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2018年11月11日

【作品紹介】レゴ5udon様のE233系 中央線。不可能への挑戦?/「黒い中央線」

 E233系の表現では、小型のテクニックパネルを立てて顔の左右を作るのが定番の表現になっておりますね。
 然し、その表現で出来ないのが、元祖の中央快速線。

 実は中央快速線用だけ、E233系の中でも帯とかの塗り分けが違うのですよ。
 でもって、テクニックパネル表現では再現できなかったのです。


 これが分かりやすいですね。右が従来表現の埼京線仕様です。
 いや従来とかいってもかなり画期的な表現で、中央快速線用以外は万全なのですが。

 左が、件の中央快速線仕様です。

 パネルではなくて、ラバーの爪を使うことで顔の左右を造形しております。


「JR東日本のE233電車0番台(中央線)をつくってみました。 前面部の塗り分けが他のE233系と違うので、中央線カラーに使えそうな部品をずっと探していました。窓の両脇のパーツは柔らかい鳥のくちばし等に使われている(?)パーツがサイズ的にぴったりでした。ただし、ただ乗っかっているだけなので逆さにすると落ちてしまいます。」
 とのことです。


 前面窓を入れたところ。
 奥の埼京線仕様ではクリアを優先するために、ポチスロとタイルの組み合わせです。
 手前の中央快速線では、ブラックアウト処理に割り切り、その代わりに綺麗な曲面に。
 ブラックアウト処理は好き嫌いは割れますけども、然し、パーツ使用の自由度が飛躍的に高まります。毛嫌いするのも考えものかも知れませんね。

 E233系に関しては確実に、曲面のほうが美しいです。
(まぁレゴ社がさっさとカーブスロープにトランスブラックだしてくれたらいいのに! って話ではありますが)


 そして、4連完成!
 実物も6+4ですから青梅線や、富士急行線では4連も見られる由。

 あと、いずれ二階グリ−ン車も欲しくなりますね。ホーム延長の加減で、導入はかなり先になってしまいそうですが……。


 活躍は動画でどうぞ……!
 
 





 さて、動画で登場した謎の電車です。
 ブラック中央線。ネタとは言い切れぬ、独特の魅力を放ちます。

 黒い鉄道車両は今の旅客車基準で考えるととても違和感あるものですが、而して昔の貨車はたまた蒸気機関車では「黒」が当たり前であったのでした。

 幸いにも、今はステンレス車体にもラッピングなどで黒が簡単に?仮装できちゃいます(この作品のように屋根まで黒は大変かもですが)。

 ブラック中央線、一スポンサーの貸切広告車などに如何でしょう。
 目立ち方から行ったら「青い京急」「黄色い京急」どころの騒ぎじゃないと思いますよ? 宣伝効果テキメンでありましょう???
 




 あと、おまけで失礼。E235系の横須賀・総武快速線バージョンの試作品……とのことです。
 前頭部、インパクトありますよね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月10日

【作品紹介】よりエレガントな近鉄特急に! エース君パパ様の近鉄30000系 ビスタカーの最新ルック!/22600系エースカー新塗装

 久々の、エース君パパ様の近鉄特急作品です。
 近鉄特急は現在塗色変更進行中。12200系や12400系、16000系などの旧型車両にはとても違和感あるのですが、22000系以降には似合ってるんですよね。

 その新塗装化を反映してる作品です。


 30000系ビスタカーは1979年の登場ですから、もう39年も前の電車なのですが、幾度とリニューアルを重ねています。で、塗装変更車も。
 
 オレンジというアイデンティティを守りつつ、エレガントさも加えた感じで、好ましい感じがします。

 エース君パパ様の作品は、斜めラインなどディジタルに処理しているのですが、それが心地よい8ビット感というか、ドット絵的な味に繋がっています。
 一方で、屋根上などはツルツルのタイルとカーブスロープの仕様です。丁寧さがあり、メリハリに繋がっています。


 先頭車アップ。最近の2x2ウエッジなども加えて細密化を図っているのも分かりましょう。ドア凹み表現も丁寧なのですよね。


 新旧塗装の並びです。
 白部分の多い新塗装のほうが、ビスタEXとしての魅力を増したように感じられますね。優雅さが新塗装のキーワード?


 先頭車並べてみると、作品としても各部進化が分かりましょう。
 仕様違いはありますけども、並べて違和感はありませんね。
 
 ビスタカーシリーズ、こうなってくるとEX改造前の原型仕様も欲しくなってきます。
 何時か実現しますように。


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 こちらは22600系。新塗装が一番似合う!
 暑苦しい印象も否めなかった旧塗装よりも、白ベースの新塗装で爽やかに。


 すっきり美しく、ディテール感も十二分。
 好ましい作品なのですが、やや惜しまれるのは22600系などのボリューム感がやや物足りないこと。窓まわりはもう少し重厚で、車体断面は大きめの印象があります。

 車体断面を1プレート高くして(即ち、前頭部のままの車体断面で全体を通して)、窓の上辺に黒プレート1枚挿しては如何でしょうか? 
 

 中間車も抜かりはありません。ドアはすべて開閉可能なのもエース君パパ様のクオリティですね。


 新旧の比較です。

 旧塗装だと窓まわりの塗り分けと色数の少なさで、先程指摘の車体断面や窓サイズの違和感が抑えられていたのかも知れません。
 塗装変更で電車のイメージが変わってしまうと、作品にも影響が出てしまうのですね。

 それでも、クオリティで圧倒する作品なのは代わりありません。
 地味な?汎用特急車の魅力にも気が付かせてくれる作品です。




 ビスタカー、エースカーの勢揃い!
 これだけ揃っていると、過渡期ゆえの新旧混結も楽しめそうです。今が旬、今が愉しい題材とも言えましょう。


 さて。近鉄特急……拙作に関しては過去作がレストア待ち状態。2014年に造った10000形も10100系も仕様古いのでそろそろアレコレ修正でリメイクしたいところだったり。また12200系も製作途中で長期放置しちゃってますし。
 そろそろ、本腰入れたいところですね……。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月09日

【作品紹介】薬師山様の京都市バス。ボンネットと、超古参車と。

 10月27日の京都市交通局の催事向けの、バス作品です。


 思わず「やられた!」。
 そして「真似したい!!」。

 イメージはいすゞBXD30でしょうか? ボンネットのいすゞ車でも時代によってかなり個性がありますよね。1959-62年頃の形状だそうです。


 白いグリルが印象的です。ここをヘッドライト裏面使うのは上手いですね。
 ボンネット上面が綺麗な造形です。隅落しカーブスロープ使いこなしてます。フェンダーミラーも良いアクセント。

 前面窓はキャノピーに割り切り。
 側面窓はバス窓省略で通常の1x2ブロック重ねですが、全体の雰囲気が良いので、この割り切りもスッキリして見えて好ましいのです。

 タイヤは太め。これも正解でしょう。5幅の車体とツライチなのが嬉しいですね。

 無論、京都市交通局仕様です。この世代のボンネットバスなら現行塗装で正解のようですね。サンドグリーンにダークグリーン帯、似合ってます。


 もう1台。車種は特定できませんけど、すごく古い。戦前のタイプですね。
 恐らくですが、フォードでしょうか? フォードTは日本国内でも1920年代に製造されており、一番普及していた自動車だったそうです。国産車は未だ信頼性が低かったのです。で、当時のバスは未だ「大きな自動車」で、定員も10名とかそんなのだったはず。


 フォード? なんと2台も。
 細い華奢な窓枠だったはずで、そこはクリアブロック組が似合ってます。車内は横向けに二人?程乗れるのがバスの襟持ちですね。

 フェンダーとボンネットも良い意味でレゴらしく、シンプルながら特徴抑える薬師山様らしいビルドです。黒棒のバンパーもいい感じ。細めのタイヤにスポークホイールもクラシックです。

