昨年の11月の栃木オフで拝見した作品の再見となります
京浜急行の電動貨車は現在6両が在籍しています。
資材輸送用のデト11-12。救援車のデチ15-16及びデチ17-18。
(13-14はなぜか欠番です)
他にクト1・2の2両もありました。救援車でしたが(牽引車の1000形の引退もあり)、2010年に廃車されています。
何れも1988-90年に改造(機器流用の新造)されたもの。この種の車両としては近代的な部類ですね。
稼働率の高いのはデト11-12です。月曜木曜に久里浜〜仲木戸を往復してるようですよ? 幸せの黄色の電車とも。健在かつ事実上の定期運用は貴重なものでありますよね。
余談ついでですが、その前に在籍していたデト30・デト20は更に個性的なスタイルでありました。どなたか挑戦されませんか? 9Vじゃないと難しそうな形状ですが(苦笑)、デト20は末期は救援車になってましたので、いつも荷台に資材コンテナ搭載した姿でありましたね(そういうのは関山がやれ? ご尤も!)。


与太話はともかく。
そら様作品、荒削りながら実車の特徴的なフォルム再現できています。機器の収容は荷台に搭載された荷物?と見立てているのでしょうか。デチ15-16の救援資材コンテナのようにもみえるので、違和感がありませんね。

街の電車ゆえ、郊外の都市的雰囲気が似合います。

複線区間を駆けてゆく。
ヘッドライトとテールライトの表現はそろそろ欲しいところでしょうか。パーツもあれば屋根も丸みを……。

京急らしくはないのですが。
然し、この種の車両が駅の外れの貨物ホームに佇む情景は様になるものです。
30年くらい前の田園調布駅の片隅に荷物ホームがあり、そこには東急の電動貨車(デワ3043等)が出入りしてましたっけ。或いは新宿駅の片隅の荷物ホームに居たクモニ83とか……。

本線を蒸機列車が抜けてゆくと、接続する小私鉄のローカル電車的趣もあります。
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翌24日は5udon氏の1000形17次車も出てきましたので、こんな並びもできました。
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