
6幅用の飛行機前頭部品を使った100系のアイディア。
飽くまで仮のもの故、窓配置などは突っ込まないでとのこと(笑)。
アイディアとして、見立てとして凄く秀逸。
無論、100系に見えます。一体前頭と自作下半部とのつながりも良好。100系の造形はかなり難しいものであり、未だに結論は出ておりません。案外、これがモアベター……? (拙作の100系は薬師山様の0系の応用なのですが、あれはあれで欠点も多いので)
前頭部以外も見てまいりましょう。
小窓の先行量産車9000番台というマニアック。窓サイズのバランス良いですね。案外この解釈だと量産車の大窓のほうが難しいのかも知れません(窓幅を3幅にするのは難しそうです)。屋根肩は丸みで綺麗。
そして、二階グリーン。この車も処理の柔らかさに惚れ惚れ。この流れで大窓の食堂車も期待したくなるじゃありませんか!

レンダリングバージョン。
ひょっとしたら、こちらがより実制作の印象に近くなるのかも知れません。一体パーツゆえのスムーズさは魅力にもなり得ます。
それでも。一体前頭ゆえの欠点もあります。鼻先が100系にしては高い位置になること、前面窓が3枚窓なのも苦しいかも……?
そんなわけで、飛行機前頭使わない薬師山様本来の100系も拝見したい気がします。0系や923形、500系で傑作ものにされておられるのですから。