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2019年05月31日

【作品紹介】惚れ惚れ! 有澤様のとさでん交通200形大幅改良。

 有澤様の路面電車の、前回記事こちら
http://legotrain.seesaa.net/article/466002899.html

 有澤様の地元題材、とさでん交通(土電・土佐電気鉄道)の200形電車が大幅アップグレードです。


 この側面に惚れ込みましたよ!

 まさに、路面電車……1950-60年代のボギー車の模範的作品と言えるほどに。
 無理して二段にせず、1段に割り切った側窓。窓の位置も高めで幕板狭いほうが路面電車感は出るってものです。

 凹ませたドア。大事なインパクト。

 そして、車体裾の処理。1幅のタイルを貼るのはフィクションではありますが。しかしレゴで路面電車造るときの問題である車高下げと、その際の車体裾処理の問題を解決してくれます。
 ここは低床電車で足回りをタイルで覆うと落ち着くの同じ、末広感の問題かもしれません。

 違和感なく車高が下がり、そして適度に足回りが隠れます。
 この作品では車輪枠部品のみをダミー車輪にしていますので、きちんとボギー車に見えるのですね(実際は2軸+ダミーですが)。

 なお、1プレート分の張り出しは、同じく1プレート分はみ出す(笑)、広告枠で相殺される感じです。あるところを目立たなくさせるなら、他を目立たせろ、ですね。

 社章や出入り口表示なども良い意味で目立ってます。


 反対側側面です。
 200形冷房車の特徴である窓柱を一部太くしてダクト通してある部分が、窓の横組化でより鮮烈になりました。

 なお、元からの部分でありますが、屋上機器の賑やかさもこのタイプの魅力でありますね。


 斜め前より。
 サイドの違和感はやはり、皆無です。

 前面はそのままですが、前照灯が付いてより「土電」らしくなりましたね。土佐の電車はほぼ全車が窓上ヘッドライトで、どことなく路面電車と郊外電車の間の子的な雰囲気がありますから(実際路線網も半ば郊外電車的です)。

 200形のカラバリであったり(復刻塗装車が二種類もありますよね)、また600形や700・800形という展開もできそうで、楽しみにしております。

 それにしても。路面電車、奥が深いです。
 

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2019年05月30日

【作品紹介】水色の旧型国電の鮮やかさ! クモハ43008とサハ45004(ジョージレモン様)

 旧型国電は1965年ころまでは殆どが茶色1色でした。例外が湘南色とスカ色(これらは全国的に分布してた由)。まぁ飯田線快速色や急電色とか阪和快速色とかもありましたけども。

 ところが1965年以降、地方でのカラフル化が始まります。

 仙石線の気動車色(→後にウグイス色)。
 臙脂と黄色の新潟色
 関西地区のオレンジ(阪和線など)。
 呉線のウグイス色+警戒色
 福塩線のブルー
 小野田線などでの黄色警戒色。
  
 凄く似合ってたものもあり、全く似合わないものもあり(苦笑)。
 その中で、大糸線ではスカイブルー1色に揃えられていました。



 先ずはクモハ43 804から。

 関西急電のエリート、モハ43半流線型車のうち1両が大糸線に転じていました。殆どが3ドアロングばかりだった当時の配属車の中では光る存在であったでしょう。

 広窓でノーシルノーヘッダーのボディは飯田線に居たスカ色の仲間(クモハ53007 及び53008)よりも寧ろオリジナルの美しさを伝えておりました。といっても1981年までという大昔の話ですが。


 ジョージレモン様の作品は、スカイブルーをミディアムアズールに解釈されています。ミディアムブルーと迷うところですが、最近のレゴ社のパーツ供給的にはミディアムアズールのほうが充実はしているのですよね。

 広窓ノーシルノーヘッダーの美しさ伝わってきます。

 惜しいのは(恐らく製作者もわかっておられると思いますが……)、前面が平妻なことでありましょう。ここに半流線型の角度がついていたらさぞかし美形の1両になったと思うのです。


 サイドビュウ。
 もう一つ惜しいのは、ピラーが細すぎること。広窓車はそれなりに窓柱はぶっといです。側窓の数1つ減らして柱を2プレート分にするとリアルになったと思うのです。


 リアビュウ。肝心の低屋根部分です。
 実物も大きくは下げていないのですが目立つ部分でした。
 この作品でも、1プレート下げているだけですが、良い意味で目立ってます。


 パンタをアップで。


 連結面。貫通扉を車内の内装色で塗るというお約束です。


 これまでの作品との並びです。何処かの電車区でありそうな雰囲気? 末期旧型国電のカラフルも良いものです!

 さて。大糸線から転属してきた電車が中国地方の何処で……?
 左から福塩線ブルー、呉線(可部線)のウグイス、大糸線スカイブルー、小野田線の警戒色。

 小野田線(本山線)仕様のクモハ42とは、嘗ての関西(東海道線)仲間です。


 どうやら、福塩線に配属でしょうか? 真ん中の17m級モハ11を置き換えるのかしら?


 編成くんで。青の濃淡編成も良いものですね。
 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて、このクモハ43008造るために既に「廃車解体」された作もあります。
(ミディアムアズールの手持ちのために)


 横須賀線からやってきたサハ45形<<続きを読む>>
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2019年05月29日

【作品紹介】buchi様のバスは「アメリカ文化であり、アイコン」。シーニッククルーザーとスクールバス




 シーニッククルーザー(Scenicruiser)は1954年〜1956年に1000両が製造され、グレイハウンドのみに納入された長距離用バスです。

 名称はもちろん、ScenicとCruiserの合語。
 あの時代のアメリカ文化を象徴するアイコンの一つ。

 前後2段に分かれた形状。前部通常床で後部ハイデッキの形状は、後部座席最前列からの前面展望を考慮。ここは鉄道のドームカーの影響でしょう。

 ほぼ12mの車体に43席+トイレですから、今の基準でいえばゆとりに乏しいのですが(日本のバスで全長11m程で、前後11列44席の車はやや詰め込み)、当時としてはリクライニングシートにエアサスエアコンの車は豪華といえるもの。

 外装のスレンレスと前傾窓は既にあったデザインですが、より洗練された形になっています。フォルムは過度に丸っこくなく寧ろ直線的であり、あの時代にしては未来志向であったはずです。

 1960年代に信頼性の低かったエンジンとミッション(4気筒エンジンを2個つなげるというトリッキーなものから、通常のV8一基に)を更新し、1970年代なかばまで活躍しました。個人所有の動態保存車は多々あるようです。


 日本のバスにも影響を与えています。
 いわゆるセミデッカーと言われる二段床の観光バスは1960-70年代に流行ったのです。ホンモノと違って床の段差が大きく取れないので展望性では疑問のあるものでしたが、当時なりにかっこよいものでした。
 またセミデッカもどきの窓配置はかの「国鉄専用形式」(東名ハイウェイバス)も意識しているのでしょう。

 更に余談。グレイハウンドは大韓民国と中華民国に進出してたんですよね。前者ではアメリカの中古車も入れてたそうな。韓国は撤退久しいですが、台湾のグレハンは國光客運として残存しています。故に、國光のバスはアメリカンスタイルのステンレスボディ車が多数派であったのでした(今はどうなんでしょ?)。



 Buchi様の作品。堂々とした、かつ流麗な姿!

 5幅規格です。全長は思いっきり長めに。フェンダーはスピードチャンピオン系の新型。裾が絞り込まれるので鈍重に見えないですね。

 ステンレス表現にグリルブロ使うのは当然ですが、注目したいのは窓柱もグリルブロ使っていること。側窓は横組。前傾窓(メトロ窓?)はプレートずらしで表現。シンプルながら美しい。

 なお、ロゴなどは割愛したとこのこと。あの、無理されなくても大丈夫ですから!


