何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2018年10月05日

【作品紹介】yamatai様の旧型客車コレクション。スハ44・スハフ45・スハネ16・スロ62・オユ10・オユ12・マニ36。

 扱いやすい寸法である(故に拙作もこの寸法!)、全長32ポッチのyamatai様の旧型客車群です。
 夏のjam用にお見えし、9月の函館でも大活躍しました。

 1970年ころの「ニセコ」前提の編成で、今回は北海道仕様車です。


 基本形式のスハ45形。スハ43の北海道向で二重窓装備。
 戦後1952-54年の製造です。但し、スハが53両でスハフ44が27両のみ。道内の客車需給考えると余りに少ないので、おそらくは急行などの優等列車専用であったのでしょう。
 後年スハ43からスハ45への改造車17両も有りましたが、それも1970年代のことなので蒸機時代には間に合うか間に合わないか? といったところです。

 無論、急行が14系などに置換えられてからはスハ45やスハフ44は普通列車転用され、旧客の最後、1986年改正まで使われたはずです。


 作品ですが、ベーシックな作りでありつつ、以前のスハ43から大きく手が入っています。

 窓は1プレート嵩上げ。旧型客車(スハ43やオハ35等)の腰板と幕板の比率は難しい問題です。

 屋根は45度ブロックから、2x2カーブスロープ+1プレート分に。これは三木氏の進駐軍客車(即ち、元は普通の旧型客車)の作りに合わせたものです。
 国鉄旧型客車の屋根厚さの解釈もまた難しい問題です。カーブスロープ使うと理想的な処理ができるかと思うと、屋根の深さが確保できない(3プレート厚が限界)という問題に当たりますから。

 つまり、なにかしらの、思い切りが必要。
 しかし、この作品では、成功しています。屋根の深さの不足は、ベンチレータを2プレート厚にすることで調整もできるのですね。

 なお、この種の客車の関山のフォーマットはこちら参照ください。
http://legotrain.seesaa.net/article/429558325.html 
 宗旨や宗派を変えられるかと言うと、難しい問題です(笑)。



 車端部の屋根処理はカーブスロープのメリットですね。何れこのフォーマットでオハ35なども手がけられるのならもっと面白いことになってきそうです。

 台車はよく見ると車軸発電機の表現が見えますね。スハ45などでは歯車式の車軸発電機が意外と目立ったものです。


 ステップ部分は黒と青、作り分け。
 また洗面所部分の窓も個体差を表現しています。


 緩急車。スハフ44。スハフ42の北海道向け。
 これもスハ45などからの編入車があります。

 妻面窓が小気味よく表現。
 車掌室がデッキの外側にあるのは、スハフ42では画期的設計でした。


 車端部。車掌室のない側にも尾灯はあります。
 逆向け連結も多かったのは言うまでもありません。

 この車の洗面所窓は原型の木枠ですね。


 スハネ16形。B寝台車。
 こちらはほぼ改修無しとのことです。軽量構造のB寝台車(ナハネ10以降の)として既に完成度高い作品でしたよね。


 北海道向けらしく、車軸発電機は追加されています。

 この種のB寝台車は1982年11月改正で普通車が14系になった後も暫定的に使用が継続され、混結編成が1983年春頃まで見られたそうです。以後14系の寝台車に置換えられました。


 スロ62。グリーン車。
 木造客車鋼体化のオハ61からグリーン車への大格上げされた形式。元から特別二等車のスロ54と併用されておりました。等級制廃止の1969年以降なら冷房付の低屋根姿となりましょうね。
 
 窓ピッチはオハ61時代と同じです。やや詰まった感じ。オハ61としては狭いのですが、定員を半分以下にしたスロ62では快適な車となったのでした。


 デッキ側より。優等車らしい堂々とした印象。

 スロ62は1982年11月でほぼ全車引退したものの、お座敷車スロ81・スロフ81に改造されたものはJR化後、1990年まで現役でありました。木造車時代も含めて長く生き延びたものですね……。
 また、お座敷車以前、団体用にグリーン車だけの5-6両編成なんてものが各鉄道管理局に配置されてたそうです。ジョイフルトレインの先祖かも知れません(つまり、意外な機関車と合わせても違和感なく使えます)。

 余談ついで。B寝台車が故障で代車が必要なときもスロ54等は使われたようです。


 屋根上と冷房装置。AU12の角キセ。AU13より少し小柄でした。


 マニ37形。北海道とは無縁ですが、今回改修されているので。
 窓を1段上げて、屋根のカーブスロープ化です。


 ロールパレット積みの荷物車で、旧型車体でも青い荷物車はマニ37形のみ。
 急行列車併結も有り、急行荷物列車に交じること有り。荷物輸送の最後まで活躍したのでした。


 郵便車。オユ10形。
 取扱便(車内で仕分けを伴うもの)用の郵便車で主力形式。

 作品は今回の新作です。既に制作された軽量客車スハネ16に全体を合わせてますね。
 「〒」マークの処理が実に秀逸です。グリルタイル使うとは。

 明かり窓の表現は難しいですね。未だに出ざる結論です。

 なお、郵便車は作業環境が過酷なため(窓が開けられない!)、早期に冷房化が図られています。オユ10形も多くは冷房化されていますが、この時代は未だ非冷房。


 青い車体に赤い「〒」マークがよく目立ちます。編成全体でも、色を添えます。
 荷物車もですが、保護棒付きの窓はプレート積分表現です。


 余談ですが、中古のやや年季入った青ブロック。旧型客車らしさの表現になっておりましょう。意図的に中古品使うのも表現として有りに思えます。
(この青の1x4、ひょっとしてオユ10が現役だった時代の部品かも知れませんよ?)


 なお、このオユ10形は補助動力車です。Powered UPのユニットを内蔵しています。
 郵便車は急行列車などに自然に組み込めるので、補助動力車としては大変に使い勝手は良い。良いアイディアですね。


 郵便車が2両……!!
 郵便車は明治に歴史が始まってから1986年の終焉まで、ほぼ全車が郵政省の私有車でした。日本の私有客車は郵便車と現金輸送車のみで、後者は日本銀行私有です。どちらの組織も、日本国有鉄道よりも「官」なのですが、それでも制度的には「私」有車です。

 なお、クモユニやオハユニ等の合造車は国鉄の車でした。


 オユ12形(若しくはスユ13形)。護送便用郵便車。
 郵便車は「取扱便」「護送便」「締切便」があり、取扱便は車内で捺印・仕分けを行うもの。護送便は地上の局で仕分け済の郵便物を運ぶもので、郵袋単位での積卸は有り。締切便は起点から終点まで積卸を行わないものです。

 オユ10と同じ時代の車で軽量客車です。
 ただ、此方の方が茶色塗装が後年まで残ったようです。それでも1970年代には青になってたはず。

 車内での作業はないので(添乗のみ)、冷房などはありません。


 作品は窓配置の省略を避けて、細かめの窓を並べた仕様です。
 〒マークは簡略バーション。でも、これでも雰囲気は出るものですね。

 今後スユ42等、軽量客車以前の郵便車造るときはこの表現でも良さそうです。



 再び荷物車。マニ36形。
 オハ35・スハ32系列の荷物車で、多くは3等車(普通車)から改造されたものです。形状は種々様々でしたが、丸屋根でサイドビュウがシンメトリ。実に美しい荷物車ですね。 流石に荷物輸送の末期までは残らず、1970年代末にマニ50等の新造車に代替されていった由です。


 作品は比較的平均的なタイプ?を選ばれているようですね。

 茶色客車の場合、シルヘッダは焦げ茶の色差表現は一つの結論のような気がします。


 丸屋根表現が美しい!

 スハ32等に始まる丸屋根の作り、レゴ的にはいろいろな表現が考えられるところですが、これは現状のベストとも言えるものでしょう。無論、正解は一つではありません。


 マニ37とマニ36。
 マニ37にも丸屋根はいましたし、マニ36の切妻屋根の車もまた然り。

 (昔の)鉄道模型では塗り替えることでバリエーションを増やすこととか推奨されてましたねぇ。


 最後に。
 今回の作品一覧です。郵便車と荷物車だけで4両もあるので、これでもって「急行荷物列車」ができちゃうのですね(笑)。

 北海道向けテーマは終わり、現在は一部が改修や、はたまた別作品への組換に入っている模様です。次の展開にも期待しましょう。

 それにしても。
 自分も旧型客車つくりてぇ……!!
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする