前回記事こちら
http://legotrain.seesaa.net/article/463680259.html
ツポレフ114は「ターボプロップ」のカテゴリの中では一番好きな飛行機です。或いは、東側の民間輸送機の中で一番好きな……でも良いかもしれません。1960年ころ就航。
言わずとしれたTu95爆撃機の旅客機版。この発想はソ連的とか言われたりしますが、アメリカもB36ベースの旅客機は考えてたとか言われてますから、戦略爆撃機と民間輸送機は遠くて近いもの……だったのかも? 尤もジェット機以降は東側でもこの辺は完全に別物になってしまうのですが。
また、世界最大のプロペラ旅客機でもありました。以後は東西ともにターボジェット・ターボファン時代になってゆきますから。


こちら前バージョンです。
で、造ったときからの欠点が幾つか。
・お尻が凄く重い。胴体後部の絞り込みを失念してぶっとい胴体のままテールに至ってしまってました。
・脚が超絶貧弱。仮に固定したような代物だったので強度はゼロに近く。その上、形状も宜しくありません。オフ会前日にでっち上げたゆえ(酷)。
・機首がスマートさに欠ける。パーツ不足をごまかした感。合わせて機首観測窓のフレームを白にしたのも失敗でした。
・絶望的な強度の無さ。
ブンドド絶対不可。お前はほんとに爆撃機ベースなのかと……(笑)。

こちらが改良版です。
頭からみると、観測窓のフレームを黒に。
四角いものを丸く見せなきゃいけないので、誤魔化しが大事です。
機首はカーブスロープ・カーブウエッジを使って少しはスムーズに。内部も補強入れてます。

脚はテクニックシャフト主体として、細さと強度の両立を。
合わせて胴体と主翼の固定も改めて、ブンドド可能な強度も得てます。これでオフ会などで「触らないで移動しないで!」って声あげずに済むわけですね。


大きく弄ったのが胴体後部です。絞り込みをより前部から初めて上下方向のシルエットをスマートなものに。尾部の処理もとってつけたようなΦ4ディシュではなくてカーブスロープに。
やっと、「後ろから写真撮らないで!」とか言わずに済むようになったのです?

お約束のアングルから。
ミディアムブルーのポチスロ頼み忘れてたろ! とは言わないお約束です(笑)。

インテリアや、当時モノの地上車両(できたら羽田風)の整備が今後の課題でありましょうか。更に絵になるもの目指して……。