 斜め上より。何が凄いかといえば前後フロアともに天窓付きだったのです(非常口も兼ねてたとは思いますが)。
 開放的で明るい車内であったことでしょう。なおこの作品でも天窓はダミーではなく、抜けてます(!)。

 キャノピーは前後とも通常部品です。基本が大切。これはbuchi様らしい部分でもありますね。4幅と5幅の繋ぎに違和感皆無。
 一方で強調されたマーカーライトに今様を感じます。

 ナンバープレートには「ECTO-1」を奢っています。このバスはタイムマシンでも可笑しくありません(違)。


 リアビュウ。シンプルに見えてダブルのテールライトやエンジングリルなどが賑やかで、かつ力強い。


 夜のハイウェイが似合います。


 すれ違うのもクラシックなアメリカンコーチ……を模したリゾートクルーザー。


 華やかな看板バックに。


 エレクトロライナーと並ぶ。
 そして左方には華やかな、フルサイズのアメリカ車たち。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 黄色のスクールバス。これもまたアメリカの文化です。
(なんとwikipeに項目あり!)

 地方でも都市部でも便利かつ安全な通学手段として全土に普及しています。
 アメリカでは通常の路線バスや電車での通学はほぼ存在しないのだとか。徒歩や自転車での通学がどれほどあるのかわかりませんが(……治安面で望ましくなさそうですが)。両親の自家用車での通学もそれなりに多いようです。

 現在使われているものは小さい方からA形B形C形D形。A-Cがボンネットで、D型のみが箱型です。



 BUCHI様の作品。箱型のD形?
 リアエンジンではなくて
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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月28日

【イベント】2019年5月4-5日 Hot minifig ridesの鉄道関係の模様。プリゲーム&メインゲーム。

 群馬オフに始まった「Hot minifig rides」。
 飽くまで自動車……4幅車メインのオフ会です。

 但し「その他」の枠を若干用意してくださっているのと、今回はメイン展示の中に「静止展示・置物としての」線路を敷かせてもらえました。
 鉄分も加えさせて頂くことが出来た由です。

 車と鉄道、同じ陸上交通同士であること。
 また自家用車と公共交通は必ずしも対立要素ではなく、補完要素も強いってことは意識しつつ……というか。
 純粋にマニア観点でも鉄道趣味者がカーマニアのことも少なくないですよねぇ(レゴトレイン界隈でも兼業の方多いですよね!)。

 そんなわけで、今回の主催者様の寛大な扱いに大感謝なのです。

 主催のtamotsu様のところの、公式記事です。

Hot Minifig Rides 2019 アワード発表!(5/7)
http://4widelegocars.blog.fc2.com/blog-entry-1192.html

Hot Minifig Rides 2019 オフィシャルムービー(5/10)
http://4widelegocars.blog.fc2.com/blog-entry-1193.html

Hot Minifig Rides 2019 プリゲーム!(5/12)
http://4widelegocars.blog.fc2.com/blog-entry-1194.html

Hot Minifig Rides 2019 カーショー:ビーチ(5/14)
http://4widelegocars.blog.fc2.com/blog-entry-1195.html

Hot Minifig Rides 2019 カーショー:ターゲット(5/16))
http://4widelegocars.blog.fc2.com/blog-entry-1196.html

Hot Minifig Rides 2019 カーショー:インドア (05/18)
http://4widelegocars.blog.fc2.com/blog-entry-1197.html

Hot Minifig Rides 2019 カーショー:芝生 (05/20)
http://4widelegocars.blog.fc2.com/blog-entry-1198.html

Hot Minifig Rides 2019 カーショー:レース (05/22)
http://4widelegocars.blog.fc2.com/blog-entry-1199.html



公式動画です




 先ずは5月4日夕方のプリゲームでの撮影から。

 照明を落として。飽くまで電車は「背景」であり、「景色」の一部ですよ。
 
 手前の車はMugen様の初代インサイト。黎明期のハイブリッド車を妥協なく……。


 鮮やかな車列と。


 これなんか、よき「背景」。


 とはいえ、電車中心に撮ってしまうのは悪い癖ですが。

 TARGETなどの大型流通の時代にまでインタアーバンが生き延びていて……という世界線を思わせます。ノースショアは、あるいはパシフィック電鉄は生き残れたと思うのですよ。流石に古い電車は動態保存でしょうけども。


 一番似合うのは1950-60年代の車でありましょうね。

 lime様のスラムドはベストアワード。素晴らしい並びが撮れました。




 夜の発車待ちという雰囲気でしょうか。
 電車もライティングしました。前照灯・室内灯ともに社外品のLite Up brickです(カンブリでも輸入代行できます……! 低廉で品質も安定しています)。
https://www.liteupblock.com/


 明るいとこんな感じです。
 オレンジの911は関山作(笑)。


 翌日のメインゲーム。

 背景用電車は気分を変えて「Keihin HighSpeed Electric」の古典インタアーバン。
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posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月27日

【作品紹介】ジョージレモン様の旧型国電シリーズ。福塩線ブルーのエレガント!


 ジョージレモン様の旧型国電シリーズ。これまで茶色3両、そして可部線(呉線)のウグイス警戒色のを1両という陣容でした。ここに加わったのが福塩線用の「青塗り」だったクモハ12です。

 福塩線では1970年ころから1978年の70系電車の導入まで濃青……スカ色の下半分と同じ色に塗られた旧型国電が活躍しておりました。初期には17m中心で、末期には20m車中心のラインナップになっていた模様。
 余談ですが、置き換えた70系もまた81年の105系投入で余りに短期の活躍で終わってしまったのです。
(個人的には70系好きなので、未だに105系が恨めしいw)

 プロトタイプはクモハ12015だそうですが、この車はどうやら茶色のままだったようです。どうも転配属などあると塗替られずに使われるケースも多かったみたいですね。

 厳密にこだわるというよりは、あの時代の福塩線に居た最大公約数的な個体と考えたほうがスッキリするかもしれません。


 ジョージレモン様の作品。

 シルヘッダの表現は未だ答えが出せないようで、平帯表現に戻っています。この立体感も捨てがたいので、色差表現に絞れないのも分かります。

 側窓は二段窓表現をパネルの間のプレートで行っています。
 ウインドヘッダーは隙間を見立てるというやや大胆な?方法ですが、意外と効果的ですね。

 非貫通側前面は雨樋が弓形。クモハ12015は前後とも原型の平型なので……。でも、弓形の方が旧型国電の平均的イメージには近いのですよ。


 貫通側前面です。ホロが目立ちます。
 やはり雨樋がクモハ12015とは違うのですが……。でもこれはこれで良いなぁと。

 福塩線のブルー旧型国電は正直なところ印象薄かったのですが(御馴染の茶色やスカ色に比べて)、こうしてみると重厚で上品なものであったのが伝わってきます。


 サイドビュウ。

 全長がそこそこありますので、17m級のクモハ12というよりは20m級で両運転台3ドアのクモハ40の方が「らしい」かもしれません。ただ、福塩線には配属されてない……片運転台にしてクモハ41ならそこそこ両数配置され、いろんなタイプ(平妻・半流etc)居たようなのですが。

 あんまり厳密なことを申すほうがこの辺は野暮かもしれませんね。
 あの時代のあの路線のあの電車、という雰囲気が伝わるほうが重要ですから。


 ユニークな側窓表現です。
 パネルをクリアにすると、より中桟が目立つかもしれませんね。


 前面改めて。真ん中の窓はピラー立てるのに、L形パネルで代用されています。シャープな印象です。全体に陰影を強調した顔表現ですね。
 


 既存作。小野田線(本山線)のクモハ42と。


 各部の表現が揃っています。

 同じ中国地方の電車でありましたから、並ぶ機会・連結の機会もあったかも?


 既存作並び。
 クモハ42小野田線 クハ55小野田線 クモハ11 クハ79可部線 クモハ12


 1970年代の……即ち末期のカラフルな旧型国電も良いものでありましたね!
 当時の電車区などでもこんな並びがあったのでしょう。


 三色混成のユニークな編成。これが無かった!といい切れないのが旧型国電の面白さです。
 なお、更に仲間を加えて賑やかになった模様です。

 次回作も、お楽しみに……?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月26日

【ヒント・アイディア】キベルネ様の流儀の架線柱。アングル柱の美しさ!

