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2019年05月30日

【作品紹介】水色の旧型国電の鮮やかさ! クモハ43008とサハ45004(ジョージレモン様)

 旧型国電は1965年ころまでは殆どが茶色1色でした。例外が湘南色とスカ色(これらは全国的に分布してた由)。まぁ飯田線快速色や急電色とか阪和快速色とかもありましたけども。

 ところが1965年以降、地方でのカラフル化が始まります。

 仙石線の気動車色(→後にウグイス色)。
 臙脂と黄色の新潟色
 関西地区のオレンジ(阪和線など)。
 呉線のウグイス色+警戒色
 福塩線のブルー
 小野田線などでの黄色警戒色。
  
 凄く似合ってたものもあり、全く似合わないものもあり(苦笑)。
 その中で、大糸線ではスカイブルー1色に揃えられていました。



 先ずはクモハ43 804から。

 関西急電のエリート、モハ43半流線型車のうち1両が大糸線に転じていました。殆どが3ドアロングばかりだった当時の配属車の中では光る存在であったでしょう。

 広窓でノーシルノーヘッダーのボディは飯田線に居たスカ色の仲間(クモハ53007 及び53008)よりも寧ろオリジナルの美しさを伝えておりました。といっても1981年までという大昔の話ですが。


 ジョージレモン様の作品は、スカイブルーをミディアムアズールに解釈されています。ミディアムブルーと迷うところですが、最近のレゴ社のパーツ供給的にはミディアムアズールのほうが充実はしているのですよね。

 広窓ノーシルノーヘッダーの美しさ伝わってきます。

 惜しいのは(恐らく製作者もわかっておられると思いますが……)、前面が平妻なことでありましょう。ここに半流線型の角度がついていたらさぞかし美形の1両になったと思うのです。


 サイドビュウ。
 もう一つ惜しいのは、ピラーが細すぎること。広窓車はそれなりに窓柱はぶっといです。側窓の数1つ減らして柱を2プレート分にするとリアルになったと思うのです。


 リアビュウ。肝心の低屋根部分です。
 実物も大きくは下げていないのですが目立つ部分でした。
 この作品でも、1プレート下げているだけですが、良い意味で目立ってます。


 パンタをアップで。


 連結面。貫通扉を車内の内装色で塗るというお約束です。


 これまでの作品との並びです。何処かの電車区でありそうな雰囲気? 末期旧型国電のカラフルも良いものです!

 さて。大糸線から転属してきた電車が中国地方の何処で……?
 左から福塩線ブルー、呉線(可部線)のウグイス、大糸線スカイブルー、小野田線の警戒色。

 小野田線(本山線)仕様のクモハ42とは、嘗ての関西(東海道線)仲間です。


 どうやら、福塩線に配属でしょうか? 真ん中の17m級モハ11を置き換えるのかしら?


 編成くんで。青の濃淡編成も良いものですね。
 

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 さて、このクモハ43008造るために既に「廃車解体」された作もあります。
(ミディアムアズールの手持ちのために)


 横須賀線からやってきたサハ45形<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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