが、それに対して自分がなんのお返しもできてないのに抵抗がありました。

 その都度、来年こそは香港の題材作るぞ! と意気込むのですが、然しJBFはイベント前のどたばたでそれどころではない状態になり空約束になってしまう。それが3回ほど続いてしまって居たのでした。

 さて。
 香港の鉄道は以下に分けられます。
・地下鉄
・路面電車(クラシックなダブルデッカーと、郊外のLRT)
・KCR(本線鉄道。中国と連絡)
 三番目ですが、1970年代まではディーゼル機関車牽引の客車列車が長閑に運行されておりました。1980年代に電化と旅客輸送の通勤電車化が行われ、近代的になったものの、正直趣味的な面白みに欠ける状態になってしまっていたのです。

 例外は少量ながら行われている貨物営業。そして中国からやって来る客車列車群。
 ただ、後者を香港の列車というのは抵抗感が否めません。


 そんな状況でしたが、英植民地から離れる前の1995年ころから中国連絡の強化が行われるようになり、中国側からの列車の高速化(最高速度200km/h程度)が徐々に行われるようになります(スウェーデン製のX2000が導入されたりもしましたよね)。
 それに呼応して香港側が運行をはじめたのがKTT(wikipedia)。香港と広州を結ぶ准高速の都市間列車。1998年に運行を開始。

 電気機関車が二階建て客車を牽引、若しくはプッシュプル運行するものですが、機関車も客車も中国国鉄流儀のものではないのが出色です。

 電機は瑞西アドトランツ・SLM製のTLN001とTLS002。瑞西国鉄Re460形の同型機。
 客車は近畿車輛製。特等車と1等車。何れも欧州基準の1等車水準の車両であり、インテリア細部のデザインも秀逸なものだとか。食堂車はないですが、シートサービスは充実している模様です。

 惜しむらくは製造数は1編成に留まったこと。機関車2両、客車12両?
 もちろん、香港側の車は固定運用(日に3往復)。気になる検修時なのですが機関車1両にして普通の牽引列車になります。そうなると客車も減らさざるを得ないので(つまり客車の検修も行える)、少客時に行うのでしょう。


 既に製造後20年を経ていること(X2000はかなり早期に退役済)、またこの区間も高速別線が2018年に開業(広深港高速鉄道)して将来も不安になるところ。しかし、現在内装の更新が進んでいるようで、当面は運用されそうな感じです。無論高速鉄道とは上手く棲み分けして3往復の運行維持されています。

 独自の準高速列車。一度乗ってみたいものです。
 


 先ずは電気機関車から。

 スラントノーズ、そして台車まで覆ったスカート、コルゲートの車体が特徴の瑞西国鉄Re460形の同型機です。
 仲間は同じく瑞西のBLS Re465形、フィンランド国鉄Sr2形、ノルウェー国鉄EL18形が。KTT向けは僅か2両ですが、本国及びフィンランドでは主力機の一つになってるようですね。
 
 レゴ的には……。元々Re460形製作の予定はありましたので、その援用です。
 スラントはポチスロ横組と、偶数段目の0.5プレート厚単位の調整でスムージング化。フロントガラスは4幅カーキャノピー使うつもりでしたが、シャープな感じが出せないので3x4の平パネルに。これを0.5プレート左右とずらしての取り付けで、前面の微妙な丸みの表現としています。

 側面は総横組です。これはRe460でのリブ表現を想定したものですが、KTTの場合ではブロックパターンの塗り分け表現に活かすことが出来ています。

 屋根は45度スロープのソリッド感。


 サイドビュウ。全長は30ポッチで、客車を32ポッチにしたスケールにそろえてます。
 乗務員扉は手すりのみの表現。レールプレート偉大です。

 床下のスカートは台車側に表現。幸いにも黒い足回りなので隙間は目立ちません。なお……KTTでは台車スカートは実はミニなのですが、台車枠再現の解決ができなかったため本国版同様のロングスカートで。連結器もKTTでは自連ですが、レゴトレイン的にはバッファ付きが標準仕様ではありますからね?(……関山はEF58でさえもバッファ付で妥協してしまうんですが。いやバッファモールドはレゴトレインの記号的性格はあるので嫌うのもどうかと思うのですよ)

 屋根は中央部を横組みでルーバーをタイル表現。

 動力ですが暫定的に9Vです。
 内部空間は確保できてますので、Powered UP化は可能です。多分PFも……理想はPFの2M機でありましょうね。
 


 常時運用されるのは赤い方の運転台ですが、写真を探すとこちらの白青側の運転台先頭にしてる姿も見られます。
 お好みはどちら?