 何度も言い尽くされていることですが、架線柱は重要です。
 これがあるだけで、床やテーブルの上に敷かれただけの線路に何かしらの奥行きが加わりますから。
 
 そして、良い意味で個性が出せる部分でもあります。


 キベルネ様の流儀は、テクニックのビーム使ってアングル柱の表現にしているのが特徴です。パーツ量的にはややコスト高ですが、然し、鋼アングルの美しさは顕れる……。

 このサンプルですが、左の二段になったタイプが鮮烈ですね。送電線など兼ねてるのでしょうか。ややクラシックながらも、幹線らしさを感じさせるものです。

 また、右の基本タイプも補助の「やぐら」が印象的ですね。これは饋電線でしょうか?
 碍子が良い意味で目立ちます。
 地味に効果が大きいのは左側の柱の「番号札」。架線柱は何らかの標識類も取り付けられてることが多く、これもまた雄弁なのでした。


 各部名称です。
 線間支材手……は大事です。複線で感覚が整ってないのは美しくないのですよ。


 バリエーションです。3線跨ぎタイプ。
 複線に側線1本加える位の配置はよくあることですよね。


 複々線タイプ。こんなに線路並べることないよ?
 いやいや、駅構内や操車場を想定してみてくださいな……?

 線路上をまたがる何らかの工作物は、実物や他の鉄道模型(Nゲージなど)よりも、レゴではインパクトあるのですよね。跨線橋や信号塔なども然りです。


 設置サンプル。近代的な電気鉄道!
 実際の設置ではもう少し距離は空けてよいのしれませんね。


 車両限界について。
 6幅の場合と7幅の場合です。


 更に、8幅の場合。
 
 パンタグラフなどが接触する可能性はあるようなので、その場合は振れ止め金具を(一時的に)外しましょう……?


 あとは関連ツイートの纏めです。


<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月25日

【作品紹介】エース様の近鉄8400系B14編成。懐かしの800・820系復元塗装

 近鉄の旧塗装は近鉄マルーン1色でした。概ね1980年代半ばまで。
 これもいくつか変遷有りまして、初期には急行や特急(料金不要の!)のに用いる車はマルーンに銀帯の車もあったのです。

 塗装ではなくてステンレスの銀帯を巻いていた800系に820系。奈良線の料金不要特急(現在の快速急行)に充当されていました。
 また、大阪線の特急車格下げ車(6431系等)や、奈良電の1200形もこの塗装だった時代があるようです。

 正直なところ、1色塗装はシンプルに過ぎる部分もあるので、銀帯巻いていたのは良い趣味でした。800・820系が更新時に帯撤去して姿を消してしまったのは残念でした。

 さて、昨今の近鉄は「復刻塗装」が盛んです。
 マルーンに銀帯も「鉄田原本線開業100周年記念復刻」として実現した由。


 近鉄通勤車といえばこの方! なエース様がもちろん手がけて居られます。

 8400系電車のB14編成……なのだそうです。近鉄素人ゆえにこの種の電車は全て「8000系?」で済ませてしまいそうなのですが、然し、8000系らしい形状の8000系ですね。

 そして、その先輩たる800/820系の塗色が似合わないわけはないのでした。
(8000系列は、900系のデビウ当時はクリームに青帯だった由。その後は長らくマルーン1色)。

 前面貫通型ですので、820系の復活にさえ思えてしまいますよ。

 写真はク8314-モ8464-モ8414です。


 逆向け。モ8414を先頭に。近鉄は先頭車片ホロですからホロの有無で結構表情が変わってくるものです。


 ク8314。
 車体造形はいつものスタイルです。レゴ純組のシンプルさと、近鉄通勤車のシンプルさの相性って良いものですが、1色+帯の塗り分けは特に様になるものですね。

 造形自体は、いつものエース様の定番です。4ドアを3ドアにアレンジ。なお運転台後ろの窓を省略しないのは近鉄では大事なことです。


 モ8464。
 前後非対称の中間車です。

 これも昔の近鉄通勤車の特徴でありましたね。
 見る端によって印象が大きく違ってくるのですよ。


 モ8414。
 エース様流儀の近鉄通勤車は屋根のポチスロ使用で大きくイメージを変えてます。
 あとはこの基本形状でのディテールアップが今後の課題でありましょう。ドアに沓摺り表現はそろそろ欲しい頃でしょうか……。

 ホロって電車の表情を大きく変えてしまうものなのですよね。




 他の形式造結して、本線(橿原線か京都線?)の運用入ってるところでしょうか。  
 同じく復元塗装で、濃緑(1960年代までの標準色)との混結も行いたいとか伺ったのですが、赤い電車と緑の電車はきっと良い対称を魅せてくれるはずです。2x2の濃緑窓が前面に使う4個なんとかなれば、造るのもそんなに難しくないかも……? 何時か実現して欲しい鮮やかなる6連に期待膨らむのです。
 
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2019年05月24日

【鉄道作品 その他】憧れの「エレクトロライナー」は元祖、ロマンスカー


 実はアメリカ形は初めてかも知れません。
(嫌いじゃないのよ! ただ単に手が回らないだけです)

 ただし、日本の電車ファンにも知られた題材であります。それだけ、日本の電車史にも与えた影響が大きかったのでした。


 ノースショア鉄道800形電車。「エレクトロライナー」は1941年に2編成が製造された流線形の4車体連接車。シカゴ市内の高架線(所謂「L」「ループ」)、ミルウォーキー市内の併用軌道、間を結ぶ高速区間、全てに対応しうる車両です。全車冷房完備で、4両編成中1両が食堂車! 
 
 既に時代遅れになりかけていた都市間高速鉄道の起死回生を狙ったものであり、1960年代までは頑張ることが出来たのです。
 ……ですが、1963年に利用者の反対を押し切って路線廃止。ああ愚かなことしたものです。

 車両は幸いにもフィラデルフィアのSEPTAに譲渡され「リバティーライナー」として再起します。1976年に退役。
 あとはアメリカの良いところで、2編成とも保存され、1編成はエレクトロライナーの原型への復元と動態化が為されているとか。

 余談、シカゴとミルウォーキーの間はもともとヘビィ−レール(通常鉄道)の路線もあり、こちらは今もAmtrakが運行してる由。所要90-100分程度みたいですね。

 さて。
 都市間高速鉄道がアメリカとは別の発達をして生き残ることの出来た日本では、この種の高速電車が二次大戦後に普及・発展することになります。
 連接構造や喫茶のサービスは小田急ロマンスカーのルーツ……という話もあります。
 また、特急電車が都市内を路上走行……というのは1969年までの奈良市内で近鉄が行ってましたね。



 レゴ的には、かなり前から構想はしておりました。

 然し、いろいろ難しい。
 流線型形状自体は穏やかなものですから難しいことありません。問題は塗り分け。下半部がオレンジとグリーンのピンストライプというレゴで表現することを拒むかのような塗り分けなのですよ。
 「リバティーライナー」時代ならかなり平易なカラーリングなのですが、やるからには元祖のエレクトロライナー時代で造りたいものです。道路上も走れますし(笑)。

 ピンストライプはグリーン地にオレンジ帯2本通すのみで簡略化。
 前頭部が悩みどころですが、脳内に振ってきた言葉は「ダズル迷彩」。塗り分けが細ければフォルムのアラは誤魔化せるぞ! と。
 なので、流線形の表現そのものは隙間上等なシンプルなものです。

 前面傾斜省略しちゃえばもう少し楽になる?
 いや、それはやっちゃ駄目でしょう。


 グリーンは微妙な深みのある色ですが、レゴ的にはサンドグリーン解釈です。幸いにも近年入手性が良いですし。躊躇なく4両編成分プレート浪費できます(笑)。

 側窓は最初は別表現考えてたりしましたが(窓枠の表現など)、製作始めてから素直に2x2パネル横組に落ち着きました。

 幕板部にはにはレタリングや稲妻のマーキングがありますので、プレート濃淡でゆるく表現です。

 屋根は独特の丸みと深みあります。こんなときは45度スロープ一択ですよ。いやポチスロと2x2カーブスロープって選択肢も有りますか今どきは。後者はパーツが足りなくて。何時か再検討はしてみたいです。

 動力は取り敢えず9V。中間車の内装1両分剥がせばPU化は可能ですが。
 連接台車は片方の車体にホロを固定して、ホロの下で台車回転させるMugen氏の流儀です。ノントラブルです。


 改めて前面。

 流線形は左右絞り込み、前面中央のみ傾斜させる流儀です。
 名鉄3400系・国鉄モハ52でも同じ手で済ませてる由。ただ前面下半部にカーブスロープ使えないのは苦しいですね。

 前面上部は三角状のオレンジ塗り分け表現をなんとか表現。


 カーブを切って。

 R40通常カーブ対応です取り敢えずは。実物のスペック的にR24の急カーブ対応も課題ではあります(ホロ有りの連接車ではやや難しい)。連結面間1ポッチ緩めりゃなんとかなりますかね?



