紹介の機会がなかったものですが、まちゃ様が綺麗な写真を上げてくださりましたので。
国鉄B20は戦時設計の汎用入換機関車を国鉄車籍にしたもの。本線走行前提としない小型入換機であり、これまでの(そしてそれ以後も)機関車の扱いにはならないサイズのものです。戦後のゴタゴタした時代故にいろいろあったのでしょうか。
それでも、1970年代のSLブームのときには、他機との重連で本線の先頭にたつイベント走行も行われたりとか。
なお、私鉄機としてはB20よりも小さなものもたくさんありました。但し多くはもっと古典的形状のものです。B20は豆サイズのBタンクにしては近代的な装いが特徴。戦時型ゆえの直線性や簡略化も今の目ではモダニズムに見えてきましょう。

梅小路蒸気機関車館→京都鉄道博物館に居る10号機設定です。
小さな車体に、大仰な形式入りプレートは梅小路のカマの特徴……。ナンバープレートが効いていますね。賛否割れる自作シールですけども、ナンバープレートやサボなら「正義」なのかも知れません。
細い缶胴はΦ2。これがB20らしい
シンプルながら効果を上げているパイピングも見逃せません。上手く曲げ、固定されています。
サイドタンクが大きく見えること、直線的なキャブ周りも如何にもなB20でありますね。そして角型のドームも。

各部の色差しは、梅小路のマスコットとしての同機の雰囲気にぴったりです。
梅小路蒸気機関車館は大型機ばかりでしたから、思えば、この小さな機関車は開館時から人気者でしたね。
モデルは無論非動力で、足回りはサイドロッドのみの表現です。無理するより、メインロッドかサイドロッド何方かに絞るのがバランス上好ましいでしょう。

バックビュウ。
コールバンカがパネル構造で凹みあるのが嬉しいです。
B20は合理化の極みの直線的で無機的な機関車……のはずなのですが、それ故の愛嬌というか味が出ており、古典Bタンクとも違う魅力はあります。エース君作品、その辺りを伝えきっておりますよ。
今まで見逃してきたこと、反省する次第です。
(あとは受験勉強に、どうか専念されますように……!)