 客車は取り敢えず2両を作りました。
 細かいことは気にせず、取り敢えず「らしく見えれば良い」クオリティです

 全長は32ポッチで、ドアは1箇所にアレンジ。ステンレスのボディをひたすら灰色で。


 屋根は45度の6x4大型部品で思いっきり手抜き(苦笑)
 内装はいつか作りたく(いつものことですが)。妻面ディテールも課題です。

 量産性は考慮なので、あと2両ほどは作り足ししたいですね……。


 客車側面。白と緑と灰と青の意外とリズミカルな外装です。





 JBFにて。
 機関車が機関車ですので、欧州感があります。

 最後に言い訳。
 サンドグリーンの部分、実物はもっと鮮やかな色です。
 ぶっちゃけ「ダークターコイズ」なのですね。今回は手持ち資材の関係でサンドグリーンと解釈ですが……。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月06日

【作品紹介】ぬぬつき様の中島AT-2旅客機(九十七式輸送機)。1940年代の輸送機の魅力!

 関山が作りたかった題材です。先越された、悔しい。

 中島AT-2(wikipe)は1936年に造られた、DC-2類似の中型輸送機。

 DC-2は中島がライセンス生産した6機がありましたが、AT-2はそれを一回り小さくしたものです。前頭部形状は改良され(逆テーパの風防など)、また機体断面は角ばったものとなりました。
 結果的に、DC-2/DC-3よりも凛々しく締まった印象の機体に見えます。

 33機が作られ、主に国内から大陸への連絡航路に用いられたようです。戦前最後の華やかな時代の日満を結んだのでありました。
 あの時代の豪勢なる旅は憧れを募るものですね……。

 1945年、日本の敗戦による航空禁止で引退してしまいました。戦争で失われたものや(徴用されたことと思います)残存機も疲弊していたとは思いますが、輸送機は進駐軍も「許して」ほしかったと思うのです……。
 また、陸軍向けに同系の九十七式輸送機(wikipe)が300機以上造られています。
 こちらも敗戦時に残っていたようです。……あぁ惜しい。



 ぬぬつき様の作品。飽くまで九十七式輸送機としての仕様でしょうか。
 なんであれ、この時代の輸送機の作品は軍民とも珍しい!

 角ばった前頭部は如何にもAT-2ですね。胴体側面と屋根のエッヂが目立つ胴体側面はカーブスロープで表現です。ゴツくもなくスマートでもなく、独特な雰囲気。

 丸窓はアレンジでしょうか? 九十七式輸送機も角窓だったようなので。ただ輸送機の民間バージョンが角窓、軍用バージョンが丸窓という事例は多いですよね。

 エンジンナセルが無骨で、此処はあの時代の国産機という感。
 主翼はタイルとカブスロとウエッジプレート合わせた、無理のない作りですね。強度も含めると無謀は出来ません。

 惜しいのは尾翼周りでしょうか。水平尾翼もタイル張りだったら。また垂直尾翼がもう少し大きかったらと思うのです(ラダーが動くのは嬉しいですが)。



 それでも、後部の絞り込みが綺麗です。
 灰色の新旧が混用されていますが、この時代の軍用機ならば「苦労してるんだなぁ……」という印象になり、悪いものではないですね。

 日の丸? 日の丸にも解釈できますし、架空国家のマーキングにも見えます。


 それから、雲背景に撮影しているのが巧いです。


 優雅に洋上を飛ぶ。
 
 下方に船を見下ろして。素敵な世界観でありますね。



 要人輸送でしょうか。

 背後に見える町並み含め、よく出来たシーン撮影です。ドア開閉できるとシーンの幅が広がるのですよね(自分も既存機改修したいです)。

 カーキ色の軍装もこの飛行機の時代に合ったもので、うれしくなります。
(当時は民間機でも、乗客は高級軍人が多かったとも聞きます)

 飛行機の脚はテクニックアングル使ったゴツくも安心感のあるもの。弧の部分が補強に見えます。


 このAT-2、ウチのDC-3(日ヘリ)と共演させたいですよ。
 強引に解釈すれば活躍した時代も重ねることはできますし。なにより、サイズ比が良い感じになりそうですから。


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2019年06月05日

【作品紹介】しゅん様のDE10形ディーゼル機関車 8幅の暖かさ。オレンジの鮮やかさ!

 国鉄のディーゼル機関車の色は実は難しい色です。
 赤でもあり、オレンジでもあり。

 これまで赤解釈が主流でありましたが、オレンジはどんなものかと思っておりましたが。意外と「イケる!」のでした。


 製作中の模様。お題はおなじみのDE10。
 嘗ては「(1形式で)日本で一番両数の多い機関車」でありました。汎用の万能機です。


 かなり完成に近づいてきました。8幅ですが、リアルと言うよりはユーモラスな、イラスト的暖かさを感じさせる造形です。


 完成!
 丸っこい造形。オレンジ解釈が暖かみと、そして力強さを醸し出しております。
 
 キャブの上部のすぼまりも8幅あるとごく自然に見えるのですね。船舶用の窓部品が使えるのもオレンジにされた理由かもしれませんが、全体で成功されています。

 非常に印象的なのが、サイドステップ(台枠部分)の前方への絞り込みでしょうか。此処に大胆な丸み持ってくることで、独特の魅力が生まれています。DE10等ディーゼル機関車の気が付きにくい魅力かもしれません。

 手すりの精細感が大事なのは言うまでもありません。
 同じ意味で、ステップ周り・フロントエプロンも細かく作り込みが入っています。
(ここは既にアメリカ形ディーゼル機関車何両も造られたきたしゅん様らしく、です)


 サイドビュウ。まるやかな部分とエッジの立った部分のメリハリ!

 注目されたいのが足回りで、この大きさ故にAAA-Cという車軸配置で、真ん中の燃料タンクの大きさなどのバランスが凄くリアルなのです。戯画的解釈は入った作品ですが、全体のバランスに凄く説得力があるのですね。燃料タンク自体もディテール望ましい感じです。

 台車は無理してインサイドフレーム表現は行っていません。走行性能と耐久性重視という割り切りでしょうか。この方向性はありですね。
 それでも、台車バネの大きく突出した表現に愛情感じます。そして、「8幅である必然性」も!


 二両造られていますので、重連前提です。動力はPUx2あたりとなるのでしょうか?


 DE10の重連は本格的に列車……長大編成の貨物列車や、寝台特急や座席急行牽かせても絵になるのですよね。何れも実績がありますし。

 形状は大きく違うますけども、所謂汎用の「ロード・スイッチャー」の日本版とも言えたのがDE10だったのかもしれません。

 8幅の客貨車作品が充実しつつある昨今のレゴトレイン界隈ですので、活躍の機会も多そうでありますね。

 ところで、斜め前下方からの写真がありません(苦笑)
 件の台車バネであったり、そもそもの8幅メリットである狭軌感の魅力など一番肝心のアングルが無いのですよ(笑)。その角度がないのに、此処まで魅力的に見えるのがこの作品のポテンシャルなのかもしれませんけども。
 

 最後に。
 ほんと、ディーゼル機関車の色は今後迷いどころになりそうな気がします。機関車の形状に合わせて柔軟に考えるべきなのでしょうね。中間色が豊富な時代だからこその、贅沢な悩みであるのかもしれません。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月04日

【作品紹介】サニー様の「六甲ライナー」。AGTの方向性。自動運転!