 内装は一部造りました。肝心の食堂車部分を。丸みのついたカウンターと、ソファシート、そして名物メニューだった「エレクトロバーガー」を再現した由です。
(ハンバーガーは車内調理してたようです。凄い)

 四角いクリアブロックは社外品のライトブロックです。
 一般車は電球色、食堂車は白色にしてみました。あの時代は蛍光灯のほうが贅沢品だった筈なので。


 食堂車のメニュウはネットで拾ったものをプリントアウトしました。
 アメリカのコレクターさんと、それを公開してくださってる事に感謝です。

 驚くべきことに1963年の廃止まで食堂はサービス続けていたそうな。
 1956年位のメニュウだと思いますが、価格は10倍位すると今の感覚でしょうか?
(リバティーライナーでも食堂営業続けてたとか言われていますが、流石にメニュウ迄は見つからず)


 さくりん氏のジオラマの中で。

 路面走行イメージして。


 そして、元来の用途であるtamotsu氏主催の「Hot minifig rides」の一部として。

 かの世界観は「アメリカ」ですので、アメリカンな電車は必須。
 というよりは、今回は頼み込んで展示用線路敷かせてもらい、アメリカな電車飾ろうと目論んでいたのでした(笑)。パシフィック電鉄のプリンプ辺りも候補ではありましたし、木造ダブルルーフのクラシックなインタアーバンあたりも。サウスショアの現役車両も有りえますが。
 ……いや、此処は華やかな「エレクトロライナー」でありましょう。

 夜間のライトアップもありますので、ライト点灯もまた必然。社外品のLite Up Brickのお蔭でラクラク点灯実現です。


 クラシックなバスと並ぶ。時代考証間違ってないはず。
(バスが右ハンドルなの気にするな!)


 点灯。
 感無量でありました。

 
 前景に鮮やかなカールーフ。

 エレクトロライナーの末期は、アメリカ製乗用車のとても華やかな時代でもありましたね。


 そんな華やかな車と。手前に見えるピンクの車はlime氏の作品です。古いアメリカ車も憧れ誘う存在であります!
(模型の世界では、自動車社会と公共交通はうまく共存共生させてあげたいものです)


 アメリカ形はかなり深い沼なのですが、ゆっくりハマッてみたいと思います。
 全盛期のインタアーバンには惹かれる題材多いですし、本線鉄道もストリームライナーの各種にはくらりくらりと。資料も膨大なのも強みですから。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 鉄道作品(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月23日

【作品紹介】「物流王国!?」薬師山様の日通トラック

 今回のHMRで「やられた!」と思った作品です。
(もう一つ「やられた!!」も有りますが、それは別記事で(笑))

 モデルに関する知識がないのが申し訳ないです(メーカーなど)。
 概ね1960年代のものでしょうか。1970年ころにはキャブオーバーに取って代わられた世代でありましょうか?



 先ずは本題の「物流王国」

 kimron氏の高速道路セクションを走る、日通のトラック軍団!
 強く美しい、貨物輸送の最前線にして黎明。恰も1960年代の絵本や図鑑のようなシーンとなりました。
 このトラックたちは恐らく11噸とかの大型車でしょうね。基幹路線輸送の……。ああ誇り高き道路の王者。


 やや時代は違いますけども、「国鉄バスのハイウェイバス」も世界観に似合うのです(ああ、国鉄専用形式とか造りたくなっちゃうじゃないですか!)。
 背後は大きな物流センターか?

 高速道路が出来始めた時代……概ね半世紀前を、彷彿させるのです。


 大型トラックの編隊と高速バス。
 これは今も続く、深夜の高速道路の主役たち。

 なお、此処までの写真は一つ「嘘」があります(笑)。
 HMRはアメリカ世界観故に右側通行。展示撮影も右側通行前提で行ったのですが、写真は左右反転してしまいました。成功です?



 薬師山様のトラックは5幅。実に程よいサイズ感です。
 1台毎にメーカー違い、ボンネットやグリルに個性が持たされています。実に表情豊か。これが同じ事業者で色が揃ってるのもまた楽しい。

 ボンネットやフェンダーの造形が美しいですね。ミラーもこのサイズ・世界観だと必須でしょう。ディテールは良い意味でコントロールされ、過度な精細化を避けておられるのは薬師山様の作風でもあります。好きです。

 
 日本通運のホロ。昔のトラックはホロ車も多かったですよね。

 ひと目で分かるマーキングと鮮やかさ。実際のトラックはもっと薄汚れておりましたけども、でも納車状態のピカピカも良いものです。
 ホイルの黄色もポイントでありましょう。何より、日通のオレンジが表現できるようになったのは今の良いところです。
 
 
 
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2019年05月22日

【作品紹介】ジョージレモン様の蒸気動車。自走! ロッド駆動!



 電気機関車に対する電車。
 内燃機関車に対する内燃動車(ディーゼルカー)
 蒸気機関車に対しては?

 ……蒸気動車はリニア鉄道館でホジ6005形(ホジ6014)が展示されているのでご存知の方も多いでしょう。
 工藤式蒸気動車は小さな蒸気機関車を客車の中に入れたようなもので、内燃機関以前に小規模旅客輸送の合理化を図るために導入されたものです。
 尤も、内燃機関の普及で存在意義がなくなり、蒸気動車の殆どは戦前のうちに引退してしまっているのですが(燃料事情の良くない戦時中であっても、まだ内燃動車を代燃で動かすほうがマシだったようです)。況してや戦後に運用してた事例はほぼないはず。

 それでも、木造客車の片方の台車がロッドにシリンダの蒸気機関車のような足回り。煙はいて自走する姿は憧れ誘うものでありますね!


 日本のレゴトレイン界隈では、10ン年前にbuchi氏が12Vモータ使って作られていますが、長年追随者が居なかった題材です。

 そこに注目されてきたジョージレモン様の渋さよ!

 モデルはおそらくホジ6014。機関のない側を前にして。
 前面3枚窓非貫通のちょっと変わった電車? にみえて、右手の台車みて正体がわかる!


