前回記事「【実物鉄道】「宴」に乗って(12月8日)」
http://legotrain.seesaa.net/article/463437401.html
お座敷列車は国鉄末期・JR初期に全盛期を迎えたもののその後激減。
同様に激減したのが「欧風列車」「サロンカー」でありました。お座敷列車以上に衰退が早く、編成単位のものは東にはなく、もはや「なにわ」のみ。
「なにわ」製作記事でもすでに記しましたが、
http://legotrain.seesaa.net/article/463419489.html
嘗ての観光バスのサロンカー(1970年代)の影響を承けたものであったのでしょう。観光バスの世界ではあの種の豪華車は消えて久しく(高速路線の豪華車は別の文脈)、バス以上に小回りの効かない鉄道車両では消えて当然。
その意味で、1983年登場とサロンカーの始祖元祖と言える「なにわ」が健在なのは半ば奇跡なのかもしれません。
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前日からの流れですが、名古屋で宿泊。各自で夕食(鍋!)。
名古屋駅で朝集合。新幹線で新大阪。
ここが何らかの在来線利用なら面白かったんでしょうけども流石に無理。普通の電車でも通し運転できるの居ませんものね。あ、371系やキハ85や681系なら行けるのかしら?
妄想はともかく。
大阪駅から「なにわ」乗車です。

号車の振替があってややドタバタはあったものの(座席自体は余裕あり)、やはり今日も線路を敷きます。
作業も慣れたものであり、姫路に付くまでに完成です。
座席を45度固定にして真ん中に麻雀卓?を置くモードですね。円周自体は反対側の非使用の座席も駆使して……。

明石大橋眺めつつ。

他のグループさんですが、「なにわ」の真骨頂はこういう自由な座席レイアウトが出来ること。
麻雀卓?は車端の物置に積み上げられてるので、任意で設置です。
自由な座席配置が出来るのは「通路+1-2」配置であるから。
あの座席配列最初に形式図で見たときなんでかなとか思ったんですが、こんな利用方法のためであったのですね。
」
尤も、これは団体貸切だから出来ることで、一般の臨時列車や、或いは募集型団体旅行(なにわでは意外と多い)だと出来ないんですよね。大人数参加なら別ですが。

昨日ほどでは有りませんが常時ハイテンションで、貨物駅など通ると皆さん大はしゃぎ(自分も)

お弁当。並びに「土木工事」部分。6人分の席が3人しか座れませんから贅沢なものです。

こんな施工状態です。

1号車展望室へ行って。
5年前の催しで使ったヘッドマークだとか。


ここの大窓、相当な開放感です。下まで窓が有るのが良いですよね。

岡山着です。ここで1時間ほどで折返し。

駅前で軽く岡山電気軌道撮るのが皆さんの行動でしたが……。
自分は注目してた「宇野自動車(宇野バス)」を。
ここは高級感有る渋い配色(戦前のフォードとかの時代のでしょうねこれ)。
5連のウインカー・マーカーランプ。車内はハイバックシート。wifiあり!
岡山の、特別な路線バスなのでありました。
なお、運賃は「日本一安い」(宇野バスHPより)そうですよ?

ハイバックシートで座席数確保なのがわかりますね。
東京に居たら「ワンロマ」扱いで<<続きを読む>>