 新交通システム(AGT)の作品は既にいくつか上がっています。
 サニー様が最新版?造ってきました。


 基本的なシステムはトレインモーターによる走行の模様です。
 誘導は通常のトレイン車輪とトレインレールです(よくよく考えてみるとパリメトロの方式に近いです?)。
 タイヤの走行路としてタイル敷き詰めです(余談ですがパリメトロは鉄板敷いてあります(。
 恐らくですが、タイヤ走行路なしでも走ると思いますので、汎用のトレインとして運行することも可能でしょうか?(此処は模型ならでは)

 今回の線路は直線で、自動運転……Powered UP利用したセンサー折返し……の模様です。既に実用段階に達しているようですね。

 なお、走行システム的にはTRIX-BRIXのR24急カーブにも対応はできそうです。AGTらしい急カーブはリアルで面白いかもしれません。
(AGTというのは市電高架化や、はたまた今様の軽便鉄道とも言えるものですから)


 車両とインフラは今回はまだ荒削りです。
 但し、車体はAGT特有のやや華奢な印象を伝えています。きちんと小型なのは嬉しいですね。前面形状は未だ改良の余地がありそうですが。

 インフラは難しい部分です。コスト的にも。通常鉄道が一番安く、次にモノレール(ひだか式等)、一番不利なのがAGTかも……と。
(昔の充電式の車が走るコース使うとか、4.5v時代のレール使うとか、コストダウンの方策はありますが)


 それでも、この長さを造られています。駅が二箇所で往復です。
 必要な部分のみインフラ作り込み、途中は線路むき出しで路線長稼ぐ方向性も案外ありかもしれません。その意味で、このシステムは案外有利です。


 列車側面。フル編成でありますね。

 六甲ライナーはJBF参加者が必ず?乗る列車です。5年前のころに「そろそろ新車置き換え?」の噂がありましたけども(笑)、現状に至るまで新車話は聞こえてきません。当分あの緑の電車が走り続けることになりそうですね?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月03日

【作品紹介】レゴ5udon様の関東鉄道 キハ5020形は「最新型」都会派気動車!

 関東鉄道(常総線)は取手から分岐する非電化私鉄です。非電化で気動車が活躍する路線ですが通勤需要が大きく、一部区間複線化など積極的な投資が行われています。

 1990年代後半より導入され続けている2000/5000番代の新造車両も、非電化私鉄のイメージを変える車両。鋼製ながらもシンプルな外見に、下降窓の都会的雰囲気。少しづつ仕様変えつつの増備がされてきたこの形式も、キハ5020形が今年デビウしたばかりの最新車となります。両運転台。前回増備の5010形に対して灯火の配置が変わり、よりすっきりした姿に。


 レゴ5udon様の作品。20M級を全長30ポッチ解釈です。5udon様にしては珍しく、純粋な6幅作品です。ブロックのソリッドな感じが、実車の印象を上手く伝えておりましょう。


先方の記事こちら
https://5udon.blogspot.com/2019/06/5020.html

 白+青+黄色のカラースキームに、赤いマークがアクセントに。屋上機器も今様の気動車らしく。
 全体に気動車らしい華奢さが感じられるのも嬉しいことです。決して「パンタのない電車」……ではないのですよね気動車の雰囲気って。


 前面。2x3パネルサイトサポート付を活かした造形です。繰り返しますが、これで実車のソリッドな印象を掴んでいます。4幅分の横組でも近いのですけど、でも、イコールにはなりますまい。

 パネルの内側に窓や灯火を押し込んでいるのが技術的に注目されるところ。窓は潔くブラックアウトでも良いかも?なのですが、クリア部分残す意地が嬉しいです。

 なお貫通扉も同じ処理に揃えておりますね。ここは微妙なはみ出しもあります。桟板の裏面表現!