 車体造形は奇を衒わぬかちっとしたものです。窓まわりも横組ではなくて2x2の順組。シルヘッダーも割愛のシンプルさ? 而して、各部のバランスの良さで古風な感じが十分に伝わってきます。まだドアがきっちり凹み、ドア窓の桟が入ってるのも全体を引き締めて居るのですね。


 蒸気動車らしい顔。機関側は真ん中に大きな点検扉のある4枚窓。ダブルルーフから生えた煙突。

 左右の細い窓はパネルの側面ですね。ちょうどここは窓が側窓ないので好都合?です。

 足回り観てみましょう。

 先に作られた大分交通26号(クラウス)と同様、自作動力台車に中央軸(ジャック軸)を設けて、そこの駆動に寄ってメインロッドが動きます。

 他の簡易ロッドに対するメリットは「薄く済む」ことです。
 どうしてもクランクの張り出しが課題ですものね。


 小型蒸機と並ぶと、特に似合います。


 旧軍の兵隊さんがいるような情景が絵になるのですね。木造の跨線橋(鱒寿司氏作)も似合うのです。
 

 蒸気動車は意外と種類も多いので、まだまだネタは豊富。
 二昔前ほどは鉄道模型の世界では自由形の「よくある」題材でもありました。いろいろ可能性のあるジャンルでしょう。何より「楽しい」ですから♪

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2019年05月21日

【作品紹介】有澤様のとさでん交通の電車たち(200形・3000形ハートラムII)/「鉄道ホビートレイン」


 ご地元高知の方が、とさでん交通(土佐電気鉄道)の車両を作っておられます。




 先ずは200形電車より。
 都電6000形の同型車として有名な電車です。各地でみられた都電6000の姉妹たちも現役はもう土電だけになってしまいました。しかし此処では纏まった両数が通常の運用に入っています。

 2両のみが冷房化されており、側面の窓割変更(ダクト通すためか?)に屋上機器の追加でユニークな姿に。

 有澤様の作品はその冷房車がモデルです。
 実車は2両とも新塗装化されていますが、モデルは旧塗装で。この土佐電気鉄道の色は好ましいもので有りましたよね。車体裾は赤で、屋根は緑で。拙作の600形では濃赤・濃緑で作りましたが些か重くなりすぎるので、明るめの赤や緑でも正解といえましょう。

 ボギーの路面電車という難度高い題材ですが、車輪2軸をダミーにすることで、床面下げを行っています。前面は丸みを腰部分はカーブスロープで付ける処理。窓部分は上手く角度つけてます。

 なかなか、よく雰囲気を捉えられています。


 小さな車内にPU機器を内蔵しています。Batteryのタイルが面白いですね。ドア凹みの表現も嬉しく。肝心の屋根上は実に賑やか。実車もこんな感じなのですよね(笑)。

 さて、いくつかの提案です。
 側窓は思いきって前面同様2x2を並べるほうが(つまり中桟は割愛される方が)、ピラーが細くなって「らしく」なりそうな気がします。あるいは横組窓か?

 車高下げはかなり頑張っておられますが、車体裾に1幅の赤いタイル(1x8など)貼ってもう少し足回りを隠すともっと雰囲気良くなるかもしれません。

 前面は……前照灯がほしいです。頭上ライトは土電のアイデンティティみたいなものですから。


 ご自宅のジオラマでの撮影。上手く線路を埋め込まれてますね。


 改めてサイドビュウ。


 電池の収容状況です。PUだとスイッチ操作さえできれば、電池boxの上に此処まで盛っても実用に差し支えないのですよね。下方から電池交換できますから。


 裏面です。車輪枠部品だけ使ってのダミー車輪は路面電車ではもっと使われて良い手法でしょう。



 変わって3000形。ハートラムII。2018年に導入されたばかりの新車です。
 みての通りのアルナ車両のリトルダンサーシリーズのUaタイプ。3車体のこのタイプは長崎・堺・富山・豊橋・札幌他で広く観られるものです。ハートラムI 100形は1編成のみの導入に終わりましたが、3000形は追加導入あるのでしょうか……?

 作品ですが、軸配置は実物どおり。よくみると中間車に車輪無いのがわかります。
 一方で前後は二軸車です。
(この形状、或る意味古典的な連接車の復活でもありますよね)
 足回りはタイルで綺麗に隠してますね。実にスムーズ・スマート。

 ドアは開閉です。それ故に全長がやや間延びした感じになってのは惜しまれる所です。先頭車・中間車とも思い切って4ポッチづつ詰めると、小さな車体がコロコロした……というかキュービカルなリトルダンサーUaタイプに見えてきそうなのですが。


 前面はスクエアな印象、上手く纏めています
 オレンジの1/4タイルの使い方が巧いですね。前面株の塗り分け意外と複雑ですから。

 屋根は45度スロープですが、理想はポチスロ。あるいは平面なタイル表現の方が実車のスクエアな印象に近くなるかも知れません。
 屋根を低く出来たら、おでこから屋根への繋がりも自然なものになるでしょう。




 ジオラマにて。
 電車昇降エリアの作り方が凝ってますね。白線の斜めが再現です。<<続きを読む>>
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2019年05月20日

【作品紹介】ジョージレモン様の8620。エレガントに、そして小柄に。

 8620形は大正から昭和初期に大量製造された中型の旅客列車用機関車。
 その使いやすさから全国で重用され、特に支線や入れ替えでも使いやすいサイズであったことが幸いし1975年の蒸機末期まで生き延びました。

 静態保存機は多数。
 動態保存機は梅小路と、そしてJR九州のものがあります。後者は昭和の末から平成に掛けて大部分を新造してしまったテセウスの船なのですが、然し、8620程度なら現在でも新造しうることの証ではあるのでしょう。それはそれで凄いことです。

 スタイルは英国流儀のエレガント。ドイツ流儀の9600形とは対称的に。
 先の細さも特徴でしたが、貧弱な感じではありませんでした。程よいバランス。

 模型としても「使いやすい」機関車です。
 貨車も客車も。合わせる時代は大正から令和まで。稚内から鹿児島まで……もとい、樺太から台湾まで。でもなぜかまともな8620の完成品もキットも供給されないのは日本形Nゲージの謎ですよね(苦笑)。

 レゴ的には作りやすく?
 これまでには鱒寿司氏の作品があります。キベルネ様も過去に作られれたか。
 ……あれ、意外と少ないですよね?


 そんな中での、ジョージレモン様作品の第一報。

 先の細さへの配慮が伺える、プロポーションの良さ。
 機関車だけでも7幅にすることでスタイルの良さを引き出す方法がありますけども、この作品は6幅の中で此処まで頑張ってます。

 缶胴はなんとタイルの巻き付け。内部で相反で組んでるのでしょうか。綺麗な丸みになります。ランボードは前端部とキャブ下の「乙」ラインが綺麗ですね。

 車輪は純正動輪。自作動力のエンジンドライブ。
 ロッドは簡易タイプです。
 

 サイズは6幅として程よく、8620らしい小柄感が伝わってきます。ミニフィグ比で小気味よいサイズ!
 小さく作るほうが難しいのですから、ここは大事なことであります。


 非公式側。キャブ前窓の横組が凝ってます。
 ディテールの「盛り」は控えめなのですが、それが却って英国的エレガントに見えるのは贔屓目でしょうか(笑)。


 先日のレトロレゴオフでの姿です。
 簡易ロッド周りが改良されています。この世界観が似合ってました。


 華やかな。桜並木の元を。

 よく見ると第一動輪上のスプラッシャもわかります。やはり英国流の機関車なのですね。

 なお、現状では先輪の脱線という問題を抱えているようです(取り付け位置を後ろに移動しにくい模様……)。
 ここが解消したら、最強の8620になりうるのですが。
 
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2019年05月19日

【作品紹介】東大レゴ部 江ノ電ジオラマの拡張「極楽寺付近」

 先日(5月17-18日)の五月祭より。
 写真は共同制作者のyamatai様および、主製作者の りょうへい様のを使わせていただきました。


 見ての通り、極楽寺駅付近を拡張されています。
 極楽寺の小さな駅舎と、背後の山がメインです。


 見下ろして圧巻なのは、この切り通しでしょう。
 前回製作部分のトンネルから連なる部分です。

 物量作戦?なコンクリ擁壁が良い雰囲気出しています。

 現代日本的リアルティを醸し出す看板類も大事ですね。


 拡張部分全景。

 参道を登り山門をくぐり、更に参道を登っていく……という物語があります。
 そして「紫陽花」。季節を限定してしまいますけども、この情景には欠かせません。


 前回部分も含めた全景です。面積がほぼ倍になってる?

 世界が上手く繋がってるのがわかります。


 参道を改めて。
 物語性というか、回遊性が生まれておりますね。

 赤い橋と、その先の門が視覚に優しく。


 こちらは前回部分です。あっと驚かされたものでした。

 このアングル、より広がり、深みが感じられるようになりました。


 神は細部に宿る。


 ちょっとした絶景です。

 車両限界の余裕の無さが、また江ノ電らしく。


 これからの紫陽花の季節、この参道から電車を眺めてみたいものですね……!
 
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2019年05月18日

【作品紹介】超豆茸様の北大阪急行8000形と、大阪メトロ御堂筋線21系電車

 超豆茸様の、大阪地下鉄シリーズの続きです。
 
 先に御堂筋線は10系電車と、北大阪急行9000形を作られておりましたので、その流れで21系と8000形となります。


 北大阪急行8000形電車「ポールスター」。

 8000形「ポールスター」は1986年から導入されたもの。
 親会社の阪急電車と同じインテリア、同じくアルナ工機の生まれ。そして連結面の自動ドアと豪華装備の通勤電車です。直通先の大阪市交通局が電車の内装しぶちんなのとは誠に対極的でありました(今は大阪メトロも良くなってますが)。

 30余年を経て、今は後継の9000形に置き換えられつつあります。7編成中の4編成廃車。但し、残3編成は大規模更新経て未だ継続使用の模様。大阪メトロも10系を更新してますから御堂筋線には5種類の電車が共存しちゃてるのですね。


 8000形は既にSS様の作品があります(先頭車のみ)。但し、編成化・編成ものとしては初めてになりますね。
 超豆茸様の事ゆえ、フル編成10両です。


 前頭部は微妙な傾斜がありますが、割愛しても気になりません。寧ろすっきり感を優先。
 大きな窓の印象が鮮烈です。3幅分で横組みして、窓寸法調整しています。

 車体裾の標識灯部分は1幅分の横組。上手く収めてます。

 非常口上のロゴ表現がミニマムながら効果的!


 側面は斜めライン、上手く階段状処理しています。窓まわりの横組が綺麗なラインに繋がっているのですね。


 千里中央をイメージして?
 ミニフィグいっぱいのインパクト有るシーン。


 真正面より。
 上手く「合わさってる」のがわかります。
 
 80年代的なスクエアな印象は今見ると、却って温かみというか懐かしさを感じさせる、ものでありますね。
 なお、ショートスカートもよく雰囲気だしてます。


 並ぶは21系。


 日常的な並び。先にも触れましたよう、現在5種の電車が行き交う大阪のメインラインですから、ツーショット組み合わせ狙いも楽しいかも知れません。


 21系もフル編成です。

 大阪メトロ。21系電車。
 20系は全線共通の車で、御堂筋線にも少数が導入されています(21系)。
 基本は先に紹介した千日町線・谷町線用車両と共通です。
 但し、御堂筋線用は長い10両編成!


 個性的な顔。大阪の地下鉄、としか形容できないデザインでしたね。
 更新経てまだまだ活躍しそうです。


 側面。4ドアながら18mなので、他社にはない独特の雰囲気に。


 新大阪・江坂方面の地上区間の雰囲気です。

 この辺りは新御堂筋の「中央分離帯」が地下鉄ですから、自動車や高速道路を組み合わせた都市的情景での撮影が出来たら理想ではありましょう。
 
 それにしても、自分も機会あれば大阪の地下鉄は作りたいです。
 100形とか1000形とか、10系試作車(御堂筋線時代)とか渋いのを。はたまた堺筋60系は阪急電車のお供に?
 そして北大阪急行でも2000形の独自性に惹かれつつあったりします(笑)。
 
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2019年05月17日

【ヒント・アイディア】キベルネ様のパーツ漂白実験の纏め

★重要注記★
この方法は回復できない変色などの被害をパーツに与える可能性があります。くれぐれも自己責任でお願いします。
また、漂白用洗剤の取扱には十分ご注意ください。あの辺りは、「家庭用にはヤバい」ほどの危険な液体です。

 レゴは紫外線にとても弱いです。

 直射日光はもってのほかですが(野外撮影など持ち出す方は注意です)、実は蛍光灯も危険なのですよね(LEDの普及がマジで有り難いですよねぇ)。

 弱いのは白。あと青。ミディアムブルーも弱いです。
 あと新灰・旧灰も……。お悩みの方も多いと思うのです。

 王道は既に知られてるように、酸素系漂白剤に浸しての「紫外線さらし」

 キベルネ様がその実証試験してくださったので纏めておきます。












 固定・固着はレゴなら寧ろ平易ですよね。






 此処までは良かったのです。
 此処までは!






 


 白以外は難しいのかもしれません。




 さて。上記ツイートより。処置前。

 白や新灰のダメージが大きいです。




 上記ツイートより。処置後。
 青の色が薄くなってるのは驚かされますが(苦笑)。

 然し、新灰は効果大きいのですね。厳密に元の色に戻ったわけではありませんが、多少の濃淡は純正品の製造ロットごとの色ムラのレベルで収まってるようにも思います。
 パーツ内でのムラはもう諦めるしかないかも、ですが(使う場所次第でなんとかなるでしょう……)。

 今後も継続してテストされるとのことですので、時間などの最適解が見つかるかも知れません。
 


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2019年05月16日

【イベント】2月10日。第1回佐倉ユーカリ運転会の模様。大曲線とフル編成の世界!(2)

 2月10日に佐倉で催された、第1回佐倉ユーカリ運転会の模様です。

 前回記事こちら
http://legotrain.seesaa.net/article/465883578.html

 繰り返しますが、主題は
「大半径曲線」による「長編成列車」の「高速運転」です。

 池袋鉄道模型芸術祭や、国際鉄道模型コンベンションであっても意外とスペースの制約は大きいのです。はじめは「こんなに広い!」だったのに、いつの間にか手狭感になってしまい、然しもう拡張も出来ないって状況に(笑)。

 長津田のトレインオフ(12月)も、あまり大きな部屋は借りられません。
 公的な展示……たとえば鉄道事業者さんなどの催しに出展する場合も面積はシビアになります。大きくすると管理もしきれなくなってしまいますから。敢えて狭くすることもあります。
 
 総合オフだと、トレインだけで大きなスペース取るのは論外です。
 尤も、名古屋火曜オフや、小山での栃木オフは比較的大きなスペースを取っています。前者は街の一部という性格が強く、トレインだけで無茶はできませんけども。後者はいろいろ可能性秘めてる……?

 でもまぁ、気楽に?仲間内で走行させられまくるのが佐倉のメリットではあるのでしょう。




 貨車の走行性能がシビアなため、運転しにくい(らしい)きせのん様のEH10も大活躍です。


 ワキ1000・ワムフ100の「急行便」列車。
 この環境なら走行抵抗の大きな自作台車も問題がありません。


 特急電車を退避させる新幹線。そこにやってくる貨物列車。


 なし様の485系3000代。いまなお「8幅」の基準的な作品ですよね。
 背景にヨ8000がちらりと居るだけで、凄く日本的な雰囲気に。




 大カーブ、8幅フルは似合います。


 EH10の貨物だと、関ヶ原の何処かという雰囲気に。あるいは金谷菊川か?


 貨物列車と新幹線。E6系だと、在来線という雰囲気かもしれません。
 R104を以ても、新幹線のリアルなカーブとは印象が違うのですよね。<<続きを読む>>
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2019年05月15日

【イベント】2月10日。第1回佐倉ユーカリ運転会の模様。大曲線とフル編成の世界!(1)

 「おそレポ」です。もう3ヶ月前ですね……(いや、たった3ヶ月前!)
 しかし、疎かにはできません。

 2月10日に佐倉で催された、第1回佐倉ユーカリ運転会の模様です。

 主題は
「大半径曲線」による「長編成列車」の「高速運転」。

 どうしても場所的制約で行いにくい運転なのですが、その魅力は抗いがたいものがあります。
 なにより、関東でも大半径曲線が理想となる8幅派・フル編成派の方も少なくないですから、mazta-k様の呼びかけに結構な人数が集まり、小気味よい規模の運転会が楽しめたのでした。

 なお、今後も継続されるとのこと。
 次回は5月26日(日)で同じく佐倉です。
 ※参加・見学希望の方は、関山にご連絡お願いいたします。



 しゅん様のH5系。

 なし様の架線柱の林を抜けて。


 8幅のフル編成が狭く見えない規模。


 mazta-k様のOeBBのインターシティ。
 標準機、タウルスの牽引。今回は最近出番の少ない?大陸欧州系も「祭り」にしようという雰囲気だったのでした。


 客レ退避させてぶち抜く高速列車って図柄は、最近は世界各国(除く 日本)で見られるシーンですね。


 FBI様の9600。

 今回の大半径はTRIX-BRIXの3DプリントによるR88及びR104です。
 以前のMe-modelsのものよりも精度高く、現状では好評でした。
(3Dプリント品は経年変化も気がかりではありますけども)

 なお、TRIX-BRIXはR24/R56/R72/R88/R104をリリースしています。R40が標準カーブですね。


 R104をゆくH5。カーブこそが見せ場に。


 フルスピードでの運転に、恐怖感がありません。


 蒸機を追い越す新幹線というなかなか楽しい絵面であります。


 客レと高速列車の併存並進に、欧州よりも寧ろ中国を感じるのは気の所為でしょうか?


