然し、その表現で出来ないのが、元祖の中央快速線。
実は中央快速線用だけ、E233系の中でも帯とかの塗り分けが違うのですよ。
でもって、テクニックパネル表現では再現できなかったのです。

これが分かりやすいですね。右が従来表現の埼京線仕様です。
いや従来とかいってもかなり画期的な表現で、中央快速線用以外は万全なのですが。
左が、件の中央快速線仕様です。
パネルではなくて、ラバーの爪を使うことで顔の左右を造形しております。

「JR東日本のE233電車0番台(中央線)をつくってみました。 前面部の塗り分けが他のE233系と違うので、中央線カラーに使えそうな部品をずっと探していました。窓の両脇のパーツは柔らかい鳥のくちばし等に使われている(?)パーツがサイズ的にぴったりでした。ただし、ただ乗っかっているだけなので逆さにすると落ちてしまいます。」
とのことです。

前面窓を入れたところ。
奥の埼京線仕様ではクリアを優先するために、ポチスロとタイルの組み合わせです。
手前の中央快速線では、ブラックアウト処理に割り切り、その代わりに綺麗な曲面に。
ブラックアウト処理は好き嫌いは割れますけども、然し、パーツ使用の自由度が飛躍的に高まります。毛嫌いするのも考えものかも知れませんね。
E233系に関しては確実に、曲面のほうが美しいです。
(まぁレゴ社がさっさとカーブスロープにトランスブラックだしてくれたらいいのに! って話ではありますが)

そして、4連完成!
実物も6+4ですから青梅線や、富士急行線では4連も見られる由。
あと、いずれ二階グリ−ン車も欲しくなりますね。ホーム延長の加減で、導入はかなり先になってしまいそうですが……。
活躍は動画でどうぞ……!



さて、動画で登場した謎の電車です。
ブラック中央線。ネタとは言い切れぬ、独特の魅力を放ちます。
黒い鉄道車両は今の旅客車基準で考えるととても違和感あるものですが、而して昔の貨車はたまた蒸気機関車では「黒」が当たり前であったのでした。
幸いにも、今はステンレス車体にもラッピングなどで黒が簡単に?仮装できちゃいます(この作品のように屋根まで黒は大変かもですが)。
ブラック中央線、一スポンサーの貸切広告車などに如何でしょう。
目立ち方から行ったら「青い京急」「黄色い京急」どころの騒ぎじゃないと思いますよ? 宣伝効果テキメンでありましょう???


あと、おまけで失礼。E235系の横須賀・総武快速線バージョンの試作品……とのことです。
前頭部、インパクトありますよね。