 シャンパが賑やかなのも気動車らしいところでしょう。


 側面では下降窓をパネルであっさりめに。
 扉類は凹みなしの表現ですが、沓摺にタイル使って、またパーツ分割でドアの存在暗示しているのが細やかです。

 足回りは台車枠こそ黒にせざるを得ないのですけども(車輪枠の灰色高価!)、それでもフロントエプロン(スカート)や機関を灰色にすると近代的に、新しい車両に見えてきます。


 都会派と言っても気動車は気動車です。単行であったり、はたまた同社他形式との混結も楽しめることでしょう。かつては通勤時に4連も走っていました(今も臨時に存在するそうです)。

 2000/5000系列でも塗色や仕様の違いは模型的に楽しめるバリエーション。意外な鉄道の意外な魅力を見出してくれる作品なのでした。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月02日

【作品紹介】ジョージレモン様のオハフ71と自由形客車。マニアックな戦災復旧客車から膨らむ想像……。


 国鉄の客車で10番代は軽量客車、20番代は固定編成、30-50代は一般で、60代は鋼体化客車。そして70番代は戦災復旧車でした。

 戦後の混乱期に焼けた客車を客車として復旧したものもある一方、電車の戦災車を客車として修理したものも多々あったのです。(焼け残ったであろう)構体外板は再利用していますので電車のスタイルのままの客車が生まれました。

 元が3ドアの通勤形であれば、あの時代の輸送需要に適していたとは思います。が、然し車内はロングシートというよりは木製ベンチの設備。流石に1950年以降は荷物車への改造転用が進められたようです。その荷物車も1965年ころには一線を退き、救援車として隠居するように。そして、そのまま国鉄末期まで生き延びた車もありました。


 モデルはオハフ71形とのこと。20m級で元電車。それも半流線型の電車です(クハ55かモハ40?)。

 
 ぱっと目でわかる、電車と客車の中間的な形状です。

 シルヘッダは他のメンバーの客車作品(関山やyamatai氏など)に合わせた色差表現です。心なしか車体が大きく見える由。
 雨樋省略も戦災復旧車らしいですね。


 肝心の妻面、ここの半流線型の処理が巧いです。標識灯の痕跡も切なく。


 このモデルのもとになった幻のクハ55半流線型。これは幸いにも!戦災車ではなく、戦後も1970年代まで電車として残ったほうですね。黄色の警戒色が小野田線です。
 
 国電半流線型の作りとして誠に秀逸です。横組で角度つけて美しく。雰囲気が凄く旧型国電的であり、またジョージレモン様の世界観とも合致しています。

 それにしても、先に作られたクモハ43800などもこの仕様になればいいなぁと思うのですがどんなものでしょう?
 また、関西急電合いの子(モハ43)原型……なんて妄想も広がりますよね。


 反対側も微妙に電車らしさが残っています。妻面の窓など。
 

 8620が曳きます。1950年代の支線列車でありそうな雰囲気ですね。
 無論、引っ張るのは8620より古い有象無象でも構わないわけです。私鉄払い下げ設定も楽しそうです。

 なお、先述のよう国鉄の荷物車代用としては1965年ころまでは運用に入れられます(何もない車内はさぞかし荷物も積みやすかったでしょう)。それこそEF58辺りの次位に付き、隣が立派なオロネ10やオユ10辺りって組み合わせも素敵ではありませんか!
 その痕は哀れさよりも寧ろ生き残った誇り!
 ……故に模型の世界では大事に扱ってあげたいものですね。
 幸せで、ありますように。





 もう1両。スハ32?相当の客車です。

 こちらはれっきとした標準型客車です。狭窓であり広窓のオハ35よりも前世代の客車扱いされる車ですが、北海道向けなどにオハ35登場後も製造が続いたそうです。

 先に申してしまうと惜しいのは屋根両端が切妻であること。
 ただ、何らかの事情で切妻屋根のスハ32が作られていたらと想像するのも、寧ろ楽しいえではありませんか!
 戦後に何らかの理由で追加製造されたとか、事故復旧による変形車。はたまた、お召し列車用の供奉車として造られ格下げ転用された……等のストーリィが思いつく所です。
 あとは私鉄の客車もありえますね。思わず北海道の炭鉱私鉄で古典機のお供させたくなるじゃありませんか。


