半流線型の前頭部とVVVF、今様の電車なのですが、もう28年も前の車両です。
現在機器や内外装の更新が進んでいます。

しゅーさく様(SS様)の作品は更新後がモチーフです。
前面は傾斜角こそ割愛ですが(かなり微妙な傾斜角ですし)、額縁状の表現を側面と「ツライチ」で行ってます。額縁顔は6幅+α(プレート2枚分)での表現が一般的だったのですが、最近はツライチ表現も増えてきましたよね。
作り方は、「プレート1.5枚分」+「5幅」+「プレート1.5枚分」
厳密に言えば0.5プレート分側面よりはみ出すのでツライチではないのですが、しかし誤差範囲ですね。
5幅前面の細面感。
ブラケット使った0.5厚の絶妙な調整。
高度かつ、魅力に富んでいます。
標識灯の灰色表現もいい感じです。更新車、灰色に見えますから。
これも更新車の特徴たる、スカートの形状も絞り込みが綺麗な、小気味よい解釈です。


サイドビュウ。
18M級3ドア車として、とても標準的な印象です。良い意味でのスタンダード。
側窓は阪急電車同様の3個分離窓ですが、モデルでは3連窓に。でも、気になりません。一応、将来的には改造考えられているそうです。
嬉しいのは複雑な塗り分けも再現してることですね。縦グラデ部分はパーツも喰いますけども而して精密に効果的なのです。
1990年代のステンレス車体らしいリブはシャンパプレート(3069b?)とプレートの積層で造っています。レンガブロック裏面使うやり方以外にも選択肢はあるってことですね。これ、ステンレス車のリブやら各種ルーバーなど、広範に応用されて良いと思うのですよ。
全体として整ったモデルです。
なお、如いてご意見申せば、クーラーはもう少しボリューム欲しいですね。
さて。
大阪メトロ66系は阪急京都線 高槻市迄乗り入れですから、阪急電車(京都線)との共演も楽しめます。9300系や2800系(時代合わないけど)との合わせることできればいいなと思うのでした。
更に余談ですが先の60系なら、阪急はP-6辺りでも時代が合っちゃうんですね。既に歴史ありなのです。60系も子供こころにはとても未来的な電車に見えたのでした。