 カラーリングは昔の京都市バスとは違うようですけど、現行塗色も似合ってるじゃないですか。保存車とか復元車を今様にした感じと思うと不自然ではありますまい。
 おまけ、昔の京都市内のバスの写真がここに。
(DRFC-OB デジタル青信号 より)
https://drfc-ob.com/wp/archives/100540
 昭和20年代の国宝級写真です……! あぁ制作意欲刺激しますよ。
 この時代の京都市バスの色が気になりますよね。

 閑話休題。
 薬師山様の作品、いすゞもフォードもコピーしたくなります。
 前者は1950−1970年代の情景に使えますし、後者は1920−40年代の表現にぴったりじゃありませんか。構造的にカラーリングも変えやすい、他事業者も狙ってみたくなるものです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月08日

【作品紹介】レゴ5udon様の釧路臨港鉄道DE601 続編/セキ6000形とDD701も

 以前紹介した作品ですが、追加情報ありましたので。

 

 こちらからのキャプチャで紹介いたします。

 釧路臨港鉄道DE601は、1970年製造の電気式ディーゼル機関車。
 電気式としては国鉄DF50と、JR貨物DF200の「ミッシングリンク」といえる形式で、その導入経緯などは未だ明らかになっていません。ミステリアスな機関車。

 但し、この機関車は今も現役であり、釧路市内の短距離(JRから離れた孤立線です)ながら石炭列車(これも日本では唯一)を牽いて推して活躍中。


 7幅ゆえの程よいフォルムです。
 GEのロード・スイッチャーの標準形の一つとか言われていますが、このクラスは余り数が造られていないはず。釧路のは日本車輌製造によるライセンス生産品ですが、この1両のみと思われます。輸出向けを狙ってたとも言われていますが。


 前面窓は微妙な台形なのですが(垂れ目的な)、パネル上の0.5プレート厚の部分でそれを表現しています。
 手すりなどはシンプルですが、それもまたベスト。

 ゼブラ模様は見逃せません。ここに上手くダミーカプラつけることできたらと思うのですが。


 JAMでは披露できなかった、石炭車のフル編成です。
 12両! 長い。




 PF内蔵ですので、この種の機関車は機器収容が難しい。
 エンジンフード部分はタイル外張り表現で機器を収めます。


 JAMでは観ることの出来なかった第一エンド。
(DE10などの流儀で言えば、エンジン側が第一エンドです)

 実物でもこちらを前にすることは皆無ですが、しかしこっち側もカッコいいのですよね。仲間がもっと造られて日本中の貨物専業私鉄(臨海鉄道など)に行き渡ってたらとか妄想です。いや、国鉄が採用してたらなぁとか。


 石炭車。セキ6000形。
 「最新型」ともいえる石炭車で、車体の随所は近代化。そして荷役の自動化など。尤も車体のフォーマットは明治・大正期から不変のものですが。

 さて。石炭車も7幅です。車体のリブは、3x4パネルの裏側を使っているのですね。シンプル感というかポッチ隠しのすっきり感が、この「最新型」らしさを盛り上げています。
 車内の仕切り板の表現も印象的です。これ、レゴで作るときは忘れがちなのです、石炭車を上から観察する機会はあんまりありませんから。ウチの古典石炭車群にも入れようっと……。


 特徴の連接構造も再現です。
 日本唯一のとか言われますがおそらく世界唯一かもしれません。諸外国(豪・米・中)などではこの種の貨車はゴンドラカーの長大編成で、ロータリーカーダンパー荷役前提ですから全く違うシステム前提ですね。
 
 台車は軸穴車輪で、貨車らしい台車枠の表現です。これはすごく嬉しい。
 通常のトレイン車輪を使うとどうしても貨車の台車らしく見えないですから。コスト面でもこちらのほうが少し「お安い」です。
 見事にベッテンドルフ台車な造形ですね。

 ただ、軸穴車輪は走行抵抗がやや大きい欠点があります。
 最近小径車輪で使われだしている、シリコンスプレー使う方法で改善される可能性はあり、その意味で可能性の高い台車でしょう。

 繰り返しますが、ルックスとコストが望ましいのです。
(ただ、台車枠の蝙蝠翼が安定入手できるかどうかは不明ですが。それでもベッテンドルフ台車やアーチバー台車には他の解決策も有りそうです)

 車体に目を戻せば、排出扉も2x4タイルのシンプル感で好ましいですね。
 実物も、貨車にしてはスッキリした形状ですし。


 6ユニット12両の迫力です。

 然し、とてもとても惜しいのは、この編成は9月地点で解体済ということです。
 国鉄石炭車に見立てて、9600やDD51に曳かせたかったという方も多いことでしょう。

 ……何時か、再制作お願いします。


 液体式ディーゼル機関車のD701ですね。1977年製でDD13準拠の機関車です。
 このクラスの機関車も、今や貴重な存在です。というか10年後くらいには液体式のディーゼル機関車自体が希少になってる可能性もあります。なので、釧路訪問してDE601が動いておらず、D701+D801の編成でもがっかりしないように(笑)。なお、ロッド式のD401は動くの稀みたいですね。D801もDD13準拠で、雄別鉄道の生き残りですからそれなりに貴重品。

 さて、作品は適当とかコメントされていますが、雰囲気は掴んでおりましょう。屋根の庇が長いとよりD701らしく見えたかも知れません。私鉄や専用線のDD13系列の機関車は微妙な違いが愉しいのですよ。



 6両編成x2でも楽しそうです。今は運行頻度も少ないですけど、嘗ての全盛期の雰囲気で走らせまくっても楽しそうじゃありませんか。





 もう一つ動画です。
 幻の?石炭車の扉開閉です。釧路臨港鉄道の連接石炭車は扉の開閉などがすべて自動化されてる由。その再現です。
 作品ではいろいろ問題あってか採用は断念だそうですが、面白い試みでしたね。


 日本最後の炭鉱にして運炭鉄道、釧路臨港鉄道(太平洋石炭販売輸送/釧路コールマイン)は面白い題材です。

 次こそは現地訪問を、ですね……!
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月07日

【アイディア】mieshin様の「小径車輪潤滑化」は魔剤シリコンスプレー→巨大ベアリング→そこから広がる回る街パイク(街メリーゴーランド)






 クレのシリコンスプレーです。実際に栃木で現物触りましたが、凄い効能でした!

 これ、小径軸前提の低床路面電車にも恩恵あります。
 またチサ9000形や、コキ70/コキ71/クサ9000形といった低床貨車も作れるかも知れません。あのへんは日本では試作車止まりですが、欧州では実用車も多いですよね。
 なにより、小径軸は通常車輪よりもローコストです(!)。

 その意味で、可能性を広げます。
 
 それから、GBCの方に聞きましたが、この種のシリコンスプレーはテクニックでも「効く」そうですよ。廻し続けるとどうしても削れて粉吹いてしまい、それが回転を渋くするのだとか。
 つまり、自作動力車の調子が最近イマイチ……という方は、試す価値あるかも知れません。何しろテクニックの動力モノは、造ったばかりのときは調子よくともだんだん「回転が渋く」なる傾向がありますからねぇ。それを防げます?



 で、応用?
 最初これ観たときに何に使うのかと思いましたが……?



 なるほど!

 これは鉄道模型のパイク(ミニレイアウト)の1種とも言えましょう。どっちを回すかですね。まさにアイディア勝負。
 動力化困難なバスが走って見えるのが嬉しい。インパクトある作品です。




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 ほかにも気になったmieshin様のツイートまとめておきましょう。


 これがメリーゴーランドで廻っているのですね。
 このサイズの街は、モジュールビルとは違う良さです。上手く使い分けしたいものです。



 これは11月3日の栃木で拝見しました。素晴らしい情景でした。
 「斜め」の陸橋がこんなに大きな視覚効果をもたらしますとは!



 最高に可愛いミニサイズ萌キャラ。
 この種も公式のブリックヘッズも含めていろいろな規格がありますね。mieshin様のはかなり良い線です。あぁ真似したい……。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月06日

【イベント】11月4日の「物販可能なぬいハチ会」の模様

 こちらも非参加ゆえ、ツイートまとめで失礼します。
 ただ、凄く楽しそうなのですよね。
 
 PCゲーム「まいてつ」の界隈は可能性を感じる盛り上がり。
 思えば、意外とPCゲーム(アダルト系)と鉄道組み合わせて成功した作品はなかった、そこを突破したのが「まいてつ」なのかも知れません。
 確実にファンを掴んでいるのは印象的です。


















 次回は2019年の6月16日だそうです。顔だしてみたいですね!
(ただ、その前になにかありそうな気もします。情報あれば記事にします) 
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月05日

【作品紹介】こんぺき様の「ケ-100」。これもレゴトレインですよ!



 もちの、ろんです!

 wikipediaを眺めつつ(……なんかものすごく、濃いですよ!)。
 1973年春からの1年の放送。時代的にSLブームさなかでしたね。無論、私の世代ではなくて、後年「テレビ探偵団」とかで断片的に知るだけですが。

 撮影用の実物は水陸両用車の改造で3台も制作されたそうですが、車輪への換装も可能で、実際に鉄軌道走行もできちゃったそうです(スポンサーであった日立の専用線とか、大夕張炭山駅構内とかで走行実績あり!)。
 あと、企画に関して国鉄ケ100形(狭軌軽便線機関車)との関連が指摘されるとか、鉄オタの業は深すぎるんですが。



 作品は12幅です。「ナローの泉」氏のナロー規格ですね。
 スケールはミニフィグスケール・テクニックフィグスケール・ラージフィグ(ホームメーカー)スケールならぬ、ブリックヘッズスケールです。

 このサイズ、軽便機関車?らしさを表現するのに最適です。

 それにしても、ディフォルメされた不思議なフォルムが見事に再現。前傾したキャブなんて普通に再現難しそうですのに。


 12幅ゆえのプロポーションの良さと、狭軌感もあります。

 ケ100の造形自体は、どこかコッペルっぽいんですよね。一番普及してた(国産機よりも)軽便機関車でしたから納得です。



 後部のスペアタイヤが水陸両用車の証?

 動力はMモータで、チェーン駆動含み。

 また、この角度からだとディテールへの拘りも納得できましょう。程よく立体感出せるのはラージスケールならでは。


 煙室扉は開閉可能です。
 缶胴はカーブスロープではなくてスロープ組み合わせですが、この角度もありに思えます。

 パイピングの細かさは印象的ですね。本気です。



 この人達、ぬいはちさん、ぬいれいなさんたちの遠いご先祖さま?
 
 レイルロオドさんたちをブリックヘッズで作るという妄想が閃いてしまいましたよ。無論他力本願寺です。



 走行性能はまだ詰める必要があるとのことです。
 この題材なら単機走行でもよいので、うまく解決されること願っております。

 中間軸の左右動を許容しているのでカーブ通過も大丈夫そうなのですが、前後のホイルベースが長すぎるのが問題だったのかもしれません。

 固定ホイルベース詰めては如何でしょうか?
 足回りがちんちく感が出たら、それはそれでこの機関車?に似合いそうな気もします。



 12幅とはいえ、この構造の機関車だと機器配置の苦心が窺えますね。
 モーターを受光ユニットの上に置く配置は、なかなかユニークです。チェーンドライブゆえの騒音?も味が有りそうですね。

 面白い題材ではありますので、今後の改良願っております。
 そして鉄道車両の「劇用車」カテゴリで、ソドー島の1号Cタンクであったり、C62の48号機または50号機であったり、岡山電気軌道の最新鋭車あたりと面白そうじゃありませんか。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月04日

【作品紹介】なし様のターンテーブルと扇形庫、完成! 大規模にそして細かく。

 ツイートまとめで失礼します。
 現物は11月4日に栃木で拝見。驚かされる規模と完成度でありました! 細かいところも手が込んでいるのですよ。






 この種の作品は2011年のSUU氏、2015年のtaizoon氏作品があります。現状では線数はSUU氏・taizoon氏のほうが大きいのですが、入線可能規格では、なし様作品が上回ります。というより、「掘り込み」は日本初なのですよね。
 そして、拡張計画もあるとか!