 なお、窓配置を3個区切りにすると(極初期の)鋼体化客車オハ60形に見せることもできましょう。オハ60形は1949年の製造で、先の戦災復旧車とそれほど時代に差異がありません。引退は1965年ころのはずです。


 デッキはドアに2x2x2のコンテナ(箱)部品を使ってドアの枠表現にしているのが注目されます。巧い部品使いですね。シルヘッダはやはり色差表現です。
 
 デッキのステップ表現も簡素ながら効果的なものです。


 先のオハフ71と並び。
 地方の普通列車という感じになります。
 
 これを引っ張る機関車想像するのも楽しい。古典蒸機もありですし、最新型であろう赤い交流電機(ED75等)であっても良いわけですよ。
 組み合わせの楽しさ、客車ビルドの醍醐味でありましょう。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月01日

【作品紹介】なし様のEF81。8幅で3Mの強力機!


 モデルはJR貨物の450番代だそうです。JR発足後の最終増備機ですね。久々の増備に当時驚かされたものです。今思えば、新世代機の開発が間に合うまでの「つなぎ」ではあったのでしょう。以後30年経て、その使命は果たされたように思います。
 それでも、EF81でも最後まで残るのはこの辺りでしょうか。
(EF66の100番代も引退しておりますし)

 外見は基本番台に対して細部の修正のみでしたが、それでもスッキリした姿はJRの貨物標準色に似合っておりました。

 なお、なし様は同世代の機関車……ED79 50番代をかなり前に作られておりましたね。

 この世代がガチな国鉄機や、或いはインバータ制御以降の新世代機よりお好き? 過度期の存在、やや時代遅れの存在の持つ魅力は理解できるものです。


 さて、なし様の新作です。

 第一印象は、すっきり感。これが実物の印象と重なります。
 ホワイトのボディにメタリックのナンバーが良いアクセントです。

 前面造形は奇を衒っておりません。スクエアに解釈していますけども、これがJR貨物色に似合ってるのですね(逆に言えば、ピンクや赤や銀や濃緑だと、別の造形になりうるということです)。

 ステップや庇による立体的な味付けが好ましい。大きく表情を支配する標識灯(尾灯)の位置もこだわりです。


 圧巻は側ルーバーの表現でありましょう。ラージスケールならでは! です。

 ジャンパプレートの斜め付けは、k.martworks氏が下見板表現に使っておりましたが、機関車のルーバーに使えますとは。流石に6幅には応用できませんが(6幅なら別のごまかしが出来ますので)、8幅ならではの精密感にも寄与しています。車体とルーバーの色が揃うのは嬉しいものです。

 足回りのこだわりはいつものなし様ですね。
 通常部品とテクニック系の融合で台車枠。ブレーキロッドが凄い。

 ただ、此処まで造っても強度的な不安が少ないのがなし様作品のまた凄いところです。


 碍子はシルバー。この解釈もありですね。
 配線は旧濃灰。屋上機器は平滑仕上げです。
 

 PF受光部が露出しているのもまた安心感……でありましょう。


 スイッチの隠し方。
 電池boxは単3仕様ですから、電池消費には強いようです。他ライト用?の単4電池boxも搭載。


 圧巻の、トレインモータx3です。
 トレインモータx2は事実上の最強機とか言われておりましたけども、3Mは別次元でありましょう。中間台車への動力伝達は気になるところではありますが。

 なお、標準カーブとポイントは通過可能とのこと。



 証拠動画です……!


 台車下部アップ。

 台車間の機器もこのスケールでは省略できません。


 関連してコンテナ車各種。
 コンテナ・コンテナ車ともに7幅で作られているようです。

 大変な重量になるはずですが、そこをパワーで乗り切る。そしてトレインモータですから、高速貨物列車としてのスピードにも期待できましょう。

 8幅スケールの客貨車も揃いつつありますから、イベントなどで相互に入れ替えて遊ぶのも楽しそうでありますね。
 

posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする