
フル編成・8幅・インテリア! そして、実物どおりに「速い」。
気持ちよくしゅんしゅん吹っ飛んでく。300km/hのスケールスピードは模型でも結構速いものであり、飛ばす必要必然が有るのですが、その面でも不満のない作品なのです。
先日の栃木……小山で記録撮影できましたので、紹介記事にいたしましょう。

このアングルがかっこよいのです。
特異なロングノーズを強調した造形ですが、この長さがないとE5/H5系に見えないのですよね。
同じ題材はMugen氏も手がけておりますが、Mugen氏のが微小な調整によって生み出されてるのなら、こちらは大胆な切り取りで生まれた作品でしょう。大胆というのは大味って意味ではなく、パーツの使い方・割り切り方の部分です。造形の肝になる前頭側面の抉れとか横組で丁寧に再現されています。精密にして、かっちりした安心感。そしてレゴらしさ。そのうえ、やっぱり高難度な題材でも有るのです。
丁寧というと、床下スカートの完全装備がこの作品というか、しゅん様の作風を顕しておりましょう。そして先のE6系と揃うのは言うまでもありません。

1号車 E523形。
普通車の先頭車です。「大胆な形状を、かっちりと」
台車スカートは隙間を最小限に。グリルが良いアクセントです。

2号車 E526形
最大定員の普通車です。最大定員でも狭苦しさが無いのが新幹線の凄さですが。
低重心感は8幅ゆえでありますね。スカート大きく下げているのに重苦しくなく、軽快にみせていますから。矛盾するようですが、「重み」も感じられますし。

3号車。E525形。
普通車。パンタグラフのあるもの
こうしてみるとパンタカバーって、旅客機の尾翼のような趣。
なおレゴ的には動力車です。スカートの可動部分が大きいですね。

4号車。E526形。普通車
この車もレゴ的には動力車です。
編成中に、なんと6Mです! これが速さと安定走行の秘密?
力技ではありますが。<<続きを読む>>