 久々に大陸欧州なので、欧州たる「ヨーロッパ・ロシア」のChs2を持ってきました。<<続きを読む>>
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2019年05月14日

【作品紹介】wing様のタリスリン鉄道の「Talyllyn」。もう一つのラージナロー。

 ラージナローの作品といえばナローの泉氏であり、日本形各種の他に、ダージリンヒマラヤン鉄道のトイトレインを製作されてたりします。

 そこに、wing様の作品も完成。仲間が増えました。
(なお前回記事こちらです)
http://legotrain.seesaa.net/article/460931204.html

 スケールや方向性の違いあれど、ナローゲージを思いっきりラーズなスケールで表現してしまい、完璧なプロポーションや繊細なディテール。そして何よりも「大きさゆえの魅力」を求める方向性は共通いたしましょう……!


 タリスリン鉄道はイギリス初……即ち世界初の本格的保存鉄道として知られています。「汽車のえほん」シリーズ(きかんしゃトーマス)に出てくる軽便鉄道のモデルでもあります。

 鉄道名を名乗る「Talyllyn」は1864年に製造されたもの。いわば、日本の鉄道創業よりも古い機関車です。然し、鉄道発祥の英国らしい整った品の良い機関車であり、日本人にも馴染みやすいスタイルでもあるのですね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Talyllyn_(locomotive)

 自重は約12噸。当初、0-4-0(B)であった車軸配置は、従輪を加えた0-4-2(B1)に改造されたようです。
 サドルタンクと、前後方向に丸みのついたキャブがなんとも愛おしい!



 wing様の作品はキャブ基準で12幅です。

 これは大型鉄道模型として程よい大きさといえましょうか。
 そして、レゴの標準レールとのサイズ感(狭軌感)もバッチリです。

 全体に、大きくそして美しく作ることへの配慮が滲み出ているのですね。ラージスケールとなると誤魔化しも効かず、フォルムもディテールも嘘がつけませんから。英国機は軽便といえどデザインや整備にスキがなく美しい。此処もごまかせません。

 妥協なきを追求して、この美しく可愛い作品が……。

 サドルタンクの曲線。
 ぐっと絞られた細いウエスト……の如き台枠部分。
 ユーモラスな形状の、而して美しいキャブ。丸窓は1x4アーチの合わせ。

 端梁やシリンダ周りも良い形状です。
 全体にポッチ隠しに徹したモデルですが、バッファの取り付け部分だけポッチ出ししてるのは実に効果的なのですね。


 真正面より。
 狭軌感が鮮烈です。

 ラージナローの魅力!


 真上より。大きさが掴み取れましょう。

 思わず1両、自分用も欲しくなるってものです!


 足回り。純正大動輪を使ってこのバランスです。それがまた良い……。

 スライドバーの動作もこの大きさならまったりしていそうですね。

 スプラッシャや、サイドタンクのラインも見逃せません。


 圧巻。キャブ内も妥協なく。小さいけども、蒸気で動く機械であるのです。
 真鍮磨き出しの表現が堪りません。焚口扉までこだわってます。


 バックビュウ。
 こっちを前に列車牽いてきても楽しそうなのですよ。


 サイドビュウ。美しくもユーモラスさのある、素敵過ぎる佇まいです。

 これが作れてしまう! というのがレゴの魅力なのですね。
 非常に高価な大型鉄道模型の世界に迫れる、というのがレゴの魅力でもあるのです。


 スレートワゴン牽いて。
 小さいけど大きな列車。走る姿、何時か拝んでみたいものです。



 なんと。機器配置もこだわりです。
 というか、ラージナローといえど、キャブがあの作りですから機器はサイドタンクと缶胴に収めざるをえないのですよね……!? 



 標準カーブのエンドレス走るだけでも実に楽しそうです。

 ……ラージナロー、参戦したいものです。
 米系(ボールドウィンとかポーターとか。日本でも御馴染)やら
 独系(コッペル! 日本じゃ定番中の定番ですが本場のも良いんですよねぇ)

 などなど、手付かずの世界も有るわけですし(笑)。
 
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2019年05月13日

【作品紹介】なも様の、フルカオーバーアルプ鉄道の列車。魅力的な世界観!


 素晴らしい作品なのですが、詳細がわからないのが大変に申し訳ないです。

 フルカオーバーアルプ鉄道(FOと略されてました)は、2003年に合併再編によりマッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)になっています。瑞西のメーター軌間の私鉄の一つであり、かの「氷河急行」のルートの一部です。今でこそレーティッシュ鉄道(RhB)の専用車両で運行されている「氷河急行」も嘗てはFO等の客車も混ぜた編成だったのでした。


 ぶっちゃけて言えば、線路も繋がってる同じ世界観の鉄道です。

 FOのDeh4/4 51-55形電車(wikipedia 日本語)は、1972年に5両が製造された電動車。ラックと粘着の併用です。
 荷物室付きの電気機関車というか、電動貨車(デワ)か荷物電車(クモニ)の一種というか。
 彼の地の鉄道ではそのへんの区別は曖昧ですね。国私鉄とも。

 基本的に運転台付きの客車と編成を組むようです。

 スタイルは1950年代に始まる丸みの強い軽量車体。今の目で見ると古臭いというよりは寧ろエレガントな印象。とはいえ近年の更新や塗色変更で趣が変わってしまっているのはやや残念ではありますが。それでも、5両全車が健在の模様。



 なも様の作品。先ずは電動車から。

 一昔前の(いや二昔前かそれ以上前か?)瑞西の電車の典型と言いたくなる形状ですね。1940年代に始まった国鉄標準軌の軽量構造の流れを汲むデザイン。

 丸みのある前面形状。丸目のライトがかわいらしい。
 塗色はFO時代のもので、白いラインが引き締めます。


 なも様の作風通り、要点を抑えたセンスの良い精密さ。実車の魅力を引き出しています。

 ピリッと精細さで効いているのが前面のジャンパ栓。横組にしている屋上機器箱。そして十字型の仕切りのある横組ルーバー部分でしょう。6x6のタイルでも使ってるのかしら???

 動力系は制約の少ない9Vです。


 サイドビュウ。
 パンタグラフは近年のクリップパーツの充実で、凄く作りやすくなった……とのことです。欧州系車両のワンアームパンタのリアル化の参考になりそうです。


 前面は曲面ガラスを平面に解釈し、貫通扉を半ポッチずらしとかなり「意訳」しているのですが、なぜか違和感が皆無で、実車の雰囲気を寧ろ正確に反映してるかのよう。ディフォルメしていないようで、ディフォルメ巧いのです。


 運転台付きの1/2等合造客車です。
 形式はABt4195 らしい。ABが1等2等合造で有ること示してるのですね。日本的にはコロハかクロハでしょう。

 やはり、丸みの強い可愛い顔です。
 そこに桟板とかジャンパとか手すりがついて賑やかになっちゃうのが瑞西の車両の魅力でもあります。


 サイドビュウ。
 悔しいけどトレイン窓がベストマッチな題材でありましょう。

 トレイン窓を出し惜しみする、デンマークの某玩具メーカーは人類の敵ですねマジで。
 冗談は兎も角。FOの白帯がすごく品良いです。京急言うな。
 印象的なのは屋根表現で、車端部の絞り込みを緩バメで表現してしまってます。隙間はカブスロ埋め。これが凄く美しい!
 