 扇形庫にはディーゼル機関車や気動車も似合うんですよね。
 ここに似合うディーゼル機関車も、みんなで作りましょう。

 気動車はIL様のラージスケールなどが似合いそうです。



 小物への配慮が嬉しい作品です。



 移動には車が必須……かと思いきや、 以外とコンパクトに収まり、なんと電車での輸送が可能です!
 それが最大のサプライズ? いや作品の質で勝負ですよ!



 ラージスケールの蒸機モデル並べての、夢の世界です。
 
 関山も栃木で撮影しておりますので、別途記事かければと思います。
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月03日

【ヒント・アイディア】ひだか様のPUトレインモータの縦使いアイディア



 モノレールと同じく、PUトレインモータを「縦」に用いて、通常モータ代わりに使う力技です。

 キャプチャも上げてみましょう。




 機器配置の都合で1両には収まらず、現状では貨車に機器を分担させています。


 走行速度は割と早めです。動輪系が「倍」ですから理論上は2倍のスピードですよね?
 減速比が気になるところです


 機関車のサイドビュウ。前回バージョンと大きな差はないようですね。


 中身。
 PUトレインモータの横置き?です。軸から出力取り出し、動輪をギアで廻します。

 現状で、PUの制御は制約が大きいままなので(ソフトウエアの仕様が良くない。自由度が低すぎます)、PF的な使い方をしようとするとテクニックモーターではなくてトレインモータ使わざるを得ない……。

 この小さな機関車だと、収まらるべき機器が収まらなくなる懸念がありますが、題材によっては(箱型の電機など)pfテクニックモーターよりも「使える」かもしれません。少なくともこのモーターはパワーとスピードが両立しており、間にギア噛ませば適度に減速もできるのですから。


 モータ外したところです。
 実際に動力を取り出しているのは、写真で右側のシャフトだけ。
 左側はダミーのようですね。


 貨車の方に、PUハブ(電池box)搭載です。

 小型蒸機をエンジンドライブにするのにこの配置は使えるかも知れません。


 動力系反対側。






 現状でギア比は1:1ですね。
 減速ができたら、別の可能性も広がりそうです。

 まぁ、それ以前にPowered UPで
「どのモーターでも、on時のみ回転/onしたら回転しっぱなしの選択的動作ができること」(ソフトウエアの改修で可能なのに!)
「Powered up用テクニックモーターの安定供給」
「PU = PFの変換コネクタ」
 が供給されたら多くの問題は解決するのですけども。

 2019年製品でもテクニックでは未だPFのようで、半端な状態が続いてしまうようです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 おまけで失礼。こちらはPFで4.5v的な動作です。



 PUもPFも9Vも苦手なのは、ポイントtoポイントの自動おりかえし運転です。
 それをpfで実現。ただ、機構的にお手軽……にはいかないのが残念ですが。



 理想を申せば、2018年からのデュプロトレインのような、地上子コントロールタイプの動力車も製品化してくれると良いのですけど。
 2−4歳のデュプロトレイン。
 4-5歳向けに通常トレインの簡易版で、地上コントロール。
 6歳以上向けのCity Powered UP のような感じです。

 で、4-5歳向けのシステムを大人が以下略。
 地上から一次停止と方向転換できたら、十分に愉しいのですよ。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(2) | ヒント・アイディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月02日

【イベント】10月28日 京都梅小路公園「電車・バスファン感謝祭」の模様(ツイートまとめ)

 10月28日に梅小路公園でありました、京都市交通局さんの「電車・バスファン感謝祭」への、関西LT会の出展の様子を纏めさせていただきます。
 参加できないゆえに、ツイートまとめで恐縮ですが、然しなかなか良い雰囲気の催しだったみたいですね。



 薬師山様の事前仕込みです。ミニマムにキット化。このセンスが羨望です。






 半野外ですが、それでも快適な季節ですよね。













<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月01日

【作品紹介】クロック様の英国鉄道 373系電車「ユーロスター」。スキのない流麗さ。

 373系というと、まるでJR東海のようですが(笑)、こちらは英国の方の373系です。フランス由来の車両ですから、TGVの仲間でもあります。
 実際、編成の約半分はフランス国鉄・ベルギー国鉄の所有です。

 1993-96年に製造。1994年からサービスイン。
 もう24年も前の車両ですが、多くが現役です(JR東海やJR東日本の感覚に慣れてると物持ち良いですね)。
 残存車は更新と外装の変更が行われつつあるようです。


 クロック様の作品は更新前、原型の方ですね。
 制作過程の画像がときおり流れておりましたけれども、クロック様の作品の中でも特に流麗で美しいもの、完成が楽しみであったものです。

 前面はプレート組のお面貼り付け。但し、お面部分はヒンジで微妙に台形になっているのが分かります。
 前面側面は内部ヒンジで角度をもたせる。お面との接合部は1x2系ウエッジで。この部品はまた不可能を可能にした感じがありますが、ここはベストマッチ。隙間が感じられません。ここは英国の車両の「イエローフェイス」が功を奏してもおりましょう。 

 「顎」の部分の処理も見逃せません。全く隙間がありません。
 もっとも流麗かつ端正な、TGV作品ということもできるでしょう。


 実物のややブサイクに見える角度です(実物の話です。クロック様の作品ではなくて)。頬がコケてるというかなんというか。このブサイクさ?が再現できているのですね。

 「お面」の台形加減もよくわかります。


 サイドビュウ。

 側面はタイル表面組。大きなグリルがあるこの車両では必然的な組み方でありましょう。おかげで車体裾の絞りも自然な形で出来ています。

 白・紺・黄・そして赤の細帯が美しい。
 この品格は英国側の趣味な感じがしますが、さて?

 台車はシンプルなものですが、これはこれで違和感ありません。ただもう1ポッチホイルベース伸ばして、集電舟などの表現ができればと思うのですが如何でしょうか。


 両側先頭車ですがら当然2両の制作です。
 カーブスロープによる屋根が美しい。
 パンタはミニマムなパーツ数で、最大限の効果を出しておりますね。


 パンタのアップです。このムダのなさ。でも細密感。


 見逃せないのが連結面。省略されがちなディテールも。赤い機器(?)がちらりちらりと見えるのは華やかな感じがします。

 また、裾を絞り込んだ車体断面も分かります。1x2-2x2の上向きブラケットを使いこなす。


 中間車の製作中です。

 先頭車の隣に来る補助動力車です。大きなグリルがあります。
 側面の組み方は最下部5プレート分がタイル表面組で、先頭車と車体断面を揃えていますね。

 窓は部分的に横組み。窓まわりの紺色も再現と。


 中間車も出来上がって、試運転。


 中間車。連接台車部分が動力台車です。左の車両にPF機器を収容。
 パーツのつごうか、機器収容の都合か? 側窓は簡易バージョンです。ただ部分横組でも内部空間は確保できる窓配置ですから、いずれ改良されるものと思います。


 電池交換はラクラク。



 連越台車回り。インサイドフレーム台車のディテールが表現されておりますし、貫通幌も割愛なしです。カーブも美しく走る抜けることでしょう。

 クロック様は難度の高い、高速鉄道題材をさらっとこなされてきました。
 この編成の増結も楽しみですし、また次回題材も楽しみですね。このノウハウ生かされて他のTGV系か。はたまた、さらなる英国高速列車か……? ドーバー海峡が繋がってからの24年間で英国の鉄道事情も激変ですし。

 また、レゴの世界では「ユーロスター」と「ゴールデンアロウ/フレッシュ・ドール」と共演してもまた愉しいじゃありませんか。その日を楽しみにしております。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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