 連結面にも何かが宿ってるのがなも様作品の良さですね。 横組の妻構とホロがかっこいいのです。連結器の位置をギリギリまで下げているのも瑞西の米軌鉄道らしくと。

 余談ですが、1000mm軌間と1067mm軌間は僅か67mmの差異なのですが、1000mm軌間は「ナローゲージの最大級」であり、1067mm軌間は「変則標準軌のミニマム」なのかと思ったり。瑞西製の鉄道車両でJNRに入ったED12・ED54・ED41の三形式は1435mm標準軌用機関車のミニサイスであり、形状的に瑞西米軌と関わりが見えないのがまた面白いのです。



 先の電動車とはいろいろ顔の表現が変えてあるのに気が付かれましたでしょうか?
 前照灯の位置が半プレート分違うとか、貫通扉の上の塗り分けとか。


 形式不詳ですが、2等客車。無論、制御引き通し有。コハというか、サハというか。

 シンプルに、美しく!
 でもそれって凄く大事なこと。


 屋根は先の制御車同様、絞り込みを緩バメです。ポッチをアクセントにされているのは却って安心しますね。なんでもツルツルが良いわけではないぞ……と。


 サイドビュウ。トレイン窓じゃないと出せない味……。これを乗り越えるのが課題なのかも知れません。欧州系の車両に多い下がった車体裾の表現という意味で、トレインプレートも重要? 28ポッチ長の赤が希少なのもなんとかして欲しいものですが。



 ともあれ、小気味の良い3両編成ですね!

 


 あと、おまけ紹介で恐縮ですがこちらはレーティッシュ鉄道の保線用?ホッパ車。日本で言うところのホキ800形相当の貨車です。

 台枠の貼り合わせ製法に嫉妬ですよ。
 また、ホッパからの流し板が台枠貫いてるところを再現しているのも驚かされます。貨車1両も精細な「模型」たるのがなも作の魅力!




 こちらの車はRhBのトラクター。Tm2/2形。
 日本だと機械扱いの保線モーターカーか貨車移動機のポジションですが、欧州だとあの種の車両も鉄道車両扱いですよね。

 9Vモータでも小さくされるのに苦戦されたようです。デッキ?部分にフィグが立てるのを諦め、車高下げに徹されたようです。この種の車って他の車両と連結したときに「あっ小さ!」って印象になるのがキモでありますからね。

 
 ずっと前にも記した気がするのですが、瑞西米軌とレゴトレインの相性は実は、ものすごく良いのです。過去も含めれば面白い題材は多く、普通のひとにも「氷河急行特急のお仲間なんですよ」で通じるメリットもあります(笑)。

 自分が未だ参戦できてないのも何ではありますけども、魅力的な世界観ゆえ、もっと参入者が増えてほしいなぁと思うのでした。 
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月12日

【作品紹介】「キンメ電車」FBI様の伊豆急2100形 三次車はオーバークオリティ!?

 まず製作経緯です。

 関山:4月20日の伊豆急さんの催し、「できたら」キンメ電車間に合う?
 FBI:うーん。……出来たら、作るよ。
 関山:出来たら、でいいから。他に車両借りる手配してるし、自分も「黒船電車」(2100形 4次車)は作るから。100系もあるし。無理しなくていいから。


 この流れで、このクオリティの作品が僅かな期間で生まれてしまうとは予想外でありました(苦笑)。
 深夜(低予算)アニメクオリティで良いと言ったのに、なぜか劇場版クオリティが上がってきたようなものでしょうか(笑)。


 さて。
 伊豆急行2100系三次車は1988年に製造されたリゾート21の3本目の編成です。
 2010年に引退話があったものの、撤回の上で大規模な更新修繕を行いました。その後、100系の「ハワイアンブルー」を纏っていた時代もありましたが(「リゾートドルフィン」とも)、2017年から赤ベースの「キンメ電車」に内外装を改めています。

 白のイメージの強かったリゾート21として、また青い電車のイメージ強い伊豆急の電車としてこのカラーリングはなかなか鮮烈。
 そして、格好良い!

 赤ベースのスタイルは、リゾート21の新たな魅力を生み出したと言ってもよいでしょう。
 残念なのは、キンメダイの駅弁が伊豆高原・伊豆急下田各駅とも売り切れるのが早く、電車の中でキンメ賞味といかないことかもしれません(苦笑。ここは伊豆急さんの残念な所ですね……)。


 赤ベースと言っても尋常の塗り分けではなく、裾の白い部分と車体の赤はグラデになっています。
 当然、キンメダイの装飾も車体に入っています。

 かなり大胆なアレンジで再現してきました。グラデはピンクの帯に割切。これが却って美しい。
 キンメの装飾も1x1プレートの側面を見せるやり方でなんともスマート。

 とにかく驚かされるのは、40ポッチ全長の細密モデルであることでしょう。


 前頭部です。
 センターピラーの入る3次形までの顔ですが、立体的に表現。
 窓枠の縁さえも省略せず。

 圧巻はサイドの三角の処理です。黒いウエッジプレートで窓枠作り、その上にタイルで赤い車体を作る。この手法は度肝抜かれました。

 三角の車体でありがちな、隙間・間隙はゼロです。

 同じ意味で頑張っているのが展望室の側窓。
 横組とタイルの組み合わせ。そして黒い窓枠の表現なのです。

 正直なところ申しますと、関山作の4次車(黒船電車)は、この3次車のLDDデータを見てからの設計製作なのですが「とても真似できない!」と、大幅に省略方向のアレンジを加えたものであったのでした。
(流石に、ライトケースの形状は揃えましたが)


 4両編成。海側のサイドビュウ。

 海側と山側で側面形状が全く異なる電車です。
 海側は連続窓。ここにも窓枠の表現があります。

 40ポッチの全長がありますので、窓枠表現が大袈裟に見えず、バランスも良いのですね。


 先頭車を見ましょう(下田寄先頭車)。
 前頭部の造形は実物の印象良く捉え。前頭部の丸みがリアルな感じですね。


 展望室側面は1ブロック単位の横組含む凝ったものです。階段状の表現で違和感が皆無なのは言うまでもありません。

 ドアの凹みは徹底しており、乗務員扉にも及びます。

 屋上表現も丁寧で、原則タイル張り。
 冷房機器のグリルも細密感。


 先頭車の反対サイドです。
 山側の小さな窓も横組みです。こちらは窓サッシの表現は割愛ですが、無理されないのも正解でありましょうね。2x2の黒い窓部品使う手もあるかも知れませんが……。


 中間車。海側のサイドビュウです。
 2ドアで両端配置。観光用の電車にふさわしく。
 窓は2x2パネル+1x2ブロックですので、2x3パネルに差し替えできたら更に大化けすることでありましょう。


 なお、細密な床下機器も注目です。
 国電流儀の、強制通風式の抵抗器が萌ポイントですね。タイル貼った抵抗器に、ファン表現の円錐台には驚かされました。

 FBI様は未だ電車の作品は少ないのですが、このクオリティで国鉄型電車など造られたら凄いと唸らされるのです。


 中間車。山側のサイドビュウです。
 空気系の機器が作り込まれていますね。

 完全再現ではなく、適度に取捨選択した上で作り込まれているのが憎いのです。


 中間車のもう1両。
 こちらはPFの動力車です。
 なお、車端部は転落防止柵の表現があります。


 先頭車のもう1両です。熱海寄先頭車。

 先頭車の後部ドアはバランス取って省略にされています。


 小さな窓が並ぶ側面も違う魅力があります。

 リゾート21は拙作の黒船電車もありますし、今はなきオリジナル塗装もチャレンジし甲斐のある題材でありましょうね。ドルフィンも気になります。また、5次車が短期間ながら纏っていた白ベースも上品なものでした。不可能が可能になったところで、まだまだ楽しめる題材です。
 
 それから、オーバークオリティなFBI様の電車作品も期待ができるものでありましょう。次回作も楽しみにしております。
 
 